35 / 54
第一章
第35話 貞操帯を外した乙女たち
しおりを挟む
セカイくんが初めて私に驚いてくれた。そして認めてくれたような気がした。
それが嬉しくて、うきうきして、だからそんな私を羨ましいと思ったのか、アネストちゃんもディーちゃんも……
「セカイ、お相手願います」
「言っておくけど、私たちの貞操帯を外させるんだから覚悟しなさい……って、え、エロスな意味じゃないわよ!?」
さっきまで私を止めていたはずの二人が、何かすごい好戦的に笑っている。
「「貞操帯解除!!」」
「は……はは……ははははははは! なんだそりゃ! 今の今まで隠しやがって……いいぜ! 見てやるよ、お前らの偽りない裸の姿をな! 吐かずに目ん玉あけてガン見してやるよ!」
おお……二人も外した……これ、バレたらお父さんたちに怒られちゃうよね……でもさ、でもさ、仕方ないよね!
素敵な男の子が褒めてくれたんだから、貞操体外して私も見てって気持ちになっちゃうよね!
「行きます、セカイッ!」
「こいよぉ!」
まず飛び出したのはアネストちゃん。久々に解放されたアネストちゃんはイキイキと……って、
「逃げなきゃ危ないよぉ、セカイくん!」
私はとんでもないことをうっかり忘れてた。アネストちゃんが封印されていたものを開放したき……
「はっ、知るか! 男が逃げるか! 貞操帯外した女を受け入れてこその男――――」
「ふぬらあああああ!」
「……あっ……ッッッ!!!???」
乙女に似つかわしくない雄叫びと共に、拳を大きく振りかぶって振り下ろすアネストちゃん。
正面から腕をクロスしてガードするセカイくんは……
「ぬごおおおおっ!? な、な、なにいっ!?」
両足が地面に埋まり……ううん、衝撃がセカイくんの周辺だけ大きく陥没して庭に大きな亀裂が走った。
「な、なにごとです!? ……んな……お、お嬢様ッ!!??」
執事さんたちが慌てて駆け寄った時には、今の一瞬でボロボロになった庭と、拳を振り下ろして頬がゆるゆるになっているアネストちゃんと、顔を青ざめさせているセカイくん。
「す、すごい……お父様たち以外で私のパンチを受け止めて下さった人は……ましてや同年代では初めてです! セカイ……あなたは……私を受け止めてくれたのですね!」
「は、はは……なんだこりゃ……」
自分の想いを受け止めてくれたと、もう蕩けまくっていて嬉しそうなアネストちゃん。
だよね、子供の頃からその細い体からは想像できない異常なパワーが制御できなくて、おじさんに封印されて……だから、小さい頃もクラスの子たちにイジメられた時だって反撃できなくて……それに……
「い、痛い!」
「え……あ?」
それに、反動も同じ。
今の一発でアネストちゃんは力が抜けて蹲っちゃった。
「お、おい……アネスト? 一体……」
「ふ、ふふ……これこそ私が未熟な証拠……自分の肉体が生み出すパワーに私の肉体、筋肉や骨がまったく耐え切れなくて……一回力を入れてパンチしただけでもう全身がしびれて動けなくなってしまうのです」
「……え?」
そう、そしてそれは私も同じ。超全速力で走ったら、すぐに体がボロボロになって倒れちゃう。
私たちの身体が壊れちゃう危険性もある。だから、お父さんたちは私たちのスキルを封印した。
でも……
「ばか、おまえ、なんで……」
「だって……見せたかったのです。今までビッチビッチと人を小ばかにしていたあなたが……シャイニを褒めたんです……私だって……」
そう、今までそういうのなかったもんね。
力を解放したら危険。
力を封印した私たちは落ちこぼれ。
それなのに、セカイくんは違ったから。
「で? ど、どうでした? 私の……その……貞操帯を外した私の魅力は……」
ちょっと拗ねたように唇尖らせて、セカイくんの袖口を掴むアネストちゃん……かわいくて抱きしめたい。
するとセカイくんはプルプル震える両手をアネストちゃんに見せて苦笑した。
「両腕がな……力入らなくて……上がらなくて……こんなん……初めてだよ。メチャクチャスゲーじゃねえかよ、お前……」
「セカイ……」
「……たしか、魔法騎士養成学校のパワーレベルの平均は35ぐらいだったか? 魔法騎士で90、エリートで100ってところだ……ちなみに、俺は140だ」
140!? わぉ、セカイくんってばスピードだけじゃなくてパワーまで……すんご……でも、たしかアネストちゃんは……
「私は……180です♡」
「ふぁ……………」
「ふふふ、実は私の方が力持ちなんです……あっ、でも、あなたの体……逞しい……」
おお、そして目が点になるセカイくん。
ふふふふふ、イイねイイねぇ~、その顔を見るとほんと嬉しい!
