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2章
46話:出発前の夜
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アルマンゾールに来てから一月という時間が過ぎた。バニラの訓練や地球食なんかで毎日あっという間に過ぎてしまった。
「そろそろ行くか」
「もう行くんだね」
「俊樹さんも美弥さんも一月お世話になりました。また近々食べにきます」
「フフッ、いつでも歓迎よ」
食料ストックもある程度貰ったし、食べたくなったらまた転移装置でくればいいだけの話だからな。
「それと俺はここに残るよ……」
そう言い出したのはカゲロウだ。
「カゲロウ」
よく俊樹さんや美弥さんと今後どうするかの相談をしていたのは聞いていたからな。こうなる事も予想はしていた。
「ここに定住するつもり?」
「いや、しばらく居ようかなってだけだ……いずれはまた旅に出る」
「そう……バニラの面倒を一緒に見てもらおうと思ったけど残念ね」
俺達が王都に移動していていない間なんかは、バニラの面倒をよく見ててくれていた。こっちとしても仲間として向かい入れていただけに残念だ。
「まぁまた再会する事もあるだろうさ。お前達とまた旅をしたいからな」
「ここにはちょくちょく来るつもりだ。またついてきたくなったらいつでも歓迎するよ」
離れても仲間であることに変わりはないからな。
「そういってくれると嬉しいね……周平にあそこで出会えて本当に良かった……運命に感謝だ」
「ハハッ、あれは必然だったという事さ」
運命という名の必然。カゲロウとの出会いも偶然なんかではないと俺は信じている。
「それじゃあまた引き続き四人と一匹の旅ね。それで相談だけどアホヌーラ山脈超える?」
九兵衛さんがアホヌーラ山脈を越えろと言ったのは、おそらくあの武器の回収をさせる為に言ったんだと思うんだよな。それだとわざわざ行く必要もなくなってくるわけで。
「確かに……わざわざ超える必要もないよな」
「でももし待ってたりしたらあれじゃない?」
実の言うことももっともだ。他にも目的があったり、待ち構えていたりしたら面倒だからな。
「実の言う通りね。まぁ仮に何もなくてもバニラの訓練にもなるし、当初の予定通り山越えで私はいいと思うわ」
「だな。それだと馬車はここに置かせてもらって、ギャラントプルーム着いたら転移装置作ってこっちに来て回収させてもらおう」
「俺達はそれでも構わんよ。だがあの山脈を超えるなら色々対策はした方がいいな。君達はともかくバニラちゃんはあれだろ」
山の天候は予測できんからな。ここら辺は温暖な気候だが、山を探索してる時に気温が下がっていた。山越えの過程で、上の方まで行くことがあればもっと寒くなるだろうし、酸素も薄くなる。俺達や実とネズ子はともかく、バニラの事考えたら何も考えずに登るのは危険だ。
「ですね。あまり深く考えてませんでしたが、そこは気をつけていきます。どれぐらいでギャラントプルームにつけるかご存知です?」
「前に超えた事があるが、私と美弥で十日間ぐらいだったと。君達ならもっと早くいけるはずだ」
この二人も言うてカゲロウぐらいに強いからな。俺と立花だけならもっと早いだろうが、バニラもいるし、土地勘もないからな。どれぐらいかかるかわからないけど、俺達も同じ十日ぐらいで超えたいものだ。ただ途中に簡易転移装置を作ってあるしもう少し早いかもしれないな。
「わかりました」
「バニラ大変だと思うけど、一緒に超えましょうね」
「うん、頑張る!」
高山病なんかの対策をして臨めばいいだろう。山越えは体力をつけるのにも持って来いだし丁度いい。
◇
