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主人が海外に飛び立ってから、国内の仕事や邸宅内で何かトラブルが発生したかといえばそんな事は一切無かった。

何故なら優秀なスタッフ達と共にそれらを指揮する優秀な執事が残されていたからだ。
大事から小事まで滞りなく進み、全ては万全であるかのように見えていた。


主人が居なくなってから3日目の夜、全ての仕事を終えて邸宅内に用意された寝室に戻ってきた執事は、自分の体を掻き抱いてもどかしそうに息を漏らした。

「っ……♡ん……♡ふ……♡」

執事は今の主人に性行為込みで雇われてから、1人で自慰を行うことすら無くなっていた。
何しろ性欲が溜まる前に向こうから発散しに来るのだから、必要になる間がない。これほどの日付をあけて放置されるのは初めてのことだった。
しかも直前にあんな激しい行為をした後で。

「はぁ……♡ぁ……♡」

主人が海外に飛んだ1日目は前日の余韻でまだお尻に挿入っているような感覚がして仕事中に何度か甘イキしてしまった。

2日目はようやく落ち着いてきて1番仕事に集中できた。

そして今日、もう既に体が疼いてきてしまっている。

自慰で発散しようにも、前を弄れば物足りないし、後ろを弄ればもっとしてほしくなって、挿入してもらいたくなってしまう。
どうすれば自分で性欲発散できるか執事はもう分からなくなってしまっていた。

結局その夜は体を疼かせながら寝つくことしかできなかった。

その状態が4日目、5日目と続くと執事は限界に近づいていくのを感じていた。
どうにか業務はこなしているし、主人との性行為について何も知らない会社の人々にも勘づかれた様子はなく上手くやれている。しかし夜に1人になるともうダメだった。

「はぁっ……♡あぁっ……♡ごしゅじん、さまっ♡♡」

執事は1人ベッドの上で尻を上げて揺らしていた。誰も居ないところに向かって挿入をねだるほど体が疼いて堪らなかった。空っぽのアナルが締まって肉襞が慰めるように擦り合うと、切なくなっめ背筋が震える。
それでも自分で体を弄る気にはなれず、もどかしさに耐えながら横になりどうにか就寝した。





翌日の6日目。明後日には帰国する主人のことを考えながら執事はやるべきことをこなしていた。

日も落ちかけた頃、執事は邸宅に戻って来る。
一昨日からハウスキーパー達には暇を出していた。普段はシフト制だが、まとめて休みを出せる貴重な機会だった。
1人で邸宅の中を見回ってダイニングに辿り着くと、数日前の夜を反射的に思い出してしまった。
ここで3回も中出しされて、しかもそのうち1回は同僚に見られながら。

執事はその場に両膝をついてしゃがみ込み、尻を床に擦りつけてモジモジと腰を揺らしてしまう。

「っ……♡ん……♡はぁ……♡」

淫らな行為を我慢できず、1日も早く中に挿れてほしくて堪らなかった。
先程シャワーを浴びた時、主人も居ないのにいつものように中を綺麗にして、それだけで何度も甘イキしてしまった。

たった1週間放置されるだけで自分がここまで乱れるとは執事は思ってもみなかった。

「はぁ……♡ぁ……♡ん……♡」

その時、カタンと背後から物音がして、執事が振り返ると扉を開けてシェフが入ってきたところだった。

「直ぐに立ち上がって、執事然とした態度を取らなければ」と頭では思うのに、彼を視界に入れた途端に、先日シェフの前で主人に挿入された記憶がより鮮明に蘇ってしまった。執事は咄嗟に立ち上がることもできず、益々熱くなる体に欲情が収まらなくなってくる。

シェフは最初は驚いて、どちらかと言えば心配げな表情を一瞬見せたが、執事のただならぬ様子からその状態を察し、彼と同様に先日の姿を一気に思い出して顔を赤くした。

「っ……♡ぁ……♡」
「…………っ……自分は、今日から入って良いと主人に仰せつかっていて……」

シェフは慌てた様子でまるで言い訳のように自身が現れた経緯を口にする。
確かにシェフは主人が海外に発った初日から休みになっていて、そのシフトは執事も把握していた。
しかし戻って来るのが今日というのは初耳である。おそらく執事を介さず直接主人とのやり取りがあったのだろう。

普段であれば咄嗟に何でもないフリができただろう執事も何も取り繕えなくなっている。
シェフはそんな光景に当てられてこれまでに見せつけられてきた情交も浮かんで熱は昂る一方だった。

