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目指すもの

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「いや~ナイト君、君は本当に素晴らしいな。こんな野営なんてはじめてだぞ。しかもこのオークの料理はじめて見たが箸が止まらくなるな。スープで体の中から温まるし、こんな野営を経験したら普通には戻れんな。がはははは」

 気に入ってくれたようで良かった。作ったかいがあるというものだ。しかし、背中を叩きすぎじゃないか?若干痛いんだが

「しかし、王も言っていたが非常識だから常識を教えてやってくれと言われはしたが私から見ても、すでに何人かは非常識な存在になりつつあるぞ。ナイト君はダントツだがな。」

 は~もう諦めるしかないか。こうなったら非常識だと言われるなら、俺の非常識を、常識にしてしまえばいいんじゃないだろうか。

 補給部隊の人も色々出来るようになってきてるんだから、この要領でどんどん色々出来るやつを増やしていけば問題解決でみんなが快適になるんだからいいことだろう。帰ったら王に相談してみよう。

「君はこれから、なにを目指していくのかな?我々は、王の側で騎士としてこれからも盾となり矛として国に、仇なすものから王を守っていくつもりだ。」

 俺が目指すものか、元々転生して周りの状況を理解するので精一杯でその時の流れで今に至っているからな。改めて目指すものね。

「そうですね、俺自身はまだまだ弱い、一人だったらここまで来れなかったでしょう。それに守りたいと思うものがどんどん増えてきてますから、まずは、自分の大切なものを守れるように最強と言われるくらいの強さを、目指していこうかと。みんなとなら出来ると思うので。」

「最強か、ならまずは、冒険者として名を上げてみてはどうだろうか?ティナ様は色々なとこでこれから活動するはずだ。今回のように名代としての活動も含めてな。その時に、冒険者として色々依頼をこなしSランクになれば最強への一歩にはなるだろう。ちなみに今冒険者として最強はSSランクだ。彼を倒せる強さを手に入れたら冒険者の中では最強だろうな」

 SSランクか、かっこいいな。冒険者もやってみたかったし、いいかもな。色々な国を見ることが出来るだろうし。

「君なら冒険者としても、非常識なことを色々見せてくれるだろう。敵も作るだろうが、味方を作って非常識なやつをたくさん増やしていけば、国も強くなっていき、君の非常識も普通になっていくはずだ。その時はもちろん私も、出来ることは手伝おう。王も言っていたが君は私達に新しい世界を見せてくれるんだろう?期待しているよ。」

 騎士団のお陰で目指すものも決まり、気合が入ったが、今は出来ることをコツコツとだな。

 食事も終わり、片付けをしている間に騎士団や補給部隊のみんなには先に入浴を済ませてもらう。今回は、薬草風呂にしてあるので、普段より快適な癒やしになるだろう。

「ナイト君、料理に片付けに任せてしまって済まないね。終ったらゆっくりするといい。見張りは我々が責任持ってやるから。」


「ありがとうございます。もうすぐ終わるので見張りはお願いします。」

 ふー今日も1日終わったな。強くなるためにコツコツかー。ドワーフの国では、新たなスキルを、やっぱり手に入れたいな。鍛冶関係ならば装備なんかも自分で強化したりできるし、採掘関係なら鉱石などについてわかるスキルがあれば魔道具や錬金術に応用できるかもしれない。俺だけじゃなくみんなを強くするためには必要なことだ。

「ナイト君お疲れ様、それにしてもこの地形をつかった守りは素晴らしいな。こちらに来るためにはあの一つしかない道を来るしか無いから見張る側としても楽になるよ。飛び越えてくるものもいるかもしれないから、警戒は怠らないがね。」

「はい。少しでも楽になるなら良かったです。休める時はしっかり休んでくださいね。まだまだ旅は始まったばかりですから。明日の朝ごはんも楽しみにしといてください。元気が出るようにしますから。」

「それは、楽しみだ。私達にも出来るやつがあれば教えてくれないか?この旅での間に君の技術を少しでも学ばせて欲しい。王も君が作ってくれた浴場に大変満足していた。私達も今日の薬草風呂だったか?あれは非常に良かった。疲れも取れて見張りもやる気が出たからね」

 これなら、見張りは大丈夫そうだな。俺も、今日はゆっくり休んで明日に備えよう。明日からはもう少しモンスターをこちらからも狩りに行ってスキルを手に入れていこう。出来るならテイムも使って仲間を増やしていきたいな。モフモフ王国には敵味方とかは関係なくなるし。モフモフ第一号を、ゲットしよう。モフモフゲットだぜ
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