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追放と成長
いきなりEランク!?
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「行くよ! ドーラ!」
「キューーー!!!」
魔物収納から呼び出したドーラが私の前に飛び出す。ガルフさんは様子見をするみたい。だったらこっちから行くよ!
「ドーラ。弱めの魔法で牽制して。近づいちゃダメだよ」
とりあえず様子見から。
スキルによるけど剣士とかだと剣を使ってるのにビームを出したり、剣が伸びたりする訳分かんない能力持ってたりするから、せめて離れて避けられるようにしないとね。
炎の矢がガルフさんに飛んでいく。それでもガルフさんは動かない。失神でもした? 大丈夫?
私が少し心配しているとガルフさんが剣を振るった。
「ふん!」
たった一振りで10発くらいあった矢が撃ち落とされる。えぇ……。どうやってるのあれ?
「これほどの力を持ってるのか。特別に普通よりも厳しめでも良いと思うんだが……その代わり勝てば一度に三つランクを上げてやろう。挑戦するかい?」
全部撃ち落とされたけど、なんか認められたみたい。
厳しめじゃなくても良いよ! 優しくして!
……と思うけど一気に三つもランクアップするのはありがたいよね。
次の大陸はここよりもっと魔物が強いらしいし、ここで実力を見てみたい。でも少し不安だなぁ……。
「ドーラ? いけそう?」
自信なさげな私を見て、ドーラは自信たっぷりに言った。
「ボクはまだまだ戦えるよ!」
その言葉で一気に元気づけられた。ドーラがこう言ってるなら私も頑張らなくちゃね。
「ガルフさん。挑戦させてください」
「そう来なくっちゃ! じゃあ次はこっちからだ!」
ガルフさんが剣を持ってこっちに向かって走ってくる。
最初はなんの変哲も無かった剣がガルフさんが加速するたびに光を帯びてくる。まずい! 何かのスキルだ!
「ドーラ! アイスウォール!」
それなりの魔力と引き換えに巨大な氷の壁が出来た。ガルフさんは回避が間に合わず、そのまま壁に突っ込んだ。
轟音と共に氷の壁が粉々になった。ガルフさんは止められたけど、威力高すぎない?
でもガルフさんもノーダメージってわけじゃないらしくて、うずくまって動かなくなった。氷に頭でもぶつけたのかな? 痛そう……。
でもこのチャンスを無駄にするわけにはいかないね。
「ドーラ。ポーションだよ!」
私は袋に入った魔力ポーションを投げた。魔力が周りに広がる。
魔物は空気中の魔力からある程度魔力を回復出来るのを利用した、投げるだけで魔力を回復させられるテイマー専用品だ。
「今のうちに強力な魔法をお願い」
回復した魔力を使ってすぐに攻撃を始める。今度はガルフさんも避けられないみたいだね。もしかして、このまま倒せたり?
でも……こんなにガルフさんが動かないのもおかしいよね。まさかこの程度の攻撃で終わるわけもないし……。
ジッと見ていると、あることに気づいた。ガルフさん瞬きしてなくない?
もしかして本当に体が動いてないの? まさか!
「ドーラ! 戻って!」
私は有無を言わさずドーラを収納した。次の瞬間ドーラのいた所に突然剣を持ったガルフさんが現れた。ガルフさんの攻撃で地面にヒビが入る。
「よく分かったな。俺のスキルを誰かから聞いていたのか?」
「いいえ。最近、本で読んだのを思い出して。運が良かったですよ」
間違いない。ガルフさんのスキルは技巧剣士だ。今のはそのスキルの能力の一つの残像かな。
ある瞬間に残像を残して、自分の姿を消して10秒間動けるっていう珍しい能力だったと思う。
本によると一日一回しか使えない能力らしいけど、今の攻撃を食らってたら危なかった。十分強力な能力だね。
一昨日の夜にたまたま本屋でユニークなスキル十選とかいう本を読んでおいて助かった。
「だがスキルを知ってるのは君だけじゃない。確か魔物収納は……一度収納してから同じ魔物を出すには時間がかかるんだろう?」
そりゃバレてますよねー! そうだよ、この時間どうしよう。テイマーって自分自身の能力はなかなか上がらないんですよ!
私はか弱い乙女なんです許してください!
