222 / 408
第221話 視察の旅 その25 ガムドの失態
しおりを挟む
僕は、昨晩のことはあまり覚えていない。ガムドが一人で大酒を飲んでいて、急に僕に絡むように酒を飲まされてしまったせいで記憶が曖昧になってしまったのだ。途中から、息子と呼ばれていた気がするが、覚えていないほうがいい記憶ってあるよね。僕が一晩明かしたのは大きめな客間だった。一応、シェラとシラーにもそれぞれ部屋を宛てがわれていたみたいだが、朝方になって僕の部屋に戻ってベッドに無理やり潜り込んできたのだ。どうやら、それまで飲んでいたみたいで、昼までは起きなさそうだ。
僕を起こしに来たメイドにシェラとシラーが裸で寝ているものだから、いろいろと勘違いをされてしまったが、なんとか誤解を解き朝食に案内してもらった。テーブルにはすでにガムド夫婦とティア、そしてサリルが着席して、僕の到着を待っていたようだ。僕が席に着くと、ガムドが席から立ち上がり辛そうな表情を浮かべながら、謝罪をしてきた。
「ロッシュ公。昨夜は申し訳ありませんでした。あとでトニアに聞いて肝を冷やしました。つい、娘がロッシュ公のもとに行ってしまうと思い、浮かれてしまいました。馬鹿な親だと思っていただければ嬉しいのですが」
「僕は何も気にしていないから謝罪は無用だ。ティアはまだまだ若いからな。僕はティアの意見を尊重して、遇してやるつもりだ。すぐにどうこうという事はないから、心配しなくてもいいぞ。当面は、ティアには人脈を作ってもらうことと勉強をしてもらうつもりだからな」
「そう言って頂けただけでも、娘は幸せでしょう。よろしくお願いします」
僕とガムドの話を聞いていたティアは、自分が話の主役だと思い、とても自信に溢れた表情でパンを口に入れていた。そのことをトニアに叱られていた。トニアは嫁入り前の子に最後の躾と思っているかも知れないがティアは村に勉強に行く程度にしか思っていないのだから、温度差がかなり激しい。トニアの厳しさにティアが少し面食らっている様子が少し面白い。
僕もティアに見習って、食事を取ることにしよう。朝食も美味しそうなものが並んでいる。特に生野菜があるところがいい。普通、冬場に生野菜は手に入らないものだ。しかし、これはどうだろうか。歯ごたえもいいし、臭みもない。ガムドに話を聞くと、冬の直前に穫れたものを雪の中で保存したらしい。これもか。雪で保存するというのはこれ程素晴らしいものなのか。僕が舌鼓を打っていると、ガムドは真面目な顔をして僕に相談があるといってきたのだ。
食後、僕とガムド、サリルとで執務室に入り、先程のガムドの相談を聞くことになるのだが、その前にサリルが僕とティアの関係について整理したいと申し出てくれたのだ。もしかしたら、勘違いを上手く解く方法を考えてくれたのか? 期待しながら、話を聞くことにした。
「ロッシュ公とティア様についてですが、ご結婚はティア様が成人をなされてからでよろしいですか?」
もうダメだ。その話は既定路線なのね。ガムドも目を閉じ、腕を組みながら当然だと言わんばかりに強く頷いている。
「後は住居についてですが、ご結婚前に相手と同居とあっては外聞がよろしくありませんので、他に住居をお探し致します。一層のこと、村にガムド邸を作られてはいかがですか? そうすれば、この屋敷のものを何人か派遣されればティア様の生活も良くなるかと思いますが」
ガムドの目が見開き、その手があったかと言わんばかりに賛同している。サリルは、僕に同意を求めてきたので、僕も頷いた。サリルの案は素晴らしいものだ。ティアは婚約のことを知らない。その間に他に興味が持たせ、婚約どころではない、という状態に持っていければいいのだ。
「サリルの案でいこう。ガムドの家はこちらで手配しよう。この屋敷ほどの物は作ってやれないが、工夫をして良い屋敷にすることだけは約束しよう。おいおいガムドもこちらに出向くことにもなろうからな」
ガムドは感謝を表すように深く頭を下げていた。僕も頷き、本題に移ることにしよう。ガムドの相談だ。
「これで私の肩の荷が一つ降りましたが、この相談は、もっと大きな肩の荷なのです」
そういう切り出しから話は始まった。ガムドの今はなき父親の弟、つまりガムドの伯父に当たる人だが、その人に関する話のようだ。伯父の名前は、グルド。ガムドの父親は将軍で、グルドは常に将軍の右腕として、手腕を奮っていた。戦場では、万夫不当と言われ、いくつもの戦場で常に一等の働きをするほどの武将であったらしい。その功で、将軍は自らの領土を割譲し、家を興させたほどだ。将軍が亡くなった先の大戦においても、将軍の部下を引き連れ、幾多の戦場に参加し、大きな武勲をあげていたが、王国がグルドに嘘の情報を教え、窮地に陥ってしまった。それでも、グルドの働きによって、兵の消耗を最小限に押さえ、自領に帰還することが出来た。
それ以降、何ら王国から音沙汰がなかったが、王弟が実権を握ると、それほどの武将を放置しておくのが惜しくなったのか、すぐに招集の令状を何度も送られてきたようだ。それに対して、グルドは応じることは一切なかった。それほどまで徹底して王国を憎んでおり、ルドベック王子が救援要請が来た時に、グルドがそれに応じようとした。その時にガムドに食料と兵の無心をしてきたみたいだが、ガムド領は戦が出来るほどの体力が残っていないため拒絶したそうだ。それによって、ガムドとグルドの間に確執が生じ、今まで連絡を取っていなかったらしい。
ところが、ガムド子爵領が公国に参入したことをどこかで聞いたのか、グルドも公国に参入し、王国に一泡吹かせたいから紹介しろ、と連絡が来たみたいなのだ。グルドは公国を利用して、私怨を果たそうとしているに過ぎないため、ガムドとしては気乗りしないのだが、グルドの戦闘能力は公国にとって必要となるかも知れないと考え、相談をしてきたそうだ。最後に、グルドは隠しているが、相当食料に窮しているようで、村から融通してくれた食料を渡していたことを白状し、謝罪をしてきたのだった。
最後の話を聞いて、サリルはテーブルを叩き、猛抗議をする勢いでガムドを糾弾しようとしていたので、僕はそれを止めさせた。今まで、音信不通で急に現れた親族が食料に窮していれば、それに手を差し伸べるのは人情というものだ。たしかに、ガムドの行為は許されるべきものではないが、ガムドの気持ちはよく分かるつもりだ。なんとかして、ガムドの罪をなくしてやれないものだろうか。
「ガムド。話は分かった。まずは、サリルを落ち着かせねばならないな。僕はグルドの参入に応じることにしよう。だから、グルドが公国への参入の意志を表明したときから、グルドは公国民となった。公国民が窮状に喘いでいるのに見過ごすことは公国民にあってはならぬこと。ガムドの行為は許されることではなかったが、緊急性を要すること故、不問とすることにする。むしろ、褒められる行為だ。よくやったぞ。ガムド」
サリルは何かいいたげな表情をしていたが、僕が不問と言っている以上、強く言う気はないのだろう。僕の決断はこのことを三人だけの秘密にしろという命令が多く含まれているのである。サリルにはそれが不満なのだろうな。ガムドは問われるべき罪が無くなったことに、ただただ感謝をしていた。
さて、問題はここからである。グルドの参入を本当に認めるべきかどうかだ。僕としては参入の意志がある以上は認めてもいいとは思っているが、まずは会ってみないことにはどうしようもないということか。僕はガムドにグルドとの面会の場を作るように指示を出し、その場は解散となった。
グルドとの面会が始まる前に情報を整理しておこう。グルドの領土は、ガムド子爵領の一部を割譲されたものだ。位置は、領都より北の街道を西に進んだ場所にあり、大河と子爵領に挟まれた場所である。人口は五千人ほどの街が一つあり、人口の殆どが軍人という特徴がある。軍人と言っても、半農半軍といった感じで、有事の際に槍を手にする集団である。しかし、その兵の強さは尋常ではない。王国最強と言われる王国騎士団でさえ、グルド直下の軍とは戦いたがらないという噂が流れるほどだ。
