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登場人物・組織・用語
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登場人物・組織・用語
登場人物
ロック=ハイロウズ:
主人公、“ブライトン・ロック社”所属の命熱波使い。命導巧 翼剣”ブラック・クイーン”と翼剣に仕込んである半自動装填式拳銃“イニュエンド”を装備。“リア・ファイル”のナノ制御による物質生成、武器及び身体強化。二つ名”紅い外套の守護者”に相応しく、紅い外套を着ている。
サキ=カワカミ:
ヒロイン。日本人の女子高生。オラクル語学学校で、“ウィッカー・マン”を倒す技術と英語を学ぶための留学。
ブルース:
ロックの上司にして相棒の青年の命熱波使い。“ブライトン・ロック”(BR)社所属。緑の外套が特徴。武器は一組のショーテル型命導巧“ヘヴンズ・ドライヴ”。雷撃を放ち、鍔に付けた軽機関銃で戦う。
キャニス:
ロック、ブルースと組む“ブライトン・ロック社”所属の、命熱波使い。外見は、橙色のタイツに、膝と肘に付けた装甲。二つの松明の様なお下げ。命導巧“ラスティネイル”は、一組のトンファーの形をしている。攻撃手段は、テルミット火炎による穿孔及び榴弾。
エリザエス=ガブリエル=マックスウェル:
“ブライトン・ロック社”社長で、サキの親友。サキの留学に於いての生活面ばかりでなく、学習面の協力も惜しまない。サキから彼女への愛称は“エリー”。
プレストン:エリザベスに仕える、執事。執事らしくなく、ウィンドブレーカーやコーデュロイジャケットという、カジュアルを好んで着ている。
ナオト=ハシモト:
日本人、“ワールド・シェパード社”専務。“ワールド・シェパード社”が作ったと思われる、銀の鎧を纏って前線に出る。
武器に、鞭や、投げ短刀等、独自の武装をしている。ロック達と軽口を叩ける親しい間柄であるが……。
カイル=ウィリアムス:
“ワールド・シェパード社”所属の傭兵、兼オラクル語学学校では語学講師。ナオトと違い、ロック達には何処か、
敵意に近い感情を抱いている。
アヤ=クリスティーナ=カラスマ:オラクル語学学校校長。
アンティパス:
デュラハンから出てきた偉丈夫。灰褐色の装甲を纏っている。ロックは覚えがあるようだが……。
サロメ:
象牙色の眼と紅い石榴色の唇が、特徴の謎の女性。ロック、ブルースは、彼女を知っているようだが……。会話から、組織で動いていることが予想されている。
ライラ:
サキを守る命熱波。上半身をジャケットだけで覆い、右手を変形させた光の剣で戦う。
ヴァージニア:
サキを守る命熱波。ガレアが特徴。弓を作り、フォトニック結晶の鏃を放ち、
遠距離戦を得意とする。熱源と言う特性を活かして、ライラほどではないが、光を攻撃で使う。
ケネス:
本名、ヘンリー=ケネス=リチャーズ。
自然発火を使う特殊能力者、“エクスキュース”。二つ名は“鬼火”。
“リア・ファイル”を生身で使い過ぎる為か、右半身の殆どが“ウィッカー・マン”と同じ、銀鏡色の皮膚と化している。炎の模様の入ったトレーニングパンツ、ローマ数字の“III”の入ったフード付きトレーナーに、ローマ数字のVIIIの象った金色のネックレスを身に着けている。
サミュエル=ハイロウズ:
ロックの弟。望楼に所属する命熱波使い。散弾銃に折り畳み式の大鎌の付いた命導巧、“パラダイス”を使う。一房に纏めた金髪に、上下で濃淡の異なる飴色のジャケットとパンツを身に纏う。
シャロン=ケイジ:望楼に所属する少女。サミュエルと常に行動を一緒にして、特殊な滑輪板で戦う。水色と白色の二色縞の毛糸帽を被り、胴体から腿の三分の一が、一回り大きな桃色のトレーナーが特徴。
第一章 登場人物
チエ:
山陰から、ワーキングホリデーで来加した女性。痩せている方。何者かに唆されて、テロ行為を働く。
ミキ:
