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第269話 侯爵家領への侵攻
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僕達が高台から侯爵家領都を見ると、火の手が上がっていた。その光景を見て、兵たちの間にはどよめきが聞こえてきた。ガムドも一体何が起こっているのか分かっていない様子で、その光景を凝視していた。しかし、僕にはこの原因が分かっている。ハトリを呼び出すと、フェンリルのロンロに跨ってやってきた。
「あれは、里のものの仕業か?」
「もちろんです。ロッシュ殿に侯爵家屋敷にて命じられたように行動を起こさせました」
そう、これは僕がハトリに命じて、潜伏していた忍びの里の者たちに領都を混乱させるためにやってもらったことだ。もちろん、僕達の侵入を容易にするためだ。そのためにも僕が侯爵が用意した兵五千人を引きつけておく必要があった。いろいろと乗り越えなければいけないことがあったが、全てが上手く行き、僕達から怪我人は出ず、五千人はミヤ達眷属によって一網打尽となった。
これで侯爵家領都には守るべき兵がほとんどいないことになるはずだ。どうやら、五千人は侯爵家と伯爵家の二家から派遣された兵士たちだったらしい。侯爵家と伯爵家は、北部諸侯連合の一番と二番目に兵を有する大家だ。その二家だけで二万五千人もの兵を有しているが、内情は子飼いとそれ以外と分けられており、子飼いが今回出兵した五千人だけだと言う。他の二万人については、待遇は住民と変わらない。禄に食料も与えられず、粗末な武器や防具しかもたない、とても軍とはいい難いものになっているみたいだ。
それ故、五千人を失った侯爵家と伯爵家は兵力を持たない地域に成り下がっている。それゆえ、こちらは五千という寡兵でも十分に対抗することが出来ると考えたのだ。もちろん、北部諸侯連合の子爵達が保有する一万五千人の兵がどのように行動するかが、こちらの作戦が成功するか否かが決まると言える。
僕は、兵五千人の後方に控えている。先頭にガムドとグルドが立ち、兵を率いている。僕の横にはミヤがおり、後ろにはミヤの眷属とハトリが控えている。兵五千人全てにクロスボウが装備されており、各兵に貫通弾が手渡されている。兵の防具にはミヤの魔力糸が使われており、耐刃性が優れていいる。これは偶々発見されて、爆発的に兵の間で普及したのだ。おかげで、ミヤが長年かけてつくってきた魔力糸の在庫が一気に消化されてしまった。部屋もスッキリして本人も喜んでいたな。
それらのおかげで、五千人の兵といえども装備品が貧相な北部諸侯連合の一万五千人の兵に対して十分に対抗できると考えられている。それでも油断すれば、こちらに不利になってしまう綱渡り的なものだ。しかし、こちらには先に大戦でも活躍したグルド将軍と代々将軍を排出する名門の跡取りガムド将軍がこちらにはいる。万が一にも遅れを取ることはないだろう。
慎重に行軍を続け、領都まで眼前に迫った時、一団の兵が姿を現した。いままでいたのか、どこからか現れたのか突如として現れたのだ。これにはガムドやグルドも驚いたが、こちらの混乱に乗じて攻めてくるような様子は一切なかった。僕は後方にいたため、状況をすぐには理解することが出来なかった。
すると、誰かが遠くの方で大声を上げているのだけが分かった。直後、ガムドがこちらにやってきた。
「ロッシュ公。ロイド子爵が話があるので、ロッシュ公に会わせて欲しいと。いかがしますか?」
ロイド子爵が? 一体何の用があるというのだ。律儀に宣戦布告でもしようというのか。それとも……。なにしても会う必要はありそうだな。僕はガムドに命じ、ロイド子爵と会うための場所を作ってもらうことにした。僕はミヤとシラーを連れて行くことにした。何かがあっても二人が側にいれば安心だ。それにハトリも言わなくても着いてきてくれるだろう。
僕達がいる場所とロイド子爵が率いる兵たちとの間に簡単なテントが作られ、テーブルと椅子が設置されることになった。僕達の方は、ガムドとグルドを加えた人数で臨み、ロイド子爵たちの方はロイド子爵を含め五名でやってきた。
用意された椅子は四つしかなかったため、僕とガムドが座り、ロイド子爵ともう一人の男が座った。まず、言葉を発したのはロイド子爵だった。
「お会いしていただいてありがとうございます。私は北部諸侯連合代表のロイド子爵です。こちらにいるのが私を補佐してくれるナックル子爵です」
そういうと、ナックル子爵と紹介された人物は僕とガムドに一礼をしてくる。僕達は返礼をした。ロイド子爵は自らの事を北部諸侯連合の代表と名乗ってきたことについてゆっくり聞かなければな。この一言だけで少なくとも侯爵と伯爵はすでにこの地にはいないことを意味しているのだろう。そうなれば、僕達が鉾を振りかざしている必要性はない。
「まずは、私がイルス公から別れた時から話をいたしましょう」
そういうと、ロイド子爵は事の顛末を話し始めた。僕と別れたロイド子爵は、侯爵と決別することを決意することになった。侯爵に従っていたのでは、この先に絶望しか広がっていなかったからだ。一方、僕と共存をすることのほうが希望があり、領民達が幸せに暮らせるという思いから、侯爵に対して何かしら手を打てば、僕からの評価を望めるという打算があったみたいだ。
すぐにロイド子爵は他の領主に共闘をお持ちかけることになった。もちろん、他の領主は寝耳に水で、侯爵が裏で王弟と繋がっており、ただ僕を欺き、だまし討をするためだけに仕組まれた壮大な物語であることを容易には信じることはなかったと言う。しかし、僕が手に入れた侯爵と王弟を結びつける書類を各領主に見せつけると、どの領主も侯爵に対して怒りを顕にしないものはいなかったと言う。
それもそのはずである。北部諸侯連合というものを立ち上げてからは、食料の配給が少なくなり、領民とも苦しい思いをしてきた。それになによりもかけがえのない家族を王弟によって奪われてしまっているのだ。その元凶ともいえる存在が目の前にいれば、怒りの矛先が向かないわけがない。
各領主はすぐにロイド子爵の共闘案に同意し、すぐに兵を起こし、侯爵家領と伯爵家領を急襲した。反撃を予想していたロイド子爵達たったが、反抗らしいこともなく、すんなりと伯爵領都は制圧され、侯爵家領も瞬く間に制圧が完了した。誰の手かわからないが、火の手が上がったのも幸いしたらしい。火の手は街中ではなく、軍の駐留地だったため、混乱が起こっていたそうだ。
侯爵家の屋敷も当然、ロイド子爵達が取り囲み、侯爵と伯爵の身柄を確保するべく動いたのだが、すでにもぬけの殻となっていたらしい。高貴な貴族の屋敷では隠し通路や部屋があることが多い。そのため、兵が隅々まで調べると隠し通路が発見され、直近で使われた形跡も見つかっている。しかし、通路は多岐に別れており、とても探索は不可能という判断が下された。
ここでロイド子爵は一息ついて、用意された飲み物を一気に飲み干す。僕はロイド子爵の話を聞いてから、判断を下さなければならない。北部諸侯連合との関係性についてだ。僕としては侯爵や伯爵がいなくなった以上、改めて関係性を見直すことも考えている。しかし、侯爵と伯爵はこの連合の一番と二番の貴族だ。この二人が抜けて、連合をまとめ上げることが出来るのだろうか。それが僕には疑問だった。
「ロイド子爵。話は分かった。そして、子爵には公国に弓を引く意志もないことだ。だから、我々はこのまま公国に引き上げることにしよう。油断は出来ないが、侯爵がなき今、王国軍もこちらに進軍してくる意味はないはずだろう。それで、ロイド子爵とナックル子爵と言ったな。二人が連合の中心となるは思うが、まとめ上げる自信はあるのか?」
僕は、連合のことなので二人が答えたくなければ、答える必要はないと付け加えた。連合の運命は二人が決めるべきことだ。ロイド子爵とナックル子爵は二人で顔を合わせ、静かに頷いた。
「それについては、イルス公にお願いがあるのです」
そうだろうな。王国とは完全に手が切れてしまった以上は、自分たちだけでやっていかなければならない。それは食料を自前で調達することを意味する。つまりは、ロイド子爵が公国に食料支援を頼みに来た時の状態に完全に戻ったわけだ。そうなると、頼むのは食料支援ということになるだろう。僕はロイド子爵が言い終わる前に言い返すことにした。話を最後まで聞くと、同情のみで応じてしまいそうになるからだ。
