187 / 189
見つけました 解決法は
しおりを挟む
顔を赤くしながらもしっかりと首に手を回して体を固定してくれているので思ってるいるよりは動けるが、さすがに歩くのは厳しかったので移動はほぼ飛びながらになった。
「って、ちょっちょっと待ってそんないきなり動かれ……きゃー」
飛びながらの移動はさながらさながら絶叫マシーンのようでこんな経験をしたことのないヴィオラは当然ものすごい絶叫をあげるんだが、次第に慣れてきたのかものの数分で落ち着きを取り戻し、例の三人を探し始めた。
「凄い数の騒ぎになってますね、早くあの三人を見つけないともっと増えるかもですね」
「そうだな、とにかくヴィオラはこの中からなんとか探し出してくれ、なるべく隅々まで動くから」
「ふん、これだけの数がいればあの三人が見つかるのは時間の問題だろう。俺たちの誘いを断るからこんな目に合うんだ。いいざまだぜ」
「ふも~あのちびっこはなんとしても俺のものにー」
「まったくお前の趣味はまっどうでもいいがな、しかしこれだけの騒ぎになってるんだ。見つかった時に助けてやれば俺達に感謝して惚れるだろうな」
「とにかく俺たちもあいつらが見つかった時に動けるように見つけ出すんだ。きっとこれだけの数がいるんだ。この中に紛れて移動しているはずだ、なるべく人数が集まっているとこに向かって動くんだ」
「これだけ人混みになっていれば混ざっていても逆にバレずに移動出来たかもな」
「移動は出来たかもだけど、リザはともかく私とディスは潰されてしまう」
「それじゃぁ無理だな、それにしても本当にその三人はどこにいるんだろうな。これだけ探しているのに」
「んあっみっ見つけた、いたいたあいつらだよー」
掴んだ首を振り回すように前後左右に振ってくる
「あそこあそこあの隅っこで挙動不審で周りをみてる奴らだよ」
「よしっあいつらだな、突っ込むぞ」
ヴィオラがしっかりターゲットを確認したので俺たちは三人の元に突っ込む。
「ようやく見つけたぜ、お前ら三人がうちのパーティーにちょっかいをかけたんだってな。しっかり話し合おうじゃないか」
「あんっなんだクソガキが俺達になんのよ……うだ、ってお前にしがみついてるのはあの時のイカレ女じゃねーか。てめぇのせいでどれだけ迷惑かけられたか分かってんだろうな、残りの二人も早く連れてきやがれ」
「迷惑をかけたのはお前らが先だろう、それと今回迷惑をかけてしまった者達には治療薬を最優先で配布させてもらう。タタナクナールやハエナクナールといった薬の被害者はすぐに言ってくれ、ちゃんと完治する薬を用意してあるから」
「それは本当だろうな、俺は今日治してもらわないと嫁が悲しい思いするんだ、早く治してくれ」
「大丈夫だ、この薬を飲めばしっかり反応するようになる。それとこれは迷惑料代わりといってはなんだが普段より元気になる薬だ、副作用とかはないが用量を守ってくれよ」
「おーまじで治った、この薬も信用していいんだな?これなら嫁もハッスルだぜーありがとうな」
「おいっこのハゲになった体もしっかり治せるんだろうな、治せなかったら容赦しねえぞ」
「任せてくれ、それはこのフサフサなーるできれいに元通りなる。それと今回の元凶であるハエナクナールだが元々は美容薬のツルツルナールの原液だと分かった。これは女性の美容に最高の薬で女性の気になるとこをツルツルにしてくれるんだ。ハエナクナールで被害にあっていい相手がいる場合このツルツルナールをプレゼントさせてもらう」
「それは本当か?最近彼女へのプレゼントに悩んでいたんだ。体も治ってプレゼントもらえるなら許してやるよ」
被害にあった獣人が一気に詰め寄るがなんとか対応して治療薬を配る。
「ふんっ俺達はそんなことで認めたりしねーぞ。認めて欲しいなら残りの二人を連れてきて俺たちに力を示しやがれ、まっお前みたいなクソガキに俺たちを認めさせる力があるとは思えねーがな」
「その言葉しかと聞き入れた。闘技場支配人であるこのユリウスが見届人としてナイトとその三人の決闘を開催させてもらう」