同上。太っている方。
第二章 登場人物
アンドレ=リー:
現バンクーバー市長。沈黙の多数派を代表する存在。
デヴィッド=スプリングショー:
現B.C.州知事。宙ぶらりん内閣を担う現実派路線。
エレン=ウェザーマン:ベターデイズ代表。
第三章 登場人物
ブランドン:“ブライトン・ロック社”の研究施設で働く研究員。
ルチア:同上
チャド:同上
第四章 登場人物
ジェニー=オースティン:無料情報誌“A Flash Of Nano”社の女性記者
フィリップ:珈琲喫茶店“Perch”で働く、黒人男性。
ミシェル=ジョアン=レイナーズ:バンクーバー市警の警部。
第五章 登場人物
ヤコボ:韓国からの留学生。父は韓国の車会社の社長。
キム:韓国からの留学生。経済産業に関わる役人を父に持つ。
ジョン:韓国からの留学生。父親は韓国で議員をしている。
組織紹介
“ブライトン・ロック社”(Brighton Rock Ltd):
英国の大手電気通信会社で、セキュリティ、商業コミュニケーションにIT情報記録管理施設など、多彩なサービスの提供で有名な国際企業。IoTでも注目を集めるだけでなく、命導巧、命熱波は愚か、“ウィッカー・マン”などのUNTOLDへの造詣が深い。社長は、エリザベス=ガブリエル=マックスウェル。バンクーバー市街東部、同南部で活動していなかった”ウィッカー・マン”の調査で、今回の事件に出くわしたらしいが……。
“ワールド・シェパード社”(World Shepard Co LTD,):
オラクル語学学校と共に、“ウィッカー・マン”を倒す技術を教える、アメリカの民間軍事企業。中東で、良くも悪くも、悪名を広めた傭兵企業の為か、“ウィッカー・マン”対策で、“ブライトン・ロック社”と揉めている様子が伺える。専務はナオト=ハシモト。隊員は、カイル=ウィリアムスが確認されている。戦闘服は、黒い犬耳兜、黒いタイツの上に纏った白い外骨格が特徴。電子励起銃を主武装としているが、ナオトの様に近接武器を持つ隊員もいる。
オラクル語学学校 (Oracle Language School Co ltd.):
校長は、アヤ=クリスティーナ=カラスマ。対“ウィッカー・マン”戦の訓練及び実戦を学べる学校として、B.C.州ばかりでなく、国内外から入学を志望する為入学倍率が高い。世界的な“ウィッカー・マン”対策で知られる、”ワールド・シェパード社”の監修によるものも競争倍率の底上げに一役買い、同社と“ワールド・シェパード社”の監修したマニュアルは英語及びフランス語である為、専門知識を本国で使わんとする渡航者の、カナダの発行する留学査証及び労働査証の申請数も増加させている。
ベターデイズ:
“ウィッカー・マン”襲来で心身、傷を負った人々の精神的補助や生活支援を行う民間団体。賛助している団体は多く、その中には、地元企業や政財界関係者もいる。
“望楼” (Belvedere):
大企業や公的機関の電磁記録の漏洩に、監視社会への批判や環境保護活動を行う市民の集まり。だが、その実態は”UNTOLD”の悪用及び破壊活動を監視する、民間の“反UNTOLD”組織。本来は監視対象である筈の、”ブライトン・ロック社”、“ワールド・シェパード社”と共に、”ホステル”のテロ活動を監視しているが、それぞれの組織の強硬派からは良い思いをされていない。また、“望楼”と近い組織や個人に、資金援助を行って、ネットワークを広げている。作中では無料情報誌“フラッシュ・オブ・ナノ(A Flash Of Nano)”や珈琲喫茶店”Perch”がその対象に当たる。
技術・用語
“リア・ファイル”:
微細機械。英表記: Lia Fáil。ダイヤモンドを超える熱伝導率、人間の神経パターンの
複製に加え、情報処理のエラーメモリーの発生の皆無。人間の遺伝子以上の記憶容量で、世界的IT産業のサーバ群を容易に超え、人間の頭脳の情報処理能力の限界である、ベッケンシュタイン境界にも達すると言われている。技術的特異点の克服として、期待されていたが、皮肉にも“ウィッカー・マン”という人類への脅威を招いてしまう。
