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第54話 父上の葬儀
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村の中心地となる場所に巨石を移動する祭りをやった。数日後に、僕は、すぐに僕は巨石に近くにある人の墓を設けるように指示をした。その墓は、父上が眠る場所だ。去年より、レイヤとゴードンに父上のための墓を作成することを依頼していたのが、最近になって完成したという報告があったのだ。父上に、この村の発展と見守りを願って、僕は巨石の側に父上の墓を設置することに決めた。
「レイヤ、すばらしい墓だな。この形は、この地の独特なものなのか? 」
「村長。私もはじめて作らせてもらったからさ。いい経験をさせてもらったよ。ゴードンさんから聞きながらだから、この形式がこの地のものかどうかは、私にはわからないな」
この墓は、円形の外周を石で積み上げ、中央に墓標となる大きな石が二つ重なっている。墓の周辺は、石が敷かれており、その外側は土がむき出しの状態だ。横にいたゴードンにこの墓について聞いてみることにした。
「左様です。ロッシュ村長。これは、代々イルス家に伝わるやり方と思われます。私は先々代の墓に少し携わっただけなので、記憶が定かではないのです。そのため、申し訳ないのですが、細かいところなどは間違っているかもしれません」
「いいんだ。ゴードン。これが村人から墓と思われ、下に父上が眠っているだけでいいのだ。僕は、この墓で十分満足している。父上もきっと喜んでいることだろう」
エリスも墓を見て、感慨深そうに見つめていた。エリスは、以前、父上にどん底の縁から救ってくれたと言っていたのを思い出した。父上の墓を見て、エルスがどのようなに感じているかなんて、僕には想像もできない。
「ロッシュ様、この墓に花を植えましょう。きっと、きれいになると思います。それを是非、私にやらせてもらえないでしょうか」
僕は、頷いて、許可を与えた。きっと、エリスなりの父上への感謝の表れなんだろう。せっかくなら、季節毎に花が咲くようにしておきたいな。そうすれば、年中、人が訪れてくれるだろう。その方が、父上は喜んでくれる気がする。僕は、記憶の片隅にぼんやりとある父上の喜んでいる姿を想像し、ふいに涙が出てきてしまった。これは、きっと、源吉ではないロッシュが流している涙なんだろう。止まるまで僕は泣き続けた。
涙が止まり、落ち着きを取り戻した僕は、ゴードンに葬儀の準備をするように指示をした。花は間に合わないが、今の時期を逸すると、いつ出来るかわからないからだ。僕らもすぐに準備に取り掛かることにした。
後日、葬儀が執り行われることになった。本来、辺境伯ほどの貴族が亡くなった場合、王族が参列するほど、大掛かりなものになるらしいが、今回は略式でいいだろう。棺を作ってもらい、それを村の中を練り歩き、墓に安置する。それだけの行事だ。
僕は、村人には来たい者だけで構わないと伝えていたが、ほぼ全員の村人が参加してくれた。沿道には、村人が立って、厳粛な面持ちで立っており、棺が過ぎると、皆、後に続いた。棺が墓に到着すると、墓の前には村人が大勢集まり、私語もなく、静かな時が流れていた。
棺をもつ者たちと僕は、墓の裏に回り、棺を安置した。といっても、遺骨はすでに墓に収められてるので、棺は後で回収することになる。僕は、墓の正面に立って、膝を着き、両手を合わせる姿勢をとった。これは、マグ姉から教わった貴族の作法であるらしい。僕に続いて、ゴードンやエリスらも続いて、手を合わせる。それを見て、村人が手をあわせていた。
僕は、心の中で、父上に村の発展とイルス領に住む民達を餓えから救うことを誓った。すると、一瞬、眩しさを覚え、光った方を見ると、そこには先日設置した巨石があった。それが、陽の光を浴びて、光り輝いていた。
父上……
僕が立ち上がると、皆も倣って一斉に立ち上がって、僕の方を見ている。
「今日は、集まってくれて礼を言う。父上も喜びになっているだろう。僕は、父上に村の発展とイルス領の民を餓えから救うことを誓った。父上に誓った以上、僕は全身全霊でやり遂げるつもりだ。皆もそのつもりで僕に付いてきて欲しい。よろしく頼む」
僕の挨拶は、いつも同じになってしまう。だが、新たな目標を語るときではない。やっと、餓えない程度には食料は備蓄できたが、何が起こるかわからないのがこの世界だ。僕はこの世界の住人ではなかったため、どうしても日本の常識で考えてしまうが、この常識がいつか必ず裏目に出る時が来ると思っている。そうならないために、常に慎重に、どのような事態でも対応できるようにしておかなければならない。
そのためのに食料の備蓄を増やしていくことだ。倉庫を増やし、そこを食料でいっぱいにしてみせる。僕は、この儀式をもって、一層、飢えと戦うことを胸に決めた。
エリスがそばにやってきた。
