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第一章 始まりの音色
第3話 騎士と帰還の魔法陣
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どうやら、ティアナはかなりマイペースで天然らしい。
そんな少女から説明された内容を要約して、蒼真と弘祈は揃って嘆息した。
「つまり、俺たちがそこのオリジンの卵ってやつにそれぞれ親や騎士として選ばれたってことなんだろ。んで、ここは異世界ってとこまではわかった」
「それで、選ばれた僕たちがオリジンの卵をここから南にあるリエンル神殿ってところまで運べばいいってことだよね」
二人が続けて確認すると、ティアナは笑顔で満足そうに大きく頷く。
「さすが、お二人とも飲み込みが早いです」
「これくらいのことは嫌でもわかるってーか、何でこいつと一緒なんだよ……」
「それはこっちの台詞だよ」
蒼真と弘祈はまたも一緒に溜息を漏らしながら、がっくりとうなだれた。
とりあえず、自分たちはティアナの持っているオリジンの卵に選ばれた存在として、この異世界に呼ばれたらしい。
そして、オリジンの卵とやらを別の神殿まで持って行けばいい、というところまでは把握できた。
「でもさ、何で俺らなわけ?」
「ソウマ様は騎士になるのはお嫌ですか?」
気を取り直した蒼真が正直に思ったことを口にすると、ティアナは卵を持ったまま、その顔を見上げる。
「い、いや、騎士ってのはかっこいいけどさぁ……」
潤んだ瞳で見つめられ、どうしていいかわからなくなった蒼真はそれだけを答えると、さっと顔を背けた。
確かに『騎士』という響きはかっこいいと思うし、漫画やゲームの世界のようでもちろん惹かれるものはある。
現代日本ではまずそのような称号などを得ることはないから、なおさらだ。
「では、どうしてそのようなことを仰るんですか?」
ティアナは蒼真の正面に回って、さらにそう訊いてくる。
「騎士がかっこいいのは認めるけど! でも騎士って剣とか使えないとなれませんよね!?」
蒼真が勢いに任せて一息に言い切ると、弘祈はただ黙って首を左右に振り、呆れたようにもう何度目かもわからない溜息をついた。
そんな弘祈とは対照的に、ティアナはほんの一瞬きょとんとした表情をみせたが、それはすぐににこやかな微笑みに変わる。
「そのことでしたら大丈夫です」
「え、マジで?」
「蒼真……」
思わず頬が緩む蒼真だが、すぐさま弘祈の肘鉄を食らい、脇腹を押さえながら膝から崩れ落ちた。
今は『騎士』という響きに浮かれて、流されかけている場合ではない。弘祈はそう言いたいのだろう。
(そんなこと俺だってわかってるし、何も思い切り肘鉄食らわせなくてもいいじゃねーか……っ!)
蒼真は大きなダメージを受けた脇腹を押さえたまま、床からティアナを見上げる。
「俺たち、今すぐ地球に帰りたいんだけど……!」
痛みで涙目になった瞳で必死に訴えると、
「ですが、お二人には使命がありますし、どちらにせよ帰還の魔法陣まで行かないと帰れませんよ?」
ティアナは満面の笑みで蒼真をまっすぐに見つめながらも、非情な言葉の刃を突きつけた。
口調は穏やかだが、その言葉の中には有無を言わせない雰囲気が潜んでいる。
「……っ」
途端に背筋に冷たいものが走るのを感じた蒼真は、脇腹の痛みも忘れて、瞠目した。
「帰還の魔法陣?」
今度は弘祈が訝しげに眉をひそめながら、ティアナに問う。蒼真も同じところに引っかかっていた。
「はい。ここ、ネスーリ神殿にあるのは始まりの魔法陣だけです。始まりの魔法陣は異世界の人間を呼ぶことしかできません。一方通行になっていますので、帰るには帰還の魔法陣まで行かないといけません。それぞれ違った役割があるのです」
「つまり、帰るためには嫌でも帰還の魔法陣ってところまで行く必要があるってこと?」
「そうです」
確認する弘祈に、ティアナは真剣な表情でしっかりと頷いてみせた。
「じゃあ、その帰還の魔法陣があるのってどこよ」
ようやく立ち上がった蒼真が、今度は小柄なティアナを真剣な表情で見下ろす。
