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旅は終盤
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夕暮れ時には小樽にやってきた。
ルーゼはこの短期間でバイクを操縦してみせた。
感覚は繋げていたがこの短期間で俺のサポートなしに操縦できると思わなかった。
さすがルーゼだ。
奴らは大阪からここまでどうやってきたか理解できんだろう。
ネット上にルーゼといろんな地域の観光名所を合成した写真を流しまくった。
これでここまでこれまい。
『北海道といえば海鮮丼だ。』
「綺麗だけどお魚って生で食べれるの?」
『鮮度が良ければ食べれるぞ。
日本ではそういう文化なんだ』
「これも文化、いただきます
うん。美味しい」
ホテルの部屋にやってきた。
『明日は辺りを散策してガラス体験がをするぞ』
「シヅキありがとう。
私を楽しませてくれて」
『ルーゼには地球のいいところを見てほしいからな』
「シヅキまたパソコンいじってる」
『あぁ、俺たちをつけてた奴がはまってるかどうか確認しようと思ってな。
人はちょっとした情報に騙されやすい。
「ルーゼリアは次に香川でうどんを食うらしいぞ」っと』
海鮮丼を食べてた写真に適当に合成すれば信憑性が増す。
「シヅキ、私にパソコン教えてほしい」
『ん?いいぞ』
ルーゼはインターネットについて理解し始めた。
新しい文化を凄まじい速さで自分のものにしていく。
だがさっきから検索してるのは北海道の食べ物ばかりだ。
ついさっき食ったばかりのはずなんだがな・・・
「このオムカレーってやつ食べてみたい」
『ルーゼはカレーも好きだったな。
よし行くか富良野へ』
今日はガラス体験だ。
ルーゼのやつガラス作りははじめてにしては上手くできてる。
世界樹で俺がリンクしている間に鍛治もすこしやったっていってたけっか?
そういえば魔王の折れた魔剣と勇者の聖剣しまってたんだったな
そろそろルーゼ専用の剣でも作るべきか?
うまい具合にお皿が作れている。
「どうシヅキ、うまくできた?」
『バッチリだな。いい出来だよ』
お見上げにルーゼが気に入ったガラス製品を買っていった。
バイクで内陸に向かっている。
『しかしのどかだな』
「私は好きだよ。この雰囲気」
『ルーゼお前無理してないか?
別に人混みにいたくなかったらいえばいいんだぞ?』
「何を言ってるの?!
シヅキは私に居場所をくれた。友達になってくれた。
少し苦手な時もあるけど嫌なんて思ったなんてないんだからね」
『すまなかったな。
旅を楽しむか、少しとばすぞ』
「うん」
とある観光地の花畑でソフトクリームを食べながらのんびりしていたら夕方になってしまった。
どうも地球に戻ってきて気が緩みかけてる気がする。
バイクを走らせ目的地の富良野についた。
オムカレーの提供している店にやってきた
「これがオムカレー。
オムライスやカレーとはまた別の至福・・・
はむっ、美味しいよシヅキ」
『それはよかった
明日は東京に戻るぞ。
旅もそろそろおしまいだ。
座標をある程度近くにしておかないと向こうの世界に戻った時とんでもないところに飛びそうだからな』
「うん。わかった」
ホテルにチェックインしてルーゼはとっくに寝てしまっている。
さて飛行機のチケットはもう取ってある。
時空転移を何かに転用できないものか・・・
この術式なかなかに使い勝手が悪いんだよな。
魔力を馬鹿食いするしそれこそ龍が使うような分類の魔法だ。
「スゥスゥ・・・シヅキ、私だけの部屋がほしい・・・」
『ルーゼ?』
「スゥスゥ・・・」
『なんだ寝言か。ホテルに泊まりすぎて知らずに部屋が欲しくなったか?
自分だけの部屋かうーむ』
空間の固定化・・・
時空の扉・・・
消費エネルギーの軽減化・・・
どこでもド・・・おっと
『そうか、その手があったか?!
