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第7章 東雲理沙編
200 中学校④
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林檎と同じ中学校に入ってから、大体半月くらいが経過した。
私と林檎……それから、晴香と菜乃は皆、同じクラスになった。
とは言え、林檎は他にも小学生時代の友人はたくさんいるようで、いつも多くのクラスメイトから話し掛けられている様子だった。
そんな彼女が休憩時間は私にべったりなものだからか、同級生達からは『葛西林檎と特に仲の良い女子生徒』として認識されているようで、親しい友人こそいないものの気兼ねなく声を掛けてくれる人はそれなりにいた。
あとは、昼休憩になると林檎の友人達が声を掛けてくれるので、複数人で昼食を共にすることが多かった。
しかし、時間が経つにつれて次第にクラス内での人間関係が確立されて行き、ここ数日は晴香と菜乃を入れた四人で昼食を食べることが多くなっていた。
中学校では、私の通っていた小学校のように他人に媚びたりせず、自然体で相手と関われる……と、思っていた。
しかし蓋を開けてみれば、小学校の時ほどでは無いが、皆相手の顔色を窺って腹の内を隠して駆け引きを行っていた。
少しでも自分が上位に立てるように。どれだけ相手を蹴落として、クラス内での地位を築けるかと言った腹の探り合いが、笑顔の水面下で日々繰り広げられていた。
「理沙~! おはよ~! 待ったっ?」
けど、そんな環境の中でも……林檎だけは、変わらなかった。
何者も疑わない、無垢な笑顔を浮かべてこちらに駆け寄ってくる彼女の姿に、私は胸の奥が熱くなるのを感じながら「今来た所だよ」と答えた。
小学生の頃に、よく放課後二人で会っていた公園の前。
こうして、毎朝ここで待ち合わせをして登校するのも、すっかり習慣になったな……なんて考えつつ歩いていると、彼女はパッと顔を上げて「そういえば」と口を開いた。
「理沙。昨日の宿題で分かんない所があってさ~。学校に着いたら教えてくれない?」
「良いけど……数学の? 確かに、林檎苦手だもんね」
「う~……全然分かんない。数字が頭の中でグチャグチャになるよぉ~」
両手で自身のこめかみを押さえながら苦悶の表情を浮かべる彼女の姿に、私は思わず笑みを零した。
小学生の頃から知ってはいたのだが、どうやら彼女は勉強が苦手らしい。
数学や英語などの知識を応用するものは勿論のこと、理科や社会などの暗記科目も苦手なようで、入学式の翌日にあった新入生テストでは悲惨な結果となっていた。
私にとって、勉強とは両親の言いつけを守る手段のようなものだったので、今となっては特に必要性を感じてはいなかった。
その為、小学六年生の時のように、中学校でのテストや課題は全て白紙で提出しようとしていたのだが……苦手ながらも努力している林檎の隣でそんなことをするのは何だか憚られ、なんだかんだで、程々にはやっていた。
結果として、新入生テストでは学年内で比較的上位を取り、林檎からは尊敬の眼差しを向けられたものだった。
まぁ、彼女に頼られるのも悪くないか……と、最近では林檎に勉強を教えることも多かった。
今回の宿題も、確かに公式の応用の方法が少し複雑な所があったので、引っ掛かったのはそこだろうか……なんて考えつつ中学校の校舎に差し掛かると、校門の前に何人かの教師が立っているのが見えた。
あれは一体……? と疑問に思っていると、とある学生が教師に呼び止められて何かを言われていた。
「理沙。あれ、何してるんだろ?」
「さぁ……? 何か、注意されてるみたいだけど……」
オズオズと話し掛けてくる林檎に、私はそんな風に答えながらも首を傾げた。
何事も無ければ良いが……と不安に思いつつ、校門を潜った時だった。
「そこの学生、止まりなさい」
バインダーのようなものを片手に持った男性教師が、訝しむように眉を顰めてそう言った。
突然のことに驚きながらも足を止めていると、彼は私達──主に林檎──の姿をジロジロと見つめた後、小さく溜息をついて口を開いた。
「君、その髪色は校則違反だ。明日までに黒に染めて来なさい」
「えッ!? いや、これ元からですよ……!」
教師の言葉に、林檎はビクリと肩を震わせながらもそう反論した。
これは……服装検査と言うやつか。確か、この学校では抜き打ちで行っているとか言ってたっけ?
確かに、林檎の髪色は他より少し色素の薄い色をしてはいるが……それでも、暗めの茶髪ぐらいだ。わざわざ染め直す必要があるほど派手な色とは思えない。
しかし教師は「校則は校則だ」と言いながらバインダーに何かを記録しているので、私は「先生」と咄嗟に声を上げた。
「私も葛西さんとは昔からの仲ですが、この髪色は本当に地毛なんです。校則とは言え、そこまで目立つ色でも無いですし、わざわざ染め直す必要なんて無いですよね?」
「では学校の関係者以外がこのような髪色の生徒を見た時にどう思う? 髪を染めた不真面目な学生を規制せず野放しにしていると噂され、学校全体の信頼を損なうことに繋がるんだよ。それに一人でも例外を認めたら、他の学生だって真似をして髪を染め始めるかもしれない。彼女よりも派手な色に染めたり、服装だって乱れて学校全体の風紀が乱れかねない。それを防ぐ為にも、校則違反の例外は認められないよ」
「そんなの……ッ!」
「とにかく、君は明日までに髪を黒に染めてきなさい。必ず生徒指導室に見せに来るように。良いね」
教師の言葉に、林檎はグッと口を噤んだ後、その目を伏せて「……はい」と頷いた。
それに、私は頭の奥に熱が溜まるような感覚を覚えながらも、彼女の手を引いてその場を離れた。
「林檎。あんな奴の言うこと聞く必要なんて無いよ。校則違反なんて言われるほど派手な色じゃないんだし、あんなの無視しちゃいなよ」
校舎内で人気の無い所まで移動した後、私はすぐさまそう告げた。
それに、林檎は一瞬驚いたようにその目を丸くしたが、すぐにその目を伏せながら「でも……」と口を開いた。
「この学校では、それが校則みたいだし……守らないと、内申点、とか……下げられちゃうかも……」
「そんなのッ」
「私、ただでさえ勉強苦手なんだから……せめて、校則ぐらいは守らないと、さ」
そう言って、クシャッ……と今にも泣きそうな笑みを浮かべる彼女の言葉に、私は思わず口を噤んだ。
喉の奥に何かが詰まったような息苦しさを覚えながらも、私は「でもッ」と掠れた声を発した。
「林檎、その髪……好きなんでしょう?」
「……」
「優しいお母さんと同じ髪色だから、気に入ってるって……教えてくれたじゃん」
私の言葉に、林檎は自身の髪に手を当ててぐしゃりと握り締めた。
いつだったか。彼女の髪を触らせて貰っていた時に、笑顔でそう教えてくれたことがあった。
優しくて大好きなお母さんから遺伝したお揃いの髪だから、自分の髪を気に入っているのだと。
誇らしげに、自慢げに話してくれたのを、今でもハッキリと覚えている。
それなのに、校則だからと言って、黒に染めるなんて……──。
「……私だって……染めたくないよ……ッ!」
私の思考に応えるように、林檎は、今にも泣き出しそうな声でそう言った。
その言葉に顔を上げると、彼女は私の制服を掴んで胸元に顔を埋めて続けた。
「嫌だよッ! 私だってッ……この髪色、変えたくないしッ! それに、ただでさえお母さんが頑張って働いて稼いでくれたお金を、そんなことに使いたくないッ!」
「林檎……」
「理沙……私、どうしたら良いのかな……?」
そう言って顔を上げた彼女の瞳は、大粒の涙で潤んでいた。
瞬間、私の中で……何かが切れた。
「……大丈夫だよ。林檎」
自身の中で込み上げる様々な感情を飲み込んで、私は、静かな声でそう言った。
親指で涙を拭って見せれば、林檎は不思議そうな顔で私の目を見つめるので、私は優しく微笑んで見せる。
「私が、何とかして見せるから……林檎は、今のままでいれば良いよ」
「理沙……?」
「林檎のことは、私が守るよ」
学校だろうと、社会だろうと……神様だろうと。
林檎を──かつて私を救ってくれた大切な人を傷付けるのであれば、例え何が相手だろうと、どんな手段を使っても守って見せる。
だって、彼女の笑顔が近くで見られるのならば……私は、それだけで良いのだから。
私と林檎……それから、晴香と菜乃は皆、同じクラスになった。
