巻き込まれて異世界へ ～なぜだか関わった人の運命変えてます～

第9章 戦いの中で真実を？

9-55 どうやら未来予見で複雑な事が起きてるらしい。

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　先程まで気が付かなかったが、隣の部屋にフィーナ様達がいる様なのだが・・・何か、様子がおかしいのである。
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　とりあえずその事も含めティナに、話しを聞く事にしつつ隣の部屋を覗いてみた。
「それで、どうしたんだ。やたら慌てていたようだが！？・・・・・・この状況はなんだ？それと、俺達がここを出た後の事は？どうなってんの」

　その部屋を覗きなんともいえない雰囲気が漂っているのだ、しかもフィーナ様は俺達が戻って来ているのにも、気が付いてなく、そのうえマリエル様はゾンビみたいにフラフラしてるどう言うことだ？

「えっと、それがね。・・・どうやら最悪の事になってるみたいなの」
「はぁ？どういう事だ・・・それは」
　なんか、物凄く大変そうな事になっているようである。

「えっとね。マリエルちゃんは壊れちゃって、フィーナちゃんは放心状態で泣き崩れて今はあの状態、シルクちゃんに至っては・・・寝込んじゃってるんだよ。ほら、あそこ・・・どうしよう？」
　ティナに指差された場所を、見ると確かにシルク様が床に敷かれたクッションの上に寝かされて、守護天使達に介抱されていた。

　現状凄い事がホントに起こっている。何せ女神様全員が負のオーラみたいなのを出している。何故この様な事になっているのかは、詳しく聞かないと良く解らないし、話しがよく見えないのである。

「はっ？話しが見えないが、それは俺達が出発した後からなのか？」
「うん、そうなの。それで色々と・・・・」
　どうやら俺達が出発した後から、重要事項が次々と発覚したらしい。それに加えて未来予見で、何故か驚きの新事実が複数開示され手に終えない事になっているそうだ。

　ティナも少し前に、戻って来てこの状態の成り行きを、守護天使達に聞き現在に至っているそうなのである。

　それでも実際は俺達が出発した1週間後に、色々な事実が解り、そのうえ未来予見で出ていた最悪な未来も回避するための情報もそれまでに詳しく解り、その対処を行なっていたそうだが、それでその場に戻って来ていたティナは、念の為に俺達へ連絡をしようとしたが、その連絡も取れない状態だったらしいが、その時はまだそこまで慌てることもなく、酷い状態ではなかったようだ。

　それでその後の事を引き続き説明してくれた。
「うん、それでね。その時は、まだみんな普通どおりだったんだよ。それでおにいちゃんと連絡が着かないからどうしようと、フィーナちゃんに話したら、その時はフィーナちゃんとお兄ちゃんの絆は切れてないから、無事だって言うからそれを信じて、私は次の仕事を早めに片付ける為に、すぐに時を越えたの」

　ん？でも、俺とフィーナ様の絆ってなんだ？それがよく解らんが・・・今度本人に聞いてみよう。

　ティナは自分が聞いて見た事と確認した事を、俺に説明してくれた。ただ、1週間目のその時はそこまで酷く無く、フィーナ様も落ち着いた雰囲気だったようだ。

「なら、その時はよかったんだろ。でも、次にあった時はどうだったんだ？」

「うん、それがその1週間後に戻ってきたら、今度は慌しい状態でフィーナちゃんは愚か、シルクちゃんとマリエルちゃんもいなかったの。それでレミちゃんにどうしたのか聞いたけど、私は違う用事があったから詳しく聞いて無いの、それにお兄ちゃんの事も私自身しか確認しかしてないのよ。でもその時もお兄ちゃんには連絡付かなかったし、もう時のダンジョンに居ないと思ってたから。そのまま他の子達には確認しないで、次の用事にすぐに向かっちゃったの・・・だからその時とその後は解んないの。それで今日戻って来たらこの状態だったの」
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　どうやら次の週に戻ってきたら女神様全員不在の状態だったようで、俺達の事も確認出来なかったそうである。ただ慌しい状態でレミちゃんには話をしたが、自分の用事があったのですぐに時を越えたそうだ。
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