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第二話 自己紹介⁇
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(ふうっ、昨日の入学式マジでいみふだった)
そう、昨日はあいうえおいしい高校の初日、なお、入学式だった。
入学式と言っても、頭がリーゼントの先生が出てきて、例の子供のおっきな写真を持ってきて話を五分間しただけ。
「あっ!そういえば、今日は自己紹介があったっけー!めんどおおー!ま、でも、担任の先生面白いし、いいや」
ガラっ。教室の扉が開く。
「みんなー!席についてね!自己紹介始めるよー!えっと、名簿順ね!」
いかすみは「い」から始まるから、いつも自己紹介は早めだ。
(なんかドキドキー!)
前の人が終わり、いかすみの番が来た。
「えーと、いかすみそーめんさーーん」
「はーい」
(うわーやだ)
いかすみが前に出る。
「えっと、火星人のいかすみそーめんだよぉ!!!!いかすみって呼べ!」
「えー!カセイジン?なんかの能力?」
「ちっげーよ。火星人だよ!」
クラスの連中が騒ぎだす。
「はーい!俺しつもーん!火星人だから、なんかできるんですかー?」
一人の男子が手をあげる。
「んー。本当はやだけど、ま、いっかー!」
ぽんっ!!
大きな音がする。
「じゃーん!チビ体形いかすみ!人間体形と区別がつかないから、人間→ふぉなぱすた(ふぉな)、チビ→いかすみって呼べ!」
わっと教室がざわつく。
「ちな、上のイカがなきゃ、おーは、いかすみそーめんじゃなくて、すみそーめんになるから!このイカ大切!」
「へ、へー!すごいね!!いかすみそーめんさんありがとう!席ついていいよ!」
「……。はーい」
いかすみは人間体形に戻って、席に戻っていった。
「ええー!なんだ、今の!!すっげぇー!お前、能力者だったりしてー!」
「っちょ、お前、やめろよ」
「えっ?あっ。すまん」
まだまだ分からないことだらけ。果たしてうまくやっていけるだろうか?
そう、昨日はあいうえおいしい高校の初日、なお、入学式だった。
入学式と言っても、頭がリーゼントの先生が出てきて、例の子供のおっきな写真を持ってきて話を五分間しただけ。
「あっ!そういえば、今日は自己紹介があったっけー!めんどおおー!ま、でも、担任の先生面白いし、いいや」
ガラっ。教室の扉が開く。
「みんなー!席についてね!自己紹介始めるよー!えっと、名簿順ね!」
いかすみは「い」から始まるから、いつも自己紹介は早めだ。
(なんかドキドキー!)
前の人が終わり、いかすみの番が来た。
「えーと、いかすみそーめんさーーん」
「はーい」
(うわーやだ)
いかすみが前に出る。
「えっと、火星人のいかすみそーめんだよぉ!!!!いかすみって呼べ!」
「えー!カセイジン?なんかの能力?」
「ちっげーよ。火星人だよ!」
クラスの連中が騒ぎだす。
「はーい!俺しつもーん!火星人だから、なんかできるんですかー?」
一人の男子が手をあげる。
「んー。本当はやだけど、ま、いっかー!」
ぽんっ!!
大きな音がする。
「じゃーん!チビ体形いかすみ!人間体形と区別がつかないから、人間→ふぉなぱすた(ふぉな)、チビ→いかすみって呼べ!」
わっと教室がざわつく。
「ちな、上のイカがなきゃ、おーは、いかすみそーめんじゃなくて、すみそーめんになるから!このイカ大切!」
「へ、へー!すごいね!!いかすみそーめんさんありがとう!席ついていいよ!」
「……。はーい」
いかすみは人間体形に戻って、席に戻っていった。
「ええー!なんだ、今の!!すっげぇー!お前、能力者だったりしてー!」
「っちょ、お前、やめろよ」
「えっ?あっ。すまん」
まだまだ分からないことだらけ。果たしてうまくやっていけるだろうか?
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