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第三部
九、祭りの夜
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呉服屋での一件から、さらに数日経ったころ。飛鳥が屋敷の裏で薪割りを手伝っていると、垣根を越えた向こう側から、なにやら笛の音が聞こえてきた。
一緒にいた下働きの男にたずねると、今日は街で祭りがあるという。毎年この時期になると催されるそうで、冬の訪れが本格的になる前に、秋の夜長を紅葉と共に楽しむそうだ。
飛鳥にとって祭りと言えば、奉公先の宿場町で行われた夏祭りだ。祭りの日が近づくにつれ宿泊客も増えるので、いつもより仕事量が多くなり、朝から晩まで働いていた記憶しかない。一度、無理がたたって熱を出し、寝こんでしまった年があった。息苦しさとかすむ視界の先に、兄のやつれた顔が力なく微笑んでいたのが忘れられない。
(嫌なことを思い出した)
苦々しい気持ちでいると、柚月が呼びにやった女中頭があらわれて、飛鳥の姿に目を丸くする。まさかこんなところで薪割りをしてるとは思わなかったようで、その年配の女中は下働きの男に厳しい目を向けた。
「叱らないでやってください。体が鈍ってしかたないので、私が無理やり彼の仕事をうばったのです」
飛鳥が弁明するも、女中は納得のいかない顔だ。
「とにかく、旦那様がお呼びです。今、布巾をお持ちしますから、汗を拭いてくださいませ」
「これしきのことで、汗などかきませんよ」
飛鳥は苦笑しつつ斧を置くと、踏石に草履を脱いで屋敷に上がった。その所作も気に食わないのだろう、女中頭はやれやれと首を振ってみせた。
(ここには時間が限りなくある気がする)
飛鳥は深いため息をついた。屋敷の当主の側仕えとして、限られたわずかな仕事以外にすることもなく、持てあました時間をどう過ごせばいいのかわからない。
志摩の屋敷なら、野山があるので狩や乗馬に興じることができた。それに屋敷の仕事は、手が空いていればなんでも手伝っていた。薪割りはもちろんのこと、厨で料理の仕込みをしたり、蔵の掃除をしたりと、自由にやらせてもらえた。渋柿を干すときなど湊も加わって、屋敷の人間が総出となって種抜きして紐でくくり、軒下に吊るした。
あの他愛のない日常が、今ではとても特別なものに思えて切なくなる。もうああいった日々には戻れないのだろうか。
「おお、やっと来たか。またおかしな手伝いをしていたのではないだろうな」
母屋の奥まった部屋へ向かうと、脇息にもたれてくつろぐ柚月の姿があった。
「お出かけされるのですか」
「ああ、今日は祭りの日だからな」
「では、お支度を」
飛鳥が用意をはじめようとすると、柚月は手でそれを制した。
「まあ待て、そう急がなくても支度は出来ている」
柚月の視線が襖に向けられると、示し合わせたように開かれた。
「飛鳥」
そこには藤色の着物姿の湊が、いたずらが成功した子どものような表情を浮かべてたたずんでいた。
「その御召し物は……」
「えっ、変か? お前が選んでくれたのだろう?」
飛鳥はハッとして柚月を振り返る。脇息に頬杖をついた男は、人の悪い笑みを浮かべていた。
「一応、側仕えであるお前の給金のつもりで、それを用意させたのだが。余計なお世話だったか?」
「いえ……」
飛鳥は小さく唇を噛みしめた。呉服屋に出掛けた際に、飛鳥が反物に目を奪われているのを目ざとく気づいたのだろう。しかも飛鳥の思考を読んで、その反物で着物を仕立てて湊に着せてしまうとは……飛鳥はうれしい反面、男としての力量を見せつけられたようで、内心複雑だ。
(比べるまでもない。柚月様と俺とでは、立場も力も違いすぎる)
飛鳥は心を落ち着かせるように一息つくと、あらためて柚月に向き直った。
「では、お支度を」
「まだわからないのか。お前が行くのだよ、湊とね」
「は?」
