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第七章
第246話 語る
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国王様の話は、あくまで「仮定」の話。
捕らえられていたドラが脱走したのは事実でも、そこからどうなったかなんて憶測に過ぎない。
あいつが魔族に捕まってる確証も証拠もない以上、俺に出来ることが何も思いつかねえ。
「あくまで可能性の話ではあるんだろうが、ドラについて、ウラたちはどう反応してんだ?」
「ウラ姫、クレラン、ムサシ、エルジェラ皇女、そしてファルガに関しては、カラクリドラゴンについては帝国側で管理するとだけ伝えてある。アレは神族に関する重要なキーであるため、しばらく人目を避ける必要があるとでも言いくるめてな」
「ほ~」
「だが、奴はその数ヵ月後に脱走した。ウラ姫たちの元へと帰った様子もないため、我らも協力して八方手を尽くして探したが、なにぶん相手はカラクリドラゴン。捕らえられればその付加価値は尋常ではないからな」
そうだったな。あいつは元々、闇では莫大な価値がある希少生物だ。
そりゃ見つければ、人間だけじゃねえ、魔族だろうと亜人だろうと目の色変えて追いかけるだろうな。
「しっかし、あのドラがね~。あいつは、あの話を理解できていたのか」
「だが、人類大陸には目撃情報がない。神族大陸内の人類が所有している領土にもな。あと、考えられるのは、我らが統括していない地、もしくは……」
「何者かに捕まったか……か」
まあ、俺の魔法であっさり捕まるような奴。
クレランから鼻水垂らして逃げ回るビビリ。多少の実力者なら捕まえられるかもしれねえな。
ったく、あの馬鹿は……でも……
「確かに、あいつが魔族に捕まってんなら助けに行く必要があるかもしれねえが、あくまで推測の話じゃ動けねえよ。それに、チンタラ寄り道している場合でもねえ。ドラについては、むしろウラたちに任せたほうが適任だろ?」
ウラなら魔族側からも情報を得られる。たとえ、情報封鎖されている未だに未知の国でも、元魔王の娘だ。
それこそ俺にはねえ裏のルートやらで何か分かるかもしれねえ。
なら、俺は?
「国王様。魔族が統一されようがされまいが、今、神族大陸で暴れてないってなら、それは俺にとっては好都合だ。今ならそれほど総力はねえだろ?」
「ヴェルト…………」
「俺は神族大陸に行く。止めねえで、黙って行かせてもらいてーんだが」
ドラ……それでももしお前のことがこれから何か分かったら、そん時は昔のよしみだ。
それに、お前には俺の当初の目的果たす意味でもいてもらわねーと困るから、そん時は助けてやるよ。
「そうか……もう、決めたんだな、お前は。昔、ウラ姫を引き取ろうとしたときと同じように、揺ぎ無い目をしている」
「っ、ひっぐ、おい、わ、私にこれだけの恥辱を味合わせて、ひにゃああん!」
――――スパーン!
「……おい、ヴェルト。受け答えの返事を少女のお尻を叩いた音でしないでくれ」
「昔っから、言うこときかねえ女が俺の周りには多くて困る。まあ、かわいいからいいんだけどな」
そこで、俺はようやく国王から離れ、そして最後にちょっとした復讐をすることにした。
「くはははは、なあ、国王様。もし俺が世界を征服したら、その暁にはこの国のお姫様でも献上してもらうから、そのつもりでいてくれよ」
「…………ぷっ、ははははははははははは! なるほど、それなら仕方ない。その時は大人しくしたがって、リボンでも付けて献上しよう」
その時、俺たちはようやく、近所の悪がきと幼馴染の親父さんに戻ったように笑っていた。
「ひっぐ、おい、もう、おわ、終わったのか? おわったなら、さっさと下ろせ、このゴミいいい、ひぎゅうう!」
「暫く椅子に座れなくなっても怒るなよな。尻を叩かれる文化はインスパイヤーされてくんだよ」
「やめ、おま、私の、私のお尻を! 殺す! 噛み殺す!」