夜はとびっきりのごちそうであるA五ランクの松坂牛のフィレステーキだ。これを出してもらうのに金貨を結構消費したが、それに見合う味だった。向こうにいた時から一度は食べてみたかったがまさかこっちの世界でそれが叶うとは。
「周平」
夜中一人で夜風にあたりながら木の椅子に座っていたら立花がやってきた。
「寝れないのか?」
そのままこちらに来て俺の隣に座る。
「周平がどこかに消えたんじゃないかと心配でね」
「ハハッ、寂しがりやか」
「フフッ、それは冗談だけど昔の事があるわ」
「昔の事?」
聞き返すと寂しげな表情を見せる。
「あの時ちょっと行ってくるって言ったまま帰って来なかったから……」
「俺が死ぬ前の話か」
「うん……」
そこら辺の記憶は特に思い出せない。まるで意図的に鍵がかかってるかのような感じだ。
「心配かけてすまなかったな……」
「お互い様よ。私もあなたに寂しい思いをさせたわ……」
「まぁ気にすんな。こうして今は二人でいるんだ。それで十分だ」
「うん……」
そのままキスを交わす。久しぶりに綺麗な満月をこうして見た。満月の光が夜の暗闇をわずかに照らしている。
「これ以上女を増やしたら駄目よ……私が嫉妬深いの知ってるでしょ?」
立花は顔を赤くして少し照れくさそうに言う。これはいつになく可愛い。
本当にすみません……
「あ、はい……いやあの二人はその……」
立花のいない一年と少し……俺の中に空いた穴を埋めてくれたのがあの二人だった。月島とはあの件で深いつながりができて、杉原もあのストーカー事件の時を境に意識したんだっけな。
「あの二人に関しては私があなたの前から消え去ったせいだから私にも非があるわ。だから特別よ」
「すまんな……だからその分俺はお前から離れない。そう約束させてくれ」
「分身体作って別の女とイチャイチャだけどね」
グサッ……それは言わないでほしいぜ。
「冗談よ。どうせここでの事終わった後の事考えれば、私達の中から分身体置くのは規定路線。それでたくさんの女とイチャイチャされるよりは遥かにいいわ」
それ前世の時少し期待してたなんて言ったら殺されるから死んでも言わないけど、九兵衛さんにその時本格的に色々教えてやるなんて言われてたんだよな。いかんいかん……
「まぁ二人が望むなら地球に戻ってもいいんだけどな」
「まさか……神界で私とイチャイチャして地球で二人とイチャイチャ、ここで女遊び……妻として見過ごせないわ……」
「んなことせんわ!というかそんなに体展開できんわ!」
流石にそれはヤバいわ。立花に殺されるだけでなく二人の目もヤバイ。それに耐える強靭なメンタルは持ってない。
「でもこっちで展開した分身体を地球にって事よね?」
「まぁあの二人が地球を選んだら分身体を行き来させるよ。まぁ二人は戻ることを選択しないと思うけどな」
まぁ雪は絶対に帰る事を選択しないと思うがな。美里は雪がそうならそれでみたいな考えだ。
「そうなの?」
「ああ……特に雪はな。表向きはああして帰る為の協力をしてるがな」
勿論クラスの為にというのはある。だが彼女は帰る為に協力しているのではないという事だ。そしてそれを知るのは美里と俺だけだ。美里はそんな雪に協力的だし、俺の今後の話を軽くしたら二人はそれに同調した。
「でもそれクラスメイトであの二人の事は好きな男子はかわいそうね。特にあの嶋田ってのと木幡ってのは雪と美里の事好きみたいだし」
「ああ、あいつらか……まぁあいつらは光だ……闇を抑える抑止力としてもう少し頑張ってもらわないとだな」
クラスに潜む闇……俺を狙った奴もそうだが雪を狙う奴が潜んでいるのは確か。そいつを抑える抑止力として二人は必要だ。俺の報復はそいつらに絶望を叩きつける事。それまではしっかり踊ってもらわないといけない。
「今凄く悪い顔してるわよ」
立花ジト目でこちらを見る。
「あ、バレた?」
