妖刀イペタムはヲタクである

鹿尾菜 ケイ

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好きな話は盛りあがる

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今日も大量のアイヌの心臓を食べた

おいしいはずなのに…

気分が悪い

-

この太刀…気味が悪いな

捨てても戻ってくるんだろう?

戻ってこれないように海にでも捨ててしまえ


--------------



……ドキドキ

「一体どんな人なんだ…オダくん」

僕のイメージとしては僕と同じくらいの身長160cmの眼鏡かけた汗かいてる人間……

通知の音

『着きました!服はニャンダフルライフのサブマシンガンTシャツ着てます!』

「……同士よ…僕もニャンダフルの服着てる」

ニヤニヤしていると1人の男の人が目の前にたつ

「……ってことは…あなたがいっちゃん?」

「……え、」

へらっと笑っているボサボサな黒髪に大きな黒縁メガネをかけたダサTを着ている180ぐらいはありそうな細身の男性……

イメージ通りのような違うような…

「……でっか…イメージと違いすぎでは?」

「いっちゃんこそ…ほんとに21ですか?見た目若すぎでは」

……これはマズイカモシレナイ

自称21(実年齢700歳くらい)見た目とか気にせず ルル子に言われて永遠の21歳に設定したが…

「ちなみに オダくん何歳?」

「拙者……あーいや僕は25……デス」

25!?いや君も大概見た目若いじゃないか!!

「そう…かな?」

口に出てた!

「と、とりあえずカフェで…」


「語りますか」


_______

「ご注文はお決まりでしょうか?」

「ぶ、ブラックコーヒーで」

「僕も同じのを」

「ブラックコーヒーをおふたつー少々お待ちください」

…いっちゃんって男じゃなかったの!!?

トゥイッターでも僕って言ってたし…趣味とか僕と被ってるし…でも見た目は小・中学生くらいの女の子……

「……?どうしたんだいオダくん」

「え?!いや…そうだ、この前のニャンダフルライフのニャー子の一言!」

何故か焦って話題を振る

「ヒトには左右されない…我が道を行く、それが猫道…やっぱりニャー子はいいこと言うよね!」

嬉しそうにニャー子のセリフを言ういっちゃんをみて思う

……あ

僕何考えてたんだ…見た目なんて関係ない
好きなものを語れるヲタク仲間じゃないか…

「ブラックコーヒーです~」

コーヒーを飲みながら話をする

「そういえばいっちゃんって人外物好きだよね」

「そうかな?……あーでも確かに……承認欲求……かな」

「え?なんて?」

ボソボソと何か言っていたが聞き取れなかった

「ケモ耳は正義だよねって言った」

「それは……わかる…」

ケモ耳の良さを噛み締める、考えた人天才だよ…!

「…そういえば 魔王と姫は敵対しています!の最新話でー」

「おおっと拙者単行本派でしてネタバレはなしですぞっ!」

いっちゃんが舌を鳴らしながらニタリと笑う

「ちっちっ…違うんだなぁ最新話でなんと……アニメ化発表されました!!」

な、な、

「なんとぉ!!くると思ってましたがまさか今とは…流石わかってらっしゃる……」

いっちゃんが拍手するのでつられて手を叩く

「これ真っ先にオダ氏に伝えたかったんでござるよぉぉ」

「ありがたき幸せぇぇ」

話が盛り上がり昼までのはずが夕方まで語りつくした

「アヌメイト寄って解散しますか」
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