「前世でミルコに習った、ドラムたたき、エイトビート!」
「ひゃはや、にゃ、らめ、や、うにゃ、らめらって、や、あん!」
「ロックンロール!」
「やじゃ、だ、わ、わかっ、たよ~、もう、いい子にするの、ぶたないで!」
ロックの神様が怒るような音楽への冒涜だが、ロックの魔王様が大爆笑してんだから問題ないだろう。
俺はリズムに合わせた尻ペンペンを旅立ちの鐘の音のように鳴らし続けた。
「もう、朝倉くん、いい加減にしなさい! 仮にも女の子のお尻を、こんな公衆の面前であらわにするなんて! それに、叩きながらも、お尻を何度も何度も触るなんて、そんなうらやま……って、そうじゃなくて、エッチにもほどがあるでしょ!」
「なはははは、いや~、笑わかせてもろた~、あのユズリハが猫みたいにまるまっとるやないか。こら、親父に教えてやったら、爆笑するにきまっとるわ」
「ぷっくく、ぬ、ふふ、あのユズリハ姫が……ヴェルト君、ある意味すごいゾウ」
「リューマ、ユーの奏でたビートは確かに届いた!」
「く~、こんなときにスマホがないのがパナイ悔しいね~。これでユズリハちゃんの弱点ゲットだったのに」
顔を真っ赤にして憤慨する綾瀬をよそに、爆笑する仲間たち、呆れて天を仰ぐ先生、なぜか正座でガタブルなムサシ。ん? ムサシどうしたんだ?
そして………
「はははははは、ずいぶんと素質のある若造じゃないか」
やけに機嫌よさそうな、ママ。
「なんで、あんたみたいのが、アルーシャ姫や、カイザーが従ってんのか分からないが、まあ、昔から人の尻を叩けるやつに悪い奴はいないって諺があるからね~」
ねえよ。と誰もが思ったが、ここはツッコまんでおこう。
だがその時、ママが一瞬で俺の懐に入り込み、両頬を掴んでグッと間近で俺の顔をのぞいて来た。
「ふふ、なるほどね~……なんだろうね……あんた、生意気そうな目をしてるわりには……性格も全然違うのに、どこか……私の初恋の男に似てる気がするよ」
その時、俺はとある昔話を思い出した。
このエルファーシア王国では、優秀な戦士や英雄が次々と輩出され、国中の若者たちがその英雄の座を目指した中で、一人だけ黙々と土まみれになって農家で働く青年が居た。
当時の若手英雄候補ナンバーワンであった女戦士がその青年が育てている麦畑を通りかかった時、さわやかな笑みで挨拶してきた青年にゾッコンになったと。
女は上流階級であり、常に社交界や外交の場で帝国貴族たちとの交流がある中、自分とは別世界に住む青年に魅了されたと。
しかし当時、既に青年には幼馴染で、一緒に育ち、既に深い関係で結ばれた恋人が居た。
そして、その恋人もまた素朴な田舎娘でありながら、可愛らしい微笑と、そして純粋な優しさがあり、魅了された多くの男たちに慕われていた。
その中には、女戦士と肩を並べるほどのエリート英雄、そして家柄も申し分のない、後の将軍とまで言われた男も居れば、なんとエルファーシア王国の王子も彼女に求婚したという話があった。
しかし、男と女の間には誰も入ることは出来ず、ほどなく二人は結婚。
だが、失恋のショックを受けた当事の王子は、しばらく引きこもった。そんな時、初恋の失恋に傷ついた女戦士は、ウジウジしていた王子に襲い掛かり、そのまま寝室に連れ込み、全てのモヤモヤを発散するかのように王子から色々なものを搾り取り、そして三日間二人は行方不明扱いされ、次に王子が人前に現れたときには、王子は枯れ枝のようにガリガリになり、対する女戦士はツヤツヤの肌で現れたそうだ。
そして、ファルガが誕生した。これがファルガの誕生秘話であり、つか、こんな話を聞かされたらファルガじゃなくてもグレて家出しそうな気がするわけだが。
しかし、かつて親父のことを少なからず想っていたママだ。たとえ俺のことを忘れても、面影や雰囲気から、何かを感じ取ったんだろうな。
俺に見せる笑顔が、何だか温かい気がした。
「思わずイジメたくなる」
やっ、それってどうなのか? って思うが、まあいいか。
「カイザー。そして、アルーシャ姫」
「なんだ? ファンレッドよ」