「当たり前でしょ!あなたを誰よりも知り尽くしてるから当然!」
「ハハッ、そうだな」
「それで何考えてたか聞かせて」
「はいはい」
「そろそろ行くか」
「もう行くんだね」
「俊樹さんも美弥さんも一月お世話になりました。また近々食べにきます」
「フフッ、いつでも歓迎よ」
食料ストックもある程度貰ったし、食べたくなったらまた転移装置でくればいいだけの話だからな。
「それと俺はここに残るよ……」
そう言い出したのはカゲロウだ。
「カゲロウ」
よく俊樹さんや美弥さんと今後どうするかの相談をしていたのは聞いていたからな。こうなる事も予想はしていた。
「ここに定住するつもり?」
「いや、しばらく居ようかなってだけだ……いずれはまた旅に出る」
「そう……バニラの面倒を一緒に見てもらおうと思ったけど残念ね」
俺達が王都に移動していていない間なんかは、バニラの面倒をよく見ててくれていた。こっちとしても仲間として向かい入れていただけに残念だ。
「まぁまた再会する事もあるだろうさ。お前達とまた旅をしたいからな」
「ここにはちょくちょく来るつもりだ。またついてきたくなったらいつでも歓迎するよ」
離れても仲間であることに変わりはないからな。
「そういってくれると嬉しいね……周平にあそこで出会えて本当に良かった……運命に感謝だ」
「ハハッ、あれは必然だったという事さ」
運命という名の必然。カゲロウとの出会いも偶然なんかではないと俺は信じている。
「それじゃあまた引き続き四人と一匹の旅ね。それで相談だけどアホヌーラ山脈超える?」
九兵衛さんがアホヌーラ山脈を越えろと言ったのは、おそらくあの武器の回収をさせる為に言ったんだと思うんだよな。それだとわざわざ行く必要もなくなってくるわけで。
「確かに……わざわざ超える必要もないよな」
「でももし待ってたりしたらあれじゃない?」
実の言うことももっともだ。他にも目的があったり、待ち構えていたりしたら面倒だからな。
「実の言う通りね。まぁ仮に何もなくてもバニラの訓練にもなるし、当初の予定通り山越えで私はいいと思うわ」
「だな。それだと馬車はここに置かせてもらって、ギャラントプルーム着いたら転移装置作ってこっちに来て回収させてもらおう」
「俺達はそれでも構わんよ。だがあの山脈を超えるなら色々対策はした方がいいな。君達はともかくバニラちゃんはあれだろ」
山の天候は予測できんからな。ここら辺は温暖な気候だが、山を探索してる時に気温が下がっていた。山越えの過程で、上の方まで行くことがあればもっと寒くなるだろうし、酸素も薄くなる。俺達や実とネズ子はともかく、バニラの事考えたら何も考えずに登るのは危険だ。
「ですね。あまり深く考えてませんでしたが、そこは気をつけていきます。どれぐらいでギャラントプルームにつけるかご存知です?」
「前に超えた事があるが、私と美弥で十日間ぐらいだったと。君達ならもっと早くいけるはずだ」
この二人も言うてカゲロウぐらいに強いからな。俺と立花だけならもっと早いだろうが、バニラもいるし、土地勘もないからな。どれぐらいかかるかわからないけど、俺達も同じ十日ぐらいで超えたいものだ。ただ途中に簡易転移装置を作ってあるしもう少し早いかもしれないな。
「わかりました」
「バニラ大変だと思うけど、一緒に超えましょうね」
「うん、頑張る!」
高山病なんかの対策をして臨めばいいだろう。山越えは体力をつけるのにも持って来いだし丁度いい。
◇
夜はとびっきりのごちそうであるA五ランクの松坂牛のフィレステーキだ。これを出してもらうのに金貨を結構消費したが、それに見合う味だった。向こうにいた時から一度は食べてみたかったがまさかこっちの世界でそれが叶うとは。
「周平」
夜中一人で夜風にあたりながら木の椅子に座っていたら立花がやってきた。