「って、ちょっちょっと待ってそんないきなり動かれ……きゃー」
飛びながらの移動はさながらさながら絶叫マシーンのようでこんな経験をしたことのないヴィオラは当然ものすごい絶叫をあげるんだが、次第に慣れてきたのかものの数分で落ち着きを取り戻し、例の三人を探し始めた。
「凄い数の騒ぎになってますね、早くあの三人を見つけないともっと増えるかもですね」
「そうだな、とにかくヴィオラはこの中からなんとか探し出してくれ、なるべく隅々まで動くから」
「ふん、これだけの数がいればあの三人が見つかるのは時間の問題だろう。俺たちの誘いを断るからこんな目に合うんだ。いいざまだぜ」
「ふも~あのちびっこはなんとしても俺のものにー」
「まったくお前の趣味はまっどうでもいいがな、しかしこれだけの騒ぎになってるんだ。見つかった時に助けてやれば俺達に感謝して惚れるだろうな」
「とにかく俺たちもあいつらが見つかった時に動けるように見つけ出すんだ。きっとこれだけの数がいるんだ。この中に紛れて移動しているはずだ、なるべく人数が集まっているとこに向かって動くんだ」
「これだけ人混みになっていれば混ざっていても逆にバレずに移動出来たかもな」
「移動は出来たかもだけど、リザはともかく私とディスは潰されてしまう」
「それじゃぁ無理だな、それにしても本当にその三人はどこにいるんだろうな。これだけ探しているのに」
「んあっみっ見つけた、いたいたあいつらだよー」
掴んだ首を振り回すように前後左右に振ってくる
「あそこあそこあの隅っこで挙動不審で周りをみてる奴らだよ」
「よしっあいつらだな、突っ込むぞ」
ヴィオラがしっかりターゲットを確認したので俺たちは三人の元に突っ込む。
「ようやく見つけたぜ、お前ら三人がうちのパーティーにちょっかいをかけたんだってな。しっかり話し合おうじゃないか」
「あんっなんだクソガキが俺達になんのよ……うだ、ってお前にしがみついてるのはあの時のイカレ女じゃねーか。てめぇのせいでどれだけ迷惑かけられたか分かってんだろうな、残りの二人も早く連れてきやがれ」
「迷惑をかけたのはお前らが先だろう、それと今回迷惑をかけてしまった者達には治療薬を最優先で配布させてもらう。タタナクナールやハエナクナールといった薬の被害者はすぐに言ってくれ、ちゃんと完治する薬を用意してあるから」
「それは本当だろうな、俺は今日治してもらわないと嫁が悲しい思いするんだ、早く治してくれ」
「大丈夫だ、この薬を飲めばしっかり反応するようになる。それとこれは迷惑料代わりといってはなんだが普段より元気になる薬だ、副作用とかはないが用量を守ってくれよ」
「おーまじで治った、この薬も信用していいんだな?これなら嫁もハッスルだぜーありがとうな」
「おいっこのハゲになった体もしっかり治せるんだろうな、治せなかったら容赦しねえぞ」
「任せてくれ、それはこのフサフサなーるできれいに元通りなる。それと今回の元凶であるハエナクナールだが元々は美容薬のツルツルナールの原液だと分かった。これは女性の美容に最高の薬で女性の気になるとこをツルツルにしてくれるんだ。ハエナクナールで被害にあっていい相手がいる場合このツルツルナールをプレゼントさせてもらう」
「それは本当か?最近彼女へのプレゼントに悩んでいたんだ。体も治ってプレゼントもらえるなら許してやるよ」
被害にあった獣人が一気に詰め寄るがなんとか対応して治療薬を配る。
「ふんっ俺達はそんなことで認めたりしねーぞ。認めて欲しいなら残りの二人を連れてきて俺たちに力を示しやがれ、まっお前みたいなクソガキに俺たちを認めさせる力があるとは思えねーがな」
「その言葉しかと聞き入れた。闘技場支配人であるこのユリウスが見届人としてナイトとその三人の決闘を開催させてもらう」
22
お気に入りに追加
1,426
あなたにおすすめの小説
これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる