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変化
気付いてしまった3
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「おはよう。鈴村くん。」
「………っ!」
朝の挨拶をされただけで今までとは桁違いに心臓が高鳴る。
俺は昨日松木のことが好きになってしまったと自覚した。
その結果悶々と悩み、昨晩は眠れなかった。
「…どうしたの?鈴村くん。ここ最近元気なくない?部活は普通にやってるみたいだけど。」
「な、なんでもないですよ。気にしないでくださいっ」
寝不足の頭に松木の低めの声が響いて心地よく、心臓がより早く動いた。顔も熱い。絶対今顔赤いだろ。
これ以上は心臓も耐えられないし、俺がコイツに絆されたなんて知られたら絶対ニヤニヤしながら煽ってくる。
それには謎の敗北感を感じるので早足でその場を去る。
「あ!俊平おはよ!」
「お、楓。はよ」
普通のテンポに戻って歩き出した頃に楓に話しかけられた。
「あの、、、話があるんだけど、今日部活の前に第1理科室来てくれない?」
「おう、分かった。第1理科室な。」
「う、うん。よろしく!じゃあまた!」
…なんか今日の楓様子がおかしいな。
それで、第1理科室、だったか?あそこは放課後誰もいないし部活でも用はないはず。そんなところになんで突然?…まぁいいか。
「………っ!」
朝の挨拶をされただけで今までとは桁違いに心臓が高鳴る。
俺は昨日松木のことが好きになってしまったと自覚した。
その結果悶々と悩み、昨晩は眠れなかった。
「…どうしたの?鈴村くん。ここ最近元気なくない?部活は普通にやってるみたいだけど。」
「な、なんでもないですよ。気にしないでくださいっ」
寝不足の頭に松木の低めの声が響いて心地よく、心臓がより早く動いた。顔も熱い。絶対今顔赤いだろ。
これ以上は心臓も耐えられないし、俺がコイツに絆されたなんて知られたら絶対ニヤニヤしながら煽ってくる。
それには謎の敗北感を感じるので早足でその場を去る。
「あ!俊平おはよ!」
「お、楓。はよ」
普通のテンポに戻って歩き出した頃に楓に話しかけられた。
「あの、、、話があるんだけど、今日部活の前に第1理科室来てくれない?」
「おう、分かった。第1理科室な。」
「う、うん。よろしく!じゃあまた!」
…なんか今日の楓様子がおかしいな。
それで、第1理科室、だったか?あそこは放課後誰もいないし部活でも用はないはず。そんなところになんで突然?…まぁいいか。
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