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媚薬を飲まないと出られない部屋
■媚薬を飲まないと出られない部屋_02
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「だ、旦那様、っ……?」
黙ってナオのスカートをたくしあげ、達したモノを露出させる。白濁液は安っぽいスカート生地を下品に湿らせ、より粗雑ないやらしさを強めていた。
「あっ、っいまはそこ――――ひッ!」
セトは媚薬のせいで吐精しても芯の残ったままのモノに吸い付いた。
「――……っあ、っぁあ゛!」
すぐにぷしゅりと色も量もない精液が溢れる。
再びの射精を迎えても熱は引かず、むしろ苦しさを増しているモノの先端を舌先で刺激して性を促す。
「あ、っ……っあ、っ!」
ナオの手が反射的にセトの角を掴んだ。
別に爪を立てられても痛くはなく、構わずに尿道内に残る体液を求めてきつめに吸い上げれば白い足が跳ね上がり、シーツを掻き乱した。
視界を瞬かせて肩で息をするナオを意に介さず、精液を直接飲んだ喉を鳴らす。そして今度は白い内腿を甘噛みした。
「ひッ、ぁっあ、っ……ぁ!」
黒いニーハイソックスの境目でぷくりと持ち上がった肉に歯を立てて、舌でナイロン性のそれを持ち上げて噛み付くとずらす。
「んぅっぁ、っはう……っ」
晒された腿肉の弾力をかぷかぷと堪能し、滴る液を舐め取っていく。
獣人の本能を刺激してくる甘さはどれほど口にしても物足りず、より深く味わいたいと無意識に身体が動いた。
「っん、っ……ひぁ! っだ、旦那さ、ま……っあ、食べる、のはっ……うあっ」
「食う気はない」
「っ、でも、っあ……っんぅ!」
セトはナオの身体に被さり直し、白い首筋を流れる汗を求める。
薄い肌から溢れる汗は砂糖水よりも甘く、しかしただ甘いのではなく何と表現して良いのが分からない風味で、ただだ本能的な食欲を誘った。
甘露は肉よりも体液のほうが美味であるとの噂があり、それは間違いではないなとセトは納得した。
「ふあ、んっあ……っ旦那さま、僕が、しますから……こんな、っいつも、しないのに……っ」
「うるさい」
「っだ、けど……あっ、こういうの、一人でしろって、っん、っはぅ、っあっ」
媚薬のせいもあり感覚が敏感になって蠱惑的な風味に抗えず、セトはスイロクでありながら犬のように舌を動かした。
「っんぁ、っ……う、っ旦那さま、ほんとにっどうし、っあ、っ! っ!」
「はっ、っ足を閉じるなよ」
「ん、ふっごめ、ん、な、さ……っあ! っ!」
急所をしつこく舐め回され、時折り歯を立てられる感覚にナオが身動ぐがそれを身体で押さえ付けて狭い孔に指を入れる。
「ぅあ……! ッ!」
「これで解したのか?」
「は、っはい……っぁあ! っ!」
指を一本押し込んで肉壁を揉む。すぐにきゅうきゅうと吸い付いてくる内側は、いままで抱いたヒトの中で断トツ狭苦しい。
「あっ、っ旦那さ、っぅあ、っ指が、っ……」
「挿れてるからな。指」
「じ、ぶんで……っします、から」
「黙ってされていろ」
「んうっ、っ! っ……っ!」
セトはもう一度ナオの唇を塞いだ。
舌ごと唾液に吸い付いて口内を堪能した後は口周りも舐め取り、唇からまた首筋へと移動して汗を薄皮ごと食む。
セトは日頃ナオを性処理としてしか利用しないため必要最低限の触れ合いしかしない。キスは勿論、前戯もせずにナオ自身か彼を気に入っているミハイルに準備をさせる。