とは言え、林檎は他にも小学生時代の友人はたくさんいるようで、いつも多くのクラスメイトから話し掛けられている様子だった。
そんな彼女が休憩時間は私にべったりなものだからか、同級生達からは『葛西林檎と特に仲の良い女子生徒』として認識されているようで、親しい友人こそいないものの気兼ねなく声を掛けてくれる人はそれなりにいた。
あとは、昼休憩になると林檎の友人達が声を掛けてくれるので、複数人で昼食を共にすることが多かった。
しかし、時間が経つにつれて次第にクラス内での人間関係が確立されて行き、ここ数日は晴香と菜乃を入れた四人で昼食を食べることが多くなっていた。
中学校では、私の通っていた小学校のように他人に媚びたりせず、自然体で相手と関われる……と、思っていた。
しかし蓋を開けてみれば、小学校の時ほどでは無いが、皆相手の顔色を窺って腹の内を隠して駆け引きを行っていた。
少しでも自分が上位に立てるように。どれだけ相手を蹴落として、クラス内での地位を築けるかと言った腹の探り合いが、笑顔の水面下で日々繰り広げられていた。
「理沙~! おはよ~! 待ったっ?」
けど、そんな環境の中でも……林檎だけは、変わらなかった。
何者も疑わない、無垢な笑顔を浮かべてこちらに駆け寄ってくる彼女の姿に、私は胸の奥が熱くなるのを感じながら「今来た所だよ」と答えた。
小学生の頃に、よく放課後二人で会っていた公園の前。
こうして、毎朝ここで待ち合わせをして登校するのも、すっかり習慣になったな……なんて考えつつ歩いていると、彼女はパッと顔を上げて「そういえば」と口を開いた。
「理沙。昨日の宿題で分かんない所があってさ~。学校に着いたら教えてくれない?」
「良いけど……数学の? 確かに、林檎苦手だもんね」
「う~……全然分かんない。数字が頭の中でグチャグチャになるよぉ~」
両手で自身のこめかみを押さえながら苦悶の表情を浮かべる彼女の姿に、私は思わず笑みを零した。
小学生の頃から知ってはいたのだが、どうやら彼女は勉強が苦手らしい。
数学や英語などの知識を応用するものは勿論のこと、理科や社会などの暗記科目も苦手なようで、入学式の翌日にあった新入生テストでは悲惨な結果となっていた。
私にとって、勉強とは両親の言いつけを守る手段のようなものだったので、今となっては特に必要性を感じてはいなかった。
その為、小学六年生の時のように、中学校でのテストや課題は全て白紙で提出しようとしていたのだが……苦手ながらも努力している林檎の隣でそんなことをするのは何だか憚られ、なんだかんだで、程々にはやっていた。
結果として、新入生テストでは学年内で比較的上位を取り、林檎からは尊敬の眼差しを向けられたものだった。
まぁ、彼女に頼られるのも悪くないか……と、最近では林檎に勉強を教えることも多かった。
今回の宿題も、確かに公式の応用の方法が少し複雑な所があったので、引っ掛かったのはそこだろうか……なんて考えつつ中学校の校舎に差し掛かると、校門の前に何人かの教師が立っているのが見えた。
あれは一体……? と疑問に思っていると、とある学生が教師に呼び止められて何かを言われていた。
「理沙。あれ、何してるんだろ?」
「さぁ……? 何か、注意されてるみたいだけど……」
オズオズと話し掛けてくる林檎に、私はそんな風に答えながらも首を傾げた。
何事も無ければ良いが……と不安に思いつつ、校門を潜った時だった。
「そこの学生、止まりなさい」
バインダーのようなものを片手に持った男性教師が、訝しむように眉を顰めてそう言った。
突然のことに驚きながらも足を止めていると、彼は私達──主に林檎──の姿をジロジロと見つめた後、小さく溜息をついて口を開いた。
「君、その髪色は校則違反だ。明日までに黒に染めて来なさい」
「えッ!? いや、これ元からですよ……!」
教師の言葉に、林檎はビクリと肩を震わせながらもそう反論した。
これは……服装検査と言うやつか。確か、この学校では抜き打ちで行っているとか言ってたっけ?
