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第7章 冒険の始まりかもしれない。
7-28 モンスターハウスの終局・・・?
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しかしそれでもユータの強さは普通の冒険者に比べれば、それでも異様なのであるが、今一緒に戦闘をしている3人娘がそれ以上に異常すぎるのであった。
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そして、戦闘が続いている中でいよいよゴブリン達の進化の変化が無くなってきた。いまいる進化したゴブリンはグレートデミゴッドゴブリンと言う名で、亜神ゴブリンのでかいのが1っ体出てきた。
だがその後に今まで出てきいた全ての進化したゴブリンがまったく出現してこなくなり、その一体のみとなっていた。
しかもよく目を凝らして、四隅にあった魔性水晶を見ると、今までゴブリンが出てくる度に光輝いて、通常でも光っていたのが、今は光を失い表面にヒビが入っているのが、離れたここからでも解った。
どうやら魔性水晶も力を使い果たした様なのである。
「どうやら、ここのモンスターハウスだっけ、打ち止めみたいだね」
「えっ、どうして?ユウ兄・・・」
俺の言葉にミナちゃんが、首を傾げて尋ねてきた。
「ほら、あそこの魔性水晶がもうヒビだらけで、光を失い掛けてる」
「えっ・・・・。あっ、ほんとだ!」
そのミナちゃんが声を出したと同時くらいに、目の前にいるグレートデミゴッドゴブリンが4人の子達にボッコボッコされて、その巨体を維持できなくなり倒れた。
そのグレートデミゴッドゴブリンが、倒れたと同時くらいにユアちゃんとアリアにとどめを刺されて、巨大な魔石と角を残して消滅した。するのと消滅したと同時に4箇所あった水晶が《バキッ、ドガッン》と、音をたてて4箇所が同時に崩れ去り跡形も無くなった。
その水晶が崩れ去った途端に、今まで俺達のいた岩の付近が輝き出した。なので、急いでその場を片付けて一旦離れる事にした。
すると今まで俺達のいた場所に巨大な魔法陣が現れて、それが収縮して周囲に煙の様な瘴気が漂い、見えなくなった。
そして、その後何故か風も無いのに突風みたいな気の嵐が巻き起こり、瘴気の煙が掻き消えた。 するとその中心部の場所に1人の小さい少年の様なゴブリンが現れた。
『ふうっ、やっと僕の出番、どんだけ魔性水晶の封印を解くのに時間がかかってるの? 僕が相手をする様な、強者がいればいいのだけど。それともただ単に偶然に僕を召喚したのかな? まあ、僕だけでも問題ないけど手下を倒してから僕が相手をしてやるよ。 ほら出て来な僕の下僕達よ・・・・・? あれ、おーい下僕共どうしたぁぁ?』
何故かそのゴブリンの少年は、訳の解らないことを喋って、そのあとなにかブツブツと言っていた。
「なにあの子、見た目ゴブリンなんだけど、違和感がある。それに今までのゴブリンとあきらかに違う感じ・・・」
「ちっこいけど、あの低脳のゴブリンと違うよね?喋ってるし、それに・・・・」
メグミさんとリンカちゃんが少年風のゴブリンを見て、自分達の感じた事を口に出していた。
「あいつって、強いのかな?なんか大したこと無い様に見えるけど?」
まあ見た目で判断はするなとはこの事であると思う。あきらかに気の質が違うこの小さな少年風のゴブリンは、先程のグレートデミゴッドゴブリンとはあきらかに違う存在だと思う。
しかし以前戦った魔人族より、あきらかに弱い様な気がする。
だからユータ達には、大して強い様に見えないのかも知れない。 それにリンカちゃん達も最初は警戒していたけど、今は全然そんな雰囲気では無い様だ。
『おーい、どうしたぁぁ、お前ら・・・?何で出てこないんだよ。 俺はお前達ゴブリン種族の神様だぞ!ゴブリン種上位の緑小鬼神様だぞっ? うん・・・何で出てこない低脳ども・・・・はやく、出て来い!うがぁぁぁっ』
なんか地団駄を踏み出し、やけになりだしたぞ。 さっきの登場時には、こいつはすごい奴が出てきたと思ったけど、違う意味のすごい奴が出てきた。しかもゴブリン種の神様ときた。
「ねえ、ねえユウ兄。あいつ神様って言ってるけどホントかな?さっきの登場のときは、すごく強そうに見えてけど・・・。だんだん大したこと無いように思えてきたんだけど」