「はぅっ、っだん、な、さま……っふ、っあ、ん、ん」
だから珍しくしつこい触れ合いを繰り返すセトにナオは疑問符を浮かべるが、卑猥な薬の回ったセトに答える余裕があるわけもなく――無意識に細い首に痕を残しながら孔の具合をぐにぐにと確認する。
「あっ! っ、ん……ぅっ!」
媚薬のお陰で小さな身体はいつもより弛緩していた。浅い部分はしっかり解れているが、それでも奥は少し狭い。セトは舌を打った。
無理に挿れても狭すぎてはろくに動けず気持ち良くはない。けれどもこれ以上ゆっくりしていられるほどセトの理性は落ち着いていなかった。
「どうにかならないのか……」
思わず愚痴り、焦燥感にセトは汗ばむ顔に険しい表情を作った。
「僕、の身体……あっ、っ旦那様の、入らなくてごめんなさいっ、あっぁ、っ!」
「謝るならどうにかしろ」
「っあ、ぁ、ご、ごめんなさい、っ……」
指を抜いた時、ふとセトはベッドにいままでなかった玩具が転がっていると気付いた。
丁度欲しいと思った矢先で、サイズ的にも程良く、ご都合時空の都合の良さを再度確認する。が、それはグロテスクとさえ思える突起がぼつぼつと付いており、趣味の悪さは否めない。
「ミカ好みだな」
「ひゃ――っ」
目に悪いピンク色の玩具は都合良くベタついていて、すぐに先を当てがった。きつく窄まっている孔へと滑りを利用して半分ほどまで押し込む。
「んぐ、っ――ひっぁあ……!」
先端は小さくぬるりと簡単に入ったが、中心部が膨れた玩具は半分まで入ると動きが鈍る。
ぐりぐりと左右に捻って無理矢理に奥へと挿入すれば下品なイボが敏感な粘膜を擦り上げ、複数の刺激にナオが痛切に叫んだ。
「ひ、っあ! 旦那さまっ、そ、れはっああ! っ――!」
無機質な玩具が腹奥を開き進んでくる重い圧を受け、ナオの両腕がセトの背中に縋った。
「あっ! っひ、っ――……!」
「これくらい全部咥えろ」
「うあっ、っあっ、っは、はい、ッ……っあ゛!」
ぐぶんっと一番太い部分が薄い腹に収まって、ナオの脚が反射的に閉じ掛けた。震えるナオの両脚がセトにきつく絡まり、手は爪を立てる。
「あっ――っう、だ、だ、んなしゃま……っ、っぼ、く、っひっあ、また、っ」
「好きにすればいい」
「んあぁ――っ、っ! イ、ッちゃ、ッ旦那、っさまぁ……っ!」
さらに根元まで一気に押し込めば、細腰が跳ねた。ワイシャツ越しにセトの背中にナオは爪を食い込ませ、後ろだけでの絶頂に悶える。
あっあっと切なげな嬌声が性的な苛立ちを呼び、セトはナオの腰を掴んで持ち上げると深く密着した。
「ひゃ――っ、っぁ……」
じくじくと疼く互いのモノを布越しに重ね、身体を揺する。
「っ……だ、んなっ様……あの、ぁっうぁ」
「はぁ、っお前は……もう少し太れないのか?」
「あっぁ、っご、めんなさっ……っぁあ!」
「ッ、は……」
「んっ、ぁっ旦那様、っはあ、っゴシゴシって……んっん、一緒に、するんですか……?」
「それしかできないだろ」
「っ、ま、待って、くださ、っい……このまま、じゃ……っ」
ナオが片手をセトの身から外し、触れ合う互いのソコへと伸ばす。
「はっ、ッはあ……旦那さま、っ僕を、っん、使ってください……直接のほうが、っはあ、ったくさん濡れると、ふぅ……っき、気持ちいいって……ミカさまが、っ」
ナオは脚を落としてセトから離れようとする。
燻る熱にセトは苦しさしかなく、けれども一理あるとは思って舌打ちとともにナオの身体を開放した。
セトが上体を起こせばナオも身を起こす。絶頂の名残りでふらつきながらもナオは呆けた顔に薄い笑顔を作った。
