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第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-48 カレーパーティーの準備?
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まあ、それはいいのだが、結局今日の晩御飯はカレーにする事になり、大事にならない様にというよりもう既に大事になっているが、とりあえずカレーパーティーを行なう事になった。でもなんで匂いが漏れ出してるんだろうか?
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現状でティナの事は他の娘と女神様達に任せて、急いで他につくりかけているカレーの準備をする事にした。
それで先程のみんなを神殿に残して、急いで屋敷へ戻って行った。
屋敷に戻ると何故か先程帰った筈の、フィリアさんとヨーコさんがまだ屋敷に残っていたのである。
「あれ?フィリアさん。さっき帰りませんでしたっけ?」
「ん?ええ、帰ったわよ。さっきギルドに報告をしにね。そのあとまた戻って来たの」
「えっ、なんで戻って来てるんですか?忙しいんでしょ」
「だってねぇ、帰る前にあんな美味しそうな匂いをさせてたらねぇ」
うーん、どうやらカレーの匂いが微かにするようだな? でもなんでだ、あの調理室なら匂いはしないはずなんだけどな。確かに屋敷の中で微かにスパイスの香りがする。
屋敷に入って来たときに微かなスパイスの香りがしていたが、この香りはユウマが作ったものと違う事に気が付いた。
「えっと、これ多分俺が作った物じゃないですよ」
そうこの香りは確かにカレーの匂いに近いのだが、決してユウマが作った物の匂いではなかった。それでその匂いを頼りにどこから匂っているのかを探し当てていると、その匂いは元は前の屋敷内で、今は使用人達用の住まいに改装した、その区画よりスパイシーな香りとカレーに近い匂いが漂っている。
更にその奥に入って行くと、そこの調理室よりその香りが漂っていた。
そして、そこの調理室の中をそっと覗いてみると、使用人でよくユウマに色々と質問やお願いをしてきて、よく手伝いもしてくれるマイ達5人が試行錯誤をして、俺が作っていたカレーのまねをして色々と必死に作っていた。
しかもかなりユウマが作っていたカレーに近い感じの物なのだがあくまで匂いだけだ。味見はしてないのでよく解らない。
「ねえ、ねぇ、やっぱりユウマ様に聞きに行こうよ。どうにも味がまとまってないような感じがするよ。マイちゃん」
「でも、いまユウマ様は忙しいはずですから、それに驚かせたいんですよ」
ミイが今作っている物を味見してマイに助言をしてもらった方がいいと伝え、それを聞いたマイはユウマが忙しいだろうと遠慮気味に答えた。
どうやらマイの考えでは、自分達で考え抜いて作った物を、最終的にはユウマに食べさせサプライズでビックリさせようと考えているようだ。
「うん、それは解るけどやっぱり師匠にちゃんと教えて貰ったほうがいいよ」
しかしそれを聞いたユウは、それでもちゃんとユウマに話して、それから助言を聞いた方が良いと言葉を漏らしていた。
そのマイ達の話してる会話を、隠れて聞いていたユウマは声を出さず考えていた。
どうやら俺がカレーを作ってる時に、何度か味見してたみたいだけど、それを思い出し真似しようとして作っているのだろう。
ただどうやってスパイスを・・・!?
ユウマはそう思い使用人の5人娘達が、必死にユウマの作っていたカレーを真似て作っているその光景をこそっと覗きみしながら、視線を移し調理台の上にあるビンに向けた。
おいおい、もしかして自分達でスパイスを作ったのか?・・・さすがマイ達。俺の作ったスパイスを、少し味見しただけで同じ様な物を作るなんて、しかもかなり似たような、いや同じような物が出来ているようだ。
何故その様な事が解るのかと言うと、【鑑定眼】のスキルで俺が作った物の1つとまったく同じ物の表示が出ている。そのスパイスの名はカレースパイスと表示されていた。
まあ、このカレースパイスは、その人個人の匙加減でいろんな物に変化するから、どれが正解なんて事はないがそれでもちょっと味見しただけで、あそこまで作ってしまうなんて流石だ。
まあ、実際には俺が名付けたので目の前に出てくる表示には、そう表記されている。ちなみの一番出来がいいのは、極みとカレースパイスの最後に表示追加されており、その次の品物には真と記載されており、元の世界、地球で作っていた物に関しては神印(異世界風)と表記されていた。
「ねぇ、ねぇ、やっぱりユウマ様に話して、あの作った物をちゃんと食べさせて貰ってからにした方が良くない?流石に少しの味見だけじゃ、限界があるよ。マイちゃん」
「でも、でもでも、あの品を『私達にも食べさせて下さい』なんて言えないよ。この間だって無理なお願いをいっぱいしてるし、このうえ今作っている物を試食させてなんて・・・やっぱり、いえない。それに、あんまりしょっちゅうお願い事をしたら嫌われてしまいますよ」
「でも、そこは私達でお願いしたら、絶対大丈夫だと思いますよ。何せご主人様ですから。それに嫌な顔をせずに私達に、色々と不思議な料理の数々と教えてくれる方ですよ」
「そうそう、私もそう思うな。だって師匠だよ。師匠。私達の師匠なんだから」
