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ダンジョン編
69 新スキル
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ローズさんを見送った後、再びスキル屋に戻った。
使えそうなスキルがないかを調べるためだ。
お金はそれなりに余裕がある。
大抵のスキルならば買うことは難しくないだろう。
「回復魔法師のことも考慮に入れておかないといけないわね」
その通りだ。
ただ、相場がよく分からないぞ。
「回復魔法師の相場? 俺に聞くんじゃねぇよ。教会に聞け!! といっても今は教えてくれねぇか」
今はギルマスと揉めている最中なので、回復魔法師のレンタルも行われていない状態だ。
「どうなるかは俺の口からは言えねぇが、大体だが☆1で一億、☆2で二億ってところか。星3になると十億から二十億の間くらいだな」
相変わらず、ぶっ飛んだ値段だ。
といっても命を助けることが出来る回復魔法がその値段で買えると思えば、安いのかも知れないが……
なんにしても、金銭感覚がおかしくないと買えないな。
とりあえず、二億トルグは残しておきたいところだな。
使えるのは一億五千万トルグ程度か……
「ちなみに回復魔法師のスキルは売っていないですか?」
「あん? 何度も言っているだろ? そこの台帳を読め。全てが載っている」
そこは相変わらずと言ったところか。
すでにミーチャはペラペラと見始めていた。
「いいのある?」
「ん~ないわね。私達が必要としているスキルはないわ……」
そうそう、いいスキルが手に入るはずはないか。
理想を言えば、攻撃魔法の類か、遠距離攻撃が得意な攻撃スキルが欲しかった。
二人で戦っていると、どうしても敵陣深くに入り込む必要が出てくる。
そうなると逃げることも出来なくなるかもしれない。
遠距離攻撃か、攻撃魔法があれば、敵陣深くに入り込む前に相手にダメージを与えることが出来る。
逃げ道確保もしやすくなるだろう。
「ないわねぇ」
さっきからミーチャがずっと呟いている。
本当にないのかもな。
「あっ!! これ、いいんじゃない!?」
攻撃魔法か? 遠距離攻撃か?
指差しているページを見たが……
……あの……ミーチャさん、本気ですか?
「もちろんよ。買えるんだったら、絶対に買うべきよ」
はぁ……。
「ロスティ。分かっていないわね。これの凄さが。いい? これがあるだけで、私達の冒険者生活のグレードが一気に上がるのよ。それに、ダンジョンにおいて、重要なことは何?」
ダンジョンか……もちろん学習済みだ。
十二分な武器とメンテナンスの道具。
命を落とさないための防具や回復薬。とくに状態異常への対応が必須だ。
あとは、マップや出没するモンスターのことを頭に入れることかな。
それ以外となると……
「違うわ!! 食事よ!!」
それこそ違うと思うけど?
冒険者がダンジョンに潜った時は大抵は干し肉と相場が決まっている。
嵩張らないし、日持ちもいい。
完璧な食材だ。
「嫌よ!! 干し肉を食べ続けるなんて、絶対に嫌っ!!」
嫌って言われてもなぁ……
「でも、そこは我慢しないとダンジョン攻略なんて無理なんじゃないか?」
「そこで『料理』スキルが必要になってくるんじゃないの。これがあれば、ダンジョンでも美味しい料理が作れるわよ」
つまり、ミーチャさんは現地調達をするつもりで?
はっきり言って、食材を持ち込めるほど人手があるわけではない。
嵩張らない香辛料の類だって、同じだ。
それよりも回復薬を持っていくっていうのが普通だ。
「甘いわね。ぬかりはないわ。同時にこのスキルよ」
指差してきたのは、『無限収納』というスキルだった。
説明には、無限に収納が出来ると書いてあった。
……すごい気がする。
え? これ、すごいよね?
値段は……一千万トルグ。
安っ! 安くはないけど……スキル的には安っ!!。
ちなみに『料理』スキルは一億トルグ。
『無限収納』スキル、すごいな……これはかなりの掘り出し物かも知れないな。
「ヤピン!! 『無限収納』はこの値段で買わせてもらうよ。ふふふっ。ヤピンもミスをするんだな。こんなすごいスキルが……ひと桁間違っているじゃないのか?」
「ああ、それね……」
あれ? 随分と対応が冷たいな。
僕の指摘がプライドを傷付けてしまったか?
「まぁ、詳しいことは別料金になるが……世間ではゴミスキルの類だぞ。それでも欲しかったら、買ってくれるのは有り難いが……」
どういうことだ?
無限に、収納、だぞ。
これのどこにゴミスキルの要素が?
これを手に入れれば、ダンジョンにも荷物を気にせずに行くことが出来るじゃないか。
「なんだか、怪しい雰囲気になってきたわね。別料金を払ってでも、知っておくべきだと思うの。これがあるかどうかで『料理』スキルが活きるか死ぬかが決まるんですもの」
いや、別に『料理』スキルは要らないのでは?