「任せて、ください……」
ベッドにぺたりと膝を付き、姿勢を低くしてセトのスラックスの前を緩ませた。
黙ってナオのスカートをたくしあげ、達したモノを露出させる。白濁液は安っぽいスカート生地を下品に湿らせ、より粗雑ないやらしさを強めていた。
「あっ、っいまはそこ――――ひッ!」
セトは媚薬のせいで吐精しても芯の残ったままのモノに吸い付いた。
「――……っあ、っぁあ゛!」
すぐにぷしゅりと色も量もない精液が溢れる。
再びの射精を迎えても熱は引かず、むしろ苦しさを増しているモノの先端を舌先で刺激して性を促す。
「あ、っ……っあ、っ!」
ナオの手が反射的にセトの角を掴んだ。
別に爪を立てられても痛くはなく、構わずに尿道内に残る体液を求めてきつめに吸い上げれば白い足が跳ね上がり、シーツを掻き乱した。
視界を瞬かせて肩で息をするナオを意に介さず、精液を直接飲んだ喉を鳴らす。そして今度は白い内腿を甘噛みした。
「ひッ、ぁっあ、っ……ぁ!」
黒いニーハイソックスの境目でぷくりと持ち上がった肉に歯を立てて、舌でナイロン性のそれを持ち上げて噛み付くとずらす。
「んぅっぁ、っはう……っ」
晒された腿肉の弾力をかぷかぷと堪能し、滴る液を舐め取っていく。
獣人の本能を刺激してくる甘さはどれほど口にしても物足りず、より深く味わいたいと無意識に身体が動いた。
「っん、っ……ひぁ! っだ、旦那さ、ま……っあ、食べる、のはっ……うあっ」
「食う気はない」
「っ、でも、っあ……っんぅ!」
セトはナオの身体に被さり直し、白い首筋を流れる汗を求める。
薄い肌から溢れる汗は砂糖水よりも甘く、しかしただ甘いのではなく何と表現して良いのが分からない風味で、ただだ本能的な食欲を誘った。
甘露は肉よりも体液のほうが美味であるとの噂があり、それは間違いではないなとセトは納得した。
「ふあ、んっあ……っ旦那さま、僕が、しますから……こんな、っいつも、しないのに……っ」
「うるさい」
「っだ、けど……あっ、こういうの、一人でしろって、っん、っはぅ、っあっ」
媚薬のせいもあり感覚が敏感になって蠱惑的な風味に抗えず、セトはスイロクでありながら犬のように舌を動かした。
「っんぁ、っ……う、っ旦那さま、ほんとにっどうし、っあ、っ! っ!」
「はっ、っ足を閉じるなよ」
「ん、ふっごめ、ん、な、さ……っあ! っ!」
急所をしつこく舐め回され、時折り歯を立てられる感覚にナオが身動ぐがそれを身体で押さえ付けて狭い孔に指を入れる。
「ぅあ……! ッ!」
「これで解したのか?」
「は、っはい……っぁあ! っ!」
指を一本押し込んで肉壁を揉む。すぐにきゅうきゅうと吸い付いてくる内側は、いままで抱いたヒトの中で断トツ狭苦しい。
「あっ、っ旦那さ、っぅあ、っ指が、っ……」
「挿れてるからな。指」
「じ、ぶんで……っします、から」
「黙ってされていろ」
「んうっ、っ! っ……っ!」
セトはもう一度ナオの唇を塞いだ。
舌ごと唾液に吸い付いて口内を堪能した後は口周りも舐め取り、唇からまた首筋へと移動して汗を薄皮ごと食む。
セトは日頃ナオを性処理としてしか利用しないため必要最低限の触れ合いしかしない。キスは勿論、前戯もせずにナオ自身か彼を気に入っているミハイルに準備をさせる。
「はぅっ、っだん、な、さま……っふ、っあ、ん、ん」
だから珍しくしつこい触れ合いを繰り返すセトにナオは疑問符を浮かべるが、卑猥な薬の回ったセトに答える余裕があるわけもなく――無意識に細い首に痕を残しながら孔の具合をぐにぐにと確認する。
