276 / 290
第八章
第272話 借りを返す
しおりを挟む
サイクロプスの連中からしたら、たまったもんじゃないだろう。
正直、軍人人生至上最大級の無駄足だっただろう。
「ふざけるな! ラガイアを引き渡さんとはどういうことだ!」
顔面をジャックポットにボコボコにされながらも、ハッキリとした意識で怒号を上げる、ステロイ王子。
だが、その前に俺たちが立ちはだかった。
「なんや、ステロイはん、ワイに負けたんやから諦めや」
「ま……まけてはおらん! 負けてはおらん! うやむやになっただけであって、まだ私は負けてはいない! それに、それとこれとは話が別であろう!」
まあ、ヤンキーの喧嘩じゃねーんだから、死刑囚を連れていく連れていかないをド突き合いに委ねるのも確かにおかしな話。
だが、自分も兄であることから、サイクロプスたちの態度に我慢ならなかったジャックポット同様、俺もまたその隣に立っていた。
「俺もこいつには、借りがある」
「ぬっ!」
「身内のゴタゴタに力を貸してくれたしな」
死んだように俯き続けたこいつが、さっき俺の道を開けてくれるために立ち上がり、そして力を貸してくれた。
「そもそもだ! そもそも貴様はなんなんだ! 竜人族どころか……SS級賞金首のキシンに、死んだはずの四獅天亜人のカイザーまで居るではないか! なんなんだ、この組み合わせは! おまけに、エルジェラ皇女にプロポーズしたあげくに、コスモス姫のパッパとか、しかも何か喧嘩してこの惨状はどうだ!」
色々とあった挙句、結局スモーキーアイランドはゴミが全部ダンガムとなったために、ただの更地と小さな山があるだけの島となった。
そして、ヘドロの海には激しい戦闘でぶっ壊れている軍艦の数々。
怒るよな。そりゃ。
「パッパとマッマ~! パッパとマッマ~! パッパとマッマとコスモスッ~♪」
「あらあら、この子ったら……見てください、ヴェルト様~」
「お、おお……」
俺とエルジェラに挟まれて、何だか意味不明な歌を歌いながらハシャぐコスモス。
畜生、かわいい……
「かわいっ……ではなかったッ、は、話にならん! ウラ姫、この男はそなたの知り合いなのであろう! 何とか言ってもらえないか」
急に話を振られたウラだが、正直ウラ自身も困っている。
「う……む……おい、そこの男」
「なんだよ」
「もし、ラガイアを力ずくで連れて行くと言ったらどうする?」
「ん? そんときは、俺の後ろに居る、こわ~いお兄さんたちが黙ってねえ。まっ、俺も黙ってねえけどな」
コスモス取り押え隊として共に戦った、ジャックポット、キシン、カー君、そしてチーちゃんまで不敵な笑みで、体育座りしているラガイアの回りを固めていた。
おお、これだけで世界獲れそう。
「それが、ラブ・アンド・ピースならびに、マーカイ魔王国全土を敵に回すと理解しての行動か?」
「さーな。もう、色んな奴に喧嘩売りすぎて、いちいち誰が敵かなんてどうでもいいよ」
ウラはもう俺に怒るというよりも呆れたようにため息ついていた。
正直、ウラ自身これ以上どうにもならないことが分かっているからだ。
いや、そもそもウラだからこそ、分かることもある。
「混血がどうとか、種族がどうとか、友好だ条約だ、そういうディベートや争いは、政治家と軍人共で共有してりゃいい。俺には興味ねえ。でもな……ウラ……そういうもん、お互い良く知り合っちまえば、意外とどうでもよくなることぐらい、お前が一番分かってるんじゃねえのか? ハナビもカミさんも先生も、お前が魔族かどうだなんて、一度も気にしたこともねえだろ?」
「ッ! お、お前……そこまで……私を知っているのか?」
「ウラ。そんなお前なんだ。重要で責任ある役職に座ってるんだろうが、あんまつまんねーことを聞くんじゃねえよ」
知っているさ。なんなら、お前が十歳から十五歳までの間にも持っていたパンツとブラの柄を全部言えるぐらい知り尽くしているさ。
だが、俺の言葉には何かしら思うところがあったのか、ウラも少しだけ俯きながら考え、そして顔を上げた。
「ステロイ王子。どちらにせよ、我らの現存戦力ではどうしようもない」
「ぬっ、ぐぐ、ぬ、ぬう……」
「ある意味で、見逃してもらっているのは我々だとも理解するべきなのだろうな」
まっ、現実的にそうなるよな。さすがにそれはステロイも承知したのか、文句を言いたそうにしながらも、歯噛みしている。
