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1章:復活の魔法使い
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とある日の都会のビル……
「はぁ……」
IT系のプログラマーの俺は今日も夜遅くまで残業をしていた。周りは皆帰って一人の空間……そう、明日は金曜日なので定時で帰る為に遅くまで仕事をしていた。
「よし!」
仕事が一区切りつき会社を出る。
明日はこれなら普通に定時で帰れる。
やりたいゲームもあるし土日は休みでウキウキだ。
「ん?」
駅に向かう裏道を通っていたらそんな俺の気分をぶち壊すような光景が俺を襲った。
「えっ……」
俺が見た光景……それはナイフを持った女が人をめった刺しにしていたのだ。
「あっ……ああっ……」
その場で崩れる。当然音で女はこちらに気付いた。こちらを見て「みたな~」っといった感じでニヤニヤさせながら近づいてくる。手にはナイフだ。
「ヒッ……助け……」
逃げないといけないが恐怖のあまり体は動かない。女と俺の距離はあっという間に縮まり目の前に来る。
「フフッ……」
それが最後に聞いた声……胸にナイフが突き刺さり激痛と共に意識が遠のいていった。
◇
「うん…ここは?」
俺はあたりを見渡すとそこは周りがピンクのもやのかかる不思議な空間だった。
さっきナイフで刺されて死んだはず……そう思うと同時に記憶を思い出す。だがそれは地球で記憶ではなくその前の記憶だ。地球での名前や記憶は何故か思い出せない。
俺の名はトピオ・クリスルパレス、まぁ魔法使いだ。とある時代に生まれ、魔法を学ぶ名門学校に入った。そこそこ強かった俺は卒業後とある地域で魔導士狩りをしていた勢力から魔導士を守るための戦いに身を投じ、魔女会という組織を作った。自身は魔女飼いと名乗りその勢力を打倒し、国を作り最後は未知の神なる力に手を出し身を滅ぼした。最終的に自身のよく知る数人の化け物のように人間の域を超えることはなかったが、それでも大きな力を持った俺は死に際に転生の魔法を保険でかけていた。
「転生魔法をかけていたな……だがおかしい……もし転生して生まれ変わったのなら魔法も記憶も思い出すはず……」
この空間はおそらく現世ではない事は確かだ。つまり死後の世界に俺はいる。だがおかしいのは死後の世界でこのように現世の時の記憶を意識し覚えているというのに違和感がある。しかも一度地球に転生しているのにだ。俺の転生魔法は一度……地球に転生したら終わりだ。
「ハロー」
考え込んでいるといきなり俺の前に誰かが現れた。黒髪のマントを纏ったイケメンだ。テレポートするかのように違和感なく目の前に現れたので思わず驚いてしまう。
「うわっ!いきなりびっくりさせないでくれ……てかあんた誰?」
「フフッ、レインズ魔法学校の創立者であるこの私にその口の利き方……流石は魔女飼いだな~」
その言葉に俺は反応する。俺の母校の創立者だと……
「ま、まさかルシファー先生?」
「いかにもだ。」
宇宙最強の神に等しい存在である二十柱のリーダーにしてこの世界を作りし黎明の王だ。俺が通っていたレインズ魔法学校の創立者で、初代校長だが俺の時は二代目だったのでこうして話すのは初めてだ。
「これは誠に申し訳ありません。それで私にいったい何の御用ですか?」
俺は跪き頭を下げる、流石に分をわきまえる必要があるだろう。
「そんな堅苦しいことはせんでいいさ~」
「いやしかし……」
「私が誰だかわかっているならお前の態度は自然と改まるだろうし問題ない」
