カーテンの隙間から

Luna

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再会

数年後2

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「おーい俊平、ぼーっとしてどうしたー?」

楓の声でハッとする

「いや、高校時代思い出してた、懐かしいなってさ」

タッタッタッ……

「しゅーんぺいっ!…お、秋元さん、お久しぶり。」

突然背後から抱きつかれた。
噂をすれば、友樹さんの登場である。

「えっ!?松木先生!お久しぶりです!今ちょうど先生の話してたんですよ!」

楓は友樹さんの行動に大して驚くことも無く言う。
そしてそれは言わなくてもいいだろ、調子乗る。

「え~嬉しいなぁ~俊平はなんだって~?」

友樹さんはニマニマと意地悪に笑いながら聞く。

「とも…ッヴン、松木先生、それよりもお仕事はどうしたんです?今日は俺と楓だけの予定だったじゃないですか」

恥ずかしくなって話を逸らす。
もともと俺たち3人で会う予定だったが、急な仕事で彼は来れなくなったはずだ。

「あ~それね、打ち合わせが思ったより早く終わったんで前もって教えて貰ってたここに来てみたら合流できたって感じ♪」

なるほどな。まぁ楓も会いたがってたし良かった。
と、楓の方に視線を向けると目を輝かせながら口元はニヤついている。

「……なんだよその顔は」

「えぇ~、2人の会話があんまりにもカップルすぎてキュンキュンしちゃってた~」

こいつ、ニコニコしながらとんでもなく恥ずかしいこと言ってきやがる、

「でしょでしょ~僕達ラブラブなんだから~」

誰だよこのギャルは。謎のノリするな友樹。

「ン"ッヴン"……お仕事お疲れ様です、、それで、この後どうしようか。」

恥ずいノリを咳払いで断ち切る。

「んー、ねぇ俊平、僕たちの家にご招待するのはどうだろう?」

「え、」

「え、いいんですか!?行きたいです!俊平いいー?」

予想もしてなかった提案に戸惑う。
なんで楓はそんなに乗り気なんだよ!

「いいけど、、」

…………

「こちらが我が家でーす!どうぞどうぞ」

「おぉ~お邪魔しまーす」

「いらっしゃーい!突然だけど、もうお昼すぎてるから、ご飯にしよっか。俊平ご飯作る?」

2人のノリについていききれないまま突然話を振られる。

「え、俺?!友樹さんのが圧倒的に美味いじゃん!なんで?!」

「んー?俊平最近家事頑張ってるでしょー?本とか買って料理の勉強してるのも知ってる。だから秋元さんに成長見せてあげなって思って」

「つっ…!」

努力がバレていた事に顔が赤くなる。
本当に彼には勝てないな。

「っはいはい、作りますよ……楓、残念ながらそんなに凝った料理は作れないぞ」

「はーいはい分かってますよー、隙あらば見せつけんなー」

楓は呆れたように返事をする。

「べ、別に見せつけてねぇし」
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「和合」は「結ばれる」みたいな意味です!手が空いたら少しづつ書いてます。日本語や表現おかしい所あったらごめんなさい💦結構前に投稿した話でも、ちまちま直してるので繰り返し読んでも面白い…かも、感想などあったら気軽にコメントしてください!まだ1件も来てないのでとても励みになります!
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