「ステロイって言ったな。いいじゃねえか。どーせこいつは処刑される運命……焼却処分される運命だったのに、それをリサイクルして使おうって奴が現れたんだ。捨てたり処分したりするよりも、実に環境に優しいエコロジーだ」
「言ってる意味が全く分からん! 大体、その愚か者は存在するだけで害を与える! 呪われし忌み子など、百害あって一利なしだ! 大体、そいつが恨みを持ち、将来マーカイ魔王国に害を与えたらどうするつもりだ! どうやって責任取るつもりだ!」
「くははははは、ラガイアのやったことに、誰が責任を取るか? そんなもん決まってんだろうが」
俺はハシャいでるコスモスを持ち上げて、笑ってやった。
「子供をちゃんと育てなかった、親が責任を取るんだよ」
「な……ん……だと……?」
「魔族同士だろうが、人間との子供だろうと、……天空族との子供だろうと、責任は親が持つんだよ。特に成熟していないガキなら尚更な。覚えとけ」
だから、そこ! マッキーとかアルテアとか、「二年も放置してたくせに……」、「その責任放棄しようとしたくせに」、「男の責任取らないくせに」とかニヤニヤしながら言うんじゃねえよ。
「ふ、ざ、ふざけるな、な、なぜ父上がそんな奴の責任を持たねばならん」
「けっ、見境なくガキを作るからだ。責任も持てねえくせによ。……俺も、気を付けねーとな……見境なく作るのはな……」
その瞬間、なんかキラリと眼が光、なんかすごいあせった感じでアルーシャがコスモスを俺の手から奪い取った。
なんか、周りに聞かれちゃいけない会話でもしてるのか、ボソボソ何やら小声でコスモスに吹き込もうとしている。
「こ、コスモスちゃん」
「ん~?」
「その、あ、あなたは、その、は、……腹違いの姉妹や兄弟は欲しくないかしら? 欲しいでしょ?」
「コスモス……ねーねいるよ?」
「そうじゃなくて、その、妹と弟よ!」
「いもーと? おとーと?」
「ええ、いるとすっごい、楽しいわよ! そう、絶対に楽しいの。家族が増えるってね、それだけ素晴らしいことなのよ」
「お~~~」
「ね? だから、パッパにお願いしたほうがいいわよ。あっ、腹違いの……言ってみて? は・ら・ち・が・い」
何言ってるが分からないが、とにかく俺の防衛本能が騒いだ。
うん、本当に気をつけよう。
「とにかくだ、息子が家に帰ってきもらいてーなら、テメェらのパッパ自ら迎えに来て頭を下げろって言っておけ」
親だって間違えることぐらいある。そんときは、精一杯子供に謝罪するしかない。だが、それもできねーなら、もうそれまでだ。
「それすらできねえって言うなら……かかって来やがれ! 全員まとめて相手してやる!」
こいつは渡さねえと、俺たちはそう断言した。
後はもう早かった。
「ガリガ…………全員に知らせろ…………撤退だ…………」
「うっ、……し、しかし…………」
「父上たちには私から報告する。どちらにしろ、全滅するわけにもいかん…………これで、打ち止めだ…………」
渋りながらも、既に半壊しかけたマーカイ魔王国軍も、このメンツを今から相手にするのは不可能だと判断した。
兄貴としてはDQNでも、軍人としてのそこら辺の判断はそこまで愚かでもないようで、傷ついた軍艦引き連れてサイクロプスたちは早々に引き返していった。
まあ、次の会ったら、かなり睨まれるだろうし、多分今回の件で俺たちのことは世界に知られちまっただろうがな。
正直、軍人人生至上最大級の無駄足だっただろう。
「ふざけるな! ラガイアを引き渡さんとはどういうことだ!」
顔面をジャックポットにボコボコにされながらも、ハッキリとした意識で怒号を上げる、ステロイ王子。
だが、その前に俺たちが立ちはだかった。
「なんや、ステロイはん、ワイに負けたんやから諦めや」
「ま……まけてはおらん! 負けてはおらん! うやむやになっただけであって、まだ私は負けてはいない! それに、それとこれとは話が別であろう!」
まあ、ヤンキーの喧嘩じゃねーんだから、死刑囚を連れていく連れていかないをド突き合いに委ねるのも確かにおかしな話。
だが、自分も兄であることから、サイクロプスたちの態度に我慢ならなかったジャックポット同様、俺もまたその隣に立っていた。
「俺もこいつには、借りがある」
「ぬっ!」
