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3章
72話:レダの動向
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ブルーピーターが消滅した頃城の中庭でも決着がついていた。ザルカヴァは雑兵をあらかた片付け、実と九十九は親衛隊二人を倒していた。
「終わりだな…」
「私と実君の愛のタッグがやられるわけがないです」
実と九十九は親衛隊のハビタットとプライズド相手に遊んでいた。
「見事……」
「そうね、私達の完敗ねハビタット……」
二人は観念しましたと言わんばかりに両手をあげていた。
「お前達はなぜ俺達の邪魔を?」
「一応は王だからとお前達と戦うことに興味があったんだよ」
「まぁ勝てるとは思わなかったけど……」
「不思議な奴らだ……だが負けると分かっていても好奇心から挑むその姿勢は嫌いじゃないぜ」
実は倒れているハビタットに手を貸す。
「ふっ、お前達も不思議な奴らだ」
「この騒動ももう終わりだ、お前達もそもそもロードリオン様に逆らうつもりなんてないだろ?」
「当たり前よ、そもそも現王に従っていたのは仕方なくだ……」
「もうリオン様も復活して玉座へ向かったし、そもそもこれはお前達の勝ち試合だったのだろ。そもそも境界騎士団ってのはリオン様の同胞が多数所属する化け物集団だろ?」
どうやら二人はある程度理解した上で、実達に挑んだようだ。妖精の国では二十柱という存在が神格化されているし、強大力を持っているのは当然知っていることだ。
「フフッ、敵意のない戦いぶりでしたからね」
九十九もそれがわかり手加減して致命傷を与えずに戦っていたのだ。
「あなた達は人間とは思えない強さね、興味本位で戦ってみたけど桁が違いすぎて自信なくしちゃうわ……」
プライズドは九十九に遊ばれ落ち込んでしまったようだ。まぁ無理もなく、九十九のステータスは実よりも高い
御子神九十九
レベル:355
種族:人間(精霊憑き)
職業:双剣使い(マスター級)
攻撃:188888
防御:177777
魔法攻撃:199999
魔法防御:199999
素早さ:188888
魔力:199999
コントラクトスキル:魑魅魍魎の怪異
ギフト:身体強化、成長速度UP、剣士適性
異能:自然の恵み(A)
称号:狛眼の巫女、大陰陽士
過去の事故で精霊と呼ばれる存在が体に混ざった九十九だけに、ステータスは超人という域の中でも高い部類にはいる。
「さて周平さん達のとこいこうぜ」
◇
玉座では壊れた場所の修理をしていた。
「君のその異能は便利だね」
立花の再生は自身の体だけでなく周りの壊れた建物を再生することができる。リオンはそれを感心するように見ていた。
「フフッ、ないものねだりね、私もあなたの能力が欲しいわ」
俺達二十柱は各々が強力なオンリーワンの能力を持つ故に、お互いにないものねだりをしたくなることが多々ある。
「ところでリオンこの後はどうするんだ?この国も色々大変だと思うが……」
現王消滅したし、代役立てたりと色々大変なはずだ。この様子みてると少し罪悪感が……
「もちろん君達についていくよ、この国は他の者に任すつもりだ」
「大丈夫なのか?」
「問題ないよ、優秀な人材が揃っているからね、君達が迷宮攻略している間に最低限建て直しておくからその間に行っておいで」
「九兵衛さんは?」
「ザルの護衛があるし時間もそんなあるわけじゃないから一緒にいくよ~」
九兵衛さんが来てくれるなら心強いな、ザルカヴァのパワーアップも含めて効率よくやるなら九兵衛さんがいないとだな。そもそも迷宮の最後の方は二十柱専用だけあって、九十九や実の実力があっても九百層あたりからはキツイ。
「とりあえず迷宮は明日から予定しているが大丈夫か?」
「問題ないよ、封鎖ももう解くから、明日には問題なく行けるはずだ」
「そうか、なら俺達も今日は休む……」
流石に色々あって疲れたな。リオンの封印を解いたり、パンドラと戦わせられたりで久しぶりに本気を出して戦ったな。
「そうね、久しぶりに格上とやらされて私も疲れたわ」
この後玉座に来た実たちと合流し、みんなで宿へと向かった。
◇
その頃魔大陸南東部のとある都市では大規模戦闘が行われていた。
「斬槍撃!」
「グァァァァ」
