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武闘大会
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ラグゼード王国に来ていた。
私の神聖の神眼の示す勇者の卵に会いに目指していた。
神眼の光が強くなった気がする。
「おじさん串焼き2本ください」
「銅貨2枚だ」
「はい」
「おぅまいど。嬢ちゃんも武闘大会に参加するのか?」
「武闘大会?」
「これがチラシだ。よかったら参加してみてくれ」
第121回武闘大会
【優勝】
魔剣ラグネス
金貨500枚
【準優勝】
有名店スイーツ食べ放題券
金貨300枚
【準準優勝】
純ミスリル大剣
金貨100枚
【ルール】
魔法は身体強化のみ
武器はなんでもあり
参加者求む
「スイーツ食べ放題いいなー
よし参加しよう」
『参加するのか?』
「狙いは準優勝でスイーツをいっぱい食べるんだ」
予選大会は各50人で4ブロックのバトルロワイヤルだ。
「お待たせしました皆様バトルロワイヤルCブロック試合開始です」
戦闘が始まった。
基本戦術でこちらからはまず攻めない。
相手に手札を見せるつもりはさらさらない。
すれ違いざまにカウンターを食らわして戦闘不能にしていく。
「ルーゼリア選手あっという間に10人抜きだ?!
ここで情報です。
ルーゼリア選手は最近Sランク冒険者になったということです。
これは期待が持てそうだ?!」
余計なことを・・・
「おっとここで前回準優勝のスレッジ選手がルーゼリア選手に仕掛けるようだぞ?!」
「嬢ちゃんもバテてきただろう?
悪いが脱落してもらうぜ」
大剣を持った大男だ。
だが大剣は攻撃を誘発しやすい。
「うらぁあああ?!」
ドカーーーーーーン
砂埃が舞う。
はれた時にはルーゼは消えていた。
「どこだ?!」
ドスンッ
「がはっ?!」
ルーゼ選手の踵落としが頭に決まった?!
スレッジ選手まさかの一撃でノックダウン?!
数も少なくなってきたしそろそろ片付けようか?
身体強化を込めて駆け抜ける。
「速い?!ぐばぁっ?!」
「後ろか・・・ぎゃぁ?!」
「まさに一方的だ?!
ルーゼ選手を止められるものはいるのか?!」
「最後の1人っと」
場外へ蹴り飛ばしてこれで終了だ。
「予選Cブロック突破者はルーゼリア・ジュレイドだ?!」
控室に戻ろうとした時だった。
「お前たちとこれまでだ。
俺は己の力だけで勝利してみせる」
「・・・」
「あの人は・・・」
「どうします。あいつがいなきゃ俺たちのパーティは機能しませんぜ?」
「あんな力に溺れた頭でっかちなんて負けちゃえばいいのよ」
「仲直りした方がいいと思うよ?
さっきの人も最終戦に参加するんでしょ?
適当に痛ぶってあげるよ。
そうすれば少しは考えも変わるだろうからさ」
「あなたは?」
「私はルーゼ。旅をしている冒険者だよ」
『なんだその目は?
まるで勝てないとでも言ってるようだな?』
誰?!
「シヅキいいの喋っちゃって?」
『問題ない。ルーゼを甘く見ているこいつらが許せん』
『貴様らルーゼの魔力量をよくみてみろ』
「「「?!?!」」」
『これをみてもうどちらか上かわかるだろう?』
「だがゼストはSランクの冒険者だぞ?!」
『あれでSランク冒険者なら冒険者ギルドの評価はおかしいんだろうな
あいつとは決勝でぶつかる。
公開処刑にはちょうどいいだろう』
「準決勝はルーゼリア対オーロッド」
「Sランク冒険者としてなりたてとのことですが既に実力は予選ブロックでご覧になったでしょう。
対するオーロッド選手は前回優勝者です。
双剣使いで鬼人の如き速さで追い詰めます。
それでは試合開始?!」
ドカーーーーーーン
「オーロッド選手一撃で場外だ?!