「あんたたち、こんなクソガキに感化されて、一体いまさら世界に出て何をしようってんだい?」
ママがカー君と綾瀬に振り返る。
かつての仇敵。そして現在の同胞。
あまりにも対極に位置するはずの二人が一緒に居ることだけはどうしても確認せざるを得ないママの問いかけに、二人は素直に答えることにした。
「もっとも難しい方法で世界を救うためだゾウ」
「私もまた、自分で考え、そして心に素直に従ったためにここに居ます」
聖王と聖騎士については語れない。しかしそれでも、今ここに自分が居るのは自分の意思だと告げた、
「ヴェルト……あんた、そう言ったね?」
「ああ」
その時、目つきが変わったママの手刀が俺の首筋に置かれていた。
「あんたが目指すものはなんだい? 拷問が得意の私には、虚偽は一切できないから、そのつもりで言葉を選ぶんだね」
そこだけは容赦ないという目つきだ。
虚偽でもしようもんなら、一生耐え切れねえ恥辱を味合わせるって言ってるような目だ。
まあ、そこは俺もぼかす気はねえ。
「この世を征服する男だ」
いい加減、この中二病的な野望にも、もう慣れた。
だから堂々と言ってやったが、ママは少しポカンとしながらも、何かを考えるように黙った。
捕らえられていたドラが脱走したのは事実でも、そこからどうなったかなんて憶測に過ぎない。
あいつが魔族に捕まってる確証も証拠もない以上、俺に出来ることが何も思いつかねえ。
「あくまで可能性の話ではあるんだろうが、ドラについて、ウラたちはどう反応してんだ?」
「ウラ姫、クレラン、ムサシ、エルジェラ皇女、そしてファルガに関しては、カラクリドラゴンについては帝国側で管理するとだけ伝えてある。アレは神族に関する重要なキーであるため、しばらく人目を避ける必要があるとでも言いくるめてな」
「ほ~」
「だが、奴はその数ヵ月後に脱走した。ウラ姫たちの元へと帰った様子もないため、我らも協力して八方手を尽くして探したが、なにぶん相手はカラクリドラゴン。捕らえられればその付加価値は尋常ではないからな」
そうだったな。あいつは元々、闇では莫大な価値がある希少生物だ。
そりゃ見つければ、人間だけじゃねえ、魔族だろうと亜人だろうと目の色変えて追いかけるだろうな。
「しっかし、あのドラがね~。あいつは、あの話を理解できていたのか」
「だが、人類大陸には目撃情報がない。神族大陸内の人類が所有している領土にもな。あと、考えられるのは、我らが統括していない地、もしくは……」
「何者かに捕まったか……か」
まあ、俺の魔法であっさり捕まるような奴。
クレランから鼻水垂らして逃げ回るビビリ。多少の実力者なら捕まえられるかもしれねえな。
ったく、あの馬鹿は……でも……
「確かに、あいつが魔族に捕まってんなら助けに行く必要があるかもしれねえが、あくまで推測の話じゃ動けねえよ。それに、チンタラ寄り道している場合でもねえ。ドラについては、むしろウラたちに任せたほうが適任だろ?」
ウラなら魔族側からも情報を得られる。たとえ、情報封鎖されている未だに未知の国でも、元魔王の娘だ。
それこそ俺にはねえ裏のルートやらで何か分かるかもしれねえ。
なら、俺は?
「国王様。魔族が統一されようがされまいが、今、神族大陸で暴れてないってなら、それは俺にとっては好都合だ。今ならそれほど総力はねえだろ?」
「ヴェルト…………」
「俺は神族大陸に行く。止めねえで、黙って行かせてもらいてーんだが」
ドラ……それでももしお前のことがこれから何か分かったら、そん時は昔のよしみだ。
それに、お前には俺の当初の目的果たす意味でもいてもらわねーと困るから、そん時は助けてやるよ。
「そうか……もう、決めたんだな、お前は。昔、ウラ姫を引き取ろうとしたときと同じように、揺ぎ無い目をしている」
「っ、ひっぐ、おい、わ、私にこれだけの恥辱を味合わせて、ひにゃああん!」
――――スパーン!
「……おい、ヴェルト。受け答えの返事を少女のお尻を叩いた音でしないでくれ」
「昔っから、