ここは田舎町リーカウントと隣接するバステッド平原。ファラリス連邦西部より船で魔大陸に侵攻した連邦軍とレダ・スパイラル率いるブレニム地方防衛軍との戦いが繰り広げられていた。
「これは楽勝ね~」
「椿さん、油断をしてはいけませんわ」
「相変わらずレイチェルは口うるさいわね~」
「当然です、この戦いはですね……」
境界騎士団のメンバーであるレイチェル・アレクサンドラは同じくメンバーである神代椿に説教をしようとするが椿はそれを制止する。
「ああ~わかったわかった。私が悪かったって」
「だいたいあなたは……」
二人が戦場で話していると、大量の連邦側の兵士が取り囲む。
「ほ~らレイチェルがぶつぶつうるさいせいでかこまれちゃったじゃない~」
「それはあなたが……まぁいいです。それに口ではそんなことを言っても顔は喜んでますよ」
「バレてた?だって私の射程圏内にこんな人が集まってるんだもん~」
椿は愛刀である黒椿と紅桜を両手に持ち構えた。
「斬旋風!」
椿から放たれた斬撃は囲う兵士の首を飛ばした事で、周りは血の噴水が吹き上がり、二人は血の雨を浴びる。
「ひっ……」
「化け物だ……」
生きている兵士が魔法攻撃をするがレイチェルが結界にてそれを防ぐ。
「椿さん、私の洋服が汚れてしまいましたがどうしてくれるのかしら?」
「気にしない気にしない~」
レイチェルはそのことに苛立ちその矛先を兵士へと向ける。
「ゼロ・ディメンスィオ……」
回りの空間ごと残りの兵士を圧縮し消滅、だがまだレイチェルの攻撃は終わらない。
「連続魔法……ヴァイス・シュバルツ&グランドクロス!」
レイチェルは連続魔法よるチェイン系統の術式を極めた魔法使いでチェインマスターの異名を持つ。大半が何かしろの剣術系を極めている境界騎士団の中では珍しく、剣や刀を使わず鞭や槍といった武器を好む。
「うわぁ……レイチェルったら私の獲物横取りして~」
椿は残念そうな表情を見せる。
「あなたが暴れたら至る所で血の噴水ができて戦場が臭くなりますの」
「それが戦場ってもんじゃない~これだからレイチェルは男ができないのよね~」
「なっ……あなたに言われたくないですわね椿さん、ガサツすぎて男が逃げる残念女に言われたくないですわ」
「なに~料理はできるし男を引っ張る椿ちゃんが真面目過ぎて男を鞭で束縛するレイチェルに劣るわけがないでしょ!」
「料理は私の方がうまいですわ、あなたの引っ張るは束縛ですわ!」
椿とレイチェルはいつも戦場で喧嘩をするがこれは昔からである。二人が喧嘩をするというのは戦いが終わった証でもあるのだ。ただ昔と違いこれを一人で抑えるレダの気苦労は絶えない。
「あの……お二方?」
「「ああん」」
「ひっ……後ろに司令官が……」
「「えっ!」」
振り向いた時にはレダの拳骨が二人の頭上に落ち、二人は痛みに悶える。
「あなた達またここで道草かしら?」
「いや、これはレイチェルが……」
「何を!これはあなたが……」
レダは目が泳いで小さくなる二人を無言で威圧する。
「ごめん姉さん」
「師匠申し訳ないです」
「まったく……まぁいいわ戦闘は終わったし引き上げたらご飯に行きましょう」
「「は~い」」
連邦軍五千人に対しレダ率いる防衛軍は総勢五百。椿とレイチェルとレダの三人で大半を片付け戦は終わった。防衛軍側の死者はゼロ……五百人は連れてきただけで、元々三人で片をつけるつもりだったのだ。
「私達もそろそろ再集結だし魔王城に向かうわ」
「そろそろですか……楽しみです」
「アークルと合流するの?」
「それは直樹に任せてます。たぶん彼はもう城にはいませんし……」
「じゃあ何をしに……」
レダは不気味な笑みを見えていた。彼女たちは今魔王軍サイドについて、人側と戦っていた、つまり今彼女たちは現魔王の配下という扱いなのだ。だが彼女たちは境界騎士団であり本来の目的を果たす為、魔王の配下という扱いから離れる予定なのだ。
「あの男も私達が離れるといったらどんな表情をするか……」
レダは現魔王のことは嫌いであった、力はそこそこだが女性関係が緩く、無駄に頭が回るのでやりにくかったのだ。だがそんなレダが今も今まで配下にいたのは騎士団の為だった。そして今がその離れる時だった。
「魔王と勇者の戦い……そして私達と偽神の戦い……」
レダは楽しみでしょうがなかった。後者は自分達の勝利を確信しているが、前者はどっちが勝つかわからないからだ。
「終わりだな…」
「私と実君の愛のタッグがやられるわけがないです」
実と九十九は親衛隊のハビタットとプライズド相手に遊んでいた。
「見事……」
「そうね、私達の完敗ねハビタット……」
二人は観念しましたと言わんばかりに両手をあげていた。
「お前達はなぜ俺達の邪魔を?」
「一応は王だからとお前達と戦うことに興味があったんだよ」
「まぁ勝てるとは思わなかったけど……」
「不思議な奴らだ……だが負けると分かっていても好奇心から挑むその姿勢は嫌いじゃないぜ」
実は倒れているハビタットに手を貸す。
「ふっ、お前達も不思議な奴らだ」
「この騒動ももう終わりだ、お前達もそもそもロードリオン様に逆らうつもりなんてないだろ?」
「当たり前よ、そもそも現王に従っていたのは仕方なくだ……」
「もうリオン様も復活して玉座へ向かったし、そもそもこれはお前達の勝ち試合だったのだろ。そもそも境界騎士団ってのはリオン様の同胞が多数所属する化け物集団だろ?」
どうやら二人はある程度理解した上で、実達に挑んだようだ。妖精の国では二十柱という存在が神格化されているし、強大力を持っているのは当然知っていることだ。
「フフッ、敵意のない戦いぶりでしたからね」
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「あなた達は人間とは思えない強さね、興味本位で戦ってみたけど桁が違いすぎて自信なくしちゃうわ……」
プライズドは九十九に遊ばれ落ち込んでしまったようだ。まぁ無理もなく、九十九のステータスは実よりも高い
御子神九十九
レベル:355
種族:人間(精霊憑き)
職業:双剣使い(マスター級)
攻撃:188888
防御:177777
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魔法防御:199999
素早さ:188888
魔力:199999
コントラクトスキル:魑魅魍魎の怪異
ギフト:身体強化、成長速度UP、剣士適性
異能:自然の恵み(A)
称号:狛眼の巫女、大陰陽士
過去の事故で精霊と呼ばれる存在が体に混ざった九十九だけに、ステータスは超人という域の中でも高い部類にはいる。
「さて周平さん達のとこいこうぜ」
◇
玉座では壊れた場所の修理をしていた。
「君のその異能は便利だね」
立花の再生は自身の体だけでなく周りの壊れた建物を再生することができる。リオンはそれを感心するように見ていた。
「フフッ、ないものねだりね、私もあなたの能力が欲しいわ」
俺達二十柱は各々が強力なオンリーワンの能力を持つ故に、お互いにないものねだりをしたくなることが多々ある。
「ところでリオンこの後はどうするんだ?この国も色々大変だと思うが……」
現王消滅したし、代役立てたりと色々大変なはずだ。この様子みてると少し罪悪感が……
「もちろん君達についていくよ、この国は他の者に任すつもりだ」
「大丈夫なのか?」
「問題ないよ、優秀な人材が揃っているからね、君達が迷宮攻略している間に最低限建て直しておくからその間に行っておいで」
「九兵衛さんは?」
「ザルの護衛があるし時間もそんなあるわけじゃないから一緒にいくよ~」
九兵衛さんが来てくれるなら心強いな、ザルカヴァのパワーアップも含めて効率よくやるなら九兵衛さんがいないとだな。そもそも迷宮の最後の方は二十柱専用だけあって、九十九や実の実力があっても九百層あたりからはキツイ。
「とりあえず迷宮は明日から予定しているが大丈夫か?」
「問題ないよ、封鎖ももう解くから、明日には問題なく行けるはずだ」
「そうか、なら俺達も今日は休む……」
流石に色々あって疲れたな。リオンの封印を解いたり、パンドラと戦わせられたりで久しぶりに本気を出して戦ったな。
「そうね、久しぶりに格上とやらされて私も疲れたわ」
この後玉座に来た実たちと合流し、みんなで宿へと向かった。
◇
その頃魔大陸南東部のとある都市では大規模戦闘が行われていた。
「斬槍撃!」
「グァァァァ」
ここは田舎町リーカウントと隣接するバステッド平原。ファラリス連邦西部より船で魔大陸に侵攻した連邦軍とレダ・スパイラル率いるブレニム地方防衛軍との戦いが繰り広げられていた。