命熱波:
ゲール語の生命力に由来。命導巧から与えられた熱力で、疑似物理現象を現界させる為に必要な疑似人格を指している。表象することもあるが、普段ではあり得ないので、宿主も死に追いやる暴走状態と考えてよい。劇中では、“ウィッカー・マン”が捕食するものも指しているようだが……。
命導巧:
ウェイル・ベオ。スコットランド・ゲール語の”送電網”の名を冠した武器。”リア・ファイル”から特殊な素粒子を発して、余剰次元を展開。その時の熱量を貯め、命熱波に送り、命導巧が疑似物理現象を発現させる。
“ウィッカー・マン”:
“リア・ファイル”の出現と共に、現れた機械生命体。”リア・ファイル”で作られ、既存の兵器を悉く無効化している。概ね、脊椎動物を模している物が多い。大猩々の”ガンビー”。四足歩行の”クァトロ”。二足歩行の、”フル・フロンタル”。
以上の三種が、確認されている。“ワールド・シェパード社”の擁する電子励起銃で、追い払えるが、致命傷を負わせるには、ロック達命熱波使いが、今のところ優位である。
UNTOLD:
“Utilization of Nucleus, Theory, Object, Leverage and Dimension(原子、物理法則、物体、力学と事象干渉を行う技術)”を示す頭文字から取られた用語で、劇中登場した、”リア・ファイル”関係全般を指す。
エクスキュース:
UNTOLDの力を人間が使う場合、命導巧を介するが、それを使わない能力者の総称。しかし、ナノマシン:“リア・ファイル”で、命熱波を直接、熱力を励起させているので、発生する度に肉体を常に傷つけている。そのため、治療を必要とするが極めて稀な存在の為、実験体として扱われることが多い。当然、実験に参加するかは選択制で、選ばなかった場合は、経済支援を受けながら、別人の身分として暮らすことも認められるが、監視が一生ついて回る。
登場人物
ロック=ハイロウズ:
主人公、“ブライトン・ロック社”所属の命熱波使い。命導巧 翼剣”ブラック・クイーン”と翼剣に仕込んである半自動装填式拳銃“イニュエンド”を装備。“リア・ファイル”のナノ制御による物質生成、武器及び身体強化。二つ名”紅い外套の守護者”に相応しく、紅い外套を着ている。
サキ=カワカミ:
ヒロイン。日本人の女子高生。オラクル語学学校で、“ウィッカー・マン”を倒す技術と英語を学ぶための留学。
ブルース:
ロックの上司にして相棒の青年の命熱波使い。“ブライトン・ロック”(BR)社所属。緑の外套が特徴。武器は一組のショーテル型命導巧“ヘヴンズ・ドライヴ”。雷撃を放ち、鍔に付けた軽機関銃で戦う。
キャニス:
ロック、ブルースと組む“ブライトン・ロック社”所属の、命熱波使い。外見は、橙色のタイツに、膝と肘に付けた装甲。二つの松明の様なお下げ。命導巧“ラスティネイル”は、一組のトンファーの形をしている。攻撃手段は、テルミット火炎による穿孔及び榴弾。
エリザエス=ガブリエル=マックスウェル:
“ブライトン・ロック社”社長で、サキの親友。サキの留学に於いての生活面ばかりでなく、学習面の協力も惜しまない。サキから彼女への愛称は“エリー”。
プレストン:エリザベスに仕える、執事。執事らしくなく、ウィンドブレーカーやコーデュロイジャケットという、カジュアルを好んで着ている。
ナオト=ハシモト:
日本人、“ワールド・シェパード社”専務。“ワールド・シェパード社”が作ったと思われる、銀の鎧を纏って前線に出る。
武器に、鞭や、投げ短刀等、独自の武装をしている。ロック達と軽口を叩ける親しい間柄であるが……。
カイル=ウィリアムス:
“ワールド・シェパード社”所属の傭兵、兼オラクル語学学校では語学講師。ナオトと違い、ロック達には何処か、
敵意に近い感情を抱いている。