……という願いが通じるはずもなく。
五秒もしないうちに攻撃するガルフさんと、短剣を持って逃げ回る私という構図が出来上がった。
「おら! これでも食らえ!」
ひぃぃぃ!! はぁはぁ……なんとか短剣で防げた……。周りからは心配そうな声が聞こえる。
「あの子は負けかな。最初の動きは良かったのにねー」
でも……私は無策にドーラを引っ込めたわけじゃない。
走り回るうちに少し高くなってる場所に着いた。ジャンプした私を追ってガルフさんも飛んだ。もう完全に勝った気でいるに違いない。
実は収納した魔物はどこにでも出す事が出来る。それを使えば!
私は空中で動けないガルフさんの後ろにドーラを出した。
「ドーラ! ドラゴンブレス!」
私の指示でドーラが攻撃を放った。ドラゴンですら一ヶ月に一度しか使えない超高火力な魔法、ドラゴンブレス。
その熱線は容易くガルフさんの体を貫いた。
しかし、それだけにはとどまらず下にいた私をも貫く。でも向こうの方が先だ。
「勝者! ミズキ!」
審判の声を聞き、私は喜びの中で意識を失った。
「ミズキさん! 無事ですか?」
リリアちゃんの声で目を覚ました。
「ありがとう。どのくらい寝てたのかな? ギルドの防御魔法ってすごいね」
「30分くらいじゃ無いですか? あんな危ない事しちゃだめですよ!」
あはは。怒られちゃった。ドーラも頭の上に乗ってこっちを心配そうに見ている。
「ありがとうドーラ。よく頑張ったね」
とりあえずお礼を言って頭を撫でてあげた。んー、ふわふわで気持ちいい。
「ミズキくん。おめでとう」
私がドーラを抱いて遊んでいるとガルフさんが近づいて来た。この人もすっかり元気だ。
「ありがとうございます。すみません、怪我していませんか?」
「はっはっは。このくらいの怪我はよくある事だよ。それよりミズキくん。これを」
そう言って渡されたのはEの文字が光るギルドカード。
「三つランクを上げる約束だからね。これで君はEランクだ」
「ありがとうございます! すごく……嬉しいです!」
これで目標達成までの一歩を踏み出す事が出来た。これからも頑張ろうね。ドーラ!
「キューーー!!!」
魔物収納から呼び出したドーラが私の前に飛び出す。ガルフさんは様子見をするみたい。だったらこっちから行くよ!
「ドーラ。弱めの魔法で牽制して。近づいちゃダメだよ」
とりあえず様子見から。
スキルによるけど剣士とかだと剣を使ってるのにビームを出したり、剣が伸びたりする訳分かんない能力持ってたりするから、せめて離れて避けられるようにしないとね。
炎の矢がガルフさんに飛んでいく。それでもガルフさんは動かない。失神でもした? 大丈夫?
私が少し心配しているとガルフさんが剣を振るった。
「ふん!」
たった一振りで10発くらいあった矢が撃ち落とされる。えぇ……。どうやってるのあれ?
「これほどの力を持ってるのか。特別に普通よりも厳しめでも良いと思うんだが……その代わり勝てば一度に三つランクを上げてやろう。挑戦するかい?」
全部撃ち落とされたけど、なんか認められたみたい。
厳しめじゃなくても良いよ! 優しくして!
……と思うけど一気に三つもランクアップするのはありがたいよね。
次の大陸はここよりもっと魔物が強いらしいし、ここで実力を見てみたい。でも少し不安だなぁ……。
「ドーラ? いけそう?」
自信なさげな私を見て、ドーラは自信たっぷりに言った。
「ボクはまだまだ戦えるよ!」
その言葉で一気に元気づけられた。ドーラがこう言ってるなら私も頑張らなくちゃね。
「ガルフさん。挑戦させてください」
「そう来なくっちゃ! じゃあ次はこっちからだ!」
ガルフさんが剣を持ってこっちに向かって走ってくる。
最初はなんの変哲も無かった剣がガルフさんが加速するたびに光を帯びてくる。まずい! 何かのスキルだ!
「ドーラ! アイスウォール!」
それなりの魔力と引き換えに巨大な氷の壁が出来た。ガルフさんは回避が間に合わず、そのまま壁に突っ込んだ。
轟音と共に氷の壁が粉々になった。ガルフさんは止められたけど、威力高すぎない?