そんな国が公国に参入を申し出ているのである。グルドとは一体どんな人物なのだろう。
僕を起こしに来たメイドにシェラとシラーが裸で寝ているものだから、いろいろと勘違いをされてしまったが、なんとか誤解を解き朝食に案内してもらった。テーブルにはすでにガムド夫婦とティア、そしてサリルが着席して、僕の到着を待っていたようだ。僕が席に着くと、ガムドが席から立ち上がり辛そうな表情を浮かべながら、謝罪をしてきた。
「ロッシュ公。昨夜は申し訳ありませんでした。あとでトニアに聞いて肝を冷やしました。つい、娘がロッシュ公のもとに行ってしまうと思い、浮かれてしまいました。馬鹿な親だと思っていただければ嬉しいのですが」
「僕は何も気にしていないから謝罪は無用だ。ティアはまだまだ若いからな。僕はティアの意見を尊重して、遇してやるつもりだ。すぐにどうこうという事はないから、心配しなくてもいいぞ。当面は、ティアには人脈を作ってもらうことと勉強をしてもらうつもりだからな」
「そう言って頂けただけでも、娘は幸せでしょう。よろしくお願いします」
僕とガムドの話を聞いていたティアは、自分が話の主役だと思い、とても自信に溢れた表情でパンを口に入れていた。そのことをトニアに叱られていた。トニアは嫁入り前の子に最後の躾と思っているかも知れないがティアは村に勉強に行く程度にしか思っていないのだから、温度差がかなり激しい。トニアの厳しさにティアが少し面食らっている様子が少し面白い。
僕もティアに見習って、食事を取ることにしよう。朝食も美味しそうなものが並んでいる。特に生野菜があるところがいい。普通、冬場に生野菜は手に入らないものだ。しかし、これはどうだろうか。歯ごたえもいいし、臭みもない。ガムドに話を聞くと、冬の直前に穫れたものを雪の中で保存したらしい。これもか。雪で保存するというのはこれ程素晴らしいものなのか。僕が舌鼓を打っていると、ガムドは真面目な顔をして僕に相談があるといってきたのだ。
食後、僕とガムド、サリルとで執務室に入り、先程のガムドの相談を聞くことになるのだが、その前にサリルが僕とティアの関係について整理したいと申し出てくれたのだ。もしかしたら、勘違いを上手く解く方法を考えてくれたのか? 期待しながら、話を聞くことにした。
「ロッシュ公とティア様についてですが、ご結婚はティア様が成人をなされてからでよろしいですか?」
もうダメだ。その話は既定路線なのね。ガムドも目を閉じ、腕を組みながら当然だと言わんばかりに強く頷いている。
「後は住居についてですが、ご結婚前に相手と同居とあっては外聞がよろしくありませんので、他に住居をお探し致します。一層のこと、村にガムド邸を作られてはいかがですか? そうすれば、この屋敷のものを何人か派遣されればティア様の生活も良くなるかと思いますが」
ガムドの目が見開き、その手があったかと言わんばかりに賛同している。サリルは、僕に同意を求めてきたので、僕も頷いた。サリルの案は素晴らしいものだ。ティアは婚約のことを知らない。その間に他に興味が持たせ、婚約どころではない、という状態に持っていければいいのだ。
「サリルの案でいこう。ガムドの家はこちらで手配しよう。この屋敷ほどの物は作ってやれないが、工夫をして良い屋敷にすることだけは約束しよう。おいおいガムドもこちらに出向くことにもなろうからな」
ガムドは感謝を表すように深く頭を下げていた。僕も頷き、本題に移ることにしよう。ガムドの相談だ。
「これで私の肩の荷が一つ降りましたが、この相談は、もっと大きな肩の荷なのです」
そういう切り出しから話は始まった。ガムドの今はなき父親の弟、つまりガムドの伯父に当たる人だが、その人に関する話のようだ。伯父の名前は、グルド。ガムドの父親は将軍で、グルドは常に将軍の右腕として、手腕を奮っていた。戦場では、万夫不当と言われ、いくつもの戦場で常に一等の働きをするほどの武将であったらしい。その功で、将軍は自らの領土を割譲し、家を興させたほどだ。将軍が亡くなった先の大戦においても、将軍の部下を引き連れ、幾多の戦場に参加し、大きな武勲をあげていたが、王国がグルドに嘘の情報を教え、窮地に陥ってしまった。それでも、グルドの働きによって、兵の消耗を最小限に押さえ、自領に帰還することが出来た。