今度はアイがマイに助言をしたが、やはりマイは散々ユウマに無理なお願い事ばかりしてきたのを、負い目に感じて素直に言えない感じになっているようだ。それをふまえメイとユウが自分達に色々教えてくれる人だからと声を掛けマイに勇気を出して貰うようにしていた。
なるほどな、これはこの娘達にもカレーを食べさせて同じ様な物と言うよりも、それ以上の物を作ってもらおう。それにそこから色々と発展させていけるだろうからな。フムフム良し、この事は見なかった事にして俺はいま作っているカレーを完成させて、この娘達にも食べさせよう。
そう思いユウマはその場を、あの娘達にばれないように自分が使用している調理場に向かった。
それで今現在は、調理室に篭りカレーの最後の仕上げと別のカレーを準備している。それにこのときのために準備していた物と米を炊かないといけない。流石にこの世界に電子ジャーは無い、しかし何故だか土鍋に似たものがあったので、それを使用してイイマイ、この世界の米を炊くことにしている。
しかしこの世界にも米文化があってよかったと思った。これがあるだけで全然食生活が代わるからである
米を炊いている間に、ナンも作っておきたいと思う。これはムイムイ粉、小麦粉があればナンも作れるミルクからヨーグルトも出来たので問題はまったく無い。
これも準備しておかないとティナが駄々をこねてしまう。何故かあいつは米でなくナンのほうが喜ぶからだ。
それからサラダを色々とフライドポテト、それにオニオンリングのフライ、ついでにトンカツやら色々とカレーにあうサイドメニューを作っている。
それと準備していた物で、福神漬に似た物と酢漬け野菜を色々と出して味見をした。
「ん?福神漬はいまいちだな。でもこのラッキョに似た酢漬けと葉野菜の酢漬けは美味しいな。なかなかいい出来だ」
それにウコンいや、ターメリックに似たタメリーを使用して、たくわんみたいなの物も上手い具合に出来た。これもなかなかの出来で美味しかった。
そんな事をしていると誰か、いやこの足音と気配は・・・複数いるな。ああ、あの娘達かやっと話がまとまりこの調理室に向かって来ているようだ。でも足音と気配の数が多いような?
「まあ、いいや。あの娘達にも手伝って貰い。そのあとは・・・」
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すると調理室の扉をノックして中に入って来たのは、予想どおりマイ達5人の娘とカノちゃんとリリアちゃんも一緒にこの場に現れたのだ。
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現状でティナの事は他の娘と女神様達に任せて、急いで他につくりかけているカレーの準備をする事にした。
それで先程のみんなを神殿に残して、急いで屋敷へ戻って行った。
屋敷に戻ると何故か先程帰った筈の、フィリアさんとヨーコさんがまだ屋敷に残っていたのである。
「あれ?フィリアさん。さっき帰りませんでしたっけ?」
「ん?ええ、帰ったわよ。さっきギルドに報告をしにね。そのあとまた戻って来たの」
「えっ、なんで戻って来てるんですか?忙しいんでしょ」
「だってねぇ、帰る前にあんな美味しそうな匂いをさせてたらねぇ」
うーん、どうやらカレーの匂いが微かにするようだな? でもなんでだ、あの調理室なら匂いはしないはずなんだけどな。確かに屋敷の中で微かにスパイスの香りがする。
屋敷に入って来たときに微かなスパイスの香りがしていたが、この香りはユウマが作ったものと違う事に気が付いた。
「えっと、これ多分俺が作った物じゃないですよ」
そうこの香りは確かにカレーの匂いに近いのだが、決してユウマが作った物の匂いではなかった。それでその匂いを頼りにどこから匂っているのかを探し当てていると、その匂いは元は前の屋敷内で、今は使用人達用の住まいに改装した、その区画よりスパイシーな香りとカレーに近い匂いが漂っている。
更にその奥に入って行くと、そこの調理室よりその香りが漂っていた。
そして、そこの調理室の中をそっと覗いてみると、使用人でよくユウマに色々と質問やお願いをしてきて、よく手伝いもしてくれるマイ達5人が試行錯誤をして、俺が作っていたカレーのまねをして色々と必死に作っていた。
しかもかなりユウマが作っていたカレーに近い感じの物なのだがあくまで匂いだけだ。味見はしてないのでよく解らない。
「ねえ、ねぇ、やっぱりユウマ様に聞きに行こうよ。どうにも味がまとまってないような感じがするよ。マイちゃん」
「でも、いまユウマ様は忙しいはずですから、それに驚かせたいんですよ」
ミイが今作っている物を味見してマイに助言をしてもらった方がいいと伝え、それを聞いたマイはユウマが忙しいだろうと遠慮気味に答えた。
どうやらマイの考えでは、自分達で考え抜いて作った物を、最終的にはユウマに食べさせサプライズでビックリさせようと考えているようだ。
「うん、それは解るけどやっぱり師匠にちゃんと教えて貰ったほうがいいよ」
しかしそれを聞いたユウは、それでもちゃんとユウマに話して、それから助言を聞いた方が良いと言葉を漏らしていた。
そのマイ達の話してる会話を、隠れて聞いていたユウマは声を出さず考えていた。
どうやら俺がカレーを作ってる時に、何度か味見してたみたいだけど、それを思い出し真似しようとして作っているのだろう。
ただどうやってスパイスを・・・!?