すると、ティアナは蒼真の瞳をまたもしっかりと見据え、こともなげにはっきりと言ってのけた。
「先ほどお話した、南のリエンル神殿です」
「てことは、あれ、ちょっと待って。オリジンの卵ってやつの届け先ってその神殿だよな? で、帰還の魔法陣があるのもその神殿だろ。もしかしなくてもオリジンの卵と俺たちの行き先は同じ?」
「そういうことになります」
蒼真がまとめると、笑顔になったティアナはまたも首を縦に振る。
「どうあっても、僕たちを使って卵をリエンル神殿まで運ばせたいみたいだね」
帰還の魔法陣がリエンル神殿にあるってことはそういうことでしょ、弘祈はうんざりしたようにそう言って、両手を腰に当てた。
「確かに、俺たちが向かわなきゃいけない場所と卵を届ける場所は同じだもんな」
「帰還の魔法陣以外に、僕たちがすぐ地球に帰れる方法はないの?」
弘祈がさらにティアナに向けて問い掛けると、ティアナは少しだけ考える素振りをみせてから、困ったように今度は首を横に振る。
「もうずっと昔からそういう仕組みになっていますし……」
そんなティアナに、蒼真と弘祈は揃って大きな溜息をついた。
さすがに『そういう仕組み』と言われてしまっては、二人にはどうにもできない。ティアナ自身もこれまで考えたことはなかったのだろう。
「こうなったら行くしかねーかぁ……」
「……そうだね」
先ほどの有無を言わせないティアナの台詞を思い返し、蒼真はやはりこれ以上何を言っても無駄なのだと理解する。
珍しく同意した弘祈も同じことを考えたらしい。
こうして二人は渋々ではあるが、オリジンの卵を持ってリエンル神殿まで向かうことに決めたのだった。
そんな少女から説明された内容を要約して、蒼真と弘祈は揃って嘆息した。
「つまり、俺たちがそこのオリジンの卵ってやつにそれぞれ親や騎士として選ばれたってことなんだろ。んで、ここは異世界ってとこまではわかった」
「それで、選ばれた僕たちがオリジンの卵をここから南にあるリエンル神殿ってところまで運べばいいってことだよね」
二人が続けて確認すると、ティアナは笑顔で満足そうに大きく頷く。
「さすが、お二人とも飲み込みが早いです」
「これくらいのことは嫌でもわかるってーか、何でこいつと一緒なんだよ……」
「それはこっちの台詞だよ」
蒼真と弘祈はまたも一緒に溜息を漏らしながら、がっくりとうなだれた。
とりあえず、自分たちはティアナの持っているオリジンの卵に選ばれた存在として、この異世界に呼ばれたらしい。
そして、オリジンの卵とやらを別の神殿まで持って行けばいい、というところまでは把握できた。
「でもさ、何で俺らなわけ?」
「ソウマ様は騎士になるのはお嫌ですか?」
気を取り直した蒼真が正直に思ったことを口にすると、ティアナは卵を持ったまま、その顔を見上げる。
「い、いや、騎士ってのはかっこいいけどさぁ……」
潤んだ瞳で見つめられ、どうしていいかわからなくなった蒼真はそれだけを答えると、さっと顔を背けた。
確かに『騎士』という響きはかっこいいと思うし、漫画やゲームの世界のようでもちろん惹かれるものはある。
現代日本ではまずそのような称号などを得ることはないから、なおさらだ。
「では、どうしてそのようなことを仰るんですか?」
ティアナは蒼真の正面に回って、さらにそう訊いてくる。
「騎士がかっこいいのは認めるけど! でも騎士って剣とか使えないとなれませんよね!?」
蒼真が勢いに任せて一息に言い切ると、弘祈はただ黙って首を左右に振り、呆れたようにもう何度目かもわからない溜息をついた。
そんな弘祈とは対照的に、ティアナはほんの一瞬きょとんとした表情をみせたが、それはすぐににこやかな微笑みに変わる。
「そのことでしたら大丈夫です」
「え、マジで?」
「蒼真……」
思わず頬が緩む蒼真だが、すぐさま弘祈の肘鉄を食らい、脇腹を押さえながら膝から崩れ落ちた。
今は『騎士』という響きに浮かれて、流されかけている場合ではない。弘祈はそう言いたいのだろう。
(そんなこと俺だってわかってるし、何も思い切り肘鉄食らわせなくてもいいじゃねーか……っ!)