ミナちゃんが俺に近付いてきて耳打ちでそう語った。
「ねえ、あいつみんなで倒した方がいいかな?一応、神様って言ってたけど?」
「ちょっとまってね。メグミさん調べてみるから」
ユウマはメグミにそう答えて、緑小鬼神と名のった少年風のゴブリンを【超級解析】と【鑑定眼】のスキルを使用して調べる事にした。
すると様子を見ていたリンカちゃんも、自身の持つ【上級鑑定眼】のスキルを使用して調べていた。
まず俺の方の【鑑定眼】のスキルでは、緑小鬼神:ゴブリン種族の神と崇められる存在で、基本的打撃攻撃は全て有効で魔法に対する耐性がある。そしてゴブリン達と違うのは全てのゴブリンの頂点に立つ存在で全ての能力を備えている。知能的には人族と余り変わらない。と、簡単な情報が表示された。
『ふむふむ、結構すごいやつみたいだな。でっ、こっちのほうでは・・・・!?』
そして【超級解析】の方では、神への成り損ない、弱点は数人で一気に攻撃すると対処できなくなる。はっきり言って他のゴブリンより頭がいいが基本馬鹿の為、追い詰めるとボロが出だす。 他の仲間がいないとはっきり言ってゴブリンキング以下の存在である。 現在目の前にいる存在は?本物とは言いがたい。
「はあっ?なに、こいつ、今の状態だったら大した事無さ過ぎる。しかも俺の格下って出てるし・・・・それに最後の所の表記はなんじゃこりゃ?」
その様に鑑定と解析が出たので、唖然としていると俺の横で【上級鑑定眼】のスキルを使用していたリンカちゃんが必死に笑いを堪えていた。 おそらく似た様な鑑定結果がでたのだろうと思う。 ちなみにここで、こそっと聞いてみたら。
「ぷっ、いっ、いや、くっ、くく、だめ、笑いを堪えるの限界。ぷっ、あはははっ、だっ、だって1人じゃ何も出来ない。 基本馬鹿だって。 くくくくっ、あぁぁっ、おっ、おなか、おなか痛い・・・・ぷっくくくっ・・・・」
あっ、やっぱり似た様な結果が出ていた様だ。 ただ詳しく鑑定できた訳でなく一部の部分で似た様な結果が出ていた様で、俺が詳しく教えたら笑い転げていて、現状戦闘に参加できる様ではなくなっていた。
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なので今回は、リンカちゃんと俺を除いた全員で、と思ったけどそれじゃ弱いものいじめになりそうなので、今回はクジ引きで戦闘を行なう為の人員をみんなで決めていた。
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そして、戦闘が続いている中でいよいよゴブリン達の進化の変化が無くなってきた。いまいる進化したゴブリンはグレートデミゴッドゴブリンと言う名で、亜神ゴブリンのでかいのが1っ体出てきた。
だがその後に今まで出てきいた全ての進化したゴブリンがまったく出現してこなくなり、その一体のみとなっていた。
しかもよく目を凝らして、四隅にあった魔性水晶を見ると、今までゴブリンが出てくる度に光輝いて、通常でも光っていたのが、今は光を失い表面にヒビが入っているのが、離れたここからでも解った。
どうやら魔性水晶も力を使い果たした様なのである。
「どうやら、ここのモンスターハウスだっけ、打ち止めみたいだね」
「えっ、どうして?ユウ兄・・・」
俺の言葉にミナちゃんが、首を傾げて尋ねてきた。
「ほら、あそこの魔性水晶がもうヒビだらけで、光を失い掛けてる」
「えっ・・・・。あっ、ほんとだ!」
そのミナちゃんが声を出したと同時くらいに、目の前にいるグレートデミゴッドゴブリンが4人の子達にボッコボッコされて、その巨体を維持できなくなり倒れた。
そのグレートデミゴッドゴブリンが、倒れたと同時くらいにユアちゃんとアリアにとどめを刺されて、巨大な魔石と角を残して消滅した。するのと消滅したと同時に4箇所あった水晶が《バキッ、ドガッン》と、音をたてて4箇所が同時に崩れ去り跡形も無くなった。
その水晶が崩れ去った途端に、今まで俺達のいた岩の付近が輝き出した。なので、急いでその場を片付けて一旦離れる事にした。
すると今まで俺達のいた場所に巨大な魔法陣が現れて、それが収縮して周囲に煙の様な瘴気が漂い、見えなくなった。