頭を上げて立ち上がる。そこそこ強かった俺でさえ所詮人間を少し超えた程度……同じ二十柱で星一つ簡単に壊すことが出来ると豪語していた二代目校長ランスロット先生でさえルシファー先生の足元にも及ばないらしく神であるルシファー先生の前ではただのハエ……いやミジンコ同然だろう。
「先生ここは天国ですよね?私の転生の事も含めてお聞きしたい」
一度地球に転生したのも含めこの人が絡んでいると見て間違いないだろう。
「そうだな、さて本題に入ろう……まずここは死後の世界だ、お前は昔死んで地球に転生したよな?」
「ええ、だけど地球では私の記憶や力は目覚めなかった上に死んでしまった。だがこうして死後の世界で自我がある」
「ああ、それだが私の差し金だ。お前にはこれから転生してもらうがその前に地球という世界を知っておいて欲しかったのだ。それで無理やり一度あそこに転生させ、途中の段階で死ぬように運命づけさせた」
やはりそういう事か。宇宙の管理者であり神も同然のこの人ならお手のものだからな。
「しかし私の地球で記憶が曖昧です。その前の記憶はしっかりあるというのに」
「それはお前の死に方がグロテスクでトラウマを覚えてしまったからだろう。それも転生後力を自由に使えば次第に戻る」
ならトラウマが残らないような死に方で殺してくださいよ。ちょっとモヤモヤするんですけど……
「そうですか、それについて物申したい事がありますが今は控えておきます」
「すまないな……私も今は本調子じゃなくてな……本体は封印状態なんだ」
そういえば俺が前に生きた時もそうだったな。確か校長のランスロット先生がそんなような事を言っていたが、世界の為らしいしこの際文句を言うのは野暮だ。
「成程……まぁ私としては所定通り転生出来れば何も文句はありません」
「今まさにその時だ。待たせてすまなかったな」
とうとうきたか……あれから随分経ったはず。何年が経ったのだろうか……あの時俺の失敗からもう一回リスタートできるこのタイミングをずっと待ち望んでいた。
「ちなみにもう一度前の世界でしょうか?」
「ああ」
「よしっ!」
思わずガッツポーズをしてしまう。前の世界で俺が野望を果たせずで転生という形で人生に一度幕を閉じた。あの時の後悔もまだ頭に残っているが、再びやり直す事ができるんだ。あの時の続きを……
「それで私が前の世界で死んでから何年後の世界ですか?」
「四五〇年後ぐらいだな。地球での死んだ時から数えると二十年とかだ」
そんなに経っているのか。色々変わっているんだろうな~楽しみで仕方ない。
「了解です~ルシファー先生とは向こうで会えますか?」
「少しキツイかもしれないな……封印を解くことができる日がくればだな……」
「それは残念です……ですが直に会える日を楽しみにしてますよ」
確か二十柱全員の確立の為だったっけな。まぁ俺には関係のない話だ。
「ああ、それでお前の転生だが、とりあえず十五歳の少年に転生する準備は完了しているからよろしく」
「えっ!もう準備完了な感じですかい……しかも十五歳からとか……」
正直気持ちはもうおっさんなんだよな~
ちなみに享年は三十五ぐらいだ。
「前世のお前と同じ顔だ。しかも転生して生まれたその時からの記憶がそのまま引き継ぐようになっているから十五歳の体に転生しても問題ない」
「十五歳までのその人格はどうなるんですか?」
「記憶を抜いたお前みたいなものだから大丈夫。というかもう一部転生させているんだ」
「はやっ、もう転生させてんのかい!」
仕事早すぎ、というかこの人勝手に何やってるんすかね……まぁお待ちかねの転生タイムだし断る理由もない。
「では早速転生させるぞ~」
「よろしくお願いします!」
俺の周りが輝きだし俺を包み込む。やっとだ……あの時の続きがやっとできるのだ。
今度こそあの力を手により高みへ行くのだ!