「食料支援については考え直させてくれ。はっきり言えば、北部諸侯連合への信頼が無くなったからだ。僕はロイド子爵については個人的には信頼に足る人物であると思ってはいるが。それに食料については、一年は余裕があるだろう。その間に結論は出させてもらうつもりだ」
ロイド子爵は僕の言葉を聞いて、目をつぶり、静かに頷いた。
「イルス公。我々は、北部諸侯連合はイルス公国への併合を希望します。どうか、受け入れてくれないでしょうか」
まさかの降伏宣言だった。
「あれは、里のものの仕業か?」
「もちろんです。ロッシュ殿に侯爵家屋敷にて命じられたように行動を起こさせました」
そう、これは僕がハトリに命じて、潜伏していた忍びの里の者たちに領都を混乱させるためにやってもらったことだ。もちろん、僕達の侵入を容易にするためだ。そのためにも僕が侯爵が用意した兵五千人を引きつけておく必要があった。いろいろと乗り越えなければいけないことがあったが、全てが上手く行き、僕達から怪我人は出ず、五千人はミヤ達眷属によって一網打尽となった。
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それ故、五千人を失った侯爵家と伯爵家は兵力を持たない地域に成り下がっている。それゆえ、こちらは五千という寡兵でも十分に対抗することが出来ると考えたのだ。もちろん、北部諸侯連合の子爵達が保有する一万五千人の兵がどのように行動するかが、こちらの作戦が成功するか否かが決まると言える。
僕は、兵五千人の後方に控えている。先頭にガムドとグルドが立ち、兵を率いている。僕の横にはミヤがおり、後ろにはミヤの眷属とハトリが控えている。兵五千人全てにクロスボウが装備されており、各兵に貫通弾が手渡されている。兵の防具にはミヤの魔力糸が使われており、耐刃性が優れていいる。これは偶々発見されて、爆発的に兵の間で普及したのだ。おかげで、ミヤが長年かけてつくってきた魔力糸の在庫が一気に消化されてしまった。部屋もスッキリして本人も喜んでいたな。
それらのおかげで、五千人の兵といえども装備品が貧相な北部諸侯連合の一万五千人の兵に対して十分に対抗できると考えられている。それでも油断すれば、こちらに不利になってしまう綱渡り的なものだ。しかし、こちらには先に大戦でも活躍したグルド将軍と代々将軍を排出する名門の跡取りガムド将軍がこちらにはいる。万が一にも遅れを取ることはないだろう。
慎重に行軍を続け、領都まで眼前に迫った時、一団の兵が姿を現した。いままでいたのか、どこからか現れたのか突如として現れたのだ。これにはガムドやグルドも驚いたが、こちらの混乱に乗じて攻めてくるような様子は一切なかった。僕は後方にいたため、状況をすぐには理解することが出来なかった。
すると、誰かが遠くの方で大声を上げているのだけが分かった。直後、ガムドがこちらにやってきた。
「ロッシュ公。ロイド子爵が話があるので、ロッシュ公に会わせて欲しいと。いかがしますか?」
ロイド子爵が? 一体何の用があるというのだ。律儀に宣戦布告でもしようというのか。それとも……。なにしても会う必要はありそうだな。僕はガムドに命じ、ロイド子爵と会うための場所を作ってもらうことにした。僕はミヤとシラーを連れて行くことにした。何かがあっても二人が側にいれば安心だ。それにハトリも言わなくても着いてきてくれるだろう。
僕達がいる場所とロイド子爵が率いる兵たちとの間に簡単なテントが作られ、テーブルと椅子が設置されることになった。僕達の方は、ガムドとグルドを加えた人数で臨み、ロイド子爵たちの方はロイド子爵を含め五名でやってきた。
用意された椅子は四つしかなかったため、僕とガムドが座り、ロイド子爵ともう一人の男が座った。まず、言葉を発したのはロイド子爵だった。
「お会いしていただいてありがとうございます。私は北部諸侯連合代表のロイド子爵です。こちらにいるのが私を補佐してくれるナックル子爵です」
そういうと、ナックル子爵と紹介された人物は僕とガムドに一礼をしてくる。僕達は返礼をした。ロイド子爵は自らの事を北部諸侯連合の代表と名乗ってきたことについてゆっくり聞かなければな。この一言だけで少なくとも侯爵と伯爵はすでにこの地にはいないことを意味しているのだろう。そうなれば、僕達が鉾を振りかざしている必要性はない。
「まずは、私がイルス公から別れた時から話をいたしましょう」
そういうと、ロイド子爵は事の顛末を話し始めた。僕と別れたロイド子爵は、侯爵と決別することを決意することになった。侯爵に従っていたのでは、この先に絶望しか広がっていなかったからだ。一方、僕と共存をすることのほうが希望があり、領民達が幸せに暮らせるという思いから、侯爵に対して何かしら手を打てば、僕からの評価を望めるという打算があったみたいだ。
すぐにロイド子爵は他の領主に共闘をお持ちかけることになった。もちろん、他の領主は寝耳に水で、侯爵が裏で王弟と繋がっており、ただ僕を欺き、だまし討をするためだけに仕組まれた壮大な物語であることを容易には信じることはなかったと言う。しかし、僕が手に入れた侯爵と王弟を結びつける書類を各領主に見せつけると、どの領主も侯爵に対して怒りを顕にしないものはいなかったと言う。
それもそのはずである。北部諸侯連合というものを立ち上げてからは、食料の配給が少なくなり、領民とも苦しい思いをしてきた。それになによりもかけがえのない家族を王弟によって奪われてしまっているのだ。その元凶ともいえる存在が目の前にいれば、怒りの矛先が向かないわけがない。
各領主はすぐにロイド子爵の共闘案に同意し、すぐに兵を起こし、侯爵家領と伯爵家領を急襲した。反撃を予想していたロイド子爵達たったが、反抗らしいこともなく、すんなりと伯爵領都は制圧され、侯爵家領も瞬く間に制圧が完了した。誰の手かわからないが、火の手が上がったのも幸いしたらしい。火の手は街中ではなく、軍の駐留地だったため、混乱が起こっていたそうだ。
侯爵家の屋敷も当然、ロイド子爵達が取り囲み、侯爵と伯爵の身柄を確保するべく動いたのだが、すでにもぬけの殻となっていたらしい。高貴な貴族の屋敷では隠し通路や部屋があることが多い。そのため、兵が隅々まで調べると隠し通路が発見され、直近で使われた形跡も見つかっている。しかし、通路は多岐に別れており、とても探索は不可能という判断が下された。
ここでロイド子爵は一息ついて、用意された飲み物を一気に飲み干す。僕はロイド子爵の話を聞いてから、判断を下さなければならない。北部諸侯連合との関係性についてだ。僕としては侯爵や伯爵がいなくなった以上、改めて関係性を見直すことも考えている。しかし、侯爵と伯爵はこの連合の一番と二番の貴族だ。この二人が抜けて、連合をまとめ上げることが出来るのだろうか。それが僕には疑問だった。
「ロイド子爵。話は分かった。そして、子爵には公国に弓を引く意志もないことだ。だから、我々はこのまま公国に引き上げることにしよう。油断は出来ないが、侯爵がなき今、王国軍もこちらに進軍してくる意味はないはずだろう。それで、ロイド子爵とナックル子爵と言ったな。二人が連合の中心となるは思うが、まとめ上げる自信はあるのか?」
僕は、連合のことなので二人が答えたくなければ、答える必要はないと付け加えた。連合の運命は二人が決めるべきことだ。ロイド子爵とナックル子爵は二人で顔を合わせ、静かに頷いた。
「それについては、イルス公にお願いがあるのです」
そうだろうな。王国とは完全に手が切れてしまった以上は、自分たちだけでやっていかなければならない。それは食料を自前で調達することを意味する。つまりは、ロイド子爵が公国に食料支援を頼みに来た時の状態に完全に戻ったわけだ。そうなると、頼むのは食料支援ということになるだろう。僕はロイド子爵が言い終わる前に言い返すことにした。話を最後まで聞くと、同情のみで応じてしまいそうになるからだ。
「食料支援については考え直させてくれ。はっきり言えば、北部諸侯連合への信頼が無くなったからだ。僕はロイド子爵については個人的には信頼に足る人物であると思ってはいるが。それに食料については、一年は余裕があるだろう。その間に結論は出させてもらうつもりだ」
ロイド子爵は僕の言葉を聞いて、目をつぶり、静かに頷いた。
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