そして、その後何故か風も無いのに突風みたいな気の嵐が巻き起こり、瘴気の煙が掻き消えた。 するとその中心部の場所に1人の小さい少年の様なゴブリンが現れた。
『ふうっ、やっと僕の出番、どんだけ魔性水晶の封印を解くのに時間がかかってるの? 僕が相手をする様な、強者がいればいいのだけど。それともただ単に偶然に僕を召喚したのかな? まあ、僕だけでも問題ないけど手下を倒してから僕が相手をしてやるよ。 ほら出て来な僕の下僕達よ・・・・・? あれ、おーい下僕共どうしたぁぁ?』
何故かそのゴブリンの少年は、訳の解らないことを喋って、そのあとなにかブツブツと言っていた。
「なにあの子、見た目ゴブリンなんだけど、違和感がある。それに今までのゴブリンとあきらかに違う感じ・・・」
「ちっこいけど、あの低脳のゴブリンと違うよね?喋ってるし、それに・・・・」
メグミさんとリンカちゃんが少年風のゴブリンを見て、自分達の感じた事を口に出していた。
「あいつって、強いのかな?なんか大したこと無い様に見えるけど?」
まあ見た目で判断はするなとはこの事であると思う。あきらかに気の質が違うこの小さな少年風のゴブリンは、先程のグレートデミゴッドゴブリンとはあきらかに違う存在だと思う。
しかし以前戦った魔人族より、あきらかに弱い様な気がする。
だからユータ達には、大して強い様に見えないのかも知れない。 それにリンカちゃん達も最初は警戒していたけど、今は全然そんな雰囲気では無い様だ。
『おーい、どうしたぁぁ、お前ら・・・?何で出てこないんだよ。 俺はお前達ゴブリン種族の神様だぞ!ゴブリン種上位の緑小鬼神様だぞっ? うん・・・何で出てこない低脳ども・・・・はやく、出て来い!うがぁぁぁっ』
なんか地団駄を踏み出し、やけになりだしたぞ。 さっきの登場時には、こいつはすごい奴が出てきたと思ったけど、違う意味のすごい奴が出てきた。しかもゴブリン種の神様ときた。
「ねえ、ねえユウ兄。あいつ神様って言ってるけどホントかな?さっきの登場のときは、すごく強そうに見えてけど・・・。だんだん大したこと無いように思えてきたんだけど」
ミナちゃんが俺に近付いてきて耳打ちでそう語った。
「ねえ、あいつみんなで倒した方がいいかな?一応、神様って言ってたけど?」
「ちょっとまってね。メグミさん調べてみるから」
ユウマはメグミにそう答えて、緑小鬼神と名のった少年風のゴブリンを【超級解析】と【鑑定眼】のスキルを使用して調べる事にした。
すると様子を見ていたリンカちゃんも、自身の持つ【上級鑑定眼】のスキルを使用して調べていた。
まず俺の方の【鑑定眼】のスキルでは、緑小鬼神:ゴブリン種族の神と崇められる存在で、基本的打撃攻撃は全て有効で魔法に対する耐性がある。そしてゴブリン達と違うのは全てのゴブリンの頂点に立つ存在で全ての能力を備えている。知能的には人族と余り変わらない。と、簡単な情報が表示された。
『ふむふむ、結構すごいやつみたいだな。でっ、こっちのほうでは・・・・!?』
そして【超級解析】の方では、神への成り損ない、弱点は数人で一気に攻撃すると対処できなくなる。はっきり言って他のゴブリンより頭がいいが基本馬鹿の為、追い詰めるとボロが出だす。 他の仲間がいないとはっきり言ってゴブリンキング以下の存在である。 現在目の前にいる存在は?本物とは言いがたい。
「はあっ?なに、こいつ、今の状態だったら大した事無さ過ぎる。しかも俺の格下って出てるし・・・・それに最後の所の表記はなんじゃこりゃ?」
その様に鑑定と解析が出たので、唖然としていると俺の横で【上級鑑定眼】のスキルを使用していたリンカちゃんが必死に笑いを堪えていた。 おそらく似た様な鑑定結果がでたのだろうと思う。 ちなみにここで、こそっと聞いてみたら。
「ぷっ、いっ、いや、くっ、くく、だめ、笑いを堪えるの限界。ぷっ、あはははっ、だっ、だって1人じゃ何も出来ない。 基本馬鹿だって。 くくくくっ、あぁぁっ、おっ、おなか、おなか痛い・・・・ぷっくくくっ・・・・」
あっ、やっぱり似た様な結果が出ていた様だ。 ただ詳しく鑑定できた訳でなく一部の部分で似た様な結果が出ていた様で、俺が詳しく教えたら笑い転げていて、現状戦闘に参加できる様ではなくなっていた。
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