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第14話 反逆
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「はあ? ちょ、アマクリ、あんた何一人で勝手にク○○されてんのよ! ヴァカじゃないの!? 私が目ぇつけた男よ?!」
ツンツンしたエロイ格好のボーボー女。
「はう……私の……ペロンされた……はううう……」
引っ込み思案そうな、甘いクリ女。
「ななな、何なのこの人たちはァ!!」
いきなり現れた謎の2人の美女に、タックは天まで届くほどの驚愕の声を上げた。
2人は、エルフではない。耳は尖っていない。
1人は普通?の人間で、1人は翼の生えた人間。
(いや、本当になんなのこの人たち? 敵? 味方? 耳尖ってないけど……っていうか、格好もエッチだし!)
敵ではなさそうであるが、只者ではない……というより、格好やたたずまいから、変な女たちにしか見えなかった。
「ふん、いきなりどこの無礼者共が乱入してきたかと思えば……知っているぞ? 貴様ら2人とも」
タックが状況が理解できない中で、明らかにイラついた表情を見せるエクスタが口を開いた。
「たしか、大陸を渡る自由人……賞金稼ぎの……『鋼鉄の処女・ヴァギヌア』」
「ちょっ、どいつもこいつも人のこと処女処女言うんじゃないっつーの! それなら、あんたも妹もそうでしょうが!」
「……で、その相棒の竜人族……『冥獄の雛尖・アマクリ』」
「はううう、私までそんな有名になるなんて~、うう、怖いよ~、舐められるし~、でも気持ちかったよ~」
ヴァギヌア、アマクリの2人に確認するかのように名を口にするエクスタ。
正直、名前を言われてもタックにはまるでその凄さは理解できないのだが、回りの反応から、とりあえず有名人であることは理解した。
一方で二人はタックに視線を向け
(さって、こっちの男の子の名前は、たしかタッくんとか言われてたけど……って、このヴァカチビ!? 身体小さいのに、コッチは……ちょっ!? 何でこんなにヴァカデカイのよ!? うそでしょ? ……も、もし、これが本物なら……これこそ私の……)
(ううう、男の子に私の舐められたよぉ、うう、気持ちかったよ~、もっかい舐めてくれないのかな~? 舐めてくれないと殺しちゃいたい……って、この人の……おっ、お、おおきい!?)
瞬間、二人はタックの体の一部を凝視して目が離せなくなった。
「えっと、とにかく私はか弱い男の子……ではないけど、勇敢な男の子を見て気まぐれで参上したわ! って、そんなことよりそこのヴァカデカいヴァカチビ! それは本物なの!? べ、別に助けたお礼にそのティンを、とか、全然そんなのないんだけど、で、でも、うん、か、勘違いしないでよね!」
「あの~……もっかいなめます? 私のを舐めます? 舐めていいです。だ、から、その、ですから……そっちの、オティンも……」
「えっと、あ、ええ? あの、よくわかんないけど、俺の助太刀してくれるってことで……いいの?」
「え? うん、まあ。それより、そのティン……」
「あの、好きにしていいですから、助太刀もしますから、で、ですから、そのおティン……」
「うぇ!? あ、そ、そんなこと言われても……」
顔を真っ赤にして、急に意味不明なことを口にする二人だが、とりあえずタックに助太刀ということは間違いないようである。
そして……
「と、に、か、く! 気に食わないヴァカスケヴェルフの支配にいつ反抗してやろうかと伺ってたけど、もういいわ! やったろうじゃないのよ! この、素敵ティンの男の子と一緒にね♪ ね? ティンタッくん♪」
「な、なにっ?」
「いやア~、あんたらヴァカスケヴェルフの所為で、女を恐れる男ばかりでみんな私の前でティンを隠す。恐れてしまう。あんたらの男子人権撤廃のせいでね!」
「き……貴様……意味が分かっていっているのか!? つまり、我らスケヴェルフ帝国に戦を仕掛けると!?」
堂々と臆すことなく宣言した。
なぜか……
「あんたもそうでしょ? スケヴェルフ共に憤りを感じているから戦ってんでしょ?」
「……へ?」
「ほら、あいつ……いけないことしてると思ったから止めに入ったんでしょ?」
「え、あ、いや、まあ……それは……そうですけど」
「よし! じゃあ、今日から私たちは仲間よ! あのヴァカ共ぶちのめして、スケヴェルフ共をアッと言わせるわよ!」
「うぇ?! ちょ、ちょっ、待ってください!」
