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2章
36話:訓練
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夜はごたごたがあり、立花の裸を堪能しバニラに裸を見られたりと、色々と忘れられない夜を過ごした。俊樹さん夫妻の家で泊ったので、朝も日本食をごちそうになった。食べ物というこの重大な問題を片づけた俺達は訓練の為にアホヌーラ山脈へと向かった。
「まずはバニラの訓練ね」
途中の山脈に向かう途中の敵はそこまで強くなかったのでそこでやる事となった。
「まずは基礎の基礎ね」
「一応第二位階ぐらいまでは屋敷にいる時に覚えたわ。特にお掃除系や回復系の魔法は、必須だったからそれはもっと上の階位の魔法も一部は使えるわ」
「ではあなたの魔法の腕を試すわ」
バニラと立花が対峙する。今は期待できないが。今回の訓練で習得すれば何とか形になるはずだ。
「風よ、空気の塊になって放ちたまえ……エアーショット!」
「あらかわいい~」
空気の塊が飛んでくるが、立花は指で弾く。これは第二位階魔法で基本だ。一応基礎は勉強してくれていたみたいで何よりだな。
「水よ、弾となって飛んでいけ……アクアショット!」
これも同じく第二位階魔法でエアーショットの水版だ。
「えい」
またも指で弾く。
「あなたの実力は理解したわ~」
「どう?」
「話にならないわ~」
微笑みながらストレートに言う。まぁそうだけど初心者だしもう少しオブラートに包んでやるのも大事な気が……
「やっぱりそうよね……それでどうすればいい?」
「これから一月ばかり鬼訓練をします」
立花の鬼訓練とか……確かに一月立花から魔法の訓練をすればどんな初心者でも使い物になる。確か昔魔法学校時代に、お気に入りの同級生の女の子がいて、その子はそこまで才能がなかったものの第八席まで昇りつめていたな。お気に入りにしかそういう事はしない立花だが結構バニラの事気にいっているんだな。
「立花マジ?」
「ええ、だから周平とカゲロウはアホヌーラ山脈を調べてきて欲しいの」
「それでいいぜ。カゲロウは?」
「俺も構わんよ」
真面目の立花の鬼訓練は死ぬ可能性があるから、カゲロウを残したかったんだがな。いて止められるのも嫌なのだろう。
「オーケー。ネズ子はここでバニラの補佐だ」
「わかりましたでチュ」
「ネズ子よろしくね」
「見守るでチュよ~」
バニラなんかめっちゃ活き込んでいるけど、訓練始まったら後悔するだろうな。でもバニラが強くなりたいってなら、訓練を受けるべきだしまぁいいだろう。立花の訓練なんて中々受けれないし、それをタダで受けれるんだ。こんなチャンスは中々ない。
「それじゃあ頼んだぜ」
◇
「なぁ周平?」
「何だ?」
「バニラの奴は平気か?」
「平気じゃないけど死にはしないかな~ハハッ……」
それを聞いたカゲロウはため息をつく。どうやら心配だったらしいな。
「あの子が訓練に耐えられるとは思えないんだが……」
「ハハッ……まぁ死ぬ手前で回復させるだろうから大丈夫」
魔力回復役であるマジックポーションのストックは、コジーンで大人買いしてたし、たくさんあったはずだからな。魔力が尽きたら飲ます、体が疲れたら魔法で回復させるという鬼訓練だがきっとあいつなら耐えてくれると信じたい。
「それでアホヌーラ山脈に何か用があったんだよな?」
「ああ、昔の仲間であるギルドの総長が行けと言ってたらしいからな」
何があるのかは検討がつかないが、行けばわかると信じたい。
「アホヌーラ山脈は昔からレベルの高い魔物が出るというのは聞いた事がある。まぁお前なら問題ないんだろうがな」
「そうだな。でもカゲロウぐらいなら十分通用すると思うけどな」
