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後編
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別のある日、
「男の人って、ムリヤリするのが好きなの?」
サヤカが可愛らしい笑顔でボクに聞いてくる。
サヤカは、セックスのときは恐怖におびえた顔をするけれど、普段、何気なく性的な話をするときは、やさしい笑顔を自然に見せてくれる。
ボクは正直に、「そういうときもある」と答えた。
「やっぱり」
サヤカが笑った。
サヤカが奥の部屋から箱を持ってきた。ボクへのプレゼントと言う。
開けてみると、そこにはSMセットが入っており、一通りのモノはそろっていた。
いつも「恐怖」を顔に出し、「恐怖」を口にするサヤカからのプレゼントとは思えなかった。
けれど、ボクの持つ罪悪感や不安を洗い流してくれるようで、とてもうれしかった。
その夜、ボクは嫌がるサヤカをベッドに押さえつけて、口枷のボールを咥えさせベルトで固定した。サヤカは恐怖の表情で涙を流し、首を横に振る。口枷をしているため、言葉にならない言葉を発しながら、口からは唾液が漏れ、流れる。
サヤカを四つん這いにして拘束する。サヤカは泣きわめいていた。激しく体を動かす。しかし、ムチで尻を叩くと、秘部から透明の液体を、噴水のように放出した。
乳首をニップルクリップで挟み、ボクはそれについている紐を動かしながら、サヤカを後ろから犯した。
サヤカは絶叫した。シーツは、サヤカの涙と唾液、そして、愛液で大きな染みを作った。
アナルにも、同梱されていたグッズを挿入した。ボクはそれを出し入れさせながら、膣に挿入した男根も激しく前後に動かした。
サヤカは泣きわめきながらも何度も達した。
ボクが果てたあと、ボクはサヤカの拘束をほどき、口枷も外してあげる。
サヤカは例によって布団にくるまり、声を出して泣いた。
いつもより激しい泣き方だった。
ボクがサヤカの髪をなでようと手をかけると、サヤカは驚いた様子で体を動かし、そのままベッドの下に落ちてしまった。サヤカは、布団にくるまったまま、「恐怖」の言葉を繰り返し口にしながら、身を丸め、体を震わせて泣いた。
ボクが飲み物を取りに寝室を出ようとしたとき、突然サヤカが起き上がり、ボクを引き戻した。
「もっと、もっと犯してっ」
サヤカがむさぼるように、愛液で汚れた男根を口に含む。
ボクが再びサヤカを抱こうとすると、途端にサヤカは恐怖を顔に浮かべ、寝室の隅に逃げた。寝室の隅に座り込み、自分の体を抱きしめるように身を小さくして泣きながら首を横に振る。
これって、もしかしたらサヤカの演出なのかもしれないな。
そう思ったボクは、再び嫌がるサヤカを犯した。それでもサヤカは愛液を溢れさせて何度も達した。
ボクは再び果てたけれど、サヤカの要求は果てなかった。
サヤカは何度もボクにレイプを求めた。
グッズをたくさん持ち出してくる。
たくさんの言葉を口にするサヤカだったけれど、ろれつが回らないのか、何を言っているのかわからない。
サヤカは泣き叫んだ。
布団を放り投げ、ベッドからシーツを剥ぎ取ると、それも放り投げた。
両手で頭を抱え床にうずくまる。恐怖の「言葉」だろうことを口にしながら、身を丸めて震える。
突然サヤカが起き上がり、立ちつくすボクの前に駆け寄り膝をつき、男根を口にする。男根をほおばりながら、ボクの腿を強く握るように爪を立て、男根にも歯を立てた。
ボクがサヤカの体を離すと、サヤカは聞き取れない「言葉」を口にしながら、片手を自分の頬に当て、爪を立て引っ掻く。サヤカの顔に血がにじむ。もう一方の手は、激しく髪をかき乱していた。
さらに、自分の乳房を鷲掴みにして爪を立てる。乳房にも傷がつき血がにじんだ。
サヤカの爪は秘部にまでかかった。大陰唇に引っ掛けるように爪を立て、横に広げるように、何度も何度も左右に動かした。
サヤカは、唇を震わせながら恐怖を顔に浮かべていた。
流れる涙と飲み込めない唾液がサヤカの体をつたう。
サヤカは、拘束器具を持ってすごくあどけない笑顔を見せる。
かと思えば、聞き取れない「言葉」を口にして、首を激しく左右に振る。