「身内のゴタゴタに力を貸してくれたしな」
死んだように俯き続けたこいつが、さっき俺の道を開けてくれるために立ち上がり、そして力を貸してくれた。
「そもそもだ! そもそも貴様はなんなんだ! 竜人族どころか……SS級賞金首のキシンに、死んだはずの四獅天亜人のカイザーまで居るではないか! なんなんだ、この組み合わせは! おまけに、エルジェラ皇女にプロポーズしたあげくに、コスモス姫のパッパとか、しかも何か喧嘩してこの惨状はどうだ!」
色々とあった挙句、結局スモーキーアイランドはゴミが全部ダンガムとなったために、ただの更地と小さな山があるだけの島となった。
そして、ヘドロの海には激しい戦闘でぶっ壊れている軍艦の数々。
怒るよな。そりゃ。
「パッパとマッマ~! パッパとマッマ~! パッパとマッマとコスモスッ~♪」
「あらあら、この子ったら……見てください、ヴェルト様~」
「お、おお……」
俺とエルジェラに挟まれて、何だか意味不明な歌を歌いながらハシャぐコスモス。
畜生、かわいい……
「かわいっ……ではなかったッ、は、話にならん! ウラ姫、この男はそなたの知り合いなのであろう! 何とか言ってもらえないか」
急に話を振られたウラだが、正直ウラ自身も困っている。
「う……む……おい、そこの男」
「なんだよ」
「もし、ラガイアを力ずくで連れて行くと言ったらどうする?」
「ん? そんときは、俺の後ろに居る、こわ~いお兄さんたちが黙ってねえ。まっ、俺も黙ってねえけどな」
コスモス取り押え隊として共に戦った、ジャックポット、キシン、カー君、そしてチーちゃんまで不敵な笑みで、体育座りしているラガイアの回りを固めていた。
おお、これだけで世界獲れそう。
「それが、ラブ・アンド・ピースならびに、マーカイ魔王国全土を敵に回すと理解しての行動か?」
「さーな。もう、色んな奴に喧嘩売りすぎて、いちいち誰が敵かなんてどうでもいいよ」
ウラはもう俺に怒るというよりも呆れたようにため息ついていた。
正直、ウラ自身これ以上どうにもならないことが分かっているからだ。
いや、そもそもウラだからこそ、分かることもある。
「混血がどうとか、種族がどうとか、友好だ条約だ、そういうディベートや争いは、政治家と軍人共で共有してりゃいい。俺には興味ねえ。でもな……ウラ……そういうもん、お互い良く知り合っちまえば、意外とどうでもよくなることぐらい、お前が一番分かってるんじゃねえのか? ハナビもカミさんも先生も、お前が魔族かどうだなんて、一度も気にしたこともねえだろ?」
「ッ! お、お前……そこまで……私を知っているのか?」
「ウラ。そんなお前なんだ。重要で責任ある役職に座ってるんだろうが、あんまつまんねーことを聞くんじゃねえよ」
知っているさ。なんなら、お前が十歳から十五歳までの間にも持っていたパンツとブラの柄を全部言えるぐらい知り尽くしているさ。
だが、俺の言葉には何かしら思うところがあったのか、ウラも少しだけ俯きながら考え、そして顔を上げた。
「ステロイ王子。どちらにせよ、我らの現存戦力ではどうしようもない」
「ぬっ、ぐぐ、ぬ、ぬう……」
「ある意味で、見逃してもらっているのは我々だとも理解するべきなのだろうな」
まっ、現実的にそうなるよな。さすがにそれはステロイも承知したのか、文句を言いたそうにしながらも、歯噛みしている。
「ステロイって言ったな。いいじゃねえか。どーせこいつは処刑される運命……焼却処分される運命だったのに、それをリサイクルして使おうって奴が現れたんだ。捨てたり処分したりするよりも、実に環境に優しいエコロジーだ」
「言ってる意味が全く分からん! 大体、その愚か者は存在するだけで害を与える! 呪われし忌み子など、百害あって一利なしだ! 大体、そいつが恨みを持ち、将来マーカイ魔王国に害を与えたらどうするつもりだ! どうやって責任取るつもりだ!」
「くははははは、ラガイアのやったことに、誰が責任を取るか? そんなもん決まってんだろうが」
俺はハシャいでるコスモスを持ち上げて、笑ってやった。
「子供をちゃんと育てなかった、親が責任を取るんだよ」
「な……ん……だと……?」
「魔族同士だろうが、人間との子供だろうと、……天空族との子供だろうと、責任は親が持つんだよ。特に成熟していないガキなら尚更な。覚えとけ」
だから、そこ! マッキーとかアルテアとか、「二年も放置してたくせに……」、「その責任放棄しようとしたくせに」、「男の責任取らないくせに」とかニヤニヤしながら言うんじゃねえよ。
「ふ、ざ、ふざけるな、な、なぜ父上がそんな奴の責任を持たねばならん」
「けっ、見境なくガキを作るからだ。責任も持てねえくせによ。……俺も、気を付けねーとな……見境なく作るのはな……」
その瞬間、なんかキラリと眼が光、なんかすごいあせった感じでアルーシャがコスモスを俺の手から奪い取った。
なんか、周りに聞かれちゃいけない会話でもしてるのか、ボソボソ何やら小声でコスモスに吹き込もうとしている。
「こ、コスモスちゃん」
「ん~?」
「その、あ、あなたは、その、は、……腹違いの姉妹や兄弟は欲しくないかしら? 欲しいでしょ?」
「コスモス……ねーねいるよ?」
「そうじゃなくて、その、妹と弟よ!」
「いもーと? おとーと?」
「ええ、いるとすっごい、楽しいわよ! そう、絶対に楽しいの。家族が増えるってね、それだけ素晴らしいことなのよ」
「お~~~」
「ね? だから、パッパにお願いしたほうがいいわよ。あっ、腹違いの……言ってみて? は・ら・ち・が・い」
何言ってるが分からないが、とにかく俺の防衛本能が騒いだ。
うん、本当に気をつけよう。
「とにかくだ、息子が家に帰ってきもらいてーなら、テメェらのパッパ自ら迎えに来て頭を下げろって言っておけ」
親だって間違えることぐらいある。そんときは、精一杯子供に謝罪するしかない。だが、それもできねーなら、もうそれまでだ。
「それすらできねえって言うなら……かかって来やがれ! 全員まとめて相手してやる!」
こいつは渡さねえと、俺たちはそう断言した。
後はもう早かった。
「ガリガ…………全員に知らせろ…………撤退だ…………」
「うっ、……し、しかし…………」
「父上たちには私から報告する。どちらにしろ、全滅するわけにもいかん…………これで、打ち止めだ…………」
渋りながらも、既に半壊しかけたマーカイ魔王国軍も、このメンツを今から相手にするのは不可能だと判断した。
兄貴としてはDQNでも、軍人としてのそこら辺の判断はそこまで愚かでもないようで、傷ついた軍艦引き連れてサイクロプスたちは早々に引き返していった。
まあ、次の会ったら、かなり睨まれるだろうし、多分今回の件で俺たちのことは世界に知られちまっただろうがな。
0
お気に入りに追加
685
あなたにおすすめの小説
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話
カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます!
お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。
ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。
そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。
混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?
これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。
※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。
割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて!
♡つきの話は性描写ありです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です!
どんどん送ってください!
逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。
受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか)
作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる