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第17話 過去?現在?4人の決意
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「ゴングル! 心の輝きを奪うことには成功したようだな。この調子で、戦士たちも倒してくるのだ!」
大魔王は、ゴングルに司令を出し、ゴングルは再び出撃した。
愛華たちはあれから、過去を大事にすべきなのか、現在いまを大事にすべきなのか悩んだ。クォーツはあれから家に帰って来ない。
「私、自分の将来のこと色々考えたけどやっぱり将来何をしたいのかまだ決められない。バスケをまず、この先の高校生になってからも続けるのかも分からないのにその先の将来どんな仕事をしていきたいかなんてもっと分からないよ。シャイニートパーズとしての自分を大切にするべきなのか、輝東希実としての自分を大切にすべきなのか決められないよ」
と希実が愛華たちに切り出す。今日は部活が休みで夢ちゃんも仕事がオフで、初めて4人で一緒に学校から帰る。
「私も病気で苦しむ子どもたちを助けたいという気持ちはあるけど、お医者さんになりたいとか明確な夢はまだ決まってないわ。水川優美としての自分を大切にするなら、この気持ちを明確な夢に変えて実現していくべきだと思うの。シャイニーサファイアとしての自分を大切にするのなら、ジュエリー王国に行くことになるけどそれは前世にとらわれた行動になるように感じるの。私は現在いまの自分の多くを占めている水川優美としての自分を大切にしたい」
希実の言葉に反応して、優美さんも自分の考えを言う。
「私も、今芸能界で活動していてとても毎日が楽しくて充実しているように感じる。そんな簡単にここを離れられないってこともあるけど、優美さんが言っているみたいに今の自分は村嶋夢として活動している部分が一番大きいように感じるから、シャイニーアメジストとしての自分の行動ばかりになりたくない」
夢ちゃんも答える。
「私も、希実と一緒で具体的な夢は決まってないけど、今の日野愛華としての自分がどこまでできるか試してみたい気持ちがある。今からクォーツを探しに行かない。私たちの気持ちをちゃんと伝えれば、きっと分かってくれるよ」
愛華も希実たちに続けて言った。希実、優美さん、夢ちゃんは、私の提案に賛成してくれた。そして二手に分かれて、まずはクォーツを探すことになった。
優美と夢は学校の周辺を探し、愛華と希実はそれぞれの家の近くを中心に公園など町中を一緒にたくさん探し回った。けれどクォーツは見つからなかった。しばらくして愛華と希実は優美さんと夢ちゃんと一度合流するが、優美さんと夢ちゃんもクォーツを見つけられなかったようだ。そのとき、目の前にゴングルが現れた。
「今度は、お前たちのことを倒す」
と言いながら、周りにいた人たちの心の輝きを奪い、トイフルを大量に発生させる。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「アメジストパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
「癒しと創造の戦士、シャイニーアメジスト」
愛華たちは変身し、まずはトイフルを倒そうとする。
「サファイア・フリージング」
サファイアは技を発動させてトイフルの動きをまずを止めようとするが、トイフルの数が多すぎて、全員を止めることができなかった。
「私とトパーズ、サファイアで一斉に違う方向に技を出して、トイフルの動きを弱めてルビーたちがシャイニング・ステッキで一気に倒して」
とアメジストが言った。ルビーたちは頷く。
「トパーズ・サンダー」
「サファイア・フリージング」
「アメジスト・イマジネーション」
トパーズたちの攻撃で全てのトイフルの動きが止まる。ルビー、トパーズ、サファイアはシャイニング・ステッキを出し、
「シャイン・ヒーリング」
と技を出すと、たくさんのトイフルは倒された。
戦いが終わった後、突然クォーツは物陰から愛華たちの前に姿を現した。
「ごめんなさいクク。みんなの思いを尊重しないで、勝手に色々と決めていたクク。みんなの前世がジュエリー王国の戦士だったからといって、現在いまの愛華たちの行動を私が縛ることはできないクク」
クォーツが愛華たちに言った。
「クォーツが自分で考えて納得してくれたのなら、私たちが説明するまでもないね」
愛華はクォーツに言った。
「現在いまの自分を私たちは大切に生きていきたい。それでもクォーツはいい? 」
希実がクォーツに聞く。
「私はみんなの考えを尊重するクク。私も頑固になり過ぎていたと反省したクク」
愛華たちは、クォーツとちゃんと分かり合えた気がした。
大魔王は、ゴングルに司令を出し、ゴングルは再び出撃した。
愛華たちはあれから、過去を大事にすべきなのか、現在いまを大事にすべきなのか悩んだ。クォーツはあれから家に帰って来ない。
「私、自分の将来のこと色々考えたけどやっぱり将来何をしたいのかまだ決められない。バスケをまず、この先の高校生になってからも続けるのかも分からないのにその先の将来どんな仕事をしていきたいかなんてもっと分からないよ。シャイニートパーズとしての自分を大切にするべきなのか、輝東希実としての自分を大切にすべきなのか決められないよ」
と希実が愛華たちに切り出す。今日は部活が休みで夢ちゃんも仕事がオフで、初めて4人で一緒に学校から帰る。
「私も病気で苦しむ子どもたちを助けたいという気持ちはあるけど、お医者さんになりたいとか明確な夢はまだ決まってないわ。水川優美としての自分を大切にするなら、この気持ちを明確な夢に変えて実現していくべきだと思うの。シャイニーサファイアとしての自分を大切にするのなら、ジュエリー王国に行くことになるけどそれは前世にとらわれた行動になるように感じるの。私は現在いまの自分の多くを占めている水川優美としての自分を大切にしたい」
希実の言葉に反応して、優美さんも自分の考えを言う。
「私も、今芸能界で活動していてとても毎日が楽しくて充実しているように感じる。そんな簡単にここを離れられないってこともあるけど、優美さんが言っているみたいに今の自分は村嶋夢として活動している部分が一番大きいように感じるから、シャイニーアメジストとしての自分の行動ばかりになりたくない」
夢ちゃんも答える。
「私も、希実と一緒で具体的な夢は決まってないけど、今の日野愛華としての自分がどこまでできるか試してみたい気持ちがある。今からクォーツを探しに行かない。私たちの気持ちをちゃんと伝えれば、きっと分かってくれるよ」
愛華も希実たちに続けて言った。希実、優美さん、夢ちゃんは、私の提案に賛成してくれた。そして二手に分かれて、まずはクォーツを探すことになった。
優美と夢は学校の周辺を探し、愛華と希実はそれぞれの家の近くを中心に公園など町中を一緒にたくさん探し回った。けれどクォーツは見つからなかった。しばらくして愛華と希実は優美さんと夢ちゃんと一度合流するが、優美さんと夢ちゃんもクォーツを見つけられなかったようだ。そのとき、目の前にゴングルが現れた。
「今度は、お前たちのことを倒す」
と言いながら、周りにいた人たちの心の輝きを奪い、トイフルを大量に発生させる。
「ルビーパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「トパーズパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「サファイアパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「アメジストパワーチャージ、シャイニング・フォルティッシモ」
「炎と愛の戦士、シャイニールビー」
「光と希望の戦士、シャイニートパーズ」
「水と誠実の戦士、シャイニーサファイア」
「癒しと創造の戦士、シャイニーアメジスト」
愛華たちは変身し、まずはトイフルを倒そうとする。
「サファイア・フリージング」
サファイアは技を発動させてトイフルの動きをまずを止めようとするが、トイフルの数が多すぎて、全員を止めることができなかった。
「私とトパーズ、サファイアで一斉に違う方向に技を出して、トイフルの動きを弱めてルビーたちがシャイニング・ステッキで一気に倒して」
とアメジストが言った。ルビーたちは頷く。
「トパーズ・サンダー」
「サファイア・フリージング」
「アメジスト・イマジネーション」
トパーズたちの攻撃で全てのトイフルの動きが止まる。ルビー、トパーズ、サファイアはシャイニング・ステッキを出し、
「シャイン・ヒーリング」
と技を出すと、たくさんのトイフルは倒された。
戦いが終わった後、突然クォーツは物陰から愛華たちの前に姿を現した。
「ごめんなさいクク。みんなの思いを尊重しないで、勝手に色々と決めていたクク。みんなの前世がジュエリー王国の戦士だったからといって、現在いまの愛華たちの行動を私が縛ることはできないクク」
クォーツが愛華たちに言った。
「クォーツが自分で考えて納得してくれたのなら、私たちが説明するまでもないね」
愛華はクォーツに言った。
「現在いまの自分を私たちは大切に生きていきたい。それでもクォーツはいい? 」
希実がクォーツに聞く。
「私はみんなの考えを尊重するクク。私も頑固になり過ぎていたと反省したクク」
愛華たちは、クォーツとちゃんと分かり合えた気がした。
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