ここはまだ入り口。奥は分からんがカゲロウなら余裕で捌けるはずだ。
「魔物が来たぜ」
来たのはレッドウルフの群れだ。
「まぁそこまで言われたらやるしかないな……」
カゲロウは前に出て群れと対峙する。剣を手に向かっていく。
「はぁ!」
素早く近づき一匹、また一匹と捌いていく。
「剣技:烈!」
剣技か。俺も昔はかなり極めていた。
昔は凄い強い武器を持っていたのだが、死んだと同時にロストした。最上位ランクである幻神級の武器だ。幻の金属ネオハルコンで作られた武器のみに与えられる級であり、二十柱のみが持つことを許されている武器でもある。その武器は宝物庫に入れる事が出来なかったのがロストした原因だ。
「これでラストだ!」
群れを瞬く間に倒していく。やはりこの男は凄い。長い期間あの牢屋にいたとは言え、やはり元勇者だけの事はある。
灰崎影狼
種族:人間族
レベル210
職業:剣士
攻撃:28000
防御:28000
魔法攻撃:22000
魔法防御:22000
素早さ:25000
魔力:22000
ギフト:身体強化、成長速度UP、戦士適性
異能:防御破壊(A)
称号:勇者、剣士マスター
勇者であればこれぐらいのステータスはすぐに行く。ただ常人の限界たるレベル二五五を超えることが出来るかどうかが魔王を倒す鍵だ。基礎値が高く、限界突破を約束されているようなほんの一部を除けば、みなレベル二百を超えたぐらいでだいたい止まる。常人が限界を超えるには、普通に訓練して戦っていては無理で、死を覚悟するような事が必要になってくる。
「ナイス~」
「これぐらいは当然だ。だがこの鈍らではキツイな。せめてレア級の武器は欲しい」
この世界の武具にはランクは、下からノーマル級、レア級、マスター級、国宝級、伝説級、幻神級の順である。幻神級は幻の中の幻で持っている者の噂がでることのない本の伝承の中の武器で二十柱の使用武器だが、伝説級だと持っている者の噂や、国として保有していたりと所在は一応確認されている。宝物庫の中にはけっこう入っているがな。
「それで今日はどこまでいくつもりだ?」
流石に今日一日で全部は回れないからな。夕方までに山脈のどこかに結界と即席転移陣を作って、明日はそこから探索出来るようにするのが妥当だな。
「そうだな。行けるとこまで行って、即席転移陣を作る。夜キャンプしてもいいんだが、俊樹さんに夕飯を頼んである」
わざわざ金貨出して作ってもらう予定だ。流石にそれは外せんな。
「了解。それじゃあ先に進もうか」
◇
「ハァハァ……」
「まだまだ!意識を集中して!」
「はい!」
立花がバニラにまず教えているのは魔力の使い方だ。出力を加減したり、全力で放ったりするやり方を教えていた。常人の魔力は無限ではない。弱いうちは上手く威力を下げたり、低位階の魔法を正確に当てたりして、やりくりする必要があるのだ。
「水よ来たれ!流水の衝撃アクアジェット!」
第二位階まではある程度マスターしていたので、第三位階の属性系の魔法の習得に入っていた。
「いいわ。力強く放つことを覚えなさい」
「はい!」
「それじゃあ今度は今よりも弱い威力で」
「まだやるの?ここら辺で少し休憩をください~」
二時間魔法を打ち続けて休憩なしといった感じだ。
「当然。マジックポーションを飲ませているし、体の疲労も回復させているから体は問題なく動くわ~」
「でも……疲れがとれた気が……」
「それは精神の疲労ね。でも大丈夫……気絶しそうになったらしっかり休ませてあげるから」
立花は微笑みながらバニラに言う。その時バニラは鬼訓練の意味を知るがもう遅い。始まった以上は逃げられないし、気絶するまでは休めないのだ。
「そ、そんな……」
青ざめるバニラの顔を見てニヤニヤとする立花に戦慄したのは言うまでもない。見ているネズ子までもが顔を青ざめている。
「ほら、休みたかったら根性を見せることよ~」
「バニラ頑張るっチュ……ここは気合で乗り越えるチュよ」
「うぅっ……やってやるわよ~」
バニラは悲鳴を上げながら気絶するまで魔法を打ち続けたのだった。
「まずはバニラの訓練ね」
途中の山脈に向かう途中の敵はそこまで強くなかったのでそこでやる事となった。
「まずは基礎の基礎ね」
「一応第二位階ぐらいまでは屋敷にいる時に覚えたわ。特にお掃除系や回復系の魔法は、必須だったからそれはもっと上の階位の魔法も一部は使えるわ」
「ではあなたの魔法の腕を試すわ」
バニラと立花が対峙する。今は期待できないが。今回の訓練で習得すれば何とか形になるはずだ。
「風よ、空気の塊になって放ちたまえ……エアーショット!」
「あらかわいい~」
空気の塊が飛んでくるが、立花は指で弾く。これは第二位階魔法で基本だ。一応基礎は勉強してくれていたみたいで何よりだな。
「水よ、弾となって飛んでいけ……アクアショット!」
これも同じく第二位階魔法でエアーショットの水版だ。
「えい」
またも指で弾く。
「あなたの実力は理解したわ~」
「どう?」
「話にならないわ~」
微笑みながらストレートに言う。まぁそうだけど初心者だしもう少しオブラートに包んでやるのも大事な気が……
「やっぱりそうよね……それでどうすればいい?」
「これから一月ばかり鬼訓練をします」
立花の鬼訓練とか……確かに一月立花から魔法の訓練をすればどんな初心者でも使い物になる。確か昔魔法学校時代に、お気に入りの同級生の女の子がいて、その子はそこまで才能がなかったものの第八席まで昇りつめていたな。お気に入りにしかそういう事はしない立花だが結構バニラの事気にいっているんだな。
「立花マジ?」
「ええ、だから周平とカゲロウはアホヌーラ山脈を調べてきて欲しいの」
「それでいいぜ。カゲロウは?」
「俺も構わんよ」
真面目の立花の鬼訓練は死ぬ可能性があるから、カゲロウを残したかったんだがな。いて止められるのも嫌なのだろう。
「オーケー。ネズ子はここでバニラの補佐だ」
「わかりましたでチュ」
「ネズ子よろしくね」
「見守るでチュよ~」
バニラなんかめっちゃ活き込んでいるけど、訓練始まったら後悔するだろうな。でもバニラが強くなりたいってなら、訓練を受けるべきだしまぁいいだろう。立花の訓練なんて中々受けれないし、それをタダで受けれるんだ。こんなチャンスは中々ない。
「それじゃあ頼んだぜ」
◇
「なぁ周平?」
「何だ?」
「バニラの奴は平気か?」
「平気じゃないけど死にはしないかな~ハハッ……」
それを聞いたカゲロウはため息をつく。どうやら心配だったらしいな。
「あの子が訓練に耐えられるとは思えないんだが……」
「ハハッ……まぁ死ぬ手前で回復させるだろうから大丈夫」
魔力回復役であるマジックポーションのストックは、コジーンで大人買いしてたし、たくさんあったはずだからな。魔力が尽きたら飲ます、体が疲れたら魔法で回復させるという鬼訓練だがきっとあいつなら耐えてくれると信じたい。
「それでアホヌーラ山脈に何か用があったんだよな?」
「ああ、昔の仲間であるギルドの総長が行けと言ってたらしいからな」
何があるのかは検討がつかないが、行けばわかると信じたい。
「アホヌーラ山脈は昔からレベルの高い魔物が出るというのは聞いた事がある。まぁお前なら問題ないんだろうがな」
「そうだな。でもカゲロウぐらいなら十分通用すると思うけどな」
ここはまだ入り口。奥は分からんがカゲロウなら余裕で捌けるはずだ。
「魔物が来たぜ」
来たのはレッドウルフの群れだ。
「まぁそこまで言われたらやるしかないな……」
カゲロウは前に出て群れと対峙する。剣を手に向かっていく。
「はぁ!」
素早く近づき一匹、また一匹と捌いていく。
「剣技:烈!」
剣技か。俺も昔はかなり極めていた。
昔は凄い強い武器を持っていたのだが、死んだと同時にロストした。最上位ランクである幻神級の武器だ。幻の金属ネオハルコンで作られた武器のみに与えられる級であり、二十柱のみが持つことを許されている武器でもある。その武器は宝物庫に入れる事が出来なかったのがロストした原因だ。
「これでラストだ!」
群れを瞬く間に倒していく。やはりこの男は凄い。長い期間あの牢屋にいたとは言え、やはり元勇者だけの事はある。
灰崎影狼
種族:人間族
レベル210
職業:剣士
攻撃:28000
防御:28000
魔法攻撃:22000
魔法防御:22000
素早さ:25000
魔力:22000
ギフト:身体強化、成長速度UP、戦士適性
異能:防御破壊(A)
称号:勇者、剣士マスター
勇者であればこれぐらいのステータスはすぐに行く。ただ常人の限界たるレベル二五五を超えることが出来るかどうかが魔王を倒す鍵だ。基礎値が高く、限界突破を約束されているようなほんの一部を除けば、みなレベル二百を超えたぐらいでだいたい止まる。常人が限界を超えるには、普通に訓練して戦っていては無理で、死を覚悟するような事が必要になってくる。
「ナイス~」
「これぐらいは当然だ。だがこの鈍らではキツイな。せめてレア級の武器は欲しい」
この世界の武具にはランクは、下からノーマル級、レア級、マスター級、国宝級、伝説級、幻神級の順である。幻神級は幻の中の幻で持っている者の噂がでることのない本の伝承の中の武器で二十柱の使用武器だが、伝説級だと持っている者の噂や、国として保有していたりと所在は一応確認されている。宝物庫の中にはけっこう入っているがな。
「それで今日はどこまでいくつもりだ?」
流石に今日一日で全部は回れないからな。夕方までに山脈のどこかに結界と即席転移陣を作って、明日はそこから探索出来るようにするのが妥当だな。
「そうだな。行けるとこまで行って、即席転移陣を作る。夜キャンプしてもいいんだが、俊樹さんに夕飯を頼んである」
わざわざ金貨出して作ってもらう予定だ。流石にそれは外せんな。
「了解。それじゃあ先に進もうか」
◇
「ハァハァ……」
「まだまだ!意識を集中して!」
「はい!」
立花がバニラにまず教えているのは魔力の使い方だ。出力を加減したり、全力で放ったりするやり方を教えていた。常人の魔力は無限ではない。弱いうちは上手く威力を下げたり、低位階の魔法を正確に当てたりして、やりくりする必要があるのだ。
「水よ来たれ!流水の衝撃アクアジェット!」
第二位階まではある程度マスターしていたので、第三位階の属性系の魔法の習得に入っていた。
「いいわ。力強く放つことを覚えなさい」
「はい!」
「それじゃあ今度は今よりも弱い威力で」
「まだやるの?ここら辺で少し休憩をください~」
二時間魔法を打ち続けて休憩なしといった感じだ。
「当然。マジックポーションを飲ませているし、体の疲労も回復させているから体は問題なく動くわ~」
「でも……疲れがとれた気が……」
「それは精神の疲労ね。でも大丈夫……気絶しそうになったらしっかり休ませてあげるから」
立花は微笑みながらバニラに言う。その時バニラは鬼訓練の意味を知るがもう遅い。始まった以上は逃げられないし、気絶するまでは休めないのだ。
「そ、そんな……」
青ざめるバニラの顔を見てニヤニヤとする立花に戦慄したのは言うまでもない。見ているネズ子までもが顔を青ざめている。
「ほら、休みたかったら根性を見せることよ~」
「バニラ頑張るっチュ……ここは気合で乗り越えるチュよ」
「うぅっ……やってやるわよ~」
バニラは悲鳴を上げながら気絶するまで魔法を打ち続けたのだった。
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