「さぁ再スタートだな……いくぞ俺……」
ドキドキするのを無理やり抑え、目を瞑る。
光が包み終わると意識が消失した。
光がその場を包むとトピオはそのまま現世へと飛び、場が静寂になる。一人その場に残ったルシファーは囁いた。
「頼むぞトピオ……お前の活躍をここで楽しみにしているぞ」
ルシファーはトピオを転生させるのを遅らせていた。それはこの時代に送り込む為だった。トピオのいた世界は現在自分達二十柱が介入しておらず、その世界を助けてもらうという思惑があったのだった。
「はぁ……」
IT系のプログラマーの俺は今日も夜遅くまで残業をしていた。周りは皆帰って一人の空間……そう、明日は金曜日なので定時で帰る為に遅くまで仕事をしていた。
「よし!」
仕事が一区切りつき会社を出る。
明日はこれなら普通に定時で帰れる。
やりたいゲームもあるし土日は休みでウキウキだ。
「ん?」
駅に向かう裏道を通っていたらそんな俺の気分をぶち壊すような光景が俺を襲った。
「えっ……」
俺が見た光景……それはナイフを持った女が人をめった刺しにしていたのだ。
「あっ……ああっ……」
その場で崩れる。当然音で女はこちらに気付いた。こちらを見て「みたな~」っといった感じでニヤニヤさせながら近づいてくる。手にはナイフだ。
「ヒッ……助け……」
逃げないといけないが恐怖のあまり体は動かない。女と俺の距離はあっという間に縮まり目の前に来る。
「フフッ……」
それが最後に聞いた声……胸にナイフが突き刺さり激痛と共に意識が遠のいていった。
◇
「うん…ここは?」
俺はあたりを見渡すとそこは周りがピンクのもやのかかる不思議な空間だった。
さっきナイフで刺されて死んだはず……そう思うと同時に記憶を思い出す。だがそれは地球で記憶ではなくその前の記憶だ。地球での名前や記憶は何故か思い出せない。
俺の名はトピオ・クリスルパレス、まぁ魔法使いだ。とある時代に生まれ、魔法を学ぶ名門学校に入った。そこそこ強かった俺は卒業後とある地域で魔導士狩りをしていた勢力から魔導士を守るための戦いに身を投じ、魔女会という組織を作った。自身は魔女飼いと名乗りその勢力を打倒し、国を作り最後は未知の神なる力に手を出し身を滅ぼした。最終的に自身のよく知る数人の化け物のように人間の域を超えることはなかったが、それでも大きな力を持った俺は死に際に転生の魔法を保険でかけていた。
「転生魔法をかけていたな……だがおかしい……もし転生して生まれ変わったのなら魔法も記憶も思い出すはず……」
この空間はおそらく現世ではない事は確かだ。つまり死後の世界に俺はいる。だがおかしいのは死後の世界でこのように現世の時の記憶を意識し覚えているというのに違和感がある。しかも一度地球に転生しているのにだ。俺の転生魔法は一度……地球に転生したら終わりだ。
「ハロー」
考え込んでいるといきなり俺の前に誰かが現れた。黒髪のマントを纏ったイケメンだ。テレポートするかのように違和感なく目の前に現れたので思わず驚いてしまう。
「うわっ!いきなりびっくりさせないでくれ……てかあんた誰?」
「フフッ、レインズ魔法学校の創立者であるこの私にその口の利き方……流石は魔女飼いだな~」
その言葉に俺は反応する。俺の母校の創立者だと……
「ま、まさかルシファー先生?」
「いかにもだ。」
宇宙最強の神に等しい存在である二十柱のリーダーにしてこの世界を作りし黎明の王だ。俺が通っていたレインズ魔法学校の創立者で、初代校長だが俺の時は二代目だったのでこうして話すのは初めてだ。
「これは誠に申し訳ありません。それで私にいったい何の御用ですか?」
俺は跪き頭を下げる、流石に分をわきまえる必要があるだろう。
「そんな堅苦しいことはせんでいいさ~」
「いやしかし……」
「私が誰だかわかっているならお前の態度は自然と改まるだろうし問題ない」
頭を上げて立ち上がる。そこそこ強かった俺でさえ所詮人間を少し超えた程度……同じ二十柱で星一つ簡単に壊すことが出来ると豪語していた二代目校長ランスロット先生でさえルシファー先生の足元にも及ばないらしく神であるルシファー先生の前ではただのハエ……いやミジンコ同然だろう。
