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1話 四兄妹
三 洋三郎の拳(六)
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「一人だから気楽にしろ」
新兄の長屋は暗くて人気がなかった。
「ここのところ、荘次郎のところで泊まり込んでいたから、埃っぽいかもしれんが」
「本当に一人なんだ。新兄は優しいからモテると思うんだけどな」
「そんなことはない。金はないし、頼りないからな。それより傷はいいのか」
「それは大丈夫。己でやりますから」
作業がやりやすいように、灯りをつけてそばに持って来てくれた。
部屋の様子も見えるようになった。
殺風景だと思うほど、無駄なものが何も置いていないようだった。
「いつもこんなさっぱりしてるのか?おれの家とは大違いだ」
「用心棒稼業は泊まり込みも多い。仕事に出かける前だけは整えておくんだ。あ、夜具も寝巻きも一つしかないな。洋三郎が使え」
「いいって」
「着物もいるなあ。とりあえずおれのを着とくか。入るかな」
「いいって」
案外世話焼きだったんだな、とおかしくなった。
十年前はおそらくそうじゃなかった。
長男は別扱いだったし、兄弟だけで過ごすこともなかった、と思う。
十年経って、まさかこんなふうになっているなんて想像もできなかった。
「どうした」
腕に包帯を巻きながら、おかしなことに涙が流れてくる。
先生が亡くなってからずっと張り詰めていたものが解けていく。
「もう一人で抱え込むな。おれたちがいる。巻き込むなんて思わなくていい。特におれは独り身だし、失うものもない。もっと頼ってもらいたいな。ああ・・・やっぱり頼りないか」
「そんなことない・・・助けに来てくれて、嬉しかった」
やっぱり、新兄は優しい。
優しさが身に染みて、涙が止まらなかった。
翌朝。飯は作らないという新一郎に連れられて入ったのは、近くの飯屋だった。
「ここは仙次親分の店だよ。毎朝ここで飯を食わせてもらっているんだ」
「あら、新さんじゃないの、いらっしゃい」
と愛想のいい女の人の声がした。
だが、愛想が良かったのはそこまでで、
「久しぶりね。あっちの方が良くて、もう来ないかと思ったわ。きっとご馳走だったんでしょ」
少し棘のある言い方になった。
「さち、何を言うの。ごめんなさいね。本当は新さんが来なくて寂しいって言ってたんですよ」
厨房の方から柔らかい落ち着いた声がした。
「言ってません」
「親分は?」
「それが探索があるとかで、早くから出ているのですよ」
「そうか。昨夜は駆り出してすまなかったな。助かったよ」
「いいんですよ。お役に立てれば」
「今日は二人分いいかな」
「あら、お連れさん?それを早く言ってちょうだい」
気の強そうな美人がこっちを見た。
驚いたように目を見張った。
「もしかして、弟さん?目元がそっくりだわ」
「洋三郎だ。よろしく頼む」
兄の言葉に頭を下げた。
「ねえ、一度聞いてみたかったんだけど、前からこうなの?」
親分の娘だというさちが、新兄の食べる姿を見て囁いてくる。
「うん。子供の頃からそうだった。荘兄とは取り合いなんかして喧嘩もしたが、新兄はあんな感じで動きもしないんだ」
思わず吹き出してしまい、さちと笑い合った。
新兄が変な顔をして見ている。
思い出していた。よく、兄上を見習いなさい、と叱られていたっけ。
果たして、食べ終わるまで一言も喋らなかった。
「後で荘次郎が来ることになっている。奥を借りていいかな」
「どうぞどうぞ」
さちがニコニコして言った。
「なあに、今日は三兄弟揃い踏みなの?」
「まあな」
「良かったわね、新さん。急に賑やかになっちゃって」
やっぱりな。
洋三郎は、この二人を観察して、怪しいと睨んだ。
「邪魔するよ」
「いらっしゃい。・・・あら、男前」
もうお客はみんな帰り、店にいるのは、兄弟だけになっている。
兄弟の中では一番涼しげな目元で色白の次男の登場だ。
「兄がいつもお世話になっております。淡路屋徳右衛門と申します。小間物を商っておりますので、お店の方にも是非いらしてください」
抜け目なくお店の宣伝をしている。
「あら、男前の旦那さんが見立ててくださるなら行ってみようかしら」
「どうぞどうぞ。美人のお姉さんなら喜んで」
さすがに商人だ。
同じ家に生まれた三人が十年前に別れて、それぞれに暮らしてきた。
バラバラになって、もう交わることもないし、忘れた方がいいと思ってきたのに、今、こうして再会できたことが奇跡だと思う。
ーーこれのおかげなのかな。
「新兄、荘兄、話があるんだ」
奥の部屋で、三人が顔を突き合わせた。
なんか、気恥ずかしい。
「お前、八丁堀の屋敷に何しに行ったんだ」
荘兄の顔は、さっきさちに見せていたのと違い、目が吊り上がっている。
「花ふぶきのことを聞きに行きました」
「花ふぶきのこと?」
「何なのかわからないことには始まらないと思って・・・」
「なんでおれたちに聞かねえんだ!」
「ごめん・・・」
「荘次郎」
新兄が荘兄を抑えて言った。
「洋三郎は、花ふぶきが刀だと知らなかったのだな」
「はい」
「牧の旦那はなんと」
「お父上から引き継いだものはないかと聞かれました」
「覚えがあるのか」
「おそらくこれではないかと。花ふぶきが刀だと知っていたら、すぐに気がついたでしょうが、これと花ふぶきが結びつかなくて・・・」
洋三郎は首から紐を外した。
それは、皮でできた袋だった。
新一郎に手渡した。
「開けてください。これを、哲斎先生が、御守りだから大切にせよ。決して中は見てはならないし、人に見せてはいけないと言われていました」
「これは・・・」
新一郎が紐を解いた。
中から取り出したものは、鍔だった。
「それが刀の鍔だと言うことは、触った感じでわかっていた。でも興味がなくて、開けてみることは今までしていない」
「なるほど、花ふぶきだ」
新一郎から荘次郎へ、鍔が手渡される。
「あの侍に襲われた時に、聞かれたんだ。花ふぶきの一部を持っているかと」
「じゃあ、これが、花ふぶきの鍔なんだな」
「間違いないだろう。これを持っているために、洋三郎は執拗に狙われたってわけだ」
その鍔は、名前のとおりに、桜の花吹雪を思わせる意匠が施されていた。
新兄の長屋は暗くて人気がなかった。
「ここのところ、荘次郎のところで泊まり込んでいたから、埃っぽいかもしれんが」
「本当に一人なんだ。新兄は優しいからモテると思うんだけどな」
「そんなことはない。金はないし、頼りないからな。それより傷はいいのか」
「それは大丈夫。己でやりますから」
作業がやりやすいように、灯りをつけてそばに持って来てくれた。
部屋の様子も見えるようになった。
殺風景だと思うほど、無駄なものが何も置いていないようだった。
「いつもこんなさっぱりしてるのか?おれの家とは大違いだ」
「用心棒稼業は泊まり込みも多い。仕事に出かける前だけは整えておくんだ。あ、夜具も寝巻きも一つしかないな。洋三郎が使え」
「いいって」
「着物もいるなあ。とりあえずおれのを着とくか。入るかな」
「いいって」
案外世話焼きだったんだな、とおかしくなった。
十年前はおそらくそうじゃなかった。
長男は別扱いだったし、兄弟だけで過ごすこともなかった、と思う。
十年経って、まさかこんなふうになっているなんて想像もできなかった。
「どうした」
腕に包帯を巻きながら、おかしなことに涙が流れてくる。
先生が亡くなってからずっと張り詰めていたものが解けていく。
「もう一人で抱え込むな。おれたちがいる。巻き込むなんて思わなくていい。特におれは独り身だし、失うものもない。もっと頼ってもらいたいな。ああ・・・やっぱり頼りないか」
「そんなことない・・・助けに来てくれて、嬉しかった」
やっぱり、新兄は優しい。
優しさが身に染みて、涙が止まらなかった。
翌朝。飯は作らないという新一郎に連れられて入ったのは、近くの飯屋だった。
「ここは仙次親分の店だよ。毎朝ここで飯を食わせてもらっているんだ」
「あら、新さんじゃないの、いらっしゃい」
と愛想のいい女の人の声がした。
だが、愛想が良かったのはそこまでで、
「久しぶりね。あっちの方が良くて、もう来ないかと思ったわ。きっとご馳走だったんでしょ」
少し棘のある言い方になった。
「さち、何を言うの。ごめんなさいね。本当は新さんが来なくて寂しいって言ってたんですよ」
厨房の方から柔らかい落ち着いた声がした。
「言ってません」
「親分は?」
「それが探索があるとかで、早くから出ているのですよ」
「そうか。昨夜は駆り出してすまなかったな。助かったよ」
「いいんですよ。お役に立てれば」
「今日は二人分いいかな」
「あら、お連れさん?それを早く言ってちょうだい」
気の強そうな美人がこっちを見た。
驚いたように目を見張った。
「もしかして、弟さん?目元がそっくりだわ」
「洋三郎だ。よろしく頼む」
兄の言葉に頭を下げた。
「ねえ、一度聞いてみたかったんだけど、前からこうなの?」
親分の娘だというさちが、新兄の食べる姿を見て囁いてくる。
「うん。子供の頃からそうだった。荘兄とは取り合いなんかして喧嘩もしたが、新兄はあんな感じで動きもしないんだ」
思わず吹き出してしまい、さちと笑い合った。
新兄が変な顔をして見ている。
思い出していた。よく、兄上を見習いなさい、と叱られていたっけ。
果たして、食べ終わるまで一言も喋らなかった。
「後で荘次郎が来ることになっている。奥を借りていいかな」
「どうぞどうぞ」
さちがニコニコして言った。
「なあに、今日は三兄弟揃い踏みなの?」
「まあな」
「良かったわね、新さん。急に賑やかになっちゃって」
やっぱりな。
洋三郎は、この二人を観察して、怪しいと睨んだ。
「邪魔するよ」
「いらっしゃい。・・・あら、男前」
もうお客はみんな帰り、店にいるのは、兄弟だけになっている。
兄弟の中では一番涼しげな目元で色白の次男の登場だ。
「兄がいつもお世話になっております。淡路屋徳右衛門と申します。小間物を商っておりますので、お店の方にも是非いらしてください」
抜け目なくお店の宣伝をしている。
「あら、男前の旦那さんが見立ててくださるなら行ってみようかしら」
「どうぞどうぞ。美人のお姉さんなら喜んで」
さすがに商人だ。
同じ家に生まれた三人が十年前に別れて、それぞれに暮らしてきた。
バラバラになって、もう交わることもないし、忘れた方がいいと思ってきたのに、今、こうして再会できたことが奇跡だと思う。
ーーこれのおかげなのかな。
「新兄、荘兄、話があるんだ」
奥の部屋で、三人が顔を突き合わせた。
なんか、気恥ずかしい。
「お前、八丁堀の屋敷に何しに行ったんだ」
荘兄の顔は、さっきさちに見せていたのと違い、目が吊り上がっている。
「花ふぶきのことを聞きに行きました」
「花ふぶきのこと?」
「何なのかわからないことには始まらないと思って・・・」
「なんでおれたちに聞かねえんだ!」
「ごめん・・・」
「荘次郎」
新兄が荘兄を抑えて言った。
「洋三郎は、花ふぶきが刀だと知らなかったのだな」
「はい」
「牧の旦那はなんと」
「お父上から引き継いだものはないかと聞かれました」
「覚えがあるのか」
「おそらくこれではないかと。花ふぶきが刀だと知っていたら、すぐに気がついたでしょうが、これと花ふぶきが結びつかなくて・・・」
洋三郎は首から紐を外した。
それは、皮でできた袋だった。
新一郎に手渡した。
「開けてください。これを、哲斎先生が、御守りだから大切にせよ。決して中は見てはならないし、人に見せてはいけないと言われていました」
「これは・・・」
新一郎が紐を解いた。
中から取り出したものは、鍔だった。
「それが刀の鍔だと言うことは、触った感じでわかっていた。でも興味がなくて、開けてみることは今までしていない」
「なるほど、花ふぶきだ」
新一郎から荘次郎へ、鍔が手渡される。
「あの侍に襲われた時に、聞かれたんだ。花ふぶきの一部を持っているかと」
「じゃあ、これが、花ふぶきの鍔なんだな」
「間違いないだろう。これを持っているために、洋三郎は執拗に狙われたってわけだ」
その鍔は、名前のとおりに、桜の花吹雪を思わせる意匠が施されていた。
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