するといつの間にか隣にいた湊に、軽く肩を叩かれた。
「お前と二人で出かけられると、楽しみにしていたんだけど?」
久しぶりに間近で見た湊の顔に、飛鳥は胸の高鳴りをおさえられそうになかった。着物の襟からのぞく首筋は、白く艶めかしい。
「……外に出るならば、羽織を着ていただかなくては」
「そうだな、お前のものを貸してくれるか」
そう明るく言う湊は、いつもの湊で飛鳥は安堵のため息をついた。外は少し肌寒いから、綿が入った少々厚めの羽織が必要かもしれない。
街中はすでに提灯がともされ、人であふれかえっていた。
祭囃子が聞こえる中、飛鳥は湊と手をつないで通りを歩いていた。手などつなぐつもりはなかったのだが、湊が『はぐれてしまいそうだから』と、もっともらしい理由でねだったためだ。彼は飛鳥の綿入れの羽織を着込み、鼻と頬を赤くして楽しそうに通りをながめていた。
「お前と来るのは、はじめてだからね。うかれてしまう。もう少し先に、花火がよく見える場所があるんだ」
「花火ならば、どこからだって見えるでしょう」
仄かな提灯明かりの連なりをたどって夜空を見上げると、橙色の残像がかすかに残っていた。
「もっといい場所だよ」
湊に手を引かれ、連れられるまま路地を抜け、やがて一件の宿泊場に到着した。かなり格式の高そうな宿屋を前に、飛鳥は少々腰が引けてしまう。
「ほら、こっちだよ」
中に入ると番頭が出迎えてくれた。湊は履き物を脱ぎ捨てると、飛鳥の手を引いて二階へと上がった。廊下の奥の角部屋は、おそらくこの宿でもっとも高級なのだろう。まったく港らしい、と思った。
ただ飛鳥の予想に反して、部屋の中には先客がいた。それは小さな老人で、彼の隣には大きな行李が置かれていた。商人であることは間違い無さそうだが、なぜこのような場所に商人がいるのだろう。飛鳥は困惑をよそに、湊は親し気な様子で老人に声をかけた。
「久しぶりだね、元気そうでよかった」
「ええ、湊様に置かれましてもご健勝のようでなによりでございます」
「かたい挨拶はいいよ。今日は何を持ってきたの」
湊に促されて、老人は行李から次々と箱やら巻物を取り出していく。どうやら老人は古美術商のようで、湊とは旧知の仲らしい。
老人と湊はしばらく品物についてあれこれ話していたが、飛鳥はその内容にまったくついていけなかった。ただ少なくとも、どの品も一癖も二癖もありそうな、それでいて貴重な品物であることは察せられた。
けっきょく湊は、老人から二点の品を買い上げたようだ。支払いは後ほど店まで使いを寄こすと告げ、老人は満足そうにうなずくと、残りの品物を行李にしまった。
「ところで、覚えておいでですかな……例の夫婦茶碗のことを」
老人はさりげなく切り出したが、恐らくこれが本題だったに違いない。湊は訳知り顔で、だが大仰に首をかしげてみせた。
「さて、なんのことだろう」
「十年前にお渡しした、例の器ですよ……あなた様が『神界の器』と呼ぶにふさわしい、と」
飛鳥の心臓が嫌な音を立てた。『神界の器』という言葉は、飛鳥の思考を遠くなってしまった過去へと引き戻す。
「対の片方は、寺に奉納されていました」
「へえ、どこの寺?」
「都の外れにある、小さな寺でして。なんでも、さる貴族に所縁のある寺でして」
そこで老人が言葉を切ると、なぜか飛鳥をじっと見つめた。
「本当に、よく似ておいでだ」
飛鳥は目を見開いた。老人の目尻の皺が深くなった。
「……似てる、とは?」
思わず飛鳥が膝をのり出すと、老人は小さく何度もうなずく。
「あなた様の御母堂様に、ですよ」
「あなたは、俺の母上をご存じなのですか」
飛鳥は震える声で老人に詰めよる。緊張で震える手を伸ばすと、それを湊に取られて我に返った。
「落ち着きなさい、飛鳥。この方はお前の母君の知り合いだ」
「母の、知り合い……?」
向かいの老人は、飛鳥をじっと見つめたままゆっくりと口を開いた。