更に執事の頭の中では先日主人に言われた言葉が繰り返されていた。

『シェフくんはお前にちんぽ挿れるのを想像して抜くかな』

『気づいたか?あいつのここ、しっかり勃起してたの』

執事は今もシェフの下半身でズボンを持ち上げてハッキリと勃ち上がっているのを目にした。
あれは自分に挿れるのを想像して勃っているのだろうか……?
そう考えてしまうとアナルがジンジン疼いてくる。

「っ……♡♡んっ♡♡ぁっ……♡♡♡」

中に挿れてもらうことを想像してしまい、執事はアナルを締めながら尻を上向きに揺すって甘イキしてしまった。

「ぁ……っ♡♡っ……♡♡ぁ……♡♡」

これまでどうにか踏み止まりつつも執事から視線を外せずにいたシェフは、その痴態にとうとう堪らなくなって、床にお座りしたままの執事に近寄るとその尻を鷲掴んだ。

「っ♡♡♡ぁっ♡♡♡」
「エロすぎるでしょ……今イったんですか……?」
「まっ……♡♡♡て……っ♡♡♡」
「ここに、挿れられる想像して……っ」
「っ……♡♡ぁっ……♡い、イきました……っ♡」

尻を掴んだ手の指でスラックスの上からアナルを押される。それだけで背筋をビリビリと甘い電流が走って、執事は自分のアナルがくぱ、と開くのを感じた。

「突っ込まれる想像してイったんですか?」
「っ……♡♡♡ちんぽ、挿れられるの想像して、っ♡ぃ、イきました……っ♡♡」
「はぁっ、くそっ……変態……職場で股ズリしてイくくらいお尻にちんぽ挿れて欲しいんですか」
「っ……♡♡♡ぁ……♡♡♡ごめ、なしゃ……♡♡♡ほ、し……っ♡♡♡」

スラックスの尻穴部分につけられたチャックごと指でズンズン突かれて、執事は頭を伏せ、お尻をグイグイ上げて自らも指で穴を突いてもらいながらアナルを締めた。その刺激に肉襞が甘く痺れて満たされる。きゅんきゅんと締まる中で執事はまた甘イキしてしまった。

「っ♡♡♡んっ♡♡♡ぉっ♡♡♡」
「はぁっ、はっ、はぁっ」

シェフは突き出された尻のチャックを下ろした。現れた黒い下着は湿って透けて、イっているアナルがヒクつく様がよく見えた。シェフは興奮のままに下着を破ると蕩けきった肉穴を指で開いた。

「ふぅ♡♡♡んっ♡♡♡ぉっ♡♡♡」
「もう、無理だ……くそ……っ」

執事は頭のどこかでいけないと思っていても、触れられているアナルが痺れ、その奥が切なく締まると、脳が蕩けて駄目だった。
肉棒を中に挿れてほしいということしか考えられず、上体を床に伏せ、お尻を高く上げてねだる時のポーズをとってしまう。

シェフはそれに煽られ震える手でちんぽを取り出すと、執事の尻を両手で掴んで親指をアナルの縁に当て肉穴を大きく開かせた。

「ぉっ♡♡♡っ♡♡♡いっ♡♡♡いくっ♡♡♡いき、ましゅっ♡♡♡」
「お尻の穴開かれただけでイったんですか?」
「んっ♡♡♡は、い……っ♡♡おしり……っ♡♡せつな、くて……っ♡♡」

執事は甘イキでヒクヒクしている中を見られながら、震える手でスラックスのポケットからゴムを取り出しシェフに差し出した。

「こ、れ……♡♡っ……♡♡」

シェフはちんぽをイラつかせながらゴムを受け取って己のものに取り付ける。挿入をねだられているようで、また、こうやって主人に躾けられているのかと考えるとその執事に今からハメることに益々興奮が煽られた。

ちんぽをアナルに当てると、中がピクピクと痙攣して尻が迎え入れるように上を向く。卑猥な仕草にこれ以上昂るのはまずいと思い、シェフは解れた肉穴の中に自身の肉棒をずぷずぷと埋めていった。

「ぉ♡♡♡イっ♡♡♡いぐ♡♡♡♡もっ♡♡♡だめ……っ♡♡♡♡」
「くっ、やば、うねりすぎ」
「ぁっ♡♡♡んっ♡♡♡ご、ゴムっ♡♡♡はっ♡♡♡」
「はぁっ、して、ますよっ、はっ……分かりませんか……っ」
「わっ♡♡♡わかんなっ♡♡♡ぁっ♡♡♡んぁぁっ♡♡♡わ、わかんない、ぃっ♡♡♡おしり……っ♡♡♡しゅご、ぉっ♡♡♡」