ユウマはそう思い使用人の5人娘達が、必死にユウマの作っていたカレーを真似て作っているその光景をこそっと覗きみしながら、視線を移し調理台の上にあるビンに向けた。
おいおい、もしかして自分達でスパイスを作ったのか?・・・さすがマイ達。俺の作ったスパイスを、少し味見しただけで同じ様な物を作るなんて、しかもかなり似たような、いや同じような物が出来ているようだ。
何故その様な事が解るのかと言うと、【鑑定眼】のスキルで俺が作った物の1つとまったく同じ物の表示が出ている。そのスパイスの名はカレースパイスと表示されていた。
まあ、このカレースパイスは、その人個人の匙加減でいろんな物に変化するから、どれが正解なんて事はないがそれでもちょっと味見しただけで、あそこまで作ってしまうなんて流石だ。
まあ、実際には俺が名付けたので目の前に出てくる表示には、そう表記されている。ちなみの一番出来がいいのは、極みとカレースパイスの最後に表示追加されており、その次の品物には真と記載されており、元の世界、地球で作っていた物に関しては神印(異世界風)と表記されていた。
「ねぇ、ねぇ、やっぱりユウマ様に話して、あの作った物をちゃんと食べさせて貰ってからにした方が良くない?流石に少しの味見だけじゃ、限界があるよ。マイちゃん」
「でも、でもでも、あの品を『私達にも食べさせて下さい』なんて言えないよ。この間だって無理なお願いをいっぱいしてるし、このうえ今作っている物を試食させてなんて・・・やっぱり、いえない。それに、あんまりしょっちゅうお願い事をしたら嫌われてしまいますよ」
「でも、そこは私達でお願いしたら、絶対大丈夫だと思いますよ。何せご主人様ですから。それに嫌な顔をせずに私達に、色々と不思議な料理の数々と教えてくれる方ですよ」
「そうそう、私もそう思うな。だって師匠だよ。師匠。私達の師匠なんだから」
今度はアイがマイに助言をしたが、やはりマイは散々ユウマに無理なお願い事ばかりしてきたのを、負い目に感じて素直に言えない感じになっているようだ。それをふまえメイとユウが自分達に色々教えてくれる人だからと声を掛けマイに勇気を出して貰うようにしていた。
なるほどな、これはこの娘達にもカレーを食べさせて同じ様な物と言うよりも、それ以上の物を作ってもらおう。それにそこから色々と発展させていけるだろうからな。フムフム良し、この事は見なかった事にして俺はいま作っているカレーを完成させて、この娘達にも食べさせよう。
そう思いユウマはその場を、あの娘達にばれないように自分が使用している調理場に向かった。
それで今現在は、調理室に篭りカレーの最後の仕上げと別のカレーを準備している。それにこのときのために準備していた物と米を炊かないといけない。流石にこの世界に電子ジャーは無い、しかし何故だか土鍋に似たものがあったので、それを使用してイイマイ、この世界の米を炊くことにしている。
しかしこの世界にも米文化があってよかったと思った。これがあるだけで全然食生活が代わるからである
米を炊いている間に、ナンも作っておきたいと思う。これはムイムイ粉、小麦粉があればナンも作れるミルクからヨーグルトも出来たので問題はまったく無い。
これも準備しておかないとティナが駄々をこねてしまう。何故かあいつは米でなくナンのほうが喜ぶからだ。
それからサラダを色々とフライドポテト、それにオニオンリングのフライ、ついでにトンカツやら色々とカレーにあうサイドメニューを作っている。
それと準備していた物で、福神漬に似た物と酢漬け野菜を色々と出して味見をした。
「ん?福神漬はいまいちだな。でもこのラッキョに似た酢漬けと葉野菜の酢漬けは美味しいな。なかなかいい出来だ」
それにウコンいや、ターメリックに似たタメリーを使用して、たくわんみたいなの物も上手い具合に出来た。これもなかなかの出来で美味しかった。
そんな事をしていると誰か、いやこの足音と気配は・・・複数いるな。ああ、あの娘達かやっと話がまとまりこの調理室に向かって来ているようだ。でも足音と気配の数が多いような?
「まあ、いいや。あの娘達にも手伝って貰い。そのあとは・・・」
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