「あなたの御母堂……上総家のご息女、楓様は、うちのお得意様のお一人でしてね。宮中に上がられてからも、たびたび呼ばれては品物を買っていだきました。まさに……そう、都から御姿を消すまでは」
一緒にいた下働きの男にたずねると、今日は街で祭りがあるという。毎年この時期になると催されるそうで、冬の訪れが本格的になる前に、秋の夜長を紅葉と共に楽しむそうだ。
飛鳥にとって祭りと言えば、奉公先の宿場町で行われた夏祭りだ。祭りの日が近づくにつれ宿泊客も増えるので、いつもより仕事量が多くなり、朝から晩まで働いていた記憶しかない。一度、無理がたたって熱を出し、寝こんでしまった年があった。息苦しさとかすむ視界の先に、兄のやつれた顔が力なく微笑んでいたのが忘れられない。
(嫌なことを思い出した)
苦々しい気持ちでいると、柚月が呼びにやった女中頭があらわれて、飛鳥の姿に目を丸くする。まさかこんなところで薪割りをしてるとは思わなかったようで、その年配の女中は下働きの男に厳しい目を向けた。
「叱らないでやってください。体が鈍ってしかたないので、私が無理やり彼の仕事をうばったのです」
飛鳥が弁明するも、女中は納得のいかない顔だ。
「とにかく、旦那様がお呼びです。今、布巾をお持ちしますから、汗を拭いてくださいませ」
「これしきのことで、汗などかきませんよ」
飛鳥は苦笑しつつ斧を置くと、踏石に草履を脱いで屋敷に上がった。その所作も気に食わないのだろう、女中頭はやれやれと首を振ってみせた。
(ここには時間が限りなくある気がする)
飛鳥は深いため息をついた。屋敷の当主の側仕えとして、限られたわずかな仕事以外にすることもなく、持てあました時間をどう過ごせばいいのかわからない。
志摩の屋敷なら、野山があるので狩や乗馬に興じることができた。それに屋敷の仕事は、手が空いていればなんでも手伝っていた。薪割りはもちろんのこと、厨で料理の仕込みをしたり、蔵の掃除をしたりと、自由にやらせてもらえた。渋柿を干すときなど湊も加わって、屋敷の人間が総出となって種抜きして紐でくくり、軒下に吊るした。
あの他愛のない日常が、今ではとても特別なものに思えて切なくなる。もうああいった日々には戻れないのだろうか。
「おお、やっと来たか。またおかしな手伝いをしていたのではないだろうな」
母屋の奥まった部屋へ向かうと、脇息にもたれてくつろぐ柚月の姿があった。
「お出かけされるのですか」
「ああ、今日は祭りの日だからな」
「では、お支度を」
飛鳥が用意をはじめようとすると、柚月は手でそれを制した。
「まあ待て、そう急がなくても支度は出来ている」
柚月の視線が襖に向けられると、示し合わせたように開かれた。
「飛鳥」
そこには藤色の着物姿の湊が、いたずらが成功した子どものような表情を浮かべてたたずんでいた。
「その御召し物は……」
「えっ、変か? お前が選んでくれたのだろう?」
飛鳥はハッとして柚月を振り返る。脇息に頬杖をついた男は、人の悪い笑みを浮かべていた。
「一応、側仕えであるお前の給金のつもりで、それを用意させたのだが。余計なお世話だったか?」
「いえ……」
飛鳥は小さく唇を噛みしめた。呉服屋に出掛けた際に、飛鳥が反物に目を奪われているのを目ざとく気づいたのだろう。しかも飛鳥の思考を読んで、その反物で着物を仕立てて湊に着せてしまうとは……飛鳥はうれしい反面、男としての力量を見せつけられたようで、内心複雑だ。
(比べるまでもない。柚月様と俺とでは、立場も力も違いすぎる)
飛鳥は心を落ち着かせるように一息つくと、あらためて柚月に向き直った。
「では、お支度を」
「まだわからないのか。お前が行くのだよ、湊とね」
「は?」
するといつの間にか隣にいた湊に、軽く肩を叩かれた。
「お前と二人で出かけられると、楽しみにしていたんだけど?」
久しぶりに間近で見た湊の顔に、飛鳥は胸の高鳴りをおさえられそうになかった。着物の襟からのぞく首筋は、白く艶めかしい。