タックまで「仲間」として当たり前のように巻き込みながら、肩に手を回して抱きしめた。
「やった、仲間仲間……仲間だから交尾もいいんだよね……初めての交尾、私もとうとう♥」
そして、ヴァギヌアが勝手に決めたことに、アマクリも嬉しそうにしながらタックにピトッと寄り添った。
「お、おい、あいつら……す、スケヴェルフ族に、帝国に……なんてことを……」
「戦……だと? エルフの統一により、大陸を統治して数十年……それを壊そうと?」
「殺されるだけじゃすまないんじゃ……いや……でも……」
「でも、あの男にさらにあの二人まで加わったら……」
「何かが……変わるかもしれない……」
もう、港町での小競り合い程度では済まない、宣戦布告に場がどよめく。
ある者は戦への嘆き。
ある者は自分たちエルフと戦うという人間の言葉への戸惑い。
そして、ある者は意味も分からずに胸を高鳴らせていた。
「ッ、バカな……ま、待てそこの二人! タッくんも流されてはならん! いったん落ち着くのだ!」
と、このままではまずいとオルガスが慌てて止めに入る。
だが……
「姉上もここはどうか引いてくれ! 話し合いでどうにか……そもそも姉上の度を過ぎた行いが―――」
「ふざけるな、オルガス! それでも偉大なるスケヴェルフ大帝国の王族か! 今まさに、我らの行いに異を唱え、反逆の意志を示した者たちを前に引くなど、あってはならんぞ! 母上とて同じことを言うであろう!」
「ッ、そ、それは……だが、し、しかし!」
オルガスの言葉をエクスタは聞く耳を持たない。
タックたちに向けられたその怒りは収まりそうもない。
ならば……
「タッくん、あ、謝るのだ! とにかく君も矛を収め、そして後ろの二人も下がれ!」
「え、お、オルガス姫……」
「君の不満は分かった……反抗できるだけの力を持っていることも……だが、どうかこの場はその反抗心を抑え……そして……スケヴェルフ帝国と戦おうなどという意思はないことを言って欲しい」
もう遅いかもしれないが、まずは全力で謝罪をさせ、戦おうとすることをやめさせることにオルガスは懸命に叫んだ。
「はア? あのヴァカ騎士なにいってんの? こっちはどんだけヤル気満々濡れ濡れだと思って!」
「も~、どうなっちゃってるの?」
滾って乗り込んできたヴァギヌアとアマクリも不満の声を上げるが、それでも戦わせてはならないとオルガスは必死だった。
「あのオルガス姫……俺もいきなりでどうすればいいか……帝国と戦うとかそんなつもり全然なくて……だから……」
「……だから?」
「ここまで来ちゃったら……せめて、この港町の人たちを助けてくれませんか? それなら俺はいくらでも謝っ――――」
タックとて、そこまで大ごとにしたくないし、するつもりもなかった。
謝ってこの場が収まるのであれば、そして襲われて酷い目に合っていた港町の人たちも解放されるなら……
「……君は本気か? たしかにエクスタの件は申し訳ないと思うが……」
そして、ずっと黙ったままだったオルガスは悲痛の表情を浮かべる。
何故なら、自分が助けた男が、まさか帝国に戦を仕掛けようとする者になるとは思わなかったからだ。
「あっ……オルガス姫……いや、ちょ、」
「ッ……くっ……」
タックもハッとして、オルガスを見る。互いに複雑な切ない表情で見合いながら、その果てで、オルガスはやむなく腰の剣を抜いた。
「ならば、……ならばせめて、その責任はこの私が自ら取らせてもらおう!」
それは、自分で責任をとるということ。
「オルガス?」
「姉上! こやつらは、我ら帝国に牙を向けし反逆者。ならば全員今この場で滅するべし!」
「……ああ、そうだろうな……」
「姉上や皆は他の二人を。しかし、……あの男……あの、タックという者は、この私、自らの手で討つ! 誰も手を出すな!」
「ほう……」
これまで、エクスタの行動を諫めようとしていたオルガスが、ついに剣を抜いて、タックたちと対峙することを決めた。
「……少しでも早く終わらせてやる……タッくん……いや、タック!」
ツンツンしたエロイ格好のボーボー女。
「はう……私の……ペロンされた……はううう……」
引っ込み思案そうな、甘いクリ女。
「ななな、何なのこの人たちはァ!!」
いきなり現れた謎の2人の美女に、タックは天まで届くほどの驚愕の声を上げた。
2人は、エルフではない。耳は尖っていない。
1人は普通?の人間で、1人は翼の生えた人間。
(いや、本当になんなのこの人たち? 敵? 味方? 耳尖ってないけど……っていうか、格好もエッチだし!)
