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ダンジョン
第40話 魔道具
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ブール鍛冶工房……。
「火入れをしているから、もう少し待ってね」
「すみません。何から何まで」
後ろを振り向き、ロンスキーに礼を告げる。
僕は目の前のものに夢中になっていた。
魔道具だ。
しかも、これはフェリシラ様にプレゼントしたような玩具の延長線上ではない。
完全に武器として成立するもの。
剣に埋め込まれた宝玉が光り輝いている。
まさか……こんな技法があるとは……。
いつ頃だっただろう?
この技術が表に出てきたのは。
火を操る剣……そんな名前で出てきたと思う。
剣が炎を纏っている姿は幼少の頃に見た時に驚いたものだ。
父上はそんな剣を「イカサマ」と言ってバカにしていた。
鍛冶師の父上からすれば、それは邪道に見えたかもしれない。
だが、僕には新しい可能性にしか見えなかった。
もちろん、問題点は多いと聞いている。
炎をまとえば、当然、剣が熱くなり、耐久度が著しく低下する。
まだ歴史が浅いが故か、その問題を克服できた鍛冶師は未だ現れていない。
そんな中、ロンスキーは一角の存在だと思う。
地方コンテストだが、準優勝を収める魔道具技師はほぼ、と言っていいほどいない。
僕が手にしている剣もそのひとつなのだ。
「気に入ったかい?」
「ええ。これはどういうものなんですか?」
汗を拭いながら、やってきたロンスリーは僕から剣を抜き取った。
「こうやって使うんだよ」
宝玉がスイッチになっているのか、触っただけで炎が舞い上がった。
「すごいな……それにかなり熱い」
思った以上の熱量に正直驚いた。
「見ててご覧……」
剣は次第に黒ずみ始め……しばらくするとボロボロと砕け散ってしまった。
「これが限界なのさ。こんなのでは実用化はまだまだ先だろうね」
たしかに、数十分しかもたないようでは話にならないだろう。
「宝玉自体はすぐに手に入るものだから、大量に作るというのも一つの手なんだよね」
なるほど……。
時間が短ければ、数で補うと……。
攻撃力は炎の分、増しているはずだ。
時間という問題があっても、魅力的な武器であることには変わりはないか。
短時間なら他の剣を凌ぐのだから。
ふむ……。
「宝玉ってそんなに簡単に?」
「ああ。ダンジョンに潜れば、その辺に転がっているほどだよ。ほら、そこが全部スキル玉だよ」
小さな玉がぎっしりと詰まった箱が……。
それにしても、すごい量だな。
「そうなんだ。ベローネ様が不要だと言って、無償で配っているんだ。私は欲張りだから、全部貰ってしまう。そのせいで、この有様さ」
たしかに……。
部屋中が箱だらけだ。
「全部、炎のスキル玉なんですか?」
「まさか、色々あるよ。『盗む』とか『透視』とか……でも、僕は『鑑定』スキルがないから、いちいち調べてもらってから使うんだ」
へぇ……なんとも面白いものがあるんだな。
ただ、やっぱり問題は色々あるんだな。
僕の剣にもいつかはスキル玉を埋め込むなんて日が来るんだろうか?
その時は是非、ロンスキーにお願いしたいものだな。
……。
それからも物色を続け、炉の準備が出来るのを待っていた。
「さっきから気になっていたんだけど……それって」
ん?
ロンスリーの視線の先には……
「これですか? さっき、武具屋で特売で買ったんですよ。銀貨5枚! 本当にいい買い物が出来ました」
あれ?
どうして、そんなに落ち込んで……。
ちょっと待て。
僕は不意に店員の言葉を思い出していた。
製作者は魔道具作りが専門だと……。
「ロンスリーさんの、でした!?」
「ええ。そうですか……銀貨5枚でしたか」
やっぱり落ち込むよな。
周りは金貨5枚が相場だというのに……。
「あの親父、銀貨1枚で買い叩きやがって。今度は2枚で買ってもらわないと」
そっち!?
落ち込んでいたのは買い取り代が安かった部分だったのか……。
「でも、そんなポンコツな剣を持っても仕方がないでしょ?」
「ん? そんなことはないですよ……」
僕は手持ちの砥石を手に取り、剣を『研磨』スキルで磨き始めた。
うわぁ……メチャクチャ手直し部分があるな。
シュッ……シュッ……。
やはり、いつもの剣とは違う気がするな。
シュッ……シュッ……。
いい輝きになってきたぞ……。
「こんな感じです。重心も重さもいい感じになったでしょ?」
「な、何なんだぁ!! これは一体。ライルさん、一体何をしたの!?」
これは僕にも説明は出来ないんだよな。
「分かりません。『研磨』をするとこうなるんです」
「信じられない……私の剣とはとても思えないな」
剣を受け取り、鞘に戻した。
「だから、安い剣は最高なんですよ。じゃあ、炉を借りますね」
「ああ。いやぁ、楽しみだな。君のような凄腕の鍛冶師の仕事を見られるなんて……」
……。
炉に鉄を放り込んだ。
そして、叩く……叩く!
「ライル君……」
集中だ。
分かるんだ。
後ろから哀れみのような感情が流れてくるのが……
でも、僕は一心不乱に剣を鍛える。
……出来た。
「君って僕より下手だね」
……ええ。
どうせ、僕の使った剣なんて銀貨5枚の価値もないですよ。
『研磨』スキルを使い、隅々まで修正していく。
「これでいいかな?」
「いやぁ。本当に君の研磨は神がかっているね。それって、剣以外にも使えるのかい?」
なかなか魔道具談義は終わりそうにもありません。
「実は僕にアイディアがあるんですけど……」
鍛冶をしている時にふと思いついたんだ。
でも、それがまさか後に大変なことになるとは思ってもいなかった……。
「火入れをしているから、もう少し待ってね」
「すみません。何から何まで」
後ろを振り向き、ロンスキーに礼を告げる。
僕は目の前のものに夢中になっていた。
魔道具だ。
しかも、これはフェリシラ様にプレゼントしたような玩具の延長線上ではない。
完全に武器として成立するもの。
剣に埋め込まれた宝玉が光り輝いている。
まさか……こんな技法があるとは……。
いつ頃だっただろう?