「お嬢様! い、一体、一体何を、なぜ、何を、何が? 何をおおおお!? き、貴様、お、お嬢様に何をおぉおおオ!?」
そして、いつもの紳士で落ち着いた様子がぶっ壊れて、慌てて走ってくる執事さん。
すると、アネストちゃんは顔を赤らめながらコテンと頭をセカイくんの胸に預けて寄り添いながら……
「貞操帯を外して……彼にキズモノにされてしまいました♡」
「fjくぃわ;えklgwくぇ@ごp!?」
「いや……おま、言い方……」
アネストちゃんってば、やるねぇ! もう、完全に惚れ惚れだね♪
そして……
「ちょっと~、何をイチャイチャしてんのよ、セカイ! こっちはとっくにスタンバイできてるんだからね?」
「ぬっ!? ……っ!? ちょっと待て……ピンク……」
「あら? なにかしら?」
「お、お前、その魔力は……」
「ふふふ」
同じく貞操帯を外したディーちゃん。
「もう、私のことをピンクビッチなんて呼ばせないんだから、ちゃんと見なさいよね」
「は、ははははははは! ああ、いいぜ! 来いよ、どんどんテメエらのことを見せて―――」
ディーちゃんが封じられたものを解放しようと――――
「それまでだ!」
「「「「ッッ!!??」」」」
そのとき、突如私たちの前の空間が歪み……あ……
「ディヴィアス……」
魔導士のローブに身を包み、ピンク色の長めの髪を後ろで結んだ長身。
帝都で行われる美形コンテストでは常に上位をキープし、国内外問わずに人気とその実力で名を轟かせる人類の英雄の一人。
「あ……ぱ……パパ……」
ディーちゃんのお父さん。
そしてその隣には、ディーちゃんが大人になったらこうなるんだろうな~、似てるな~、でもおっぱいとおしりはやっぱり大人でボインで……っていつも思ってた、私たちも昔からよく知っている……
「ディヴィアスちゃん……」
「マ……ママ……」
ディヴィアスちゃんのお母さんまで。
神妙な顔をして二人が急にアネストちゃんの家の庭に空間転移で現れて……
「パパ……ママ……どうして……」
「お前たちに施した封印は、解除された瞬間に私たちにも伝わるようになっていてね……『サンライト』……シャイニちゃんやアネストちゃんの御両親はどうしても外せない用で駆け付けられずに、私たちだけ飛んできたが……ディヴィアス……」
そして、ディーちゃんのお父さんは……
「お前は一体何を……何をしようとした!」
「ッ!?」
パンと乾いた音が響いて、ディーちゃんのほっぺが赤くなっていた……
それが嬉しくて、うきうきして、だからそんな私を羨ましいと思ったのか、アネストちゃんもディーちゃんも……
「セカイ、お相手願います」
「言っておくけど、私たちの貞操帯を外させるんだから覚悟しなさい……って、え、エロスな意味じゃないわよ!?」
さっきまで私を止めていたはずの二人が、何かすごい好戦的に笑っている。
「「貞操帯解除!!」」
「は……はは……ははははははは! なんだそりゃ! 今の今まで隠しやがって……いいぜ! 見てやるよ、お前らの偽りない裸の姿をな! 吐かずに目ん玉あけてガン見してやるよ!」
おお……二人も外した……これ、バレたらお父さんたちに怒られちゃうよね……でもさ、でもさ、仕方ないよね!
素敵な男の子が褒めてくれたんだから、貞操体外して私も見てって気持ちになっちゃうよね!
「行きます、セカイッ!」
「こいよぉ!」
まず飛び出したのはアネストちゃん。久々に解放されたアネストちゃんはイキイキと……って、
「逃げなきゃ危ないよぉ、セカイくん!」
私はとんでもないことをうっかり忘れてた。アネストちゃんが封印されていたものを開放したき……
「はっ、知るか! 男が逃げるか! 貞操帯外した女を受け入れてこその男――――」
「ふぬらあああああ!」
「……あっ……ッッッ!!!???」
乙女に似つかわしくない雄叫びと共に、拳を大きく振りかぶって振り下ろすアネストちゃん。
正面から腕をクロスしてガードするセカイくんは……
「ぬごおおおおっ!? な、な、なにいっ!?」
両足が地面に埋まり……ううん、衝撃がセカイくんの周辺だけ大きく陥没して庭に大きな亀裂が走った。
「な、なにごとです!? ……んな……お、お嬢様ッ!!??」
執事さんたちが慌てて駆け寄った時には、今の一瞬でボロボロになった庭と、拳を振り下ろして頬がゆるゆるになっているアネストちゃんと、顔を青ざめさせているセカイくん。
「す、すごい……お父様たち以外で私のパンチを受け止めて下さった人は……ましてや同年代では初めてです! セカイ……あなたは……私を受け止めてくれたのですね!」
「は、はは……なんだこりゃ……」
自分の想いを受け止めてくれたと、もう蕩けまくっていて嬉しそうなアネストちゃん。