ありがとよルーゼ、これで行けそうだ』
北海道から羽田まで空の旅だ。
身体検査は金属反応が出ないように魔法で誤魔化した。
1回目でどうやら俺が反応してしまったらしい。
反応しなければ文句は言われまい。
ルーゼが楽しめるように席は窓側にした。
遂に飛行機が離陸する。
「あわわわわ?!」
『落ち着けルーゼ』
ルーゼが珍しく慌ててる。
はじめてのフライトだ。
気持ちはわからなくもない。
「すごいよシヅキ。空を飛んでるよ」
さっきの慌てぶりはどこへやら。
まだまだ心は子供のようだ。
ルーゼがまた魔力を解放している。
今度は風の精霊が魔力を欲しがっているらしい。
地球の空にこんなにうじゃうじゃ精霊がいるとは思わなかった。
あと3日すれば転移が使える。
元の世界に帰るにもルーゼの魔力をほぼ使用するので3割残しで残させた。
東京に戻ってきた。
今日の夜から3日間の間1000年彗星が見えるらしい。
夜空を見上げると視界でもわかるほどの1000年彗星が見える
「すごい魔力の塊だね。あの彗星」
『あぁ。星のエネルギーを圧縮しているようだ』
『人類があれに会うにはまだ先になるだろう。
星のリセット君で俺の宇宙船構想も粉砕されたようだからな』
「いつか届けばいいね」
ルーゼはこの短期間でバイクを操縦してみせた。
感覚は繋げていたがこの短期間で俺のサポートなしに操縦できると思わなかった。
さすがルーゼだ。
奴らは大阪からここまでどうやってきたか理解できんだろう。
ネット上にルーゼといろんな地域の観光名所を合成した写真を流しまくった。
これでここまでこれまい。
『北海道といえば海鮮丼だ。』
「綺麗だけどお魚って生で食べれるの?」
『鮮度が良ければ食べれるぞ。
日本ではそういう文化なんだ』
「これも文化、いただきます
うん。美味しい」
ホテルの部屋にやってきた。
『明日は辺りを散策してガラス体験がをするぞ』
「シヅキありがとう。
私を楽しませてくれて」
『ルーゼには地球のいいところを見てほしいからな』
「シヅキまたパソコンいじってる」
『あぁ、俺たちをつけてた奴がはまってるかどうか確認しようと思ってな。
人はちょっとした情報に騙されやすい。
「ルーゼリアは次に香川でうどんを食うらしいぞ」っと』
海鮮丼を食べてた写真に適当に合成すれば信憑性が増す。
「シヅキ、私にパソコン教えてほしい」
『ん?いいぞ』
ルーゼはインターネットについて理解し始めた。
新しい文化を凄まじい速さで自分のものにしていく。
だがさっきから検索してるのは北海道の食べ物ばかりだ。
ついさっき食ったばかりのはずなんだがな・・・
「このオムカレーってやつ食べてみたい」
『ルーゼはカレーも好きだったな。
よし行くか富良野へ』
今日はガラス体験だ。
ルーゼのやつガラス作りははじめてにしては上手くできてる。
世界樹で俺がリンクしている間に鍛治もすこしやったっていってたけっか?
そういえば魔王の折れた魔剣と勇者の聖剣しまってたんだったな
そろそろルーゼ専用の剣でも作るべきか?
うまい具合にお皿が作れている。
「どうシヅキ、うまくできた?」
『バッチリだな。いい出来だよ』
お見上げにルーゼが気に入ったガラス製品を買っていった。
バイクで内陸に向かっている。
『しかしのどかだな』
「私は好きだよ。この雰囲気」
『ルーゼお前無理してないか?
別に人混みにいたくなかったらいえばいいんだぞ?』
「何を言ってるの?!
シヅキは私に居場所をくれた。友達になってくれた。
少し苦手な時もあるけど嫌なんて思ったなんてないんだからね」
『すまなかったな。
旅を楽しむか、少しとばすぞ』
「うん」
とある観光地の花畑でソフトクリームを食べながらのんびりしていたら夕方になってしまった。
どうも地球に戻ってきて気が緩みかけてる気がする。
バイクを走らせ目的地の富良野についた。
オムカレーの提供している店にやってきた
「これがオムカレー。
オムライスやカレーとはまた別の至福・・・
はむっ、美味しいよシヅキ」
『それはよかった
明日は東京に戻るぞ。
旅もそろそろおしまいだ。
座標をある程度近くにしておかないと向こうの世界に戻った時とんでもないところに飛びそうだからな』
「うん。わかった」
ホテルにチェックインしてルーゼはとっくに寝てしまっている。
さて飛行機のチケットはもう取ってある。
時空転移を何かに転用できないものか・・・
この術式なかなかに使い勝手が悪いんだよな。
魔力を馬鹿食いするしそれこそ龍が使うような分類の魔法だ。
「スゥスゥ・・・シヅキ、私だけの部屋がほしい・・・」
『ルーゼ?』
「スゥスゥ・・・」
『なんだ寝言か。ホテルに泊まりすぎて知らずに部屋が欲しくなったか?
自分だけの部屋かうーむ』
空間の固定化・・・
時空の扉・・・
消費エネルギーの軽減化・・・
どこでもド・・・おっと
『そうか、その手があったか?!
ありがとよルーゼ、これで行けそうだ』
北海道から羽田まで空の旅だ。
身体検査は金属反応が出ないように魔法で誤魔化した。
1回目でどうやら俺が反応してしまったらしい。
反応しなければ文句は言われまい。
ルーゼが楽しめるように席は窓側にした。
遂に飛行機が離陸する。
「あわわわわ?!」
『落ち着けルーゼ』
ルーゼが珍しく慌ててる。
はじめてのフライトだ。
気持ちはわからなくもない。
「すごいよシヅキ。空を飛んでるよ」
さっきの慌てぶりはどこへやら。
まだまだ心は子供のようだ。
ルーゼがまた魔力を解放している。
今度は風の精霊が魔力を欲しがっているらしい。
地球の空にこんなにうじゃうじゃ精霊がいるとは思わなかった。
あと3日すれば転移が使える。
元の世界に帰るにもルーゼの魔力をほぼ使用するので3割残しで残させた。
東京に戻ってきた。
今日の夜から3日間の間1000年彗星が見えるらしい。
夜空を見上げると視界でもわかるほどの1000年彗星が見える
「すごい魔力の塊だね。あの彗星」
『あぁ。星のエネルギーを圧縮しているようだ』
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