と言うのは止めておこう。
えっ?
ミーチャが作ってくれるの?
だったら、嬉しいかな。
ヤピンに別料金100万トルグを支払い、詳細を聞くことにした。
「ほお。今回はやけに金払いがいいな。何があったか知らないが、金は大切にしておいたほうがいいぞ」
しっかりと受け取っておきながら、よく言う。
どうやら、『無限収納』というのは異空間とも言うべきところに荷物を保管できる優れたものだそうだ。
ここまでは想定通り。
「無限って言っても、大したことねぇんだよ、それ。魔力の総量ってあるだろ? 収納できる量がそれに比例するんだ。大抵の人が使っても、大きな石が入れば大したものって話だ。魔法師ならちょっとはマシかも知れねぇが……それでもポーション瓶が20本入ればいいくらいだ。まぁないよりはマシだな」
魔力に自信がある魔法師でもその程度……。
だったら、小さなカバンを持つのと大差ないじゃないか。
「それにな、魔力の消費が結構激しいからな。それもゴミスキルと言われる所以らしいな」
知れば知るほど、ゴミスキルだった……。
いや、待て。
ゴミスキルでも熟練度を上げれば……。
「それだったら話は別だ。消費魔力はかなり減るし、容量も格段に増える。星4を超えた辺りから化けるな。もっとも、そこまで持ち続けられたらな」
たしかにそうだ。
☆4は普通、二世代に渡る一大事業。
使えないスキルを持ち続け、なおかつ、使い続けることは拷問に近いだろうな。
しかし、僕には……
「買います!! 『無限収納』を下さい」
「あと、『料理』スキルもね」
「おお? 本当に良いのか? 返品は勘弁だぞ。買い取りになると、相当安くなるからな? いいんだな?」
僕は力強く頷いた。
一億一千万トルグを支払い、二つのスキルを手に入れた。
ちょっと、買いすぎだっただろうか?
いや、このくらいの買い物をする人くらい、世の中にはいくらでもいるだろう……
スキルはどちらも僕に付けてもらった。
「ロスティに『料理』スキルの熟練度を上げてもらってからの方がいいと思うの」
なるほど……
ただ、一抹の不安がある。
ずっと、僕が料理担当にならないよね?
所持金2億5400万トルグ
使えそうなスキルがないかを調べるためだ。
お金はそれなりに余裕がある。
大抵のスキルならば買うことは難しくないだろう。
「回復魔法師のことも考慮に入れておかないといけないわね」
その通りだ。
ただ、相場がよく分からないぞ。
「回復魔法師の相場? 俺に聞くんじゃねぇよ。教会に聞け!! といっても今は教えてくれねぇか」
今はギルマスと揉めている最中なので、回復魔法師のレンタルも行われていない状態だ。
「どうなるかは俺の口からは言えねぇが、大体だが☆1で一億、☆2で二億ってところか。星3になると十億から二十億の間くらいだな」
相変わらず、ぶっ飛んだ値段だ。
といっても命を助けることが出来る回復魔法がその値段で買えると思えば、安いのかも知れないが……
なんにしても、金銭感覚がおかしくないと買えないな。
とりあえず、二億トルグは残しておきたいところだな。
使えるのは一億五千万トルグ程度か……
「ちなみに回復魔法師のスキルは売っていないですか?」
「あん? 何度も言っているだろ? そこの台帳を読め。全てが載っている」
そこは相変わらずと言ったところか。
すでにミーチャはペラペラと見始めていた。
「いいのある?」
「ん~ないわね。私達が必要としているスキルはないわ……」
そうそう、いいスキルが手に入るはずはないか。
理想を言えば、攻撃魔法の類か、遠距離攻撃が得意な攻撃スキルが欲しかった。
二人で戦っていると、どうしても敵陣深くに入り込む必要が出てくる。
そうなると逃げることも出来なくなるかもしれない。
遠距離攻撃か、攻撃魔法があれば、敵陣深くに入り込む前に相手にダメージを与えることが出来る。
逃げ道確保もしやすくなるだろう。
「ないわねぇ」
さっきからミーチャがずっと呟いている。
本当にないのかもな。
「あっ!! これ、いいんじゃない!?」
攻撃魔法か? 遠距離攻撃か?
指差しているページを見たが……
……あの……ミーチャさん、本気ですか?
「もちろんよ。買えるんだったら、絶対に買うべきよ」
はぁ……。
「ロスティ。分かっていないわね。これの凄さが。いい? これがあるだけで、私達の冒険者生活のグレードが一気に上がるのよ。それに、ダンジョンにおいて、重要なことは何?」
ダンジョンか……もちろん学習済みだ。
十二分な武器とメンテナンスの道具。
命を落とさないための防具や回復薬。とくに状態異常への対応が必須だ。
あとは、マップや出没するモンスターのことを頭に入れることかな。
それ以外となると……
「違うわ!! 食事よ!!」
それこそ違うと思うけど?
冒険者がダンジョンに潜った時は大抵は干し肉と相場が決まっている。
嵩張らないし、日持ちもいい。
完璧な食材だ。
「嫌よ!! 干し肉を食べ続けるなんて、絶対に嫌っ!!」
嫌って言われてもなぁ……
「でも、そこは我慢しないとダンジョン攻略なんて無理なんじゃないか?」
「そこで『料理』スキルが必要になってくるんじゃないの。これがあれば、ダンジョンでも美味しい料理が作れるわよ」
つまり、ミーチャさんは現地調達をするつもりで?
はっきり言って、食材を持ち込めるほど人手があるわけではない。
嵩張らない香辛料の類だって、同じだ。
それよりも回復薬を持っていくっていうのが普通だ。
「甘いわね。ぬかりはないわ。同時にこのスキルよ」
指差してきたのは、『無限収納』というスキルだった。
説明には、無限に収納が出来ると書いてあった。
……すごい気がする。
え? これ、すごいよね?
値段は……一千万トルグ。
安っ! 安くはないけど……スキル的には安っ!!。
ちなみに『料理』スキルは一億トルグ。
『無限収納』スキル、すごいな……これはかなりの掘り出し物かも知れないな。
「ヤピン!! 『無限収納』はこの値段で買わせてもらうよ。ふふふっ。ヤピンもミスをするんだな。こんなすごいスキルが……ひと桁間違っているじゃないのか?」
「ああ、それね……」
あれ? 随分と対応が冷たいな。
僕の指摘がプライドを傷付けてしまったか?
「まぁ、詳しいことは別料金になるが……世間ではゴミスキルの類だぞ。それでも欲しかったら、買ってくれるのは有り難いが……」
どういうことだ?
無限に、収納、だぞ。
これのどこにゴミスキルの要素が?
これを手に入れれば、ダンジョンにも荷物を気にせずに行くことが出来るじゃないか。
「なんだか、怪しい雰囲気になってきたわね。別料金を払ってでも、知っておくべきだと思うの。これがあるかどうかで『料理』スキルが活きるか死ぬかが決まるんですもの」
いや、別に『料理』スキルは要らないのでは?
と言うのは止めておこう。
えっ?
ミーチャが作ってくれるの?
だったら、嬉しいかな。
ヤピンに別料金100万トルグを支払い、詳細を聞くことにした。
「ほお。今回はやけに金払いがいいな。何があったか知らないが、金は大切にしておいたほうがいいぞ」
しっかりと受け取っておきながら、よく言う。
どうやら、『無限収納』というのは異空間とも言うべきところに荷物を保管できる優れたものだそうだ。
ここまでは想定通り。
「無限って言っても、大したことねぇんだよ、それ。魔力の総量ってあるだろ? 収納できる量がそれに比例するんだ。大抵の人が使っても、大きな石が入れば大したものって話だ。魔法師ならちょっとはマシかも知れねぇが……それでもポーション瓶が20本入ればいいくらいだ。まぁないよりはマシだな」
魔力に自信がある魔法師でもその程度……。
だったら、小さなカバンを持つのと大差ないじゃないか。
「それにな、魔力の消費が結構激しいからな。それもゴミスキルと言われる所以らしいな」
知れば知るほど、ゴミスキルだった……。
いや、待て。
ゴミスキルでも熟練度を上げれば……。
「それだったら話は別だ。消費魔力はかなり減るし、容量も格段に増える。星4を超えた辺りから化けるな。もっとも、そこまで持ち続けられたらな」
たしかにそうだ。
☆4は普通、二世代に渡る一大事業。
使えないスキルを持ち続け、なおかつ、使い続けることは拷問に近いだろうな。
しかし、僕には……
「買います!! 『無限収納』を下さい」
「あと、『料理』スキルもね」
「おお? 本当に良いのか? 返品は勘弁だぞ。買い取りになると、相当安くなるからな? いいんだな?」
僕は力強く頷いた。
一億一千万トルグを支払い、二つのスキルを手に入れた。
ちょっと、買いすぎだっただろうか?
いや、このくらいの買い物をする人くらい、世の中にはいくらでもいるだろう……
スキルはどちらも僕に付けてもらった。
「ロスティに『料理』スキルの熟練度を上げてもらってからの方がいいと思うの」
なるほど……
ただ、一抹の不安がある。
ずっと、僕が料理担当にならないよね?
所持金2億5400万トルグ
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