アヤ=クリスティーナ=カラスマ:オラクル語学学校校長。
アンティパス:
デュラハンから出てきた偉丈夫。灰褐色の装甲を纏っている。ロックは覚えがあるようだが……。
サロメ:
象牙色の眼と紅い石榴色の唇が、特徴の謎の女性。ロック、ブルースは、彼女を知っているようだが……。会話から、組織で動いていることが予想されている。
ライラ:
サキを守る命熱波。上半身をジャケットだけで覆い、右手を変形させた光の剣で戦う。
ヴァージニア:
サキを守る命熱波。ガレアが特徴。弓を作り、フォトニック結晶の鏃を放ち、
遠距離戦を得意とする。熱源と言う特性を活かして、ライラほどではないが、光を攻撃で使う。
ケネス:
本名、ヘンリー=ケネス=リチャーズ。
自然発火を使う特殊能力者、“エクスキュース”。二つ名は“鬼火”。
“リア・ファイル”を生身で使い過ぎる為か、右半身の殆どが“ウィッカー・マン”と同じ、銀鏡色の皮膚と化している。炎の模様の入ったトレーニングパンツ、ローマ数字の“III”の入ったフード付きトレーナーに、ローマ数字のVIIIの象った金色のネックレスを身に着けている。
サミュエル=ハイロウズ:
ロックの弟。望楼に所属する命熱波使い。散弾銃に折り畳み式の大鎌の付いた命導巧、“パラダイス”を使う。一房に纏めた金髪に、上下で濃淡の異なる飴色のジャケットとパンツを身に纏う。
シャロン=ケイジ:望楼に所属する少女。サミュエルと常に行動を一緒にして、特殊な滑輪板で戦う。水色と白色の二色縞の毛糸帽を被り、胴体から腿の三分の一が、一回り大きな桃色のトレーナーが特徴。
第一章 登場人物
チエ:
山陰から、ワーキングホリデーで来加した女性。痩せている方。何者かに唆されて、テロ行為を働く。
ミキ:
同上。太っている方。
第二章 登場人物
アンドレ=リー:
現バンクーバー市長。沈黙の多数派を代表する存在。
デヴィッド=スプリングショー:
現B.C.州知事。宙ぶらりん内閣を担う現実派路線。
エレン=ウェザーマン:ベターデイズ代表。
第三章 登場人物
ブランドン:“ブライトン・ロック社”の研究施設で働く研究員。
ルチア:同上
チャド:同上
第四章 登場人物
ジェニー=オースティン:無料情報誌“A Flash Of Nano”社の女性記者
フィリップ:珈琲喫茶店“Perch”で働く、黒人男性。
ミシェル=ジョアン=レイナーズ:バンクーバー市警の警部。
第五章 登場人物
ヤコボ:韓国からの留学生。父は韓国の車会社の社長。
キム:韓国からの留学生。経済産業に関わる役人を父に持つ。
ジョン:韓国からの留学生。父親は韓国で議員をしている。
組織紹介
“ブライトン・ロック社”(Brighton Rock Ltd):
英国の大手電気通信会社で、セキュリティ、商業コミュニケーションにIT情報記録管理施設など、多彩なサービスの提供で有名な国際企業。IoTでも注目を集めるだけでなく、命導巧、命熱波は愚か、“ウィッカー・マン”などのUNTOLDへの造詣が深い。社長は、エリザベス=ガブリエル=マックスウェル。バンクーバー市街東部、同南部で活動していなかった”ウィッカー・マン”の調査で、今回の事件に出くわしたらしいが……。
“ワールド・シェパード社”(World Shepard Co LTD,):
オラクル語学学校と共に、“ウィッカー・マン”を倒す技術を教える、アメリカの民間軍事企業。中東で、良くも悪くも、悪名を広めた傭兵企業の為か、“ウィッカー・マン”対策で、“ブライトン・ロック社”と揉めている様子が伺える。専務はナオト=ハシモト。隊員は、カイル=ウィリアムスが確認されている。戦闘服は、黒い犬耳兜、黒いタイツの上に纏った白い外骨格が特徴。電子励起銃を主武装としているが、ナオトの様に近接武器を持つ隊員もいる。
オラクル語学学校 (Oracle Language School Co ltd.):