だよね、子供の頃からその細い体からは想像できない異常なパワーが制御できなくて、おじさんに封印されて……だから、小さい頃もクラスの子たちにイジメられた時だって反撃できなくて……それに……
「い、痛い!」
「え……あ?」
それに、反動も同じ。
今の一発でアネストちゃんは力が抜けて蹲っちゃった。
「お、おい……アネスト? 一体……」
「ふ、ふふ……これこそ私が未熟な証拠……自分の肉体が生み出すパワーに私の肉体、筋肉や骨がまったく耐え切れなくて……一回力を入れてパンチしただけでもう全身がしびれて動けなくなってしまうのです」
「……え?」
そう、そしてそれは私も同じ。超全速力で走ったら、すぐに体がボロボロになって倒れちゃう。
私たちの身体が壊れちゃう危険性もある。だから、お父さんたちは私たちのスキルを封印した。
でも……
「ばか、おまえ、なんで……」
「だって……見せたかったのです。今までビッチビッチと人を小ばかにしていたあなたが……シャイニを褒めたんです……私だって……」
そう、今までそういうのなかったもんね。
力を解放したら危険。
力を封印した私たちは落ちこぼれ。
それなのに、セカイくんは違ったから。
「で? ど、どうでした? 私の……その……貞操帯を外した私の魅力は……」
ちょっと拗ねたように唇尖らせて、セカイくんの袖口を掴むアネストちゃん……かわいくて抱きしめたい。
するとセカイくんはプルプル震える両手をアネストちゃんに見せて苦笑した。
「両腕がな……力入らなくて……上がらなくて……こんなん……初めてだよ。メチャクチャスゲーじゃねえかよ、お前……」
「セカイ……」
「……たしか、魔法騎士養成学校のパワーレベルの平均は35ぐらいだったか? 魔法騎士で90、エリートで100ってところだ……ちなみに、俺は140だ」
140!? わぉ、セカイくんってばスピードだけじゃなくてパワーまで……すんご……でも、たしかアネストちゃんは……
「私は……180です♡」
「ふぁ……………」
「ふふふ、実は私の方が力持ちなんです……あっ、でも、あなたの体……逞しい……」
おお、そして目が点になるセカイくん。
ふふふふふ、イイねイイねぇ~、その顔を見るとほんと嬉しい!
「お嬢様! い、一体、一体何を、なぜ、何を、何が? 何をおおおお!? き、貴様、お、お嬢様に何をおぉおおオ!?」
そして、いつもの紳士で落ち着いた様子がぶっ壊れて、慌てて走ってくる執事さん。
すると、アネストちゃんは顔を赤らめながらコテンと頭をセカイくんの胸に預けて寄り添いながら……
「貞操帯を外して……彼にキズモノにされてしまいました♡」
「fjくぃわ;えklgwくぇ@ごp!?」
「いや……おま、言い方……」
アネストちゃんってば、やるねぇ! もう、完全に惚れ惚れだね♪
そして……
「ちょっと~、何をイチャイチャしてんのよ、セカイ! こっちはとっくにスタンバイできてるんだからね?」
「ぬっ!? ……っ!? ちょっと待て……ピンク……」
「あら? なにかしら?」
「お、お前、その魔力は……」
「ふふふ」
同じく貞操帯を外したディーちゃん。
「もう、私のことをピンクビッチなんて呼ばせないんだから、ちゃんと見なさいよね」
「は、ははははははは! ああ、いいぜ! 来いよ、どんどんテメエらのことを見せて―――」
ディーちゃんが封じられたものを解放しようと――――
「それまでだ!」
「「「「ッッ!!??」」」」
そのとき、突如私たちの前の空間が歪み……あ……
「ディヴィアス……」
魔導士のローブに身を包み、ピンク色の長めの髪を後ろで結んだ長身。
帝都で行われる美形コンテストでは常に上位をキープし、国内外問わずに人気とその実力で名を轟かせる人類の英雄の一人。
「あ……ぱ……パパ……」
ディーちゃんのお父さん。
そしてその隣には、ディーちゃんが大人になったらこうなるんだろうな~、似てるな~、でもおっぱいとおしりはやっぱり大人でボインで……っていつも思ってた、私たちも昔からよく知っている……
「ディヴィアスちゃん……」
「マ……ママ……」
ディヴィアスちゃんのお母さんまで。
神妙な顔をして二人が急にアネストちゃんの家の庭に空間転移で現れて……
「パパ……ママ……どうして……」
「お前たちに施した封印は、解除された瞬間に私たちにも伝わるようになっていてね……『サンライト』……シャイニちゃんやアネストちゃんの御両親はどうしても外せない用で駆け付けられずに、私たちだけ飛んできたが……ディヴィアス……」
そして、ディーちゃんのお父さんは……
「お前は一体何を……何をしようとした!」
「ッ!?」
パンと乾いた音が響いて、ディーちゃんのほっぺが赤くなっていた……
0
お気に入りに追加
79
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる