【完】専属料理人なのに、料理しかしないと追い出されました。

【登場人物紹介。画像有り。】

【画像付き④】以降出るかな？

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【登場人物紹介・３】

あくまでもimageです。

【王家の第２王子】
見た目まんま。ファンタジーでの見本の様な、金髪碧眼のTHE 王子さま。兄の王太子を支えるべき、日々文を嗜み武を鍛練している。平時は騎士団で訓練したり、魔物の討伐に出たりしている。しかし国の王子として、外交にも顔を出してる為、現在何処にも所属はしていない。兄が即位したら臣籍降下し、兄と国を守る騎士団へ所属予定。

【新大神官・フォード】
元大神官と子爵家の令嬢の間に産まれた。しかし両親は結婚していない。母は礼拝中に大神官に見初められ、無理やり拉致監禁され内縁の妻とされた。フォードを出産後死亡。産まれた赤子の魔力が高い事に目を付けた大神官は、子爵家に妹をも差し出す事を要求。子爵家は権力に逆らえず、全て泣き寝入りを余儀無くされていた。育ての母親が日々狂って行くのを側で見て育ち、大神官と聖母を憎んでいた。その為大神官にと望まれる才能を持ちながらも、簡単に僧籍を抜け出奔したルイスが憎かった。

【新神殿騎士・ザイル】
フォード、ルイス、ザイル。３人は同時期に大神殿にて修行していた。ザイルは血統の魔道具(未来への道標)を受け継ぐ伯爵家の血筋。総魔力量は妹の方が多いが、妹は無理やり解放された魔力の影響で体が弱かった。神殿で修行していたが、実家で妹が不当に扱われてるのを知り神殿を脱走。妹を連れ出し逃走した。しかし道中逃げ場を捜しルイスを頼ったが、ルイスには会えずじまい。妹を人質にされルイスの兄の小飼となった。シスコンで、ルイスに名を覚えていて貰えなかった不憫な人。妹が聖女になり、己も僧籍に復職した。役職は聖女の護衛。神殿騎士となる。

【新聖女・ロザリー】
体内の内包魔力が多い事から、親族から魔力を引き出す為の実験的な扱いを受けて来た。無理な魔力解放により病弱だったが、グレイの癒しと魔力更正により回復。おっとりとした心優しい少女。兄以外の同年代の男性を見た事が無く、兄に雰囲気の似てるフォードに恋心を持つ。実は妹もかなりのブラコンで有る。

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【登場人物立姿・全体像】

〈第２王子〉

王家の第２王子。王家の血を強く受け継ぐ。ファンタジーでの定番、金髪碧眼のTHE王子さまである。因みに兄の王太子も同様。現在、婚約者選びに悩み中。王家もしかり、この国は一夫一婦制。後継ぎは優秀ならば養子でも構わない。駄目な子なら実子でも長子でも切り捨てる。いわば実力主義の国。例え王家でも、側室や愛妾は持てない。婚姻してなくとも、事実婚で有れば同様。ハーレム等は厳罰となる。異世界人トリッパーが良く夢に見る、チートでハーレムの夢は重罪で公開処刑。全く叶わぬ国。その分恋愛に身分の壁は低い。王子のお相手が例え庶民でも、人間性に問題が無ければ許される。但し外交面を考慮し、高位貴族の養子に入り嫁ぐ形となる。

「私は特に化粧臭いのは好かん。兄上が結婚されてからで良いわ！」

隣国での外交の際、化粧厚塗りの姫に迫られゲンナリ。ほぼスッピンのアリーにときめいた。好みにドンピシャと言うのは本当。しかしルイスを敵に回したくないので、深入りせぬように避難中。フォードも使用出来る様になったが、ルイスが使う聖呪文。魔力量によっては国をも滅ぼす呪文である。それを知ってるので、国の為にもツツきたくは無い。

〈ザイル〉

伯爵家次男。兄が伯爵家をついている。妹と共に逃走した事により、既に伯爵家からは籍が抜けている。兄は血統魔道具を使えない。有事はザイルが使用してた為、逃走の際に持ち逃げした。自身の名を覚えても居なかったルイスを頼り、ルイスの兄に妹を人質に取られアリーの誘拐と殺害に手を貸す。しかし悪人にはなりきれず失敗した。妹のロザリーが大好き。妹が結婚するまで自分もしないと豪語中。

病気治療特化のヒーラーの力スキルを持つ為、大神殿にて修行していた。

〈ロザリー〉

ザイルの妹。こちらもかなりのお兄ちゃん好き。但しこれは依存の様なもの。隔離され周囲に同年代の男性が居なかったから。聖女となり、最も身近に居る同年代のフォードに一目惚れしてしまう。典型的な世間知らずなお嬢様タイプ。

聖女の祈りの際には、魔力を羽衣の姿に変え周囲に拡散する。羽衣に変化させる事に特に意味は無い。デモンストレーションの様な物。大神官の聖呪文の様に、聖女も形で見せられる力をと考案された。しかしある程度の魔力と繊細な魔力操作が必要な為、以前は羽衣を纏える事が聖女たる条件だった。因みに先代の聖女は勿論だが纏えない。

怪我や穢れ(後天的な状態)を癒すケアラー。目に見える治療を施せる上に魔力が多い。この為聖女に抜擢された。

〈フォード・聖呪使用時〉

聖女は魔力を羽衣に具現する。大神官は魔力を剣の姿に具現する。最大４本。剣は周囲を旋回し、シールドとなる。又は４本の剣を結界柱とし、互いの魔力を繋ぎ広範囲の結界を張り巡らす。範囲は魔力量による。聖呪文には属性が有る。火・水・雷の３種。属性により具現する際の剣先の色が変化する。フォードは火。剣先がほんのりと赤い。取り込んだ魔力を剣に纏わせ、属性の攻撃をも行う事が出来る。僧侶が使用出来る魔法系統内で、唯一攻撃出来る呪文。

【聖呪文。ホーリー シールドソード】  

フォードの魔力量ならば、城と城下町位は楽々シールドで守護出来る。攻撃も同範囲なら余裕だろう。こちらも本来大神官なら使用出来なければならない。と言うか、聖呪文を習得が大神官になる条件だった。解りきった事だろうが、先代は１本も具現出来なかった。

〈ルイス・聖呪使用時〉

ルイスは１０才で聖呪文を習得した。属性は雷。修行中に突然４本を出現させ、周囲を驚かせた。負けず嫌いのフォードも努力はした。しかし１本しか具現しない。ルイスが出奔するまでに、努力はしたが、２本までしか出現させられなかった。

因みにルイスの魔力量ならば、国をも簡単に包囲出来る。シールドは頼りになるが、ソードを攻撃に使用されたら恐ろしい事になる。

アリーの特殊スキルの結界も、ルイスと同等位の力が有る。アリーの魔力量次第では、ルイスを上回るかもしれない。

大神殿の腐敗を弑する為、ルイスを旗印に担げあげようとした子爵家。

ルイスの才能の開化がもう少し遅ければ…。

フォードの才能がもう少し早く開化していれば…。

未来は変わったのかもしれない。しかしこればかりは、誰にも予測できぬ未来である。

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