左右の手で髪を乱しながら激しく泣き叫ぶ。
サヤカは、狂っていた。
「男の人って、ムリヤリするのが好きなの?」
サヤカが可愛らしい笑顔でボクに聞いてくる。
サヤカは、セックスのときは恐怖におびえた顔をするけれど、普段、何気なく性的な話をするときは、やさしい笑顔を自然に見せてくれる。
ボクは正直に、「そういうときもある」と答えた。
「やっぱり」
サヤカが笑った。
サヤカが奥の部屋から箱を持ってきた。ボクへのプレゼントと言う。
開けてみると、そこにはSMセットが入っており、一通りのモノはそろっていた。
いつも「恐怖」を顔に出し、「恐怖」を口にするサヤカからのプレゼントとは思えなかった。
けれど、ボクの持つ罪悪感や不安を洗い流してくれるようで、とてもうれしかった。
その夜、ボクは嫌がるサヤカをベッドに押さえつけて、口枷のボールを咥えさせベルトで固定した。サヤカは恐怖の表情で涙を流し、首を横に振る。口枷をしているため、言葉にならない言葉を発しながら、口からは唾液が漏れ、流れる。
サヤカを四つん這いにして拘束する。サヤカは泣きわめいていた。激しく体を動かす。しかし、ムチで尻を叩くと、秘部から透明の液体を、噴水のように放出した。
乳首をニップルクリップで挟み、ボクはそれについている紐を動かしながら、サヤカを後ろから犯した。
サヤカは絶叫した。シーツは、サヤカの涙と唾液、そして、愛液で大きな染みを作った。
アナルにも、同梱されていたグッズを挿入した。ボクはそれを出し入れさせながら、膣に挿入した男根も激しく前後に動かした。
サヤカは泣きわめきながらも何度も達した。
ボクが果てたあと、ボクはサヤカの拘束をほどき、口枷も外してあげる。
サヤカは例によって布団にくるまり、声を出して泣いた。
いつもより激しい泣き方だった。
ボクがサヤカの髪をなでようと手をかけると、サヤカは驚いた様子で体を動かし、そのままベッドの下に落ちてしまった。サヤカは、布団にくるまったまま、「恐怖」の言葉を繰り返し口にしながら、身を丸め、体を震わせて泣いた。
ボクが飲み物を取りに寝室を出ようとしたとき、突然サヤカが起き上がり、ボクを引き戻した。
「もっと、もっと犯してっ」
サヤカがむさぼるように、愛液で汚れた男根を口に含む。
ボクが再びサヤカを抱こうとすると、途端にサヤカは恐怖を顔に浮かべ、寝室の隅に逃げた。寝室の隅に座り込み、自分の体を抱きしめるように身を小さくして泣きながら首を横に振る。
これって、もしかしたらサヤカの演出なのかもしれないな。
そう思ったボクは、再び嫌がるサヤカを犯した。それでもサヤカは愛液を溢れさせて何度も達した。
ボクは再び果てたけれど、サヤカの要求は果てなかった。
サヤカは何度もボクにレイプを求めた。
グッズをたくさん持ち出してくる。
たくさんの言葉を口にするサヤカだったけれど、ろれつが回らないのか、何を言っているのかわからない。
サヤカは泣き叫んだ。
布団を放り投げ、ベッドからシーツを剥ぎ取ると、それも放り投げた。
両手で頭を抱え床にうずくまる。恐怖の「言葉」だろうことを口にしながら、身を丸めて震える。
突然サヤカが起き上がり、立ちつくすボクの前に駆け寄り膝をつき、男根を口にする。男根をほおばりながら、ボクの腿を強く握るように爪を立て、男根にも歯を立てた。
ボクがサヤカの体を離すと、サヤカは聞き取れない「言葉」を口にしながら、片手を自分の頬に当て、爪を立て引っ掻く。サヤカの顔に血がにじむ。もう一方の手は、激しく髪をかき乱していた。
さらに、自分の乳房を鷲掴みにして爪を立てる。乳房にも傷がつき血がにじんだ。
サヤカの爪は秘部にまでかかった。大陰唇に引っ掛けるように爪を立て、横に広げるように、何度も何度も左右に動かした。
サヤカは、唇を震わせながら恐怖を顔に浮かべていた。
流れる涙と飲み込めない唾液がサヤカの体をつたう。
サヤカは、拘束器具を持ってすごくあどけない笑顔を見せる。
かと思えば、聞き取れない「言葉」を口にして、首を激しく左右に振る。
左右の手で髪を乱しながら激しく泣き叫ぶ。
サヤカは、狂っていた。
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