蒼真は大きなダメージを受けた脇腹を押さえたまま、床からティアナを見上げる。
「俺たち、今すぐ地球に帰りたいんだけど……!」
痛みで涙目になった瞳で必死に訴えると、
「ですが、お二人には使命がありますし、どちらにせよ帰還の魔法陣まで行かないと帰れませんよ?」
ティアナは満面の笑みで蒼真をまっすぐに見つめながらも、非情な言葉の刃を突きつけた。
口調は穏やかだが、その言葉の中には有無を言わせない雰囲気が潜んでいる。
「……っ」
途端に背筋に冷たいものが走るのを感じた蒼真は、脇腹の痛みも忘れて、瞠目した。
「帰還の魔法陣?」
今度は弘祈が訝しげに眉をひそめながら、ティアナに問う。蒼真も同じところに引っかかっていた。
「はい。ここ、ネスーリ神殿にあるのは始まりの魔法陣だけです。始まりの魔法陣は異世界の人間を呼ぶことしかできません。一方通行になっていますので、帰るには帰還の魔法陣まで行かないといけません。それぞれ違った役割があるのです」
「つまり、帰るためには嫌でも帰還の魔法陣ってところまで行く必要があるってこと?」
「そうです」
確認する弘祈に、ティアナは真剣な表情でしっかりと頷いてみせた。
「じゃあ、その帰還の魔法陣があるのってどこよ」
ようやく立ち上がった蒼真が、今度は小柄なティアナを真剣な表情で見下ろす。
すると、ティアナは蒼真の瞳をまたもしっかりと見据え、こともなげにはっきりと言ってのけた。
「先ほどお話した、南のリエンル神殿です」
「てことは、あれ、ちょっと待って。オリジンの卵ってやつの届け先ってその神殿だよな? で、帰還の魔法陣があるのもその神殿だろ。もしかしなくてもオリジンの卵と俺たちの行き先は同じ?」
「そういうことになります」
蒼真がまとめると、笑顔になったティアナはまたも首を縦に振る。
「どうあっても、僕たちを使って卵をリエンル神殿まで運ばせたいみたいだね」
帰還の魔法陣がリエンル神殿にあるってことはそういうことでしょ、弘祈はうんざりしたようにそう言って、両手を腰に当てた。
「確かに、俺たちが向かわなきゃいけない場所と卵を届ける場所は同じだもんな」
「帰還の魔法陣以外に、僕たちがすぐ地球に帰れる方法はないの?」
弘祈がさらにティアナに向けて問い掛けると、ティアナは少しだけ考える素振りをみせてから、困ったように今度は首を横に振る。
「もうずっと昔からそういう仕組みになっていますし……」
そんなティアナに、蒼真と弘祈は揃って大きな溜息をついた。
さすがに『そういう仕組み』と言われてしまっては、二人にはどうにもできない。ティアナ自身もこれまで考えたことはなかったのだろう。
「こうなったら行くしかねーかぁ……」
「……そうだね」
先ほどの有無を言わせないティアナの台詞を思い返し、蒼真はやはりこれ以上何を言っても無駄なのだと理解する。
珍しく同意した弘祈も同じことを考えたらしい。
こうして二人は渋々ではあるが、オリジンの卵を持ってリエンル神殿まで向かうことに決めたのだった。
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