敵ではなさそうであるが、只者ではない……というより、格好やたたずまいから、変な女たちにしか見えなかった。
「ふん、いきなりどこの無礼者共が乱入してきたかと思えば……知っているぞ? 貴様ら2人とも」
タックが状況が理解できない中で、明らかにイラついた表情を見せるエクスタが口を開いた。
「たしか、大陸を渡る自由人……賞金稼ぎの……『鋼鉄の処女・ヴァギヌア』」
「ちょっ、どいつもこいつも人のこと処女処女言うんじゃないっつーの! それなら、あんたも妹もそうでしょうが!」
「……で、その相棒の竜人族……『冥獄の雛尖・アマクリ』」
「はううう、私までそんな有名になるなんて~、うう、怖いよ~、舐められるし~、でも気持ちかったよ~」
ヴァギヌア、アマクリの2人に確認するかのように名を口にするエクスタ。
正直、名前を言われてもタックにはまるでその凄さは理解できないのだが、回りの反応から、とりあえず有名人であることは理解した。
一方で二人はタックに視線を向け
(さって、こっちの男の子の名前は、たしかタッくんとか言われてたけど……って、このヴァカチビ!? 身体小さいのに、コッチは……ちょっ!? 何でこんなにヴァカデカイのよ!? うそでしょ? ……も、もし、これが本物なら……これこそ私の……)
(ううう、男の子に私の舐められたよぉ、うう、気持ちかったよ~、もっかい舐めてくれないのかな~? 舐めてくれないと殺しちゃいたい……って、この人の……おっ、お、おおきい!?)
瞬間、二人はタックの体の一部を凝視して目が離せなくなった。
「えっと、とにかく私はか弱い男の子……ではないけど、勇敢な男の子を見て気まぐれで参上したわ! って、そんなことよりそこのヴァカデカいヴァカチビ! それは本物なの!? べ、別に助けたお礼にそのティンを、とか、全然そんなのないんだけど、で、でも、うん、か、勘違いしないでよね!」
「あの~……もっかいなめます? 私のを舐めます? 舐めていいです。だ、から、その、ですから……そっちの、オティンも……」
「えっと、あ、ええ? あの、よくわかんないけど、俺の助太刀してくれるってことで……いいの?」
「え? うん、まあ。それより、そのティン……」
「あの、好きにしていいですから、助太刀もしますから、で、ですから、そのおティン……」
「うぇ!? あ、そ、そんなこと言われても……」
顔を真っ赤にして、急に意味不明なことを口にする二人だが、とりあえずタックに助太刀ということは間違いないようである。
そして……
「と、に、か、く! 気に食わないヴァカスケヴェルフの支配にいつ反抗してやろうかと伺ってたけど、もういいわ! やったろうじゃないのよ! この、素敵ティンの男の子と一緒にね♪ ね? ティンタッくん♪」
「な、なにっ?」
「いやア~、あんたらヴァカスケヴェルフの所為で、女を恐れる男ばかりでみんな私の前でティンを隠す。恐れてしまう。あんたらの男子人権撤廃のせいでね!」
「き……貴様……意味が分かっていっているのか!? つまり、我らスケヴェルフ帝国に戦を仕掛けると!?」
堂々と臆すことなく宣言した。
なぜか……
「あんたもそうでしょ? スケヴェルフ共に憤りを感じているから戦ってんでしょ?」
「……へ?」
「ほら、あいつ……いけないことしてると思ったから止めに入ったんでしょ?」
「え、あ、いや、まあ……それは……そうですけど」
「よし! じゃあ、今日から私たちは仲間よ! あのヴァカ共ぶちのめして、スケヴェルフ共をアッと言わせるわよ!」
「うぇ?! ちょ、ちょっ、待ってください!」
タックまで「仲間」として当たり前のように巻き込みながら、肩に手を回して抱きしめた。
「やった、仲間仲間……仲間だから交尾もいいんだよね……初めての交尾、私もとうとう♥」
そして、ヴァギヌアが勝手に決めたことに、アマクリも嬉しそうにしながらタックにピトッと寄り添った。
