上 下
54 / 92
【特別編・What day is today】

Happy Halloween【画像有り】

しおりを挟む

【ご挨拶】

昨晩は寝落ちで更新忘れてしまいました。1日遅れのHalloweenです。

※※※※※

本日第11回、ファンタジー大賞の結果発表が出ました。投票して戴いた皆様に感謝ですm(__)m

最終19位。残念ながら賞を得る事は出来ませんでしたが、ドキドキと楽しめた期間でした。

大賞最終選考の10作品に残れました事、読者の皆様には感謝しかございません。本当に有難うございました。お読み戴いている皆様に感謝を<(_ _*)>

※※※※※※※※※※※※※※※
    アルファポリス
編集部様よりの評価。
※※※※※※※※※※※※※※※

【専属料理人なのに、何故か料理しかしないと追い出されました】は、ダンジョン最下層で追放されてしまった主人公がただの「料理人」ではなく「くノ一」でもあったという設定が独特で、コミカルとシリアスを織り交ぜながらテンポ良く進むストーリーが人気を集めた。

※※※※※※※※※※※※※※※


※※※
本日はHalloween♪
※※※
元々は外国の秋の収穫祭が起源。祭りを祝い、仮装をして悪霊等を追い払う。宗教的な意味も持っていた。現在はその様な意味は全く無く、ジャックオーランタンをカボチャで作り祝う日。子供や大人が仮装し楽しむ日。子供達は仮装し、近隣を回りお菓子を貰ったりと楽しむ。
※※※※※※※※※※※※※※※

以下オマケになります。
Happy Halloween
皆さま。素敵な日を。

※※※※※※※※※※※※
  Halloween風。
画像つきミニ話。
※※※※※※※※※※※※
とある新婚さん
            &
先輩夫婦のお話。
※※※

あー滅茶苦茶頭いてーわ。流石に昨晩は飲みすぎた。アイツら調子こいて新郎を酔い潰そうとしやがって!夜失敗したらどうするんだ!

まあ心配はいらなかったけどな。隣に眠る筈の可愛い新妻の寝顔をそっと見る。

ん?居ない?水でも飲みに行ったのか?

じゃあ俺も…。

・・・・・。

はあ?ん?何だこりゃ?体が縮んでる?いやマジそんな筈は?まさかベッドが大きく?何て訳有るかー!

ベッドから飛び降り、駆け足で姿見の前に行く。飛び降りる?駆け足?しかし随分視界が低いな。しかも室内で随分身軽だよな?俺ってこんなに素早かったか?

ん?

な!な!な!

なー!?

何じゃこりゃー!!







マ・マジかよ。

俺猫になっとるわー!!


【ザックにゃ】
※※※※※

もう。朝から騒がしいのです。お風呂位ゆっくりしたいのです!一緒に入ると耳と尻尾を弄るから、私は早起きしたのですよ!

・・・・・。

まだ騒いでます。何だか更に大声に…。これはもう絶叫に近いのですが?

もう!全く何を騒いでるのですか?でもまだまだ元気なのですね。正直疲れすぎました。私達の方が体力は有る筈なのですが…。

タオルを巻いてお風呂を出る。寝室のベッドを見るとあれ?居ません。気配を感じ振り向くと…。

え?

え!え!え!

えー!?









え・えーとですね?

かっ可愛い猫ちゃんー!!

「もしかしなくても、ザックなのですかにゃん?」

「何だよその喋り方にゃ!普通に話せにゃ!何で俺が猫何だにゃん!」

・・・・・。

「知りたいのですか?」

「当たり前にゃん!」

可愛いのですー。もふもふなのですー。しかもにゃん語!ギャップ萌えなのです!思わず抱きしめスリスリ。人型とお目めと髪の色が反対なのです。残念ですが、流石に赤猫にはならなかったのです。

「離せにゃー。何で俺が弄られるんだにゃん!尻尾を弄るんじゃ無いにゃー。」

「昨晩私が嫌がるのを散々弄ったのです。その罰なのです。三つ又様の呪いなのです。ほっとけば元に戻るのです。」

「何故なんだにゃー。ミリィは1度も猫にならないにゃー!」

「猫みみ族は獣型にはなれないのです。犬みみ族も他族もなのです。人族と交わる様になり、既に人型のみとなりました。」

・・・・・。

「直ぐには戻れないのかにゃ?ミリィ?助けて欲しいにゃん。昼からお客が来るにゃ。見られたくないにゃ。絶対に笑うにゃ!ごめんにゃ?もう嫌がるまで弄らないにゃ。だから何とかしてにゃん。」

かっ可愛すぎなのです。でもあざといのです!絶対に直ぐに忘れるのです!

どうしたら…。

サワサワ。ニギニギ。うーん。モフモフですー。暖かいですー。

「弄るにゃー。」

「え?もっと弄って欲しいのですか?ならお風呂なのです。私が弄り三つ又様の呪いを解きましょう。これは因果応報なのです!」

なっ!止めるにゃー!尻尾の付け根はダメなのにゃー。耳もダメにゃー!付け根がくすぐったいにゃん!

「弄るにゃー。」

「足りないのですね!」

「違うにゃん!弄るにゃと言ってるにゃん!」

だから弄って欲しいんですよね?だって弄るにゃって…。モフモフ弄って欲しいんじゃ?

「違うにゃん!弄るのを止めろと言ってるんだにゃん!」

!?!?

弄るにゃ=もっと弄って欲しいにゃ。

では無く…。

弄るにゃ=弄るな!

だったのですね。

でももう遅いのです!因果応報なのです!昨晩のお返しのです!耳の裏から中まで!尻尾も全てを!勿論付け根はどちらもしっかりと!三つ又様の呪いを解く為にも!モフモフ行くのですー!!

「やっ止めるにゃー。にゃにゃにゃー。そこダメだにゃー。いっ、いやにゃーん…。にゃ…にゃぁ…ぁぁ…あぁぁ…。ぃにゃぁ…。」

どろんっ。

ふぅ。元に戻ったのです。

これで反省して欲しいのです。


【ミリィにゃん】
※※※※※

コンコン。コンコン。ん?誰も出ないな?ヤクソクノ時間は間違いないよね?

ガチャリ。

あっドアが開いた!

「トリック オア トリート!お菓子くれないと悪戯しちゃうぞー!ん?ミリィちゃんだ!ルイスハズレ!ザックじゃ無いよ。」

「アリーさん、お早うなのです。ザックはまだ寝てるのです。ヘロヘロなのです。ざまあみろです。」

・・・・・。

「ザックそれは…。男としてどうなのでしょう…。」

「おい!誤解される様な言い方するな!呪いは先に言え!全てミリィが悪い!」

「何故私が悪いのです?嫌がる事をしつこく実行するザックが悪いのです!もしかして変態なのですか?」

「また余計な事を…。変態じゃ無いわ!我を忘れただけだ。ミリィも同じだろうが!」

「同じじゃ有りませーん。私は呪いを解く為に弄ったのです。目的の無い人とは違うのです。」

「目的か?そんなの決まってるじゃないか。新婚さんの夜のモフモフタイムは…「お下品です。それ以上はダメ!」…。」

「アリー叩くなよ。しかしアリーにもこの手の冗談が通じる様になったとは…。俺も感無量だよ。」

「コウノトリは卵を運んでは来てくれません。キスだけでは赤ちゃんはのウンチクからですよ。私がかなり頑張りましたからね。」

「ルーイースー!!」

「幾ら何でもそれは漏りすぎよ!!」


※※※※※

「へー。ザックがにゃんにゃんねー。猫姿が見れなかったのは残念だけど、にゃん語は聞きたい!」

「因みに三つ又の呪いとは?」

「それは長生きした猫みみ族の、悲しいお話なのです。」

**

昔々、まだみみ族が獣の姿をとれた頃の話。ある日日向ぼっこが好きで、縁側で猫姿になり丸まって居たにゃんこ。ふと何気に気付くと、何と尻尾が3本になっていたのです。猫姿の時にフリフリと揺れる3本の尻尾が珍しく可愛いと、沢山の人々に弄られモフモフされました。流石に人型の時は洋服で隠しました。

人型なら弄られないと…。

猫姿での日向ぼっこが大好きなにゃんこ。ノンビリ日向ぼっこが出来ない。日々鬱屈が貯まります。そしてある日とうとう怒りが爆発したのです。

人型の時にまで、恋人が尻尾を弄り倒したのです。

自分の安息を返せー!神様のバカー!アホー!マヌケー!トンマー!

この怒りの声を聞いた神様。ならばお前は天界に来なさい。気の済むまで存分に、私の膝で日向ぼっこするが良い。三つ又は徳を為、人々に尽くした証。そして長寿の証なのだ。神に近づいたのだから、一緒に天界で過ごしなさいと。

三つ又にゃんこは、神と共に天にのぼりました。後悔したのは恋人です。何故嫌がるのに無理じいしたのかと…。

後悔先に立たず。

やがて年を経て、獣の姿を忘れたみみ族達。三つ又の事も忘れ去られました。しかし忘れてないのが、天界から下界を眺めていた三つ又です。

「気持ち良さも過ぎれば毒にゃ!無理強いする奴等は成敗にゃん。忘れるなんて許さないにゃん。喰らえ快感にゃん地獄ー!尻尾は命にゃ。悪戯する奴は皆成敗なのにゃー!」

天界では辛いと言う感覚が有りません。三つ又にゃんこは毎日神様の膝の上で…。

「気持ち良いにゃん。にゃふー。その撫で方は絶妙にゃあー。嫌でも無いにゃ。辛くも無いにゃ。でもベッタリと鬱陶しいのにゃ!神様も彼女でも作れにゃん!」

三つ又にゃんこの平和は何処に?

**

「これが呪いの謂れなのです。特に耳と尻尾は、みみ族にとっての急所なのです。更にはその後三つ又にゃんこ様は、神様の伴侶となられました。神様に準ずる者となり、三つ又にゃんこ様の呪いは更に強力になりました。やられた分の10返ししなければ治りません。自然に巻かせる場合は、1週間はかかるのです。」

「10倍返し…。だからあれほどか…。ミリィ悪かった…。」

「三つ又にゃんこ…。えげつないですね。いや実は、1番の腹黒は神様でしょうか?」

「1週間で治るならにゃんこでも良いじゃ無い。私もにゃんこもふりたい!」

「ほう。ならハロウィンは早目に切り上げましょう。アリーを猫にしたい所ですが、それでは目的が果たせません。私が猫になります。今晩頑張りましょう。」

「三つ又にゃんこ様の呪いはみみ族だけ…。」

「耳と尻尾なら有ります。何たってハロウィンですからね。」

「ルイスも相変わらずだな。」

「にせものでも大丈夫なの?ルイスにゃんこ可愛いかも。」

「もうお前らは知らん。勝手にいちゃついてろ。ほらミリィ。パーティーに行くぞ。しかしルイス…。お前の猫姿は想像したくないが、その仮装はメチャ似合うな。」

「有難うございます。ザックの狼男も、ワイルドでお似合いですよ。」

「「私たちは?」」

「「凄く似合ってる!」

バカップルの掛け合いは続く…。

トリック オア トリート♪

お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ。

Happy Halloween


※※※※※
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

うたた寝している間に運命が変わりました。

gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。

政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~

つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。 政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。 他サイトにも公開中。

婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです

青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。 しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。 婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。 さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。 失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。 目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。 二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。 一方、義妹は仕事でミスばかり。 闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。 挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。 ※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます! ※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。

【王都最強の崖っぷちクラン誕生!?】~戦えないやつはいらん。と追放されたスカウトはスカウトされたので、個性派メンバーを超絶サポートします!~

夕姫
ファンタジー
【珍しいジョブの『スカウト』の私が霞んでる……私が一番まともなんだけど……これ?】 「朝早くからすまんな。エステル。お前は今日限りでこのパーティーを抜けてもらう。今までご苦労様」  主人公のエステルはパーティーのリーダー、グラン=デルタニアに呼び出されいきなり追放宣言をされた。  理由はもっと強い仲間を探している。だから弱いお前はいらないんだよ。と簡単な理由。そして更に「お前のジョブはなんだ?『スカウト』だろ?なら尚更役立たずじゃねぇか。時代遅れなんだよお前のジョブは。」  エステルのジョブは珍しい『スカウト』。敵の気配を感じ取り事前に察知したり、罠の発見をしたり出来るジョブ。戦闘ではあまり役に立たない、それでも一生懸命サポートをしていたがエステルの頑張りは誰も認めてくれない。周りからは「時代遅れのジョブ」と思われているだけだった。  しかしエステルはダンジョン攻略に必要な『危険回避』『マッピング』『罠解除』『索敵』『開錠』『アイテム係』すべての能力を持ち合わせているサポートマスターだった。彼女が不得意なのは『戦闘』だけ。  今までの給料「銅貨2枚」を握りしめ、貧民街に行き、そこで『妖精の隠れ家』と呼ばれる酒場を経営している、元冒険者のマスター アリシア=フォン=ルーザリアと出会うのだが……。  この物語は今時珍しいジョブの『スカウト』のエステルがスカウトされ新たな『妖精の隠れ家』で、「おしゃべり陽キャのアサシン」「怪力の破壊魔少女」「腰痛持ちの剣聖」「超絶美少女の男の娘クレリック」……etc  超絶個性派な仲間たちと成り上がっていくファンタスティックストーリーです!

外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~

そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」 「何てことなの……」 「全く期待はずれだ」 私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。 このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。 そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。 だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。 そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。 そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど? 私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。 私は最高の仲間と最強を目指すから。

居場所を奪われ続けた私はどこに行けばいいのでしょうか?

gacchi
恋愛
桃色の髪と赤い目を持って生まれたリゼットは、なぜか母親から嫌われている。 みっともない色だと叱られないように、五歳からは黒いカツラと目の色を隠す眼鏡をして、なるべく会わないようにして過ごしていた。 黒髪黒目は闇属性だと誤解され、そのせいで妹たちにも見下されていたが、母親に怒鳴られるよりはましだと思っていた。 十歳になった頃、三姉妹しかいない伯爵家を継ぐのは長女のリゼットだと父親から言われ、王都で勉強することになる。 家族から必要だと認められたいリゼットは領地を継ぐための仕事を覚え、伯爵令息のダミアンと婚約もしたのだが…。 奪われ続けても負けないリゼットを認めてくれる人が現れた一方で、奪うことしかしてこなかった者にはそれ相当の未来が待っていた。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。