身体を捩っては「だめ……っ♡♡♡だめっ♡♡♡」と頭を振る執事の腰を掴んで奥までズン、と挿入するとアナルがうねってぎゅうぎゅうに締めてくる。

「いぐっ♡♡♡いぐっ♡♡♡いっ♡♡♡♡おしりっ♡♡♡♡いっ♡♡♡♡」
「イく時にっ、宣言するのって、そう躾けられたんですか?」
「っっ♡♡♡♡そぉっ♡♡♡♡ん、く♡♡♡♡っ♡♡♡♡ぉっ♡♡♡っ♡♡♡おしえ、られっ♡♡♡♡」
「はぁ……えっろ」
「っ♡♡♡♡ひ、ん♡♡♡♡」

執事は放置されて疼いていた体をようやく責められる快感にイキっぱなしになっていた。お尻を掴まれてガン突きされると肉穴が悦んでうねり、体が勝手に跳ねる。
ちんぽは何度も射精させられて、イかされる度にドロドロになったスラックスに勢いなく白濁が漏れていた。
突かれる場所も肉棒の形も責め方も主人とは違うのが分かる。
お尻を突かれて前から漏らす道具になったような妄想が執事の脳を痺れさせた。

「ぁっ♡♡♡♡ぁっ♡♡♡♡っ♡♡♡♡」
「はぁっ……くっ、ねぇ、上っ、脱がせますよ」
「っ♡♡♡ぁっ♡♡♡んぐぅぅ♡♡♡♡」

シェフが執事の上体を起こすとアナルのこれまでと違う位置を突かれ、また肉穴が未知の刺激にぶるぶる震える。
シェフがシャツを乱して引っかかるボタンを外し雑に捲り上げると執事の胸が露わにされた。色白い肌に柔らかい乳房の先で桃色の乳首がピンと勃っている。

「はぁっ、えろい………覚えてますよ……食事を運んでいったら、ここをずっと弄られてビンビンに勃たせてたあなたの姿……」
「ぁっ♡♡♡やっ♡♡♡そん、なっ♡♡♡ん゛っ♡♡♡♡」

シェフは執事のシャツの下で慎ましく勃っている乳首を優しく揉み込む。ビリビリとした快感が胸とアナルを繋いで全身が蕩けてくる。

執事は確かにいつぞやの食卓でアナルと一緒に乳首を虐められて何度も絶頂させられたことがあった。あの時は朦朧として気づかなかったが、シェフにあの痴態を見られていたのか。
今更羞恥心に襲われる間もなく、アナルをグッとちんぽで押されて思考がすぐに蕩ける。

「んっ♡♡♡っ♡♡♡」
「はぁっ、はぁっ、この乳首を弄れる日が来るなんて……」

勃ち上がった乳首をクリクリと摘んで弄られると胸の先端がジンジンと気持ち良くなって、アナルがますますうねってちんぽにしゃぶりつく。

「んぃぃぃっ♡♡♡♡だめっ♡♡♡いぐっ♡♡♡いぐっ♡♡♡」
「はぁっ、ぁっ、俺もっ」

片方の乳首はぎゅうと摘まれて、もう片方は埋没させるように指で潰される。ズッポリとアナルに埋まった肉棒で奥をズンズン突かれる快感に、身体が蕩け何も考えられない。
執事は中でビュルビュルとゴム越しに射精されるのを感じ、前から何も出せずにイった。

「っ♡♡♡っ……♡♡♡っ……♡♡♡」
「くっ……う…………ふー……」

朦朧としている執事の上に、シェフの体がゆっくり伸しかかった。
絶頂感を引きずっている体がそれだけで甘く痺れてイきそうになるのを執事は堪えた。

「んっ♡♡ふぅ……♡♡」
「………っ……ねぇ、執事さん」

シェフは執事を閉じ込めるように両サイドに手をついた。射精後の気怠げな声が執事の耳元を擽ってくる。
執事は自分の心臓が早鐘を撃つのを感じた。
お預け状態だった体に与えられた甘い蜜で、とっくに脳も体も蕩けてしまっている。

「まだ、ゴム持ってます?」
「っ♡♡♡ぽけ、っとにっ♡♡♡まだ、っ♡♡♡」

お尻を高く差し出して、スラックスのポケットを弄られながらぬぽぬぽとちんぽを抜き取られる感触に耐えきれず、執事はぽっかりと開いたアナルで甘イキした。

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