しかも気を失ってしまっている?!」
殺してはいない。
ルーゼが身体強化全力で剣をバットのように振り切っただけだ。
私の神聖の神眼の示す勇者の卵に会いに目指していた。
神眼の光が強くなった気がする。
「おじさん串焼き2本ください」
「銅貨2枚だ」
「はい」
「おぅまいど。嬢ちゃんも武闘大会に参加するのか?」
「武闘大会?」
「これがチラシだ。よかったら参加してみてくれ」
第121回武闘大会
【優勝】
魔剣ラグネス
金貨500枚
【準優勝】
有名店スイーツ食べ放題券
金貨300枚
【準準優勝】
純ミスリル大剣
金貨100枚
【ルール】
魔法は身体強化のみ
武器はなんでもあり
参加者求む
「スイーツ食べ放題いいなー
よし参加しよう」
『参加するのか?』
「狙いは準優勝でスイーツをいっぱい食べるんだ」
予選大会は各50人で4ブロックのバトルロワイヤルだ。
「お待たせしました皆様バトルロワイヤルCブロック試合開始です」
戦闘が始まった。
基本戦術でこちらからはまず攻めない。
相手に手札を見せるつもりはさらさらない。
すれ違いざまにカウンターを食らわして戦闘不能にしていく。
「ルーゼリア選手あっという間に10人抜きだ?!
ここで情報です。
ルーゼリア選手は最近Sランク冒険者になったということです。
これは期待が持てそうだ?!」
余計なことを・・・
「おっとここで前回準優勝のスレッジ選手がルーゼリア選手に仕掛けるようだぞ?!」
「嬢ちゃんもバテてきただろう?
悪いが脱落してもらうぜ」
大剣を持った大男だ。
だが大剣は攻撃を誘発しやすい。
「うらぁあああ?!」
ドカーーーーーーン
砂埃が舞う。
はれた時にはルーゼは消えていた。
「どこだ?!」
ドスンッ
「がはっ?!」
ルーゼ選手の踵落としが頭に決まった?!
スレッジ選手まさかの一撃でノックダウン?!
数も少なくなってきたしそろそろ片付けようか?
身体強化を込めて駆け抜ける。
「速い?!ぐばぁっ?!」
「後ろか・・・ぎゃぁ?!」
「まさに一方的だ?!
ルーゼ選手を止められるものはいるのか?!」
「最後の1人っと」
場外へ蹴り飛ばしてこれで終了だ。
「予選Cブロック突破者はルーゼリア・ジュレイドだ?!」
控室に戻ろうとした時だった。
「お前たちとこれまでだ。
俺は己の力だけで勝利してみせる」
「・・・」
「あの人は・・・」
「どうします。あいつがいなきゃ俺たちのパーティは機能しませんぜ?」
「あんな力に溺れた頭でっかちなんて負けちゃえばいいのよ」
「仲直りした方がいいと思うよ?
さっきの人も最終戦に参加するんでしょ?
適当に痛ぶってあげるよ。
そうすれば少しは考えも変わるだろうからさ」
「あなたは?」
「私はルーゼ。旅をしている冒険者だよ」
『なんだその目は?
まるで勝てないとでも言ってるようだな?』
誰?!
「シヅキいいの喋っちゃって?」
『問題ない。ルーゼを甘く見ているこいつらが許せん』
『貴様らルーゼの魔力量をよくみてみろ』
「「「?!?!」」」
『これをみてもうどちらか上かわかるだろう?』
「だがゼストはSランクの冒険者だぞ?!」
『あれでSランク冒険者なら冒険者ギルドの評価はおかしいんだろうな
あいつとは決勝でぶつかる。
公開処刑にはちょうどいいだろう』
「準決勝はルーゼリア対オーロッド」
「Sランク冒険者としてなりたてとのことですが既に実力は予選ブロックでご覧になったでしょう。
対するオーロッド選手は前回優勝者です。
双剣使いで鬼人の如き速さで追い詰めます。
それでは試合開始?!」
ドカーーーーーーン
「オーロッド選手一撃で場外だ?!
しかも気を失ってしまっている?!」
殺してはいない。
ルーゼが身体強化全力で剣をバットのように振り切っただけだ。
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