「あっ! っ、ん……ぅっ!」
媚薬のお陰で小さな身体はいつもより弛緩していた。浅い部分はしっかり解れているが、それでも奥は少し狭い。セトは舌を打った。
無理に挿れても狭すぎてはろくに動けず気持ち良くはない。けれどもこれ以上ゆっくりしていられるほどセトの理性は落ち着いていなかった。
「どうにかならないのか……」
思わず愚痴り、焦燥感にセトは汗ばむ顔に険しい表情を作った。
「僕、の身体……あっ、っ旦那様の、入らなくてごめんなさいっ、あっぁ、っ!」
「謝るならどうにかしろ」
「っあ、ぁ、ご、ごめんなさい、っ……」
指を抜いた時、ふとセトはベッドにいままでなかった玩具が転がっていると気付いた。
丁度欲しいと思った矢先で、サイズ的にも程良く、ご都合時空の都合の良さを再度確認する。が、それはグロテスクとさえ思える突起がぼつぼつと付いており、趣味の悪さは否めない。
「ミカ好みだな」
「ひゃ――っ」
目に悪いピンク色の玩具は都合良くベタついていて、すぐに先を当てがった。きつく窄まっている孔へと滑りを利用して半分ほどまで押し込む。
「んぐ、っ――ひっぁあ……!」
先端は小さくぬるりと簡単に入ったが、中心部が膨れた玩具は半分まで入ると動きが鈍る。
ぐりぐりと左右に捻って無理矢理に奥へと挿入すれば下品なイボが敏感な粘膜を擦り上げ、複数の刺激にナオが痛切に叫んだ。
「ひ、っあ! 旦那さまっ、そ、れはっああ! っ――!」
無機質な玩具が腹奥を開き進んでくる重い圧を受け、ナオの両腕がセトの背中に縋った。
「あっ! っひ、っ――……!」
「これくらい全部咥えろ」
「うあっ、っあっ、っは、はい、ッ……っあ゛!」
ぐぶんっと一番太い部分が薄い腹に収まって、ナオの脚が反射的に閉じ掛けた。震えるナオの両脚がセトにきつく絡まり、手は爪を立てる。
「あっ――っう、だ、だ、んなしゃま……っ、っぼ、く、っひっあ、また、っ」
「好きにすればいい」
「んあぁ――っ、っ! イ、ッちゃ、ッ旦那、っさまぁ……っ!」
さらに根元まで一気に押し込めば、細腰が跳ねた。ワイシャツ越しにセトの背中にナオは爪を食い込ませ、後ろだけでの絶頂に悶える。
あっあっと切なげな嬌声が性的な苛立ちを呼び、セトはナオの腰を掴んで持ち上げると深く密着した。
「ひゃ――っ、っぁ……」
じくじくと疼く互いのモノを布越しに重ね、身体を揺する。
「っ……だ、んなっ様……あの、ぁっうぁ」
「はぁ、っお前は……もう少し太れないのか?」
「あっぁ、っご、めんなさっ……っぁあ!」
「ッ、は……」
「んっ、ぁっ旦那様、っはあ、っゴシゴシって……んっん、一緒に、するんですか……?」
「それしかできないだろ」
「っ、ま、待って、くださ、っい……このまま、じゃ……っ」
ナオが片手をセトの身から外し、触れ合う互いのソコへと伸ばす。
「はっ、ッはあ……旦那さま、っ僕を、っん、使ってください……直接のほうが、っはあ、ったくさん濡れると、ふぅ……っき、気持ちいいって……ミカさまが、っ」
ナオは脚を落としてセトから離れようとする。
燻る熱にセトは苦しさしかなく、けれども一理あるとは思って舌打ちとともにナオの身体を開放した。
セトが上体を起こせばナオも身を起こす。絶頂の名残りでふらつきながらもナオは呆けた顔に薄い笑顔を作った。
「任せて、ください……」
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