「寝れないのか?」
そのままこちらに来て俺の隣に座る。
「周平がどこかに消えたんじゃないかと心配でね」
「ハハッ、寂しがりやか」
「フフッ、それは冗談だけど昔の事があるわ」
「昔の事?」
聞き返すと寂しげな表情を見せる。
「あの時ちょっと行ってくるって言ったまま帰って来なかったから……」
「俺が死ぬ前の話か」
「うん……」
そこら辺の記憶は特に思い出せない。まるで意図的に鍵がかかってるかのような感じだ。
「心配かけてすまなかったな……」
「お互い様よ。私もあなたに寂しい思いをさせたわ……」
「まぁ気にすんな。こうして今は二人でいるんだ。それで十分だ」
「うん……」
そのままキスを交わす。久しぶりに綺麗な満月をこうして見た。満月の光が夜の暗闇をわずかに照らしている。
「これ以上女を増やしたら駄目よ……私が嫉妬深いの知ってるでしょ?」
立花は顔を赤くして少し照れくさそうに言う。これはいつになく可愛い。
本当にすみません……
「あ、はい……いやあの二人はその……」
立花のいない一年と少し……俺の中に空いた穴を埋めてくれたのがあの二人だった。月島とはあの件で深いつながりができて、杉原もあのストーカー事件の時を境に意識したんだっけな。
「あの二人に関しては私があなたの前から消え去ったせいだから私にも非があるわ。だから特別よ」
「すまんな……だからその分俺はお前から離れない。そう約束させてくれ」
「分身体作って別の女とイチャイチャだけどね」
グサッ……それは言わないでほしいぜ。
「冗談よ。どうせここでの事終わった後の事考えれば、私達の中から分身体置くのは規定路線。それでたくさんの女とイチャイチャされるよりは遥かにいいわ」
それ前世の時少し期待してたなんて言ったら殺されるから死んでも言わないけど、九兵衛さんにその時本格的に色々教えてやるなんて言われてたんだよな。いかんいかん……
「まぁ二人が望むなら地球に戻ってもいいんだけどな」
「まさか……神界で私とイチャイチャして地球で二人とイチャイチャ、ここで女遊び……妻として見過ごせないわ……」
「んなことせんわ!というかそんなに体展開できんわ!」
流石にそれはヤバいわ。立花に殺されるだけでなく二人の目もヤバイ。それに耐える強靭なメンタルは持ってない。
「でもこっちで展開した分身体を地球にって事よね?」
「まぁあの二人が地球を選んだら分身体を行き来させるよ。まぁ二人は戻ることを選択しないと思うけどな」
まぁ雪は絶対に帰る事を選択しないと思うがな。美里は雪がそうならそれでみたいな考えだ。
「そうなの?」
「ああ……特に雪はな。表向きはああして帰る為の協力をしてるがな」
勿論クラスの為にというのはある。だが彼女は帰る為に協力しているのではないという事だ。そしてそれを知るのは美里と俺だけだ。美里はそんな雪に協力的だし、俺の今後の話を軽くしたら二人はそれに同調した。
「でもそれクラスメイトであの二人の事は好きな男子はかわいそうね。特にあの嶋田ってのと木幡ってのは雪と美里の事好きみたいだし」
「ああ、あいつらか……まぁあいつらは光だ……闇を抑える抑止力としてもう少し頑張ってもらわないとだな」
クラスに潜む闇……俺を狙った奴もそうだが雪を狙う奴が潜んでいるのは確か。そいつを抑える抑止力として二人は必要だ。俺の報復はそいつらに絶望を叩きつける事。それまではしっかり踊ってもらわないといけない。
「今凄く悪い顔してるわよ」
立花ジト目でこちらを見る。
「あ、バレた?」
「当たり前でしょ!あなたを誰よりも知り尽くしてるから当然!」
「ハハッ、そうだな」
「それで何考えてたか聞かせて」
「はいはい」
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