「私は、これからもロッシュ様の側にいて、常に助けていきたいです。私は先代様にその誓いを立てました。そうしたら、巨石が光ったように見えたのです。きっと、先代様が見守ってくれているのだと感じました」
エリスも見たのか。本当に、父上が僕達を見守ってくれているのかもしれない。
その後は、宴会となった。連日のように宴会が行われて、村人も大喜びだ。もちろん、祭りではないがゴードンも興奮している。当然、料理や酒が振る舞われていた。
先程までいなかったミヤが、宴会が開かれてからこっそりと会場に現れた。当然、お目当ては魔酒なんだろうな。一応禁止にしていたのだが、魔酒を用意されていた。どうやら酒造責任者のスイがミヤに頼み込まれて、持ち込んできてしまったようだ。一応は、ミヤの眷属だもんな。逆らえないんだろう。
ミヤは、魔酒をすごい勢いで飲み始めていた。こんなにミヤを魅了する魔酒をすごく飲んでみたい気がする。僕が物欲しそうな顔をしてしまった。それを目ざとく、ミヤに見つけられた。
「あら、ロッシュ。そんなに物欲しいそうな顔をして、そんなに魔酒が飲みたいのかしら? お姉さんが飲ませてあげましょうか? 」
今日のミヤは酔っ払っているせいか、妙に色っぽい。ミヤが顔とコップを僕に近づけてきて、魔酒を飲ませようとする、魔酒への誘惑とミヤの魅力のせいで、払いのけることが出来なかった。コップが僕の口に触れようとした時、エリスが割って入ってくれた。
「ちょっと、ミヤさん。何をしているんですか!! ロッシュ様はまだ未成年なんですよ。お酒なんて飲まさないでください!! 」
「いいじゃない。未成年って言っても、来年、成人するんでしょ? 今飲んだって、変わらないわよ。それに、ロッシュが飲みたいって言っているのよ。これは村長命令でもあるんだから」
「こんなときだけ、村長命令だなんて言って……そもそも、そんな命令を出すわけないじゃない。そうですよね、ロッシュ様」
「ああ……もちろんだとも。僕は一度も飲みたいなんて言ってないぞ」
「ほら、ロッシュ様もそう言っているじゃないですか。だから、その盃を渡してください」
「いやよ。絶対にロッシュに飲ませるんだから」
エリスがミヤの持っている盃を奪おうとしている。ミヤも奪われまいと必死に抵抗していた。僕はその二人をずっと近くで眺めていると、二人が急に僕の方に倒れ込んできた。僕は、驚いてしまって、口を開けた、その時、口に吸い込まれるように、盃からこぼれた魔酒が入ってきた。
僕は、勢いで魔酒をゴクリと飲み込んでしまった。
……なんて、旨い酒なんだ!!
飲んだことのない味だが、なぜか全身に染み渡るような旨さが広がる。他の酒では味わえない旨さだ。これならミヤが狂ったように飲みたがるのも分かる気がしてきた。しかし、これは、アルコールが強すぎるな……僕の体では持たないようだ……僕は酔っ払って、ドサリと倒れてしまった。
エリスとミヤの心配するような声が聞こえたような気がしたが、そのまま、眠りについた。ミヤは、しばらく魔酒を飲むことを禁止になった。酒造責任者のスイは、僕の命令とミアの命令の板挟みあって、体調を崩してしまった。
「レイヤ、すばらしい墓だな。この形は、この地の独特なものなのか? 」
「村長。私もはじめて作らせてもらったからさ。いい経験をさせてもらったよ。ゴードンさんから聞きながらだから、この形式がこの地のものかどうかは、私にはわからないな」
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「左様です。ロッシュ村長。これは、代々イルス家に伝わるやり方と思われます。私は先々代の墓に少し携わっただけなので、記憶が定かではないのです。そのため、申し訳ないのですが、細かいところなどは間違っているかもしれません」
「いいんだ。ゴードン。これが村人から墓と思われ、下に父上が眠っているだけでいいのだ。僕は、この墓で十分満足している。父上もきっと喜んでいることだろう」
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「ロッシュ様、この墓に花を植えましょう。きっと、きれいになると思います。それを是非、私にやらせてもらえないでしょうか」
僕は、頷いて、許可を与えた。きっと、エリスなりの父上への感謝の表れなんだろう。せっかくなら、季節毎に花が咲くようにしておきたいな。そうすれば、年中、人が訪れてくれるだろう。その方が、父上は喜んでくれる気がする。僕は、記憶の片隅にぼんやりとある父上の喜んでいる姿を想像し、ふいに涙が出てきてしまった。これは、きっと、源吉ではないロッシュが流している涙なんだろう。止まるまで僕は泣き続けた。
涙が止まり、落ち着きを取り戻した僕は、ゴードンに葬儀の準備をするように指示をした。花は間に合わないが、今の時期を逸すると、いつ出来るかわからないからだ。僕らもすぐに準備に取り掛かることにした。
後日、葬儀が執り行われることになった。本来、辺境伯ほどの貴族が亡くなった場合、王族が参列するほど、大掛かりなものになるらしいが、今回は略式でいいだろう。棺を作ってもらい、それを村の中を練り歩き、墓に安置する。それだけの行事だ。
