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全員で1時間半くらいかけてやっと終わった。
先生も飽きて出ていってしまうくらい時間がかかった。
帰ろうと声をかけようとするが真っ先に美波が声を発する。
「よし お菓子作ろう お菓子」
疲れているのにまだやる気かこいつは。
今度は恋が嬉しそうに続ける。
「あっ 冷蔵庫に傷んでもう出せないって言ってたりんごあるって言ってました」
「ちょっと待て早まるなよ お菓子作ったらまた皿洗いだぞ」
忠告を入れるが彗くんがいいじゃないですかと飛びついてくる。
咲李先輩に目をやるが口に人差し指を当てて合図してくる。
最後の砦で同意を貰おうと羽望の方を見るが、
「確かパイシートありますよね」
と乗り気になっていた。
これはもう放課後まで残らなきゃ行けないコースだ。
諦めて手伝うことにする他ない。
仕方なく、りんごとパイシートとバターを冷蔵庫から出す。
「あれ?ひよりん乗り気だねぇ」
ニヤニヤしながらりんごを受け取り皮を向く。
「うざ」
勝手に出していいのかよと思うだろうが、ここの調理員さんが皿洗いをするお礼と言ったら違うかもしれないが、ここの調理器具や、まだ食べれるが出すには数が少なくなってしまった食材や、廃棄に近い食材をくれる。
そして、ちょくちょくお菓子作りが始まるのだ。
先生も飽きて出ていってしまうくらい時間がかかった。
帰ろうと声をかけようとするが真っ先に美波が声を発する。
「よし お菓子作ろう お菓子」
疲れているのにまだやる気かこいつは。
今度は恋が嬉しそうに続ける。
「あっ 冷蔵庫に傷んでもう出せないって言ってたりんごあるって言ってました」
「ちょっと待て早まるなよ お菓子作ったらまた皿洗いだぞ」
忠告を入れるが彗くんがいいじゃないですかと飛びついてくる。
咲李先輩に目をやるが口に人差し指を当てて合図してくる。
最後の砦で同意を貰おうと羽望の方を見るが、
「確かパイシートありますよね」
と乗り気になっていた。
これはもう放課後まで残らなきゃ行けないコースだ。
諦めて手伝うことにする他ない。
仕方なく、りんごとパイシートとバターを冷蔵庫から出す。
「あれ?ひよりん乗り気だねぇ」
ニヤニヤしながらりんごを受け取り皮を向く。
「うざ」
勝手に出していいのかよと思うだろうが、ここの調理員さんが皿洗いをするお礼と言ったら違うかもしれないが、ここの調理器具や、まだ食べれるが出すには数が少なくなってしまった食材や、廃棄に近い食材をくれる。
そして、ちょくちょくお菓子作りが始まるのだ。
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