115 / 133
婚約に向けて
しおりを挟む
(ユーリさん?!)
「少し待っててくれアリア」
完全に石像と化したアリアの唇に口付けをする。
(あわわわわ?!)
アリアが色を取り戻し石像から元に戻る。
「ひどいですよ?!
私が動けないで我慢してたのに好き勝手して・・・」
「待ちきれなかったんだ。ごめんよアリア」
「大好きです。ユーリさん
アクアジクス優勝おめでとうございます」
石化から戻ったアリアとユーリは愛を誓い合いラブラブ状態に突入してしまった。
周りから見ても明らかなほどぞっこんぶりだ。
「今回の第一回ストーンフェスティバルミスコンテスト優勝者はアリアさんです」
「みんなありがとうございます」
「結婚はいつされる予定なんですか?」
「結婚?!はわわわわ?!」
「結婚は来年の春にアリアちゃんが学園を卒業したらだよ。
みんな楽しみにしていてね」
「エリーゼさん?!」
「来年も祭りを盛り上げていきましょう」
「それではサラダバー」
ついにアリアの両親とユーリが対面する日が来た。
「率直に言います。
アリアを僕にください。
彼女を心から愛しているんだ」
「いいですよ。
アリアを大切にしてやってください」
「そんなあっさりいいんですか?!」
「こちらとしては大歓迎ですよ。
アリアの幸せそうな顔ときたら・・・こちらも羨ましくなってしまいそうですわ」
「お母さま恥ずかしいよ?!」
「寧ろ反対したら領民から猛抗議の嵐ですよ」
「はぁ・・・」
「暁亭でいい感じに酔って夜はお楽しみだったと聞きましたぞ?」
「あわわわわ?!」
「それは誤解です?!」
「まぁ暁亭の支配人が冗談だと言ってましたよ?」
「「はぁ?!」」
「そのくらい愛してるならやっちゃってもよかったですのに。
オホホホ」
2人とも顔が真っ赤だ。
「まぁ弄るのはそのくらいにしてこれからの話をしましょうかな?
リターシア家の領地とは隣同士だ。
この際だから編入させてもらいましょうかな?
養子を取る話もあったのですがどうもこの地を狙うやからが多いようで」
「よろしいのですか?」
「オルスタル山脈の峠越えが少々大変でしょうがな」
「それだったら私が道作ってあげようか?」
「なんと?!できるのですか?!」
「シヅキできるでしょ?」
『簡単だ。山脈をぶち抜いてトンネルを作ってやればいい』
「春休みまたくるよ。
その間にリターシア家に編入の話と今の話を調整しておいて」
「わかりました。
よろしくお願いします」
ユーリとアリアの婚約は正式に決定しジュリア領もリターシア家に編入する形で話が進んだ。
「少し待っててくれアリア」
完全に石像と化したアリアの唇に口付けをする。
(あわわわわ?!)
アリアが色を取り戻し石像から元に戻る。
「ひどいですよ?!
私が動けないで我慢してたのに好き勝手して・・・」
「待ちきれなかったんだ。ごめんよアリア」
「大好きです。ユーリさん
アクアジクス優勝おめでとうございます」
石化から戻ったアリアとユーリは愛を誓い合いラブラブ状態に突入してしまった。
周りから見ても明らかなほどぞっこんぶりだ。
「今回の第一回ストーンフェスティバルミスコンテスト優勝者はアリアさんです」
「みんなありがとうございます」
「結婚はいつされる予定なんですか?」
「結婚?!はわわわわ?!」
「結婚は来年の春にアリアちゃんが学園を卒業したらだよ。
みんな楽しみにしていてね」
「エリーゼさん?!」
「来年も祭りを盛り上げていきましょう」
「それではサラダバー」
ついにアリアの両親とユーリが対面する日が来た。
「率直に言います。
アリアを僕にください。
彼女を心から愛しているんだ」
「いいですよ。
アリアを大切にしてやってください」
「そんなあっさりいいんですか?!」
「こちらとしては大歓迎ですよ。
アリアの幸せそうな顔ときたら・・・こちらも羨ましくなってしまいそうですわ」
「お母さま恥ずかしいよ?!」
「寧ろ反対したら領民から猛抗議の嵐ですよ」
「はぁ・・・」
「暁亭でいい感じに酔って夜はお楽しみだったと聞きましたぞ?」
「あわわわわ?!」
「それは誤解です?!」
「まぁ暁亭の支配人が冗談だと言ってましたよ?」
「「はぁ?!」」
「そのくらい愛してるならやっちゃってもよかったですのに。
オホホホ」
2人とも顔が真っ赤だ。
「まぁ弄るのはそのくらいにしてこれからの話をしましょうかな?
リターシア家の領地とは隣同士だ。
この際だから編入させてもらいましょうかな?
養子を取る話もあったのですがどうもこの地を狙うやからが多いようで」
「よろしいのですか?」
「オルスタル山脈の峠越えが少々大変でしょうがな」
「それだったら私が道作ってあげようか?」
「なんと?!できるのですか?!」
「シヅキできるでしょ?」
『簡単だ。山脈をぶち抜いてトンネルを作ってやればいい』
「春休みまたくるよ。
その間にリターシア家に編入の話と今の話を調整しておいて」
「わかりました。
よろしくお願いします」
ユーリとアリアの婚約は正式に決定しジュリア領もリターシア家に編入する形で話が進んだ。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる