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▪日々徒然【三桁切るまでの記録】
【画像有】注射はキライ?
しおりを挟む注射に点滴……私的には、まったく良い思い出がありません。まあ注射が好きな人ってのも珍しいのでしょうか?
あれはまたまた妊婦のころのお話です。経験者ならご存じだとは思いますが、妊婦は検診で度々血液を抜かれます。私は構いませんが、血を抜く方々にとっては、やはりおデブは鬼門なのでしょう。下手な人に当たると最悪です。
おデブの血管はお肉で見えにくい。
または、
おデブの血管は細い。
まあどちらでも私的には構いません。血を抜かれるのは一緒ですから。やり直し数度もいつものことですから!
なーんて言っていられない事件がありました。
それは私が娘の妊婦健診で、血液検査をした日のことです。いつもは女性ばかりの中に、なぜか若い男性が一人。しかも何だかオドオドしています。いやーな感じがしましたが、たくさんいる検査員の中で、まさかあの人には当たらないだろう。順番的にも合わないな。なんて考えていたんです。しかし!彼は手際が悪かった。周囲はどんどん進む中で、彼の所だけは中々空きません。なのに!
なぜ私の番に彼が空くのよー!
嫌々ながらも彼の前で腕を出します。彼は意外に何ともない感じで、迷いもなくブスリと針を腕に刺しました。
ん?私の心配しすぎだったの?
…………あれ?血が出ませんよ?
すると……
『少し痛かったらすみません』
彼はそう言い、針をグリグリと動かし始めました。イヤー!なにするのよ! こんなの初めてされたわ!私が脳内クエスチョンをしていると、いきなり針を抜き、再度注射器を用意し針を構えました。
あのー?血が取れてませんか?しかもまた注射器?
『もう一回やります』
と言いながら針をさしました。おい! なら抜く前に言えよ。刺す前にでも言えるじゃない。『上手く刺さらなかったから、もう一度やり直します』とか言えないの?
混乱している頭を宥めながら、普段なら絶対に見ない己の腕に刺さる注射器を見つめます。
血がでてこないんですけど?
いやー!またグリグリしてるー!これって絶対に明日痛いじゃないの!
もうどうにでもして!
ダメなら代われよ……
結局四本刺されました。ようやく諦めたのか、五本目はありませんでした。しかし血は取れず。彼はお隣の女性にお願いしたようですが、忙しいからと断れたようです。そのま私を放置しウロウロ。奥で話し声が!
『なら婦長呼んできなさい。彼女なら上手いから! 』
暫くして恰幅の良い白衣の天使がやって来ました。私には本当に天使に見えました。彼女はプスリと一発でした。数秒で終了です。そして私に言いました。
『研修医に当たっちゃったのね。彼らは総じて下手なのよ。ごめんなさいね。お疲れさま』
こう言い残し、さっそうと戻って行きました。私は扉から出て……こっそり部屋を覗きます。
…………研修医……
なに食わぬ顔してもとの席に座ってるし。えーそのまままた血液検査をするの?大丈夫なの?だって私だけじゃなかったじゃない。普通のおばさんも怒らせてたじゃない。(産科ではなく総合病院だったので、普通の患者さんもいます)
まあいつまでも覗きは出来ません。私は貰った大きなガーゼで腕を抑え、産科に向かい歩きだしました。なぜデカいガーゼ?四ヶ所から血が染み出て止まらなかったの!まったく……
スプラッタじゃないんだぞ!
そして入院中に似たようなことが!
普段は看護師さんがする点滴を、なぜか男性の主治医がしに来ました。後で聞いた所によると、施術前の点滴は看護師ではなく医師がするとか?真実は解りません。
そして……ブス。ブス。ブス。ブス。ブス……。何回刺されたでしょう。まあ点滴だったためか痛くは感じなかったのですが、翌日には周囲が真っ青になりました。
翌日点滴を変えにきた看護師さんが、真っ青な私の腕を見て絶句……
『これ誰が……あっ……』
私のベッドのネームタグを見て気づいたのでしょう。
『**先生は注射が苦手なのよ。偉くなるとそういうのはしなくなるから……痛かったら言ってね。ごめんなさいね』
また違う人に謝られちゃいました。
ほう。偉くなると注射などの仕事はしなくなるんですね。ならしないでよ!痛くはないけど、この腕怖くて見たくないんですけど!
なーんて嫌な思い出です。
おデブでなけれは無かった事柄なのでしょうか?ならおデブな私も逆から見たら加害者なのかもしれません。
研修医くん。主治医の先生。おデブがお世話をおかけしました。主治医の先生には、なんと偶然にも息子も見て戴きました。
息子のときは違う方が点滴に来ました。
すみません。
正直ホッとしてしまいました。
今朝のサラダです。ゆで卵とブロッコリーのサラダです。トマトがなく彩りが寂しいので、レタスにニンジンを混ぜました。ブロッコリーにはやはりマヨネーズですね。
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