上 下
45 / 59

第45話 もう一度おっきして★

しおりを挟む
 2回目の射精もかなりの勢いでドップリと出た。
 ハルトからすれば大満足。むしろ、昨日の光華とのセックスでの余波もあって精子が減っている状況で、これだけ出せばもう充分だった。
 しかし、それで納得できないのが、センフィだった。

「え、ええええ!? なんでよぉ、おチンコがふにゃってなってるよ、なんで!?」
「いや、もう朝から二回中出しすりゃ満足だし……」
「私、まだお尻でしてもらってないよぉ!」
 
 ようやく回ってきた自分の番。数年ぶりの交わりなだけにかなりドキドキワクワクと待ち望んでいたというのに、この状況でのお預け。
 スカートの下ではすでにセンフィの白い下着はグショグショになって準備できていたというのに、この展開にセンフィは不満をぶちまける。

「ふぃ~、余も満足だ。おっと、味噌汁を温めなおさねば」
「ん、私も朝風呂浴びる」

 しかし、もう自分たちは満足したと、オルガとカララは衣服を整えて朝の準備を始める。
 その状況にセンフィは更に声を上げた。


「ちょ、ずるいよぉ、二人とも! 二人はおチンコでいっぱいしてもらったから満足かもだけど、私まだだよ? 私は二人がしている間もレオン君におっぱい舐めさせたり、お尻の穴を舐めたりして協力したんだから、二人もレオンくんのおチンコをもう一回勃起させるの協力してよぉ!」

「「つ~ん」」

「無視されたし!?」


 自分にも協力してほしいと懇願するも、まだそれほどセンフィと仲良くなっても居なければ、自分たちと同じ彼女という立場でもないセンフィにそこまで優しくする気もない二人。センフィの涙の訴えも無視して、そのまま布団から立ち上がって離れた。

「レオンくん! ほんとにもうダメ!?」
「ん~……」
「ねえってばぁ! ほら、私のお尻だよ? ねえ、ねえって、懐かしいでしょ? ほらぁ! パンツだよぉ? お尻だよぉ? 今日はこうなるんじゃないかと思って念入りに綺麗にしてきたのぉ! ほらってばぁ!」
「ん~……」
「お願いだよぉ! このままじゃ私、お預け狂いでおかしくなっちゃうよぉ!」

 なんとかもう一度ハルトを勃起させようと、恥も外聞も捨てて、センフィは四つん這いになって自分のスカートをたくし上げ、尻を振ってハルトを誘惑する。
 しかし、今更それだけで復活ということもなく、ハルトの反応も薄かった。
 
「うぅ……これでもダメ……こうなったら……ねえ、舐めていい?」

 こうなったら直接攻撃だと、センフィは最後の手段に出る。

「ほれ、ハルト。朝食の準備できたぞ」
「おお」

 だが、同時に卓袱台を出して朝食を持ってきたオルガ。
 それを見てハルトは仕方なく……

「じゃあ、俺が朝飯食ってる間、俺のチンコを好きにしゃぶってていいぞ?」
「雑!? 私は雑だ!? 雑過ぎるよぉ!」

 自分からは特に何もしないので、勝手にしゃぶれというハルト。
 あまりの扱いにセンフィは泣きそうになるが、それでも背に腹は代えられないと、卓袱台の前で胡坐をかくハルトの逸物に顔を寄せた。


「う~、ドロドロぐちょぐちょ……女の子のおマンコに入って射精したおチンコってこんな匂いなんだ……でも、同じおチンコだもんね」

「お、米と味噌汁……卵もあるのか」

「ん、たーんと召し上がれ」

「はぅ~、レオン君のおチンコ久しぶりだよぉ……えい、んじゅぶ、じゅぶる、んじゅうう、ずぞぞぞぞ♡」

「おお、ウメぇ……ッ……つか、オウダ……」

「これ、ハルト。飯を食う時にフェラさせるのはやはり品が無いぞ?」

 
 朝食を取るハルトに構わず、逸物を喉奥まで加えて吸い込むように刺激し、筋やカリも丁寧に舐めるセンフィ。
 既に射精欲はなくとも、出したばかりで敏感になっていることもあるが、その舌技にハルトの体も僅かに震えた。


「お、おお、数年ぶりだが……オウダ……お前、うまくなってねーか?」

「ちゅぷっ♡ ぷはっ、え、ほ、ほんと? 勃起しちゃうぐらい?」

「つか、学校辞めてから何人の男のチンコ咥えたんだ?」

「く、咥えてないよ!? レオン君が最初で最後だよ!? そりゃぁ、いつかハジャにしてあげるために、バナナ使って毎日練習したけど……」

「へぇ、そうか」

「んん、いいからレオン君は、んじゅぶ、は、はやく、おっきして♡」
 
「そう思うなら、頑張れガンバレ~」

「あ~、余裕ぶっちゃって……なら、こっちも、久々のタマちゃん♡」

「おほぉ……キンタマ攻撃ィ……」

「ふふ~ん、覚えてるよ? タマちゃんのシワシワの皺を一筋ずつ舐めちゃうの、レオンくん感じるでしょぉ? あみゅ、あむ、あむ」

「んごっ!?」

「そして、んぐ、んぷ、袋の中のタマタマちゃん二個をお口でコリコリしちゃうの♡」
 

 好きな人のために練習していたその成果を、好きな人にではなくハルトに……そんなシチュエーションにどこか背徳感のようなものを感じ、ハルトも満更でもない気分だった。
 とはいえ、それでも射精できるかは別の話。
 今のところ、勃起も少し厳しい。

「なあ……小便飲むか?」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】隣のデスクの歳下後輩君にオカズに使われているらしいので、望み通りにシてあげました。

雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向け33位、人気ランキング146位達成※隣のデスクに座る陰キャの歳下後輩君から、ある日私の卑猥なアイコラ画像を誤送信されてしまい!?彼にオカズに使われていると知り満更でもない私は彼を部屋に招き入れてお望み通りの行為をする事に…。強気な先輩ちゃん×弱気な後輩くん。でもエッチな下着を身に付けて恥ずかしくなった私は、彼に攻められてすっかり形成逆転されてしまう。 ——全話ほぼ濡れ場で小難しいストーリーの設定などが無いのでストレス無く集中できます(はしがき・あとがきは含まない) ※完結直後のものです。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界

レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。 毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、 お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。 そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。 お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。 でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。 でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。

【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜

船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】 お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。 表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。 【ストーリー】 見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。 会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。 手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。 親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。 いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる…… 托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。 ◆登場人物 ・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン ・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員 ・ 八幡栞  (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女 ・ 藤沢茂  (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。

エクササイズマシン発表会

リビドー360
恋愛
ひょんなことから新型のエクササイズマシンのプレゼンをすることになった女子大生のリホと、リホの幼馴染でちょっとエッチな発明家のワタル。 プレゼン会場では大勢の観衆が見守る中、ワタルがマシンに細工した数々のエロエロな仕掛けがリホを襲う。 80年代のちょっとエッチな少年漫画をオマージュし、そこに少し過激度を加えたお話です。 パクリじゃないよ!インスパイアだよ!

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

処理中です...