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新世界
ランクアップ試験
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私はリリアちゃんとメイちゃんの三人でテイマー協会の売店にお買い物に来ていた。ここの品揃えが良いって教えてもらったからね。
色々と見ているとメイちゃんが声をかけてきた。
「あ、もうそろそろ時間じゃない?」
メイちゃんが時計を見せてくれた。今は……17時!?
まずい。後三十分で試験じゃん。うわっ、ダッシュしないと。
「全く……今日は特別にブルーで送ってあげるわ。巨大化すれば二人くらいなら乗れるから」
神様! ありがとうございます!
「全く。都合のいい時だけそんな顔するんじゃないわよ」
えへへ。そんな事言わないでよメイえもん。
飛んできたから十五分で着いた。間に合って良かった。
「ありがとうブルー」
お菓子をあげると喜んでメイちゃんの方に帰っていった。よし。メイちゃんの応援を無駄にしないように絶対に合格するぞ!
大都市だからギルドも大きい。当然試験をする場所も広かった。
それどころか結構ちゃんと整備された直径三十メートルはあるグラウンドだった。
前回の試験の時の小さな広場が懐かしいね。でも今回は観客がいないみたい。
というか聞いた感じだと本当は試験で部外者は入っちゃだめみたい。田舎のギルドだったからその辺が緩かっただけみたい。
私は準備を終えてグラウンドに入った。緊張するなぁ……深呼吸深呼吸。
使い魔は収納してるけどこの子達も緊張してるのが伝わってくる。一緒に頑張ろうね!
さーて、試験官はどんな人だろう。出来るだけ相性が良い人が良いけど……。
あっ入ってきた。って……え?
「やぁ。ミズキちゃん。突然ごめんね。メイがあれだけ言う君の実力が気になって、試験官になれるようにギルドにお願いしてみたんだ。……期待してるよ?」
入ってきたのはイカヅチさんだった。いや、「期待してるよ?」じゃないよ。
イカヅチさんSSランクだよね? 試験だから手加減はしてくれるだろうけど怖い怖い!
「いやぁ……私は普通の冒険者ですよ?」
「そんな弱気じゃSSSランクにはなれないよ? そうだねぇ……僕に勝ったら大会への推薦状をあげよう。やる気出た?」
うっ……推薦状は欲しいなぁ。これがあれば予選を受けなくても良かったはず。
それに弱気じゃだめだよね。よし! SSランクがなんだ!
いけるぞミズキ!
「ありがとうございます。それなら負けるわけにはいきませんね。私の使い魔達には頑張って貰います」
ドーラ、サンド。頼んだよ!
「その意気だ。それじゃあ始めるよ!」
イカヅチさんは魔術師だったはず。その中でも雷属性とかの、威力が弱い代わりに素早い魔法が得意な人だったよね。
それじゃあこっちも素早さ勝負だよ。
「頑張ってドーラ!」
私は相棒のドーラを出した。いつもはおふざけが好きなドーラだけど、こういう時はいつも真剣だ。そこが好きな所なんだけどね。
「可愛いドラゴンだね。さっきの様子からして早そうだ。僕と同じような戦い方かな?」
もうバレてる!? 流石SSランク……でもうちのドーラは火力も高いよ!
「ドーラ。ウォータージェット!」
水が勢い良くイカヅチさんに向かって飛んでいく。イカヅチさんは足を強化して避けようとしたけど、逃げてもしっかり追いかける。
「なかなか早いね。これでもついて来れるかな?」
そう言った途端、イカヅチさんが急加速した。水が当たらな……まずい!
「避けて、ドーラ!」
いつの間にかドーラの目の前まで来ていた。でもドーラは避けれたみたい。危なかった……。
「僕の狙いは君だよ!」
次の瞬間イカヅチさんが私の目の前にいた。急いで防御魔法を使ったけど、即席の魔法はあまり守ってくれなくて攻撃を食らってしまった。
イタタ……。いつもは動きやすいように軽装にしてたけど、それが仇になっちゃった。
「縮地は知らなかったかな? テイマーは弱いんだから、もっと使い魔から離れた方がいいよ」
そんなアドバイスまで貰ってしまった。イカヅチさんはまだまだ余裕だね……。
一回くらいなら良いけど、あまり攻撃を食らっちゃうと負けちゃう。言われた通り、もっと後ろに下がらなきゃ……。
「この間も勝負は続いているよ! 使い魔の事を忘れちゃだめじゃないか!」
あっ……私が考え事をしていたせいでドーラが! なんとか避けれたけど……気を抜いちゃだめだミズキ!