「これは楽勝ね~」
「椿さん、油断をしてはいけませんわ」
「相変わらずレイチェルは口うるさいわね~」
「当然です、この戦いはですね……」
境界騎士団のメンバーであるレイチェル・アレクサンドラは同じくメンバーである神代椿に説教をしようとするが椿はそれを制止する。
「ああ~わかったわかった。私が悪かったって」
「だいたいあなたは……」
二人が戦場で話していると、大量の連邦側の兵士が取り囲む。
「ほ~らレイチェルがぶつぶつうるさいせいでかこまれちゃったじゃない~」
「それはあなたが……まぁいいです。それに口ではそんなことを言っても顔は喜んでますよ」
「バレてた?だって私の射程圏内にこんな人が集まってるんだもん~」
椿は愛刀である黒椿と紅桜を両手に持ち構えた。
「斬旋風!」
椿から放たれた斬撃は囲う兵士の首を飛ばした事で、周りは血の噴水が吹き上がり、二人は血の雨を浴びる。
「ひっ……」
「化け物だ……」
生きている兵士が魔法攻撃をするがレイチェルが結界にてそれを防ぐ。
「椿さん、私の洋服が汚れてしまいましたがどうしてくれるのかしら?」
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レイチェルはそのことに苛立ちその矛先を兵士へと向ける。
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回りの空間ごと残りの兵士を圧縮し消滅、だがまだレイチェルの攻撃は終わらない。
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椿は残念そうな表情を見せる。
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「それが戦場ってもんじゃない~これだからレイチェルは男ができないのよね~」
「なっ……あなたに言われたくないですわね椿さん、ガサツすぎて男が逃げる残念女に言われたくないですわ」
「なに~料理はできるし男を引っ張る椿ちゃんが真面目過ぎて男を鞭で束縛するレイチェルに劣るわけがないでしょ!」
「料理は私の方がうまいですわ、あなたの引っ張るは束縛ですわ!」
椿とレイチェルはいつも戦場で喧嘩をするがこれは昔からである。二人が喧嘩をするというのは戦いが終わった証でもあるのだ。ただ昔と違いこれを一人で抑えるレダの気苦労は絶えない。
「あの……お二方?」
「「ああん」」
「ひっ……後ろに司令官が……」
「「えっ!」」
振り向いた時にはレダの拳骨が二人の頭上に落ち、二人は痛みに悶える。
「あなた達またここで道草かしら?」
「いや、これはレイチェルが……」
「何を!これはあなたが……」
レダは目が泳いで小さくなる二人を無言で威圧する。
「ごめん姉さん」
「師匠申し訳ないです」
「まったく……まぁいいわ戦闘は終わったし引き上げたらご飯に行きましょう」
「「は~い」」
連邦軍五千人に対しレダ率いる防衛軍は総勢五百。椿とレイチェルとレダの三人で大半を片付け戦は終わった。防衛軍側の死者はゼロ……五百人は連れてきただけで、元々三人で片をつけるつもりだったのだ。
「私達もそろそろ再集結だし魔王城に向かうわ」
「そろそろですか……楽しみです」
「アークルと合流するの?」
「それは直樹に任せてます。たぶん彼はもう城にはいませんし……」
「じゃあ何をしに……」
レダは不気味な笑みを見えていた。彼女たちは今魔王軍サイドについて、人側と戦っていた、つまり今彼女たちは現魔王の配下という扱いなのだ。だが彼女たちは境界騎士団であり本来の目的を果たす為、魔王の配下という扱いから離れる予定なのだ。
「あの男も私達が離れるといったらどんな表情をするか……」
レダは現魔王のことは嫌いであった、力はそこそこだが女性関係が緩く、無駄に頭が回るのでやりにくかったのだ。だがそんなレダが今も今まで配下にいたのは騎士団の為だった。そして今がその離れる時だった。
「魔王と勇者の戦い……そして私達と偽神の戦い……」
レダは楽しみでしょうがなかった。後者は自分達の勝利を確信しているが、前者はどっちが勝つかわからないからだ。
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