「……外に出るならば、羽織を着ていただかなくては」
「そうだな、お前のものを貸してくれるか」
そう明るく言う湊は、いつもの湊で飛鳥は安堵のため息をついた。外は少し肌寒いから、綿が入った少々厚めの羽織が必要かもしれない。
街中はすでに提灯がともされ、人であふれかえっていた。
祭囃子が聞こえる中、飛鳥は湊と手をつないで通りを歩いていた。手などつなぐつもりはなかったのだが、湊が『はぐれてしまいそうだから』と、もっともらしい理由でねだったためだ。彼は飛鳥の綿入れの羽織を着込み、鼻と頬を赤くして楽しそうに通りをながめていた。
「お前と来るのは、はじめてだからね。うかれてしまう。もう少し先に、花火がよく見える場所があるんだ」
「花火ならば、どこからだって見えるでしょう」
仄かな提灯明かりの連なりをたどって夜空を見上げると、橙色の残像がかすかに残っていた。
「もっといい場所だよ」
湊に手を引かれ、連れられるまま路地を抜け、やがて一件の宿泊場に到着した。かなり格式の高そうな宿屋を前に、飛鳥は少々腰が引けてしまう。
「ほら、こっちだよ」
中に入ると番頭が出迎えてくれた。湊は履き物を脱ぎ捨てると、飛鳥の手を引いて二階へと上がった。廊下の奥の角部屋は、おそらくこの宿でもっとも高級なのだろう。まったく港らしい、と思った。
ただ飛鳥の予想に反して、部屋の中には先客がいた。それは小さな老人で、彼の隣には大きな行李が置かれていた。商人であることは間違い無さそうだが、なぜこのような場所に商人がいるのだろう。飛鳥は困惑をよそに、湊は親し気な様子で老人に声をかけた。
「久しぶりだね、元気そうでよかった」
「ええ、湊様に置かれましてもご健勝のようでなによりでございます」
「かたい挨拶はいいよ。今日は何を持ってきたの」
湊に促されて、老人は行李から次々と箱やら巻物を取り出していく。どうやら老人は古美術商のようで、湊とは旧知の仲らしい。
老人と湊はしばらく品物についてあれこれ話していたが、飛鳥はその内容にまったくついていけなかった。ただ少なくとも、どの品も一癖も二癖もありそうな、それでいて貴重な品物であることは察せられた。
けっきょく湊は、老人から二点の品を買い上げたようだ。支払いは後ほど店まで使いを寄こすと告げ、老人は満足そうにうなずくと、残りの品物を行李にしまった。
「ところで、覚えておいでですかな……例の夫婦茶碗のことを」
老人はさりげなく切り出したが、恐らくこれが本題だったに違いない。湊は訳知り顔で、だが大仰に首をかしげてみせた。
「さて、なんのことだろう」
「十年前にお渡しした、例の器ですよ……あなた様が『神界の器』と呼ぶにふさわしい、と」
飛鳥の心臓が嫌な音を立てた。『神界の器』という言葉は、飛鳥の思考を遠くなってしまった過去へと引き戻す。
「対の片方は、寺に奉納されていました」
「へえ、どこの寺?」
「都の外れにある、小さな寺でして。なんでも、さる貴族に所縁のある寺でして」
そこで老人が言葉を切ると、なぜか飛鳥をじっと見つめた。
「本当に、よく似ておいでだ」
飛鳥は目を見開いた。老人の目尻の皺が深くなった。
「……似てる、とは?」
思わず飛鳥が膝をのり出すと、老人は小さく何度もうなずく。
「あなた様の御母堂様に、ですよ」
「あなたは、俺の母上をご存じなのですか」
飛鳥は震える声で老人に詰めよる。緊張で震える手を伸ばすと、それを湊に取られて我に返った。
「落ち着きなさい、飛鳥。この方はお前の母君の知り合いだ」
「母の、知り合い……?」
向かいの老人は、飛鳥をじっと見つめたままゆっくりと口を開いた。
「あなたの御母堂……上総家のご息女、楓様は、うちのお得意様のお一人でしてね。宮中に上がられてからも、たびたび呼ばれては品物を買っていだきました。まさに……そう、都から御姿を消すまでは」
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