「まぁEランクだったらこんな物かな……。メイには及ばないけど使い魔は強いし、まぁ合格にしてあげても良いだろう」
イカヅチさんが小さく呟いた。本人は独り言のつもりだろうけど、私は結構耳がいいからね。言ってる事が正しいから耳が痛いよ。
でも、こう言われちゃ私も言われたままじゃいられない。ドーラが強いだけじゃ嫌。私も一緒に強くなりたい。それに……メイちゃんにも負けたくない!
「お疲れ様。戻ってドーラ。任せるよ、サンド!」
素早さの代わりに耐久と火力で勝負! 本気で行くよ! サンド、巨大化!
私は腕に着けた巨大化の魔道具に魔力を注ぎ込む。それによって私のに対応したサンドの魔道具も起動した。
サンドがどんどん大きくなる。三メートル、五メートル……まだまだサンドはこんな物じゃない。もっと魔力を注ぎ込んでいく。
「これは大きいね。でも僕の速さについてこれるかな?」
もちろんサンドはイカヅチさんに追いつけない。でも私がイカヅチさんの動きを予測すれば当てられる!
必死に頭を働かせる。今までのイカヅチさんの動き……メイちゃんの言ってた動きから予測するんだ。
「サンド、右に避けて! 次は左に攻撃! そしたら魔法で範囲攻撃をしてイカヅチさんを遠ざけて!」
サンドは体が大きいし魔力はたくさんある。少しでも攻撃が当たれば大ダメージ。
またイカヅチさんが近づいてきてる。気づかれずにさり気なく近寄って来るのすごいね。
でもさっきの失敗は繰り返さないよ!
私はしっかり距離をとる。そしてサンドに私に防御魔法をかけて貰った。
「しっかり今までの事を活かしてるね。でも……これで終わりだ!」
イカヅチさんが更に速くなった!? ていうかもう見えないよ!
サンドが攻撃されてる!
「上……次は右から来る!」
だめだ。早すぎて考えてる暇が無い。
それにポーションでサンドを回復しとかないと。
でも投げたポーションはあっさり魔法で割られてしまった。
次の一手は……何を……。
色々と見ているとメイちゃんが声をかけてきた。
「あ、もうそろそろ時間じゃない?」
メイちゃんが時計を見せてくれた。今は……17時!?
まずい。後三十分で試験じゃん。うわっ、ダッシュしないと。
「全く……今日は特別にブルーで送ってあげるわ。巨大化すれば二人くらいなら乗れるから」
神様! ありがとうございます!
「全く。都合のいい時だけそんな顔するんじゃないわよ」
えへへ。そんな事言わないでよメイえもん。
飛んできたから十五分で着いた。間に合って良かった。
「ありがとうブルー」
お菓子をあげると喜んでメイちゃんの方に帰っていった。よし。メイちゃんの応援を無駄にしないように絶対に合格するぞ!
大都市だからギルドも大きい。当然試験をする場所も広かった。
それどころか結構ちゃんと整備された直径三十メートルはあるグラウンドだった。
前回の試験の時の小さな広場が懐かしいね。でも今回は観客がいないみたい。
というか聞いた感じだと本当は試験で部外者は入っちゃだめみたい。田舎のギルドだったからその辺が緩かっただけみたい。
私は準備を終えてグラウンドに入った。緊張するなぁ……深呼吸深呼吸。
使い魔は収納してるけどこの子達も緊張してるのが伝わってくる。一緒に頑張ろうね!
さーて、試験官はどんな人だろう。出来るだけ相性が良い人が良いけど……。
あっ入ってきた。って……え?
「やぁ。ミズキちゃん。突然ごめんね。メイがあれだけ言う君の実力が気になって、試験官になれるようにギルドにお願いしてみたんだ。……期待してるよ?」
入ってきたのはイカヅチさんだった。いや、「期待してるよ?」じゃないよ。
イカヅチさんSSランクだよね? 試験だから手加減はしてくれるだろうけど怖い怖い!
「いやぁ……私は普通の冒険者ですよ?」
「そんな弱気じゃSSSランクにはなれないよ? そうだねぇ……僕に勝ったら大会への推薦状をあげよう。やる気出た?」
うっ……推薦状は欲しいなぁ。これがあれば予選を受けなくても良かったはず。
それに弱気じゃだめだよね。よし! SSランクがなんだ!