僕は、村人には来たい者だけで構わないと伝えていたが、ほぼ全員の村人が参加してくれた。沿道には、村人が立って、厳粛な面持ちで立っており、棺が過ぎると、皆、後に続いた。棺が墓に到着すると、墓の前には村人が大勢集まり、私語もなく、静かな時が流れていた。
棺をもつ者たちと僕は、墓の裏に回り、棺を安置した。といっても、遺骨はすでに墓に収められてるので、棺は後で回収することになる。僕は、墓の正面に立って、膝を着き、両手を合わせる姿勢をとった。これは、マグ姉から教わった貴族の作法であるらしい。僕に続いて、ゴードンやエリスらも続いて、手を合わせる。それを見て、村人が手をあわせていた。
僕は、心の中で、父上に村の発展とイルス領に住む民達を餓えから救うことを誓った。すると、一瞬、眩しさを覚え、光った方を見ると、そこには先日設置した巨石があった。それが、陽の光を浴びて、光り輝いていた。
父上……
僕が立ち上がると、皆も倣って一斉に立ち上がって、僕の方を見ている。
「今日は、集まってくれて礼を言う。父上も喜びになっているだろう。僕は、父上に村の発展とイルス領の民を餓えから救うことを誓った。父上に誓った以上、僕は全身全霊でやり遂げるつもりだ。皆もそのつもりで僕に付いてきて欲しい。よろしく頼む」
僕の挨拶は、いつも同じになってしまう。だが、新たな目標を語るときではない。やっと、餓えない程度には食料は備蓄できたが、何が起こるかわからないのがこの世界だ。僕はこの世界の住人ではなかったため、どうしても日本の常識で考えてしまうが、この常識がいつか必ず裏目に出る時が来ると思っている。そうならないために、常に慎重に、どのような事態でも対応できるようにしておかなければならない。
そのためのに食料の備蓄を増やしていくことだ。倉庫を増やし、そこを食料でいっぱいにしてみせる。僕は、この儀式をもって、一層、飢えと戦うことを胸に決めた。
エリスがそばにやってきた。
「私は、これからもロッシュ様の側にいて、常に助けていきたいです。私は先代様にその誓いを立てました。そうしたら、巨石が光ったように見えたのです。きっと、先代様が見守ってくれているのだと感じました」
エリスも見たのか。本当に、父上が僕達を見守ってくれているのかもしれない。
その後は、宴会となった。連日のように宴会が行われて、村人も大喜びだ。もちろん、祭りではないがゴードンも興奮している。当然、料理や酒が振る舞われていた。
先程までいなかったミヤが、宴会が開かれてからこっそりと会場に現れた。当然、お目当ては魔酒なんだろうな。一応禁止にしていたのだが、魔酒を用意されていた。どうやら酒造責任者のスイがミヤに頼み込まれて、持ち込んできてしまったようだ。一応は、ミヤの眷属だもんな。逆らえないんだろう。
ミヤは、魔酒をすごい勢いで飲み始めていた。こんなにミヤを魅了する魔酒をすごく飲んでみたい気がする。僕が物欲しそうな顔をしてしまった。それを目ざとく、ミヤに見つけられた。
「あら、ロッシュ。そんなに物欲しいそうな顔をして、そんなに魔酒が飲みたいのかしら? お姉さんが飲ませてあげましょうか? 」
今日のミヤは酔っ払っているせいか、妙に色っぽい。ミヤが顔とコップを僕に近づけてきて、魔酒を飲ませようとする、魔酒への誘惑とミヤの魅力のせいで、払いのけることが出来なかった。コップが僕の口に触れようとした時、エリスが割って入ってくれた。
「ちょっと、ミヤさん。何をしているんですか!! ロッシュ様はまだ未成年なんですよ。お酒なんて飲まさないでください!! 」
「いいじゃない。未成年って言っても、来年、成人するんでしょ? 今飲んだって、変わらないわよ。それに、ロッシュが飲みたいって言っているのよ。これは村長命令でもあるんだから」
「こんなときだけ、村長命令だなんて言って……そもそも、そんな命令を出すわけないじゃない。そうですよね、ロッシュ様」
「ああ……もちろんだとも。僕は一度も飲みたいなんて言ってないぞ」
「ほら、ロッシュ様もそう言っているじゃないですか。だから、その盃を渡してください」
「いやよ。絶対にロッシュに飲ませるんだから」
エリスがミヤの持っている盃を奪おうとしている。ミヤも奪われまいと必死に抵抗していた。僕はその二人をずっと近くで眺めていると、二人が急に僕の方に倒れ込んできた。僕は、驚いてしまって、口を開けた、その時、口に吸い込まれるように、盃からこぼれた魔酒が入ってきた。
僕は、勢いで魔酒をゴクリと飲み込んでしまった。
……なんて、旨い酒なんだ!!
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エリスとミヤの心配するような声が聞こえたような気がしたが、そのまま、眠りについた。ミヤは、しばらく魔酒を飲むことを禁止になった。酒造責任者のスイは、僕の命令とミアの命令の板挟みあって、体調を崩してしまった。
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