「先生ここは天国ですよね?私の転生の事も含めてお聞きしたい」
一度地球に転生したのも含めこの人が絡んでいると見て間違いないだろう。
「そうだな、さて本題に入ろう……まずここは死後の世界だ、お前は昔死んで地球に転生したよな?」
「ええ、だけど地球では私の記憶や力は目覚めなかった上に死んでしまった。だがこうして死後の世界で自我がある」
「ああ、それだが私の差し金だ。お前にはこれから転生してもらうがその前に地球という世界を知っておいて欲しかったのだ。それで無理やり一度あそこに転生させ、途中の段階で死ぬように運命づけさせた」
やはりそういう事か。宇宙の管理者であり神も同然のこの人ならお手のものだからな。
「しかし私の地球で記憶が曖昧です。その前の記憶はしっかりあるというのに」
「それはお前の死に方がグロテスクでトラウマを覚えてしまったからだろう。それも転生後力を自由に使えば次第に戻る」
ならトラウマが残らないような死に方で殺してくださいよ。ちょっとモヤモヤするんですけど……
「そうですか、それについて物申したい事がありますが今は控えておきます」
「すまないな……私も今は本調子じゃなくてな……本体は封印状態なんだ」
そういえば俺が前に生きた時もそうだったな。確か校長のランスロット先生がそんなような事を言っていたが、世界の為らしいしこの際文句を言うのは野暮だ。
「成程……まぁ私としては所定通り転生出来れば何も文句はありません」
「今まさにその時だ。待たせてすまなかったな」
とうとうきたか……あれから随分経ったはず。何年が経ったのだろうか……あの時俺の失敗からもう一回リスタートできるこのタイミングをずっと待ち望んでいた。
「ちなみにもう一度前の世界でしょうか?」
「ああ」
「よしっ!」
思わずガッツポーズをしてしまう。前の世界で俺が野望を果たせずで転生という形で人生に一度幕を閉じた。あの時の後悔もまだ頭に残っているが、再びやり直す事ができるんだ。あの時の続きを……
「それで私が前の世界で死んでから何年後の世界ですか?」
「四五〇年後ぐらいだな。地球での死んだ時から数えると二十年とかだ」
そんなに経っているのか。色々変わっているんだろうな~楽しみで仕方ない。
「了解です~ルシファー先生とは向こうで会えますか?」
「少しキツイかもしれないな……封印を解くことができる日がくればだな……」
「それは残念です……ですが直に会える日を楽しみにしてますよ」
確か二十柱全員の確立の為だったっけな。まぁ俺には関係のない話だ。
「ああ、それでお前の転生だが、とりあえず十五歳の少年に転生する準備は完了しているからよろしく」
「えっ!もう準備完了な感じですかい……しかも十五歳からとか……」
正直気持ちはもうおっさんなんだよな~
ちなみに享年は三十五ぐらいだ。
「前世のお前と同じ顔だ。しかも転生して生まれたその時からの記憶がそのまま引き継ぐようになっているから十五歳の体に転生しても問題ない」
「十五歳までのその人格はどうなるんですか?」
「記憶を抜いたお前みたいなものだから大丈夫。というかもう一部転生させているんだ」
「はやっ、もう転生させてんのかい!」
仕事早すぎ、というかこの人勝手に何やってるんすかね……まぁお待ちかねの転生タイムだし断る理由もない。
「では早速転生させるぞ~」
「よろしくお願いします!」
俺の周りが輝きだし俺を包み込む。やっとだ……あの時の続きがやっとできるのだ。
今度こそあの力を手により高みへ行くのだ!
「さぁ再スタートだな……いくぞ俺……」
ドキドキするのを無理やり抑え、目を瞑る。
光が包み終わると意識が消失した。
光がその場を包むとトピオはそのまま現世へと飛び、場が静寂になる。一人その場に残ったルシファーは囁いた。
「頼むぞトピオ……お前の活躍をここで楽しみにしているぞ」
ルシファーはトピオを転生させるのを遅らせていた。それはこの時代に送り込む為だった。トピオのいた世界は現在自分達二十柱が介入しておらず、その世界を助けてもらうという思惑があったのだった。
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