いけるぞミズキ!
「ありがとうございます。それなら負けるわけにはいきませんね。私の使い魔達には頑張って貰います」
ドーラ、サンド。頼んだよ!
「その意気だ。それじゃあ始めるよ!」
イカヅチさんは魔術師だったはず。その中でも雷属性とかの、威力が弱い代わりに素早い魔法が得意な人だったよね。
それじゃあこっちも素早さ勝負だよ。
「頑張ってドーラ!」
私は相棒のドーラを出した。いつもはおふざけが好きなドーラだけど、こういう時はいつも真剣だ。そこが好きな所なんだけどね。
「可愛いドラゴンだね。さっきの様子からして早そうだ。僕と同じような戦い方かな?」
もうバレてる!? 流石SSランク……でもうちのドーラは火力も高いよ!
「ドーラ。ウォータージェット!」
水が勢い良くイカヅチさんに向かって飛んでいく。イカヅチさんは足を強化して避けようとしたけど、逃げてもしっかり追いかける。
「なかなか早いね。これでもついて来れるかな?」
そう言った途端、イカヅチさんが急加速した。水が当たらな……まずい!
「避けて、ドーラ!」
いつの間にかドーラの目の前まで来ていた。でもドーラは避けれたみたい。危なかった……。
「僕の狙いは君だよ!」
次の瞬間イカヅチさんが私の目の前にいた。急いで防御魔法を使ったけど、即席の魔法はあまり守ってくれなくて攻撃を食らってしまった。
イタタ……。いつもは動きやすいように軽装にしてたけど、それが仇になっちゃった。
「縮地は知らなかったかな? テイマーは弱いんだから、もっと使い魔から離れた方がいいよ」
そんなアドバイスまで貰ってしまった。イカヅチさんはまだまだ余裕だね……。
一回くらいなら良いけど、あまり攻撃を食らっちゃうと負けちゃう。言われた通り、もっと後ろに下がらなきゃ……。
「この間も勝負は続いているよ! 使い魔の事を忘れちゃだめじゃないか!」
あっ……私が考え事をしていたせいでドーラが! なんとか避けれたけど……気を抜いちゃだめだミズキ!
「まぁEランクだったらこんな物かな……。メイには及ばないけど使い魔は強いし、まぁ合格にしてあげても良いだろう」
イカヅチさんが小さく呟いた。本人は独り言のつもりだろうけど、私は結構耳がいいからね。言ってる事が正しいから耳が痛いよ。
でも、こう言われちゃ私も言われたままじゃいられない。ドーラが強いだけじゃ嫌。私も一緒に強くなりたい。それに……メイちゃんにも負けたくない!
「お疲れ様。戻ってドーラ。任せるよ、サンド!」
素早さの代わりに耐久と火力で勝負! 本気で行くよ! サンド、巨大化!
私は腕に着けた巨大化の魔道具に魔力を注ぎ込む。それによって私のに対応したサンドの魔道具も起動した。
サンドがどんどん大きくなる。三メートル、五メートル……まだまだサンドはこんな物じゃない。もっと魔力を注ぎ込んでいく。
「これは大きいね。でも僕の速さについてこれるかな?」
もちろんサンドはイカヅチさんに追いつけない。でも私がイカヅチさんの動きを予測すれば当てられる!
必死に頭を働かせる。今までのイカヅチさんの動き……メイちゃんの言ってた動きから予測するんだ。
「サンド、右に避けて! 次は左に攻撃! そしたら魔法で範囲攻撃をしてイカヅチさんを遠ざけて!」
サンドは体が大きいし魔力はたくさんある。少しでも攻撃が当たれば大ダメージ。
またイカヅチさんが近づいてきてる。気づかれずにさり気なく近寄って来るのすごいね。
でもさっきの失敗は繰り返さないよ!
私はしっかり距離をとる。そしてサンドに私に防御魔法をかけて貰った。
「しっかり今までの事を活かしてるね。でも……これで終わりだ!」
イカヅチさんが更に速くなった!? ていうかもう見えないよ!
サンドが攻撃されてる!
「上……次は右から来る!」
だめだ。早すぎて考えてる暇が無い。
それにポーションでサンドを回復しとかないと。
でも投げたポーションはあっさり魔法で割られてしまった。
次の一手は……何を……。
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