でもガルフさんもノーダメージってわけじゃないらしくて、うずくまって動かなくなった。氷に頭でもぶつけたのかな? 痛そう……。
でもこのチャンスを無駄にするわけにはいかないね。
「ドーラ。ポーションだよ!」
私は袋に入った魔力ポーションを投げた。魔力が周りに広がる。
魔物は空気中の魔力からある程度魔力を回復出来るのを利用した、投げるだけで魔力を回復させられるテイマー専用品だ。
「今のうちに強力な魔法をお願い」
回復した魔力を使ってすぐに攻撃を始める。今度はガルフさんも避けられないみたいだね。もしかして、このまま倒せたり?
でも……こんなにガルフさんが動かないのもおかしいよね。まさかこの程度の攻撃で終わるわけもないし……。
ジッと見ていると、あることに気づいた。ガルフさん瞬きしてなくない?
もしかして本当に体が動いてないの? まさか!
「ドーラ! 戻って!」
私は有無を言わさずドーラを収納した。次の瞬間ドーラのいた所に突然剣を持ったガルフさんが現れた。ガルフさんの攻撃で地面にヒビが入る。
「よく分かったな。俺のスキルを誰かから聞いていたのか?」
「いいえ。最近、本で読んだのを思い出して。運が良かったですよ」
間違いない。ガルフさんのスキルは技巧剣士だ。今のはそのスキルの能力の一つの残像かな。
ある瞬間に残像を残して、自分の姿を消して10秒間動けるっていう珍しい能力だったと思う。
本によると一日一回しか使えない能力らしいけど、今の攻撃を食らってたら危なかった。十分強力な能力だね。
一昨日の夜にたまたま本屋でユニークなスキル十選とかいう本を読んでおいて助かった。
「だがスキルを知ってるのは君だけじゃない。確か魔物収納は……一度収納してから同じ魔物を出すには時間がかかるんだろう?」
そりゃバレてますよねー! そうだよ、この時間どうしよう。テイマーって自分自身の能力はなかなか上がらないんですよ!
私はか弱い乙女なんです許してください!
……という願いが通じるはずもなく。
五秒もしないうちに攻撃するガルフさんと、短剣を持って逃げ回る私という構図が出来上がった。
「おら! これでも食らえ!」
ひぃぃぃ!! はぁはぁ……なんとか短剣で防げた……。周りからは心配そうな声が聞こえる。
「あの子は負けかな。最初の動きは良かったのにねー」
でも……私は無策にドーラを引っ込めたわけじゃない。
走り回るうちに少し高くなってる場所に着いた。ジャンプした私を追ってガルフさんも飛んだ。もう完全に勝った気でいるに違いない。
実は収納した魔物はどこにでも出す事が出来る。それを使えば!
私は空中で動けないガルフさんの後ろにドーラを出した。
「ドーラ! ドラゴンブレス!」
私の指示でドーラが攻撃を放った。ドラゴンですら一ヶ月に一度しか使えない超高火力な魔法、ドラゴンブレス。
その熱線は容易くガルフさんの体を貫いた。
しかし、それだけにはとどまらず下にいた私をも貫く。でも向こうの方が先だ。
「勝者! ミズキ!」
審判の声を聞き、私は喜びの中で意識を失った。
「ミズキさん! 無事ですか?」
リリアちゃんの声で目を覚ました。
「ありがとう。どのくらい寝てたのかな? ギルドの防御魔法ってすごいね」
「30分くらいじゃ無いですか? あんな危ない事しちゃだめですよ!」
あはは。怒られちゃった。ドーラも頭の上に乗ってこっちを心配そうに見ている。
「ありがとうドーラ。よく頑張ったね」
とりあえずお礼を言って頭を撫でてあげた。んー、ふわふわで気持ちいい。
「ミズキくん。おめでとう」
私がドーラを抱いて遊んでいるとガルフさんが近づいて来た。この人もすっかり元気だ。
「ありがとうございます。すみません、怪我していませんか?」
「はっはっは。このくらいの怪我はよくある事だよ。それよりミズキくん。これを」
そう言って渡されたのはEの文字が光るギルドカード。
「三つランクを上げる約束だからね。これで君はEランクだ」
「ありがとうございます! すごく……嬉しいです!」
これで目標達成までの一歩を踏み出す事が出来た。これからも頑張ろうね。ドーラ!
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