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飛空艇完成祝い
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再構築したレールガンもうまく完成し、ついに飛空挺第一号が完成した。
既に試験飛行して安全面、攻撃面は実証済みだ。
記念すべき日だ。
ドワーフの酒好きは変わっていない。
既に宴会状態だ。
『ウルドやみんなに見て欲しいものがある』
「おぅ、なんだ?」
『これはもう折れてるが魔王が持っていた剣
魔剣ラグゼシアだ。
これを打ったドワーフは7日間煮えたぎる火山の中で寝ずに作ったものだ。
エルフの彼女に支えられてな』
「なんだこの魔剣は?!」
「折れてるというのにこの威圧感・・・」
『それと激突したのが聖剣ゼスティファ
人間が錬金術や秘術を使って作り出したものだ。
こいつも正直ガタが来ている』
「人間が作っただと・・・信じられん」
「なんと完成された剣だ」
マオーさんの剣とユーシャさんの剣だ。
私の中にある魔王因子と勇者因子が求めているのを感じる。
『俺はこの剣どもを再構築し新たなる剣を作るつもりだ。
ルーゼにふさわしい最強の剣をな』
「なるほどな。
ふむ・・・俺達の手に余るな。
俺たちの国、ガブルゼルタ王国にいくといい」
『ドワーフの国か』
「本国にいるドルバルク・グローリアに協力を仰ぐといい。
俺の師匠だ。
推薦状と協力要請書を書いてやろう。
師匠ならわかってくれるはずだ」
『それはありがたいな』
「本国の連中はエルフにあまりいい感情を抱いていない。
直接害してくることはないと思うが気をつけてくれ」
『ありがとよ』
「いいもの見せてもらったぜ。
嬢ちゃんも一杯どうだ?」
「じゃあ貰おうかな?」
「うん。美味しいね」
「いい飲みっぷりだ。もう一杯いくか?」
「どんどんちょうだい」
「でへへシーズーキー?!」
ルーゼは完全にできあがっていた。
「私は強くなったー?」
『あぁ強くなったぞ』
「シヅキは私を愛してるー?」
『あぁ。好きだし愛しているぞ』
「じゃあいつか結婚してねー?!」
『わかったからもう寝ろ』
「おやすみシヅキー」
スゥ・・・スゥ・・・
一瞬だが焦った。
ルーゼがあんなことを言い出すとは・・・
さっきの言葉がどこまで本心かはわからかったが。
この国でやることもそろそろなくなってきたようだ。
次の旅に向けて情報収集をしておくか
【世界樹にリンクスタート】
既に試験飛行して安全面、攻撃面は実証済みだ。
記念すべき日だ。
ドワーフの酒好きは変わっていない。
既に宴会状態だ。
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「なんだこの魔剣は?!」
「折れてるというのにこの威圧感・・・」
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こいつも正直ガタが来ている』
「人間が作っただと・・・信じられん」
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マオーさんの剣とユーシャさんの剣だ。
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「なるほどな。
ふむ・・・俺達の手に余るな。
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直接害してくることはないと思うが気をつけてくれ」
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「どんどんちょうだい」
「でへへシーズーキー?!」
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『あぁ。好きだし愛しているぞ』
「じゃあいつか結婚してねー?!」
『わかったからもう寝ろ』
「おやすみシヅキー」
スゥ・・・スゥ・・・
一瞬だが焦った。
ルーゼがあんなことを言い出すとは・・・
さっきの言葉がどこまで本心かはわからかったが。
この国でやることもそろそろなくなってきたようだ。
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