「お、おい、あいつら……す、スケヴェルフ族に、帝国に……なんてことを……」
「戦……だと? エルフの統一により、大陸を統治して数十年……それを壊そうと?」
「殺されるだけじゃすまないんじゃ……いや……でも……」
「でも、あの男にさらにあの二人まで加わったら……」
「何かが……変わるかもしれない……」
もう、港町での小競り合い程度では済まない、宣戦布告に場がどよめく。
ある者は戦への嘆き。
ある者は自分たちエルフと戦うという人間の言葉への戸惑い。
そして、ある者は意味も分からずに胸を高鳴らせていた。
「ッ、バカな……ま、待てそこの二人! タッくんも流されてはならん! いったん落ち着くのだ!」
と、このままではまずいとオルガスが慌てて止めに入る。
だが……
「姉上もここはどうか引いてくれ! 話し合いでどうにか……そもそも姉上の度を過ぎた行いが―――」
「ふざけるな、オルガス! それでも偉大なるスケヴェルフ大帝国の王族か! 今まさに、我らの行いに異を唱え、反逆の意志を示した者たちを前に引くなど、あってはならんぞ! 母上とて同じことを言うであろう!」
「ッ、そ、それは……だが、し、しかし!」
オルガスの言葉をエクスタは聞く耳を持たない。
タックたちに向けられたその怒りは収まりそうもない。
ならば……
「タッくん、あ、謝るのだ! とにかく君も矛を収め、そして後ろの二人も下がれ!」
「え、お、オルガス姫……」
「君の不満は分かった……反抗できるだけの力を持っていることも……だが、どうかこの場はその反抗心を抑え……そして……スケヴェルフ帝国と戦おうなどという意思はないことを言って欲しい」
もう遅いかもしれないが、まずは全力で謝罪をさせ、戦おうとすることをやめさせることにオルガスは懸命に叫んだ。
「はア? あのヴァカ騎士なにいってんの? こっちはどんだけヤル気満々濡れ濡れだと思って!」
「も~、どうなっちゃってるの?」
滾って乗り込んできたヴァギヌアとアマクリも不満の声を上げるが、それでも戦わせてはならないとオルガスは必死だった。
「あのオルガス姫……俺もいきなりでどうすればいいか……帝国と戦うとかそんなつもり全然なくて……だから……」
「……だから?」
「ここまで来ちゃったら……せめて、この港町の人たちを助けてくれませんか? それなら俺はいくらでも謝っ――――」
タックとて、そこまで大ごとにしたくないし、するつもりもなかった。
謝ってこの場が収まるのであれば、そして襲われて酷い目に合っていた港町の人たちも解放されるなら……
「……君は本気か? たしかにエクスタの件は申し訳ないと思うが……」
そして、ずっと黙ったままだったオルガスは悲痛の表情を浮かべる。
何故なら、自分が助けた男が、まさか帝国に戦を仕掛けようとする者になるとは思わなかったからだ。
「あっ……オルガス姫……いや、ちょ、」
「ッ……くっ……」
タックもハッとして、オルガスを見る。互いに複雑な切ない表情で見合いながら、その果てで、オルガスはやむなく腰の剣を抜いた。
「ならば、……ならばせめて、その責任はこの私が自ら取らせてもらおう!」
それは、自分で責任をとるということ。
「オルガス?」
「姉上! こやつらは、我ら帝国に牙を向けし反逆者。ならば全員今この場で滅するべし!」
「……ああ、そうだろうな……」
「姉上や皆は他の二人を。しかし、……あの男……あの、タックという者は、この私、自らの手で討つ! 誰も手を出すな!」
「ほう……」
これまで、エクスタの行動を諫めようとしていたオルガスが、ついに剣を抜いて、タックたちと対峙することを決めた。
「……少しでも早く終わらせてやる……タッくん……いや、タック!」
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