上 下
78 / 189

リリ◯ルマジ◯ル全力全開なの

しおりを挟む
「ナイト様調整終わりました。マックスの威力は変わりませんが三段階の威力調整が出来るようにしたです。」段階式になっただけマシになったなと考えた方がいいんだろうな。

「ありがとうな。後は、使って慣れていくようにするよ。それにしても、この武器やばいな。双剣なのに遠、中、接近戦なんでもありだもんな」

「はい、色々な状況に対応できるようにしたくて頑張りました。気になることがあればいつでも言ってください。すぐ対応するので」ディスの言葉は頼もしいな。体は、小さいのにその背中は誰よりも広くたよりになるように見える。

「マリア様も、なにかあったら教えてくださいね。初めての杖でしたので、改良するとこあれば、次にも活かせますので」

「はい、私もこのこを使いこなせるように頑張ります。」

それにしても、あのダンジョンに出てくるゾンビの数はとんでもないな、一体どこから湧いてくるんだ?

「ナイト様そのことなんですが、私の方で調べたところ2つほど怪しい可能性があります。まだ確定では無いのですが」シルキーがなんか情報手に入れてくれたみたいだな。いくら、倒せると言ってもあの数は脅威だ。物量で来られたらいつかは、押し負けてしまうからな。

「2つほどその大量にモンスターを繰り出すんではないかというスキルがあります。一つは眷属召喚。契約を結んだモンスターを魔力を使い別の空間から召喚します。ゾンビなどは下位のモンスターなので大量にいるかと次に軍勢です。こちらは自分の魔力を糧に自分のスターテスの3/1の分身を作ったり下位の存在を大量に作ったりですね、この場合ゾンビキングの存在が危惧されます」なるほど、可能性としてあるなら、考えないとな。でもそのスキルが、あるなら欲しいな。どちらを手に入れても確実に強くなれる。スキルを狙うならそいつだな。予想が当たることを願うばかりだ



新たなスキルの可能性を聞いてダンジョンの奥に進もうと考え、皆で2日かけて装備を整えてダンジョンの入口にきた。

「さて、またここにきたけど今回の目的は新たなスキルの確保だ。入ったらすぐゾンビの群れが来るはずだ。なので、俺と、マリアがでかいのを一発撃って進路を確保する。そしたら、一気に進んで目的のスキルを持つモンスターを探ししだいスキルを狙いにいく」今回の目的を話して安全第一で進むことを念頭に入れておく。

「もちろんです、皆さんと安全に怪我なく今日も頑張ります」

「久しぶりの出番ね、私も魔道具師として色々作ってきたからサポートは任せて」

リザも久しぶりに戦闘に出てきて、オリジナルの魔道具を、試すいい機会だろ。ディスのお陰で色々魔道具の幅が広がっただろうしな。
 ディスのお陰で色々進展したが、同時に進展したが威力などのコントロールまでが追いついていないのが気にかかる。ここで無茶して怪我しては元も子もないからな。こればかりは、俺がしっかり見ておくことにしよう。

「よし、行こう」俺の合図とともにダンジョンに足を踏み入れる。すると、侵入に気づいたのかゾンビが奥からぞろぞろとこちらにむかってくる?

「マリア、方向だけは意識して威力は遠慮なし、全力全開でぶっ放せ」俺はマリアに伝える。最低限の威力で試す必要はあるが、最大の威力もやはり知っておく必要はあるからな。周りを気にしないで撃てるならチャンスだ。

「わっ分かりました。ではいきます」マリアは魔力を込める。すると杖の先が目を開けられぬ程の光を放ちはじめる。さすがにこれだけの光を放つほどの威力はやばい気がする。俺は、ためらわずマリアに撃たせた。 

ズドーンそれは、やはり試して正解の威力だった。マリアは腰が抜けて座り込んでしまった。撃った先には、先程まで群れていたゾンビは見事に消え去り見事なまでにクレーターが、出来上がっていた。

「ふー威力については後で考えるとしてまずは先に進もう」俺達は前進し、前回来たときより先に進むことに成功した。

先に進むとゾンビではなく、ゴブリンシャーマンがおり、その周りをゾンビが囲むように構えていた。あのゴブリンシャーマンがこのゾンビたちを従えているみたいだな。

「マリアすまないがあそこのゴブリンシャーマンの気を引くためにさっきより威力を下げて反対側に魔力砲をお願い出来ないかな、奴らの気がそれたタイミングを狙って一気に近寄り俺がゴブリンシャーマンを片付けてくるから。」マリアは頷き呼吸を整えタイミングを伺う。

シャーマン達の気が散ったタイミングを狙い魔力砲を放った。その衝撃に驚き混乱してるとこを狙い一気に駆け寄り前方2匹のゾンビの頭を切り飛ばし、シャーマンが杖を持っている右腕を肩から一気に切り飛ばしたと同時にスキルイーターを発動させる。
ビンゴついニヤけてしまう。狙っていたスキルを確認出来たので俺は奪い自分のものとする。

ゴブリンシャーマンから奪ったのは眷属召喚のスキルだった。これで俺も、モンスターの召喚が出来るようになる。これも試しながらになるが、以前考えていたモフモフなモンスターを眷属にして召喚してモフモフ王国を、ティナに見せてあげることができる。そんな考えをしているとダンジョンの更に奥の方からとんでもない怒りが籠った怒声が響き渡った



しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅

聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される

こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる 初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。 なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています こちらの作品も宜しければお願いします [イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]

虚無からはじめる異世界生活 ~最強種の仲間と共に創造神の加護の力ですべてを解決します~

すなる
ファンタジー
追記《イラストを追加しました。主要キャラのイラストも可能であれば徐々に追加していきます》 猫を庇って死んでしまった男は、ある願いをしたことで何もない世界に転生してしまうことに。 不憫に思った神が特例で加護の力を授けた。実はそれはとてつもない力を秘めた創造神の加護だった。 何もない異世界で暮らし始めた男はその力使って第二の人生を歩み出す。 ある日、偶然にも生前助けた猫を加護の力で召喚してしまう。 人が居ない寂しさから猫に話しかけていると、その猫は加護の力で人に進化してしまった。 そんな猫との共同生活からはじまり徐々に動き出す異世界生活。 男は様々な異世界で沢山の人と出会いと加護の力ですべてを解決しながら第二の人生を謳歌していく。 そんな男の人柄に惹かれ沢山の者が集まり、いつしか男が作った街は伝説の都市と語られる存在になってく。 (

日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊

北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

劣等生のハイランカー

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す! 無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。 カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。 唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。 学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。 クラスメイトは全員ライバル! 卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである! そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。 それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。 難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。 かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。 「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」 学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。 「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」 時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。 制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。 そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。 (各20話編成) 1章:ダンジョン学園【完結】 2章:ダンジョンチルドレン【完結】 3章:大罪の権能【完結】 4章:暴食の力【完結】 5章:暗躍する嫉妬【完結】 6章:奇妙な共闘【完結】 7章:最弱種族の下剋上【完結】

元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜

ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。 社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。 せめて「男」になって死にたかった…… そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった! もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!

処理中です...