校長は、アヤ=クリスティーナ=カラスマ。対“ウィッカー・マン”戦の訓練及び実戦を学べる学校として、B.C.州ばかりでなく、国内外から入学を志望する為入学倍率が高い。世界的な“ウィッカー・マン”対策で知られる、”ワールド・シェパード社”の監修によるものも競争倍率の底上げに一役買い、同社と“ワールド・シェパード社”の監修したマニュアルは英語及びフランス語である為、専門知識を本国で使わんとする渡航者の、カナダの発行する留学査証及び労働査証の申請数も増加させている。
ベターデイズ:
“ウィッカー・マン”襲来で心身、傷を負った人々の精神的補助や生活支援を行う民間団体。賛助している団体は多く、その中には、地元企業や政財界関係者もいる。
“望楼” (Belvedere):
大企業や公的機関の電磁記録の漏洩に、監視社会への批判や環境保護活動を行う市民の集まり。だが、その実態は”UNTOLD”の悪用及び破壊活動を監視する、民間の“反UNTOLD”組織。本来は監視対象である筈の、”ブライトン・ロック社”、“ワールド・シェパード社”と共に、”ホステル”のテロ活動を監視しているが、それぞれの組織の強硬派からは良い思いをされていない。また、“望楼”と近い組織や個人に、資金援助を行って、ネットワークを広げている。作中では無料情報誌“フラッシュ・オブ・ナノ(A Flash Of Nano)”や珈琲喫茶店”Perch”がその対象に当たる。
技術・用語
“リア・ファイル”:
微細機械。英表記: Lia Fáil。ダイヤモンドを超える熱伝導率、人間の神経パターンの
複製に加え、情報処理のエラーメモリーの発生の皆無。人間の遺伝子以上の記憶容量で、世界的IT産業のサーバ群を容易に超え、人間の頭脳の情報処理能力の限界である、ベッケンシュタイン境界にも達すると言われている。技術的特異点の克服として、期待されていたが、皮肉にも“ウィッカー・マン”という人類への脅威を招いてしまう。
命熱波:
ゲール語の生命力に由来。命導巧から与えられた熱力で、疑似物理現象を現界させる為に必要な疑似人格を指している。表象することもあるが、普段ではあり得ないので、宿主も死に追いやる暴走状態と考えてよい。劇中では、“ウィッカー・マン”が捕食するものも指しているようだが……。
命導巧:
ウェイル・ベオ。スコットランド・ゲール語の”送電網”の名を冠した武器。”リア・ファイル”から特殊な素粒子を発して、余剰次元を展開。その時の熱量を貯め、命熱波に送り、命導巧が疑似物理現象を発現させる。
“ウィッカー・マン”:
“リア・ファイル”の出現と共に、現れた機械生命体。”リア・ファイル”で作られ、既存の兵器を悉く無効化している。概ね、脊椎動物を模している物が多い。大猩々の”ガンビー”。四足歩行の”クァトロ”。二足歩行の、”フル・フロンタル”。
以上の三種が、確認されている。“ワールド・シェパード社”の擁する電子励起銃で、追い払えるが、致命傷を負わせるには、ロック達命熱波使いが、今のところ優位である。
UNTOLD:
“Utilization of Nucleus, Theory, Object, Leverage and Dimension(原子、物理法則、物体、力学と事象干渉を行う技術)”を示す頭文字から取られた用語で、劇中登場した、”リア・ファイル”関係全般を指す。
エクスキュース:
UNTOLDの力を人間が使う場合、命導巧を介するが、それを使わない能力者の総称。しかし、ナノマシン:“リア・ファイル”で、命熱波を直接、熱力を励起させているので、発生する度に肉体を常に傷つけている。そのため、治療を必要とするが極めて稀な存在の為、実験体として扱われることが多い。当然、実験に参加するかは選択制で、選ばなかった場合は、経済支援を受けながら、別人の身分として暮らすことも認められるが、監視が一生ついて回る。
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