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婚約に向けて
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(ユーリさん?!)
「少し待っててくれアリア」
完全に石像と化したアリアの唇に口付けをする。
(あわわわわ?!)
アリアが色を取り戻し石像から元に戻る。
「ひどいですよ?!
私が動けないで我慢してたのに好き勝手して・・・」
「待ちきれなかったんだ。ごめんよアリア」
「大好きです。ユーリさん
アクアジクス優勝おめでとうございます」
石化から戻ったアリアとユーリは愛を誓い合いラブラブ状態に突入してしまった。
周りから見ても明らかなほどぞっこんぶりだ。
「今回の第一回ストーンフェスティバルミスコンテスト優勝者はアリアさんです」
「みんなありがとうございます」
「結婚はいつされる予定なんですか?」
「結婚?!はわわわわ?!」
「結婚は来年の春にアリアちゃんが学園を卒業したらだよ。
みんな楽しみにしていてね」
「エリーゼさん?!」
「来年も祭りを盛り上げていきましょう」
「それではサラダバー」
ついにアリアの両親とユーリが対面する日が来た。
「率直に言います。
アリアを僕にください。
彼女を心から愛しているんだ」
「いいですよ。
アリアを大切にしてやってください」
「そんなあっさりいいんですか?!」
「こちらとしては大歓迎ですよ。
アリアの幸せそうな顔ときたら・・・こちらも羨ましくなってしまいそうですわ」
「お母さま恥ずかしいよ?!」
「寧ろ反対したら領民から猛抗議の嵐ですよ」
「はぁ・・・」
「暁亭でいい感じに酔って夜はお楽しみだったと聞きましたぞ?」
「あわわわわ?!」
「それは誤解です?!」
「まぁ暁亭の支配人が冗談だと言ってましたよ?」
「「はぁ?!」」
「そのくらい愛してるならやっちゃってもよかったですのに。
オホホホ」
2人とも顔が真っ赤だ。
「まぁ弄るのはそのくらいにしてこれからの話をしましょうかな?
リターシア家の領地とは隣同士だ。
この際だから編入させてもらいましょうかな?
養子を取る話もあったのですがどうもこの地を狙うやからが多いようで」
「よろしいのですか?」
「オルスタル山脈の峠越えが少々大変でしょうがな」
「それだったら私が道作ってあげようか?」
「なんと?!できるのですか?!」
「シヅキできるでしょ?」
『簡単だ。山脈をぶち抜いてトンネルを作ってやればいい』
「春休みまたくるよ。
その間にリターシア家に編入の話と今の話を調整しておいて」
「わかりました。
よろしくお願いします」
ユーリとアリアの婚約は正式に決定しジュリア領もリターシア家に編入する形で話が進んだ。
「少し待っててくれアリア」
完全に石像と化したアリアの唇に口付けをする。
(あわわわわ?!)
アリアが色を取り戻し石像から元に戻る。
「ひどいですよ?!
私が動けないで我慢してたのに好き勝手して・・・」
「待ちきれなかったんだ。ごめんよアリア」
「大好きです。ユーリさん
アクアジクス優勝おめでとうございます」
石化から戻ったアリアとユーリは愛を誓い合いラブラブ状態に突入してしまった。
周りから見ても明らかなほどぞっこんぶりだ。
「今回の第一回ストーンフェスティバルミスコンテスト優勝者はアリアさんです」
「みんなありがとうございます」
「結婚はいつされる予定なんですか?」
「結婚?!はわわわわ?!」
「結婚は来年の春にアリアちゃんが学園を卒業したらだよ。
みんな楽しみにしていてね」
「エリーゼさん?!」
「来年も祭りを盛り上げていきましょう」
「それではサラダバー」
ついにアリアの両親とユーリが対面する日が来た。
「率直に言います。
アリアを僕にください。
彼女を心から愛しているんだ」
「いいですよ。
アリアを大切にしてやってください」
「そんなあっさりいいんですか?!」
「こちらとしては大歓迎ですよ。
アリアの幸せそうな顔ときたら・・・こちらも羨ましくなってしまいそうですわ」
「お母さま恥ずかしいよ?!」
「寧ろ反対したら領民から猛抗議の嵐ですよ」
「はぁ・・・」
「暁亭でいい感じに酔って夜はお楽しみだったと聞きましたぞ?」
「あわわわわ?!」
「それは誤解です?!」
「まぁ暁亭の支配人が冗談だと言ってましたよ?」
「「はぁ?!」」
「そのくらい愛してるならやっちゃってもよかったですのに。
オホホホ」
2人とも顔が真っ赤だ。
「まぁ弄るのはそのくらいにしてこれからの話をしましょうかな?
リターシア家の領地とは隣同士だ。
この際だから編入させてもらいましょうかな?
養子を取る話もあったのですがどうもこの地を狙うやからが多いようで」
「よろしいのですか?」
「オルスタル山脈の峠越えが少々大変でしょうがな」
「それだったら私が道作ってあげようか?」
「なんと?!できるのですか?!」
「シヅキできるでしょ?」
『簡単だ。山脈をぶち抜いてトンネルを作ってやればいい』
「春休みまたくるよ。
その間にリターシア家に編入の話と今の話を調整しておいて」
「わかりました。
よろしくお願いします」
ユーリとアリアの婚約は正式に決定しジュリア領もリターシア家に編入する形で話が進んだ。
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