17 / 78
古代ギリシャ時代編
自家製馬車
しおりを挟む
「ふぁぁ…」
今は…ちょうど挨拶周りの1週間前ですか。今回は途中で問題もなかったようですね。
結局10ヶ月近く寝ていたようですね。前回と違って今回は安眠できて何よりです。
私はメニューから日にちを確認し、何事も無かったようで胸を撫で下ろします。
外に出ると村人の一部が鉄の農具を使っていました。
私鍛治師の家に行き、忙しそうに鉄を打っている鍛治師を見つけました。
「鍛治師さんすごいですね。もうたくさんの村人に農具が行き渡っているじゃないですか」
「創造主様!お目覚めになったんですね。もうすぐ全員に行き渡ると思います。次は何を作ろうかと迷っていまして」
「それなら馬車とかあるといいんじゃないですか?」
「馬車?それは初めて聞きますね」
「こういうものなんですが…」
私は簡単な絵を描く。馬を描き、その後ろに車輪のついた台車が付いているだけのやつです。
まぁこんな絵でも……う、うーん……伝わるかなぁ?
そこには4歳児の描いたような絵がありました。
「おぉ!これは……創造主様の発想はすごいですね。少し試しに作ってみましょう。おーい!カジ!手伝ってくれ」
どうやら分かってくれたみたいですね。
すると奥から20くらいの青年が出てきました。
「あれ?この人は確かAクラスの」
「こいつは最近弟子にしてやったんですよ。去年学校を卒業しましてね。土魔法が優秀なんですよ」
「こんにちは創造主様!カジと申します」
「どうも」
「2人ともこういうのを作ろうと思っているんだが、この2つの車輪を繋いでる棒は俺が作るからお前ははこの台車の底の鉄板を作ってくれないか?出来るな?」
「頑張ります!」
それから2人は鉄を打ち始めました。その目は真剣そのものです。私は邪魔をしないように今度は木こり達の方に行きました。
次の日。
私が木こりの加工した木を浮遊魔法で運んでいると、鉄が完成したそうです。カジが魔法で水を生み出して鉄を冷やしています。
おー。前教えてた時よりも大量に出せるようになってるじゃないですか。
「これで鉄部分は完成ですね」
「はい。木こりさん達の加工もおおむね終わりました。後は組み立てですね」
2時間ほど頑張ると馬車の台座が完成しました。試しに5人ほど乗ってみましたが、十分耐えてくれそうですね。
「この村には2頭馬がいましたよね?1頭連れてきて運んでみましょう」
実際に連れてきて繋いでみたが馬の力も十分なようで、何食わぬ顔で引いていきます。
まぁ何か有ればもう1頭も繋げれば良いでしょう。
「創造主様はすごいですねこれがあれば荷物の持ち運びがすごい楽になるでしょう」
「あっ村長さんも来ていたんですね。川で荷物を運ぶのも良いですが、これなら早く進めるでしょう。とりあえず1回試しに周りを回ってみましょう」
私は後悔しました。なぜ自分も乗ってしまったのかと。
揺れが酷いですね……お尻も痛いし、酔ってしまって景色どころじゃありません。
周りを見ると他の3人も口を押さえてぐったりしています。
「あれ?皆さんどうしたんですか?」
ただ1人、ある農民の娘であるミアさんは平気な顔で馬を操っていました。
「この揺れが気にならないんですか?」
「揺れ?さっきからリズミカルで楽しいですね!」
三半器官がもうイカれてしまったのでしょうか?
でも確かこの子は中級魔法が使えたはずです。なので盗賊とかが来ても安心ですね。それに馬車の扱いも上手いみたいです。よし。
「貴方にこの馬車の運用を命じます。異論は認めません」
「え?ええええ!?」
この後ミアさんがこの馬車を使ってこの村1番の商人になるのはまだ未来の話です。
今は…ちょうど挨拶周りの1週間前ですか。今回は途中で問題もなかったようですね。
結局10ヶ月近く寝ていたようですね。前回と違って今回は安眠できて何よりです。
私はメニューから日にちを確認し、何事も無かったようで胸を撫で下ろします。
外に出ると村人の一部が鉄の農具を使っていました。
私鍛治師の家に行き、忙しそうに鉄を打っている鍛治師を見つけました。
「鍛治師さんすごいですね。もうたくさんの村人に農具が行き渡っているじゃないですか」
「創造主様!お目覚めになったんですね。もうすぐ全員に行き渡ると思います。次は何を作ろうかと迷っていまして」
「それなら馬車とかあるといいんじゃないですか?」
「馬車?それは初めて聞きますね」
「こういうものなんですが…」
私は簡単な絵を描く。馬を描き、その後ろに車輪のついた台車が付いているだけのやつです。
まぁこんな絵でも……う、うーん……伝わるかなぁ?
そこには4歳児の描いたような絵がありました。
「おぉ!これは……創造主様の発想はすごいですね。少し試しに作ってみましょう。おーい!カジ!手伝ってくれ」
どうやら分かってくれたみたいですね。
すると奥から20くらいの青年が出てきました。
「あれ?この人は確かAクラスの」
「こいつは最近弟子にしてやったんですよ。去年学校を卒業しましてね。土魔法が優秀なんですよ」
「こんにちは創造主様!カジと申します」
「どうも」
「2人ともこういうのを作ろうと思っているんだが、この2つの車輪を繋いでる棒は俺が作るからお前ははこの台車の底の鉄板を作ってくれないか?出来るな?」
「頑張ります!」
それから2人は鉄を打ち始めました。その目は真剣そのものです。私は邪魔をしないように今度は木こり達の方に行きました。
次の日。
私が木こりの加工した木を浮遊魔法で運んでいると、鉄が完成したそうです。カジが魔法で水を生み出して鉄を冷やしています。
おー。前教えてた時よりも大量に出せるようになってるじゃないですか。
「これで鉄部分は完成ですね」
「はい。木こりさん達の加工もおおむね終わりました。後は組み立てですね」
2時間ほど頑張ると馬車の台座が完成しました。試しに5人ほど乗ってみましたが、十分耐えてくれそうですね。
「この村には2頭馬がいましたよね?1頭連れてきて運んでみましょう」
実際に連れてきて繋いでみたが馬の力も十分なようで、何食わぬ顔で引いていきます。
まぁ何か有ればもう1頭も繋げれば良いでしょう。
「創造主様はすごいですねこれがあれば荷物の持ち運びがすごい楽になるでしょう」
「あっ村長さんも来ていたんですね。川で荷物を運ぶのも良いですが、これなら早く進めるでしょう。とりあえず1回試しに周りを回ってみましょう」
私は後悔しました。なぜ自分も乗ってしまったのかと。
揺れが酷いですね……お尻も痛いし、酔ってしまって景色どころじゃありません。
周りを見ると他の3人も口を押さえてぐったりしています。
「あれ?皆さんどうしたんですか?」
ただ1人、ある農民の娘であるミアさんは平気な顔で馬を操っていました。
「この揺れが気にならないんですか?」
「揺れ?さっきからリズミカルで楽しいですね!」
三半器官がもうイカれてしまったのでしょうか?
でも確かこの子は中級魔法が使えたはずです。なので盗賊とかが来ても安心ですね。それに馬車の扱いも上手いみたいです。よし。
「貴方にこの馬車の運用を命じます。異論は認めません」
「え?ええええ!?」
この後ミアさんがこの馬車を使ってこの村1番の商人になるのはまだ未来の話です。
1
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる