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第191話 ドワーフが来た その1
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僕はドワーフが魔牛牧場に着いていることを報告を受け、すぐに屋敷に戻ってきたのだ。ミヤとシェラは相変わらず、朝から酒を飲んで寛いでいるようだ。皆にドワーフが到着したため、魔牛牧場に行くことを伝え、ハヤブサに乗り、雪が降る中、魔牛牧場に向かっていった。今日はなぜか魔獣がよく出没したが、ハヤブサの俊足について来れるものはおらず、すべてを振り切って、魔牛牧場に到着した。
いつもなら、トマト畑か魔牛の牛舎にかならず吸血鬼がいるはずなのだが、今日に限って、人の影がまったくないのだ。静かに静まり返った不気味な牧場を横切り、吸血鬼達がいる休憩所に向かった。しかし、そこにも人の影はなかった。仕方ないので、周囲を見て回ると、ハヤブサが何かに気付いたのか、しきりに耳を動かし気になる方向に向かっていった。僕もハヤブサの後ろを付いていった。ハヤブサの向かう先にあるのは、酒倉だ。
最近の短い間に、最初の酒倉は増築され、新たに数棟の酒倉が軒を連ねていた。一つ一つの建物が異様に大きいため、遠近感が狂うほどだ。明らかに僕が許可した大きさではないと思うが、先程のミヤとシェラの飲みっぷりに最近の村や街での飲酒事情を考えると、仕方ないとも思ってしまう。
建物に近づくと、僕の耳にも人の騒ぎ声が聞こえてくる。どうやら、皆はこの酒倉に集まっているようだな。なるほど。酒倉に目をつけるとはドワーフらしいな。もっとも、騒ぎ声がうるさい建物に入ると案の定、ドワーフと吸血鬼が全員集合していた。総勢60名近い人達で大宴会だ。吸血鬼の数人は既に酔いつぶれているのか、大股を広げて眠りについていた。それ以外の人達は、飲み比べに興じていた。そのせいで、僕の存在に気付く者は誰一人としていなかったのだ。
僕は、ドワーフと吸血鬼の二種族の間に割って入り、一旦、宴会を止めさせた。僕は宴会は好きな方だが、この宴会だけは参加したいとは思わない。酒を酒とも思わない酒豪の集いだ。ちらっと、大股で見えてはいけない所を恥ずかしげもなく晒している吸血鬼を見て、あの酒豪がああなってしまっているのだ。こんな中で酒を飲んでたら、僕に明日はないだろう。
すると、両者ともいつから飲んでいるか分からないが、ケロッとしているのが理解できない。ドワーフのギガンスが陽気な声で僕に挨拶をしていた。
「よお。ロッシュ。儂はここを一日で気に入ってしまったぞ。飲んでも飲みきれないほどの酒があるなんて、最高だ。儂はずっとここに居たい。本当に儂らを受け入れてくれて感謝のしようもない」
僕は吸血鬼達にいつもの仕事に戻るように指示を出し、一旦、この場を解散させることにした。そうしなければ、話が出来ないと思ったからだ。吸血鬼達は、酒をいつでも飲める立場なので、あまり嫌がる様子もなく片付けを始めてくれた。一方、ドワーフ達は、宴会が終わったことを受け入れられないのか、余っている酒を少しでも飲もうと酒を集め始めていた。さすがに里の長であるギガンスはそんなマネはしないんだな。手を随分と強く握るものだ。真っ赤に染まっているではないか。
「ギガンス。ここに住みたい気持ちは分からないでもないがな。すでにドワーフ達が住む場所は作ってある。もちろん、これから家や工房を作るつもりだ」
「なに!? ここを離れなければならないのか? なんとか、ここに住まわせてくれないか? 頼む!!」
なんと、潔い土下座なんだ。ドワーフにとって酒がこれほどのものだとは。少し拍子抜けもしてしまったが、そうも言っていられない。こんなところに根付かれてしまっては、鍛冶仕事に支障が出ることは確実だろうし、何よりも公国の皆が飲む酒をすべて飲まれてします。自重してもらう意味も兼ねて、この場所を離れてもらわなければならない。
「それだけは、ダメだ。ここに鍛冶工房は作れないし、これだけの人数を住む環境でもない。酒があればいいと思うだろうが、そんな居住環境を与えることは僕には許しがたいものがある。もし、これに不満があるならば、この場を去ってくれても構わないとも思っている」
「わ、分かった。そんなに怒らないでくれ。儂も久々に浴びるように酒を飲めたんで調子に乗ってしまった。すまなかった。その用意してくれた場所に行っても、毎日、酒は飲ませてくれるだろ?」
どこまでいっても、酒の心配か。
「もちろんだ。その約束だったからな。好きなだけ飲ませてやる。ただし、仕事をすればな。そのためにも、早く工房を作ってもらいたいな」
僕がそういうと、早く工房を作らなければ!! と思い立ってくれて、先程まで飲んだくれていたドワーフ達が真面目な顔になり、我先と外に出て、自分の工具の確認をし始めていた。
「ギガンス。すぐに始めてくれるのは助かるが、まだ資材が集まっていないのだ。ドワーフの工房というものがどういうものか見たつもりだが、それはギガンスと相談して決めたいと思っていたからな。工房づくりも、まずは資材集めからということになるな」
「それなら心配はいらん。資材なら、里の工房をばらして持ってきている。すぐに手に入らない素材も多いからな。使えるところは使わんと。だから、工房はすぐに作れるぞ。むしろ、住居のほうが時間がかかるかな。儂らは、木材を扱うのはそんなに得意ではないからな。木材があれば、なんとかなるが」
木材なら簡単に手に入る。目の前の間の森が広がっているんだ。ここから、木を伐りだして持ってくれば、それだけで家が何件も建つだけの木材は手に入るものだ。僕が木材の調達については、こちらがやることを伝えると、その間に工房を作っておくぞ、とだけ言ってギガンスも自分の工具を調べに言った。
僕は、場所を知っている吸血鬼に案内を頼み、数人を連れて魔の森に入った。巨木が立ち並ぶ魔の森の前に立ち、僕は風魔法で瞬く間に巨木を伐り倒し、製材まで一気にやっていく。ここまでの作業は慣れたものだ。あとは、現場に行って、寸法に合わせて切っていけばいいだろう。僕には、土魔法と風魔法が一番、馴染む感じがするな。身を守るためにも、すこしでも魔法の勉強をしたいものだが。未だに、魔法を得意とするものを見たことがないんだよね。
樹皮を切り落とし、角材となった木を土魔法で移動させながらドワーフの里になる場所に向かって進んでいく。何往復かすれば、すべてを運ぶこむことができそうだ。そんなことを考えながら、移動すると、そこにはあり得ないものがあったのだ。
なんと、すでにしっかりとした外観の工房が建っているのだった。信じられない。まだ、酒倉で別れてから数時間も経っていないはずだ。なんで、工房が出来上がっているんだ? 僕は、適当な場所に角材を投げ捨て、工房へと向かっていった。まさに、里で見たものと同じ工房だ。古びた木で出来た扉も全く同じだ。扉を押すと、中ではドワーフ達がハンマーで工房の内壁を叩きながら、何やら作業をしている。しかし、中を見て驚いた。すでにほとんど完成しているように見える。
いくら、里から資材を持ってきていると行っても、数時間で出来る建物ではない。ましてや内装まで終わらせるなんて。ギガンスが盛んにハンマーを叩いていたが、側に行くと、もう少し待ってくれ、と行ってきたので、外で待つことにした。この間は、ハヤブサと遊んでいるか。しばらく、ハヤブサと和やかな時間を過ごすことが出来た。
いつもなら、トマト畑か魔牛の牛舎にかならず吸血鬼がいるはずなのだが、今日に限って、人の影がまったくないのだ。静かに静まり返った不気味な牧場を横切り、吸血鬼達がいる休憩所に向かった。しかし、そこにも人の影はなかった。仕方ないので、周囲を見て回ると、ハヤブサが何かに気付いたのか、しきりに耳を動かし気になる方向に向かっていった。僕もハヤブサの後ろを付いていった。ハヤブサの向かう先にあるのは、酒倉だ。
最近の短い間に、最初の酒倉は増築され、新たに数棟の酒倉が軒を連ねていた。一つ一つの建物が異様に大きいため、遠近感が狂うほどだ。明らかに僕が許可した大きさではないと思うが、先程のミヤとシェラの飲みっぷりに最近の村や街での飲酒事情を考えると、仕方ないとも思ってしまう。
建物に近づくと、僕の耳にも人の騒ぎ声が聞こえてくる。どうやら、皆はこの酒倉に集まっているようだな。なるほど。酒倉に目をつけるとはドワーフらしいな。もっとも、騒ぎ声がうるさい建物に入ると案の定、ドワーフと吸血鬼が全員集合していた。総勢60名近い人達で大宴会だ。吸血鬼の数人は既に酔いつぶれているのか、大股を広げて眠りについていた。それ以外の人達は、飲み比べに興じていた。そのせいで、僕の存在に気付く者は誰一人としていなかったのだ。
僕は、ドワーフと吸血鬼の二種族の間に割って入り、一旦、宴会を止めさせた。僕は宴会は好きな方だが、この宴会だけは参加したいとは思わない。酒を酒とも思わない酒豪の集いだ。ちらっと、大股で見えてはいけない所を恥ずかしげもなく晒している吸血鬼を見て、あの酒豪がああなってしまっているのだ。こんな中で酒を飲んでたら、僕に明日はないだろう。
すると、両者ともいつから飲んでいるか分からないが、ケロッとしているのが理解できない。ドワーフのギガンスが陽気な声で僕に挨拶をしていた。
「よお。ロッシュ。儂はここを一日で気に入ってしまったぞ。飲んでも飲みきれないほどの酒があるなんて、最高だ。儂はずっとここに居たい。本当に儂らを受け入れてくれて感謝のしようもない」
僕は吸血鬼達にいつもの仕事に戻るように指示を出し、一旦、この場を解散させることにした。そうしなければ、話が出来ないと思ったからだ。吸血鬼達は、酒をいつでも飲める立場なので、あまり嫌がる様子もなく片付けを始めてくれた。一方、ドワーフ達は、宴会が終わったことを受け入れられないのか、余っている酒を少しでも飲もうと酒を集め始めていた。さすがに里の長であるギガンスはそんなマネはしないんだな。手を随分と強く握るものだ。真っ赤に染まっているではないか。
「ギガンス。ここに住みたい気持ちは分からないでもないがな。すでにドワーフ達が住む場所は作ってある。もちろん、これから家や工房を作るつもりだ」
「なに!? ここを離れなければならないのか? なんとか、ここに住まわせてくれないか? 頼む!!」
なんと、潔い土下座なんだ。ドワーフにとって酒がこれほどのものだとは。少し拍子抜けもしてしまったが、そうも言っていられない。こんなところに根付かれてしまっては、鍛冶仕事に支障が出ることは確実だろうし、何よりも公国の皆が飲む酒をすべて飲まれてします。自重してもらう意味も兼ねて、この場所を離れてもらわなければならない。
「それだけは、ダメだ。ここに鍛冶工房は作れないし、これだけの人数を住む環境でもない。酒があればいいと思うだろうが、そんな居住環境を与えることは僕には許しがたいものがある。もし、これに不満があるならば、この場を去ってくれても構わないとも思っている」
「わ、分かった。そんなに怒らないでくれ。儂も久々に浴びるように酒を飲めたんで調子に乗ってしまった。すまなかった。その用意してくれた場所に行っても、毎日、酒は飲ませてくれるだろ?」
どこまでいっても、酒の心配か。
「もちろんだ。その約束だったからな。好きなだけ飲ませてやる。ただし、仕事をすればな。そのためにも、早く工房を作ってもらいたいな」
僕がそういうと、早く工房を作らなければ!! と思い立ってくれて、先程まで飲んだくれていたドワーフ達が真面目な顔になり、我先と外に出て、自分の工具の確認をし始めていた。
「ギガンス。すぐに始めてくれるのは助かるが、まだ資材が集まっていないのだ。ドワーフの工房というものがどういうものか見たつもりだが、それはギガンスと相談して決めたいと思っていたからな。工房づくりも、まずは資材集めからということになるな」
「それなら心配はいらん。資材なら、里の工房をばらして持ってきている。すぐに手に入らない素材も多いからな。使えるところは使わんと。だから、工房はすぐに作れるぞ。むしろ、住居のほうが時間がかかるかな。儂らは、木材を扱うのはそんなに得意ではないからな。木材があれば、なんとかなるが」
木材なら簡単に手に入る。目の前の間の森が広がっているんだ。ここから、木を伐りだして持ってくれば、それだけで家が何件も建つだけの木材は手に入るものだ。僕が木材の調達については、こちらがやることを伝えると、その間に工房を作っておくぞ、とだけ言ってギガンスも自分の工具を調べに言った。
僕は、場所を知っている吸血鬼に案内を頼み、数人を連れて魔の森に入った。巨木が立ち並ぶ魔の森の前に立ち、僕は風魔法で瞬く間に巨木を伐り倒し、製材まで一気にやっていく。ここまでの作業は慣れたものだ。あとは、現場に行って、寸法に合わせて切っていけばいいだろう。僕には、土魔法と風魔法が一番、馴染む感じがするな。身を守るためにも、すこしでも魔法の勉強をしたいものだが。未だに、魔法を得意とするものを見たことがないんだよね。
樹皮を切り落とし、角材となった木を土魔法で移動させながらドワーフの里になる場所に向かって進んでいく。何往復かすれば、すべてを運ぶこむことができそうだ。そんなことを考えながら、移動すると、そこにはあり得ないものがあったのだ。
なんと、すでにしっかりとした外観の工房が建っているのだった。信じられない。まだ、酒倉で別れてから数時間も経っていないはずだ。なんで、工房が出来上がっているんだ? 僕は、適当な場所に角材を投げ捨て、工房へと向かっていった。まさに、里で見たものと同じ工房だ。古びた木で出来た扉も全く同じだ。扉を押すと、中ではドワーフ達がハンマーで工房の内壁を叩きながら、何やら作業をしている。しかし、中を見て驚いた。すでにほとんど完成しているように見える。
いくら、里から資材を持ってきていると行っても、数時間で出来る建物ではない。ましてや内装まで終わらせるなんて。ギガンスが盛んにハンマーを叩いていたが、側に行くと、もう少し待ってくれ、と行ってきたので、外で待つことにした。この間は、ハヤブサと遊んでいるか。しばらく、ハヤブサと和やかな時間を過ごすことが出来た。
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