この技術が表に出てきたのは。
火を操る剣……そんな名前で出てきたと思う。
剣が炎を纏っている姿は幼少の頃に見た時に驚いたものだ。
父上はそんな剣を「イカサマ」と言ってバカにしていた。
鍛冶師の父上からすれば、それは邪道に見えたかもしれない。
だが、僕には新しい可能性にしか見えなかった。
もちろん、問題点は多いと聞いている。
炎をまとえば、当然、剣が熱くなり、耐久度が著しく低下する。
まだ歴史が浅いが故か、その問題を克服できた鍛冶師は未だ現れていない。
そんな中、ロンスキーは一角の存在だと思う。
地方コンテストだが、準優勝を収める魔道具技師はほぼ、と言っていいほどいない。
僕が手にしている剣もそのひとつなのだ。
「気に入ったかい?」
「ええ。これはどういうものなんですか?」
汗を拭いながら、やってきたロンスリーは僕から剣を抜き取った。
「こうやって使うんだよ」
宝玉がスイッチになっているのか、触っただけで炎が舞い上がった。
「すごいな……それにかなり熱い」
思った以上の熱量に正直驚いた。
「見ててご覧……」
剣は次第に黒ずみ始め……しばらくするとボロボロと砕け散ってしまった。
「これが限界なのさ。こんなのでは実用化はまだまだ先だろうね」
たしかに、数十分しかもたないようでは話にならないだろう。
「宝玉自体はすぐに手に入るものだから、大量に作るというのも一つの手なんだよね」
なるほど……。
時間が短ければ、数で補うと……。
攻撃力は炎の分、増しているはずだ。
時間という問題があっても、魅力的な武器であることには変わりはないか。
短時間なら他の剣を凌ぐのだから。
ふむ……。
「宝玉ってそんなに簡単に?」
「ああ。ダンジョンに潜れば、その辺に転がっているほどだよ。ほら、そこが全部スキル玉だよ」
小さな玉がぎっしりと詰まった箱が……。
それにしても、すごい量だな。
「そうなんだ。ベローネ様が不要だと言って、無償で配っているんだ。私は欲張りだから、全部貰ってしまう。そのせいで、この有様さ」
たしかに……。
部屋中が箱だらけだ。
「全部、炎のスキル玉なんですか?」
「まさか、色々あるよ。『盗む』とか『透視』とか……でも、僕は『鑑定』スキルがないから、いちいち調べてもらってから使うんだ」
へぇ……なんとも面白いものがあるんだな。
ただ、やっぱり問題は色々あるんだな。
僕の剣にもいつかはスキル玉を埋め込むなんて日が来るんだろうか?
その時は是非、ロンスキーにお願いしたいものだな。
……。
それからも物色を続け、炉の準備が出来るのを待っていた。
「さっきから気になっていたんだけど……それって」
ん?
ロンスリーの視線の先には……
「これですか? さっき、武具屋で特売で買ったんですよ。銀貨5枚! 本当にいい買い物が出来ました」
あれ?
どうして、そんなに落ち込んで……。
ちょっと待て。
僕は不意に店員の言葉を思い出していた。
製作者は魔道具作りが専門だと……。
「ロンスリーさんの、でした!?」
「ええ。そうですか……銀貨5枚でしたか」
やっぱり落ち込むよな。
周りは金貨5枚が相場だというのに……。
「あの親父、銀貨1枚で買い叩きやがって。今度は2枚で買ってもらわないと」
そっち!?
落ち込んでいたのは買い取り代が安かった部分だったのか……。
「でも、そんなポンコツな剣を持っても仕方がないでしょ?」
「ん? そんなことはないですよ……」
僕は手持ちの砥石を手に取り、剣を『研磨』スキルで磨き始めた。
うわぁ……メチャクチャ手直し部分があるな。
シュッ……シュッ……。
やはり、いつもの剣とは違う気がするな。
シュッ……シュッ……。
いい輝きになってきたぞ……。
「こんな感じです。重心も重さもいい感じになったでしょ?」
「な、何なんだぁ!! これは一体。ライルさん、一体何をしたの!?」
これは僕にも説明は出来ないんだよな。
「分かりません。『研磨』をするとこうなるんです」
「信じられない……私の剣とはとても思えないな」
剣を受け取り、鞘に戻した。
「だから、安い剣は最高なんですよ。じゃあ、炉を借りますね」
「ああ。いやぁ、楽しみだな。君のような凄腕の鍛冶師の仕事を見られるなんて……」
……。
炉に鉄を放り込んだ。
そして、叩く……叩く!
「ライル君……」
集中だ。
分かるんだ。
後ろから哀れみのような感情が流れてくるのが……
でも、僕は一心不乱に剣を鍛える。
……出来た。
「君って僕より下手だね」
……ええ。
どうせ、僕の使った剣なんて銀貨5枚の価値もないですよ。
『研磨』スキルを使い、隅々まで修正していく。
「これでいいかな?」
「いやぁ。本当に君の研磨は神がかっているね。それって、剣以外にも使えるのかい?」
なかなか魔道具談義は終わりそうにもありません。
「実は僕にアイディアがあるんですけど……」
鍛冶をしている時にふと思いついたんだ。
でも、それがまさか後に大変なことになるとは思ってもいなかった……。
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