確かに、林檎の髪色は他より少し色素の薄い色をしてはいるが……それでも、暗めの茶髪ぐらいだ。わざわざ染め直す必要があるほど派手な色とは思えない。
しかし教師は「校則は校則だ」と言いながらバインダーに何かを記録しているので、私は「先生」と咄嗟に声を上げた。
「私も葛西さんとは昔からの仲ですが、この髪色は本当に地毛なんです。校則とは言え、そこまで目立つ色でも無いですし、わざわざ染め直す必要なんて無いですよね?」
「では学校の関係者以外がこのような髪色の生徒を見た時にどう思う? 髪を染めた不真面目な学生を規制せず野放しにしていると噂され、学校全体の信頼を損なうことに繋がるんだよ。それに一人でも例外を認めたら、他の学生だって真似をして髪を染め始めるかもしれない。彼女よりも派手な色に染めたり、服装だって乱れて学校全体の風紀が乱れかねない。それを防ぐ為にも、校則違反の例外は認められないよ」
「そんなの……ッ!」
「とにかく、君は明日までに髪を黒に染めてきなさい。必ず生徒指導室に見せに来るように。良いね」
教師の言葉に、林檎はグッと口を噤んだ後、その目を伏せて「……はい」と頷いた。
それに、私は頭の奥に熱が溜まるような感覚を覚えながらも、彼女の手を引いてその場を離れた。
「林檎。あんな奴の言うこと聞く必要なんて無いよ。校則違反なんて言われるほど派手な色じゃないんだし、あんなの無視しちゃいなよ」
校舎内で人気の無い所まで移動した後、私はすぐさまそう告げた。
それに、林檎は一瞬驚いたようにその目を丸くしたが、すぐにその目を伏せながら「でも……」と口を開いた。
「この学校では、それが校則みたいだし……守らないと、内申点、とか……下げられちゃうかも……」
「そんなのッ」
「私、ただでさえ勉強苦手なんだから……せめて、校則ぐらいは守らないと、さ」
そう言って、クシャッ……と今にも泣きそうな笑みを浮かべる彼女の言葉に、私は思わず口を噤んだ。
喉の奥に何かが詰まったような息苦しさを覚えながらも、私は「でもッ」と掠れた声を発した。
「林檎、その髪……好きなんでしょう?」
「……」
「優しいお母さんと同じ髪色だから、気に入ってるって……教えてくれたじゃん」
私の言葉に、林檎は自身の髪に手を当ててぐしゃりと握り締めた。
いつだったか。彼女の髪を触らせて貰っていた時に、笑顔でそう教えてくれたことがあった。
優しくて大好きなお母さんから遺伝したお揃いの髪だから、自分の髪を気に入っているのだと。
誇らしげに、自慢げに話してくれたのを、今でもハッキリと覚えている。
それなのに、校則だからと言って、黒に染めるなんて……──。
「……私だって……染めたくないよ……ッ!」
私の思考に応えるように、林檎は、今にも泣き出しそうな声でそう言った。
その言葉に顔を上げると、彼女は私の制服を掴んで胸元に顔を埋めて続けた。
「嫌だよッ! 私だってッ……この髪色、変えたくないしッ! それに、ただでさえお母さんが頑張って働いて稼いでくれたお金を、そんなことに使いたくないッ!」
「林檎……」
「理沙……私、どうしたら良いのかな……?」
そう言って顔を上げた彼女の瞳は、大粒の涙で潤んでいた。
瞬間、私の中で……何かが切れた。
「……大丈夫だよ。林檎」
自身の中で込み上げる様々な感情を飲み込んで、私は、静かな声でそう言った。
親指で涙を拭って見せれば、林檎は不思議そうな顔で私の目を見つめるので、私は優しく微笑んで見せる。
「私が、何とかして見せるから……林檎は、今のままでいれば良いよ」
「理沙……?」
「林檎のことは、私が守るよ」
学校だろうと、社会だろうと……神様だろうと。
林檎を──かつて私を救ってくれた大切な人を傷付けるのであれば、例え何が相手だろうと、どんな手段を使っても守って見せる。
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