それ以降、何ら王国から音沙汰がなかったが、王弟が実権を握ると、それほどの武将を放置しておくのが惜しくなったのか、すぐに招集の令状を何度も送られてきたようだ。それに対して、グルドは応じることは一切なかった。それほどまで徹底して王国を憎んでおり、ルドベック王子が救援要請が来た時に、グルドがそれに応じようとした。その時にガムドに食料と兵の無心をしてきたみたいだが、ガムド領は戦が出来るほどの体力が残っていないため拒絶したそうだ。それによって、ガムドとグルドの間に確執が生じ、今まで連絡を取っていなかったらしい。
ところが、ガムド子爵領が公国に参入したことをどこかで聞いたのか、グルドも公国に参入し、王国に一泡吹かせたいから紹介しろ、と連絡が来たみたいなのだ。グルドは公国を利用して、私怨を果たそうとしているに過ぎないため、ガムドとしては気乗りしないのだが、グルドの戦闘能力は公国にとって必要となるかも知れないと考え、相談をしてきたそうだ。最後に、グルドは隠しているが、相当食料に窮しているようで、村から融通してくれた食料を渡していたことを白状し、謝罪をしてきたのだった。
最後の話を聞いて、サリルはテーブルを叩き、猛抗議をする勢いでガムドを糾弾しようとしていたので、僕はそれを止めさせた。今まで、音信不通で急に現れた親族が食料に窮していれば、それに手を差し伸べるのは人情というものだ。たしかに、ガムドの行為は許されるべきものではないが、ガムドの気持ちはよく分かるつもりだ。なんとかして、ガムドの罪をなくしてやれないものだろうか。
「ガムド。話は分かった。まずは、サリルを落ち着かせねばならないな。僕はグルドの参入に応じることにしよう。だから、グルドが公国への参入の意志を表明したときから、グルドは公国民となった。公国民が窮状に喘いでいるのに見過ごすことは公国民にあってはならぬこと。ガムドの行為は許されることではなかったが、緊急性を要すること故、不問とすることにする。むしろ、褒められる行為だ。よくやったぞ。ガムド」
サリルは何かいいたげな表情をしていたが、僕が不問と言っている以上、強く言う気はないのだろう。僕の決断はこのことを三人だけの秘密にしろという命令が多く含まれているのである。サリルにはそれが不満なのだろうな。ガムドは問われるべき罪が無くなったことに、ただただ感謝をしていた。
さて、問題はここからである。グルドの参入を本当に認めるべきかどうかだ。僕としては参入の意志がある以上は認めてもいいとは思っているが、まずは会ってみないことにはどうしようもないということか。僕はガムドにグルドとの面会の場を作るように指示を出し、その場は解散となった。
グルドとの面会が始まる前に情報を整理しておこう。グルドの領土は、ガムド子爵領の一部を割譲されたものだ。位置は、領都より北の街道を西に進んだ場所にあり、大河と子爵領に挟まれた場所である。人口は五千人ほどの街が一つあり、人口の殆どが軍人という特徴がある。軍人と言っても、半農半軍といった感じで、有事の際に槍を手にする集団である。しかし、その兵の強さは尋常ではない。王国最強と言われる王国騎士団でさえ、グルド直下の軍とは戦いたがらないという噂が流れるほどだ。
そんな国が公国に参入を申し出ているのである。グルドとは一体どんな人物なのだろう。
5
お気に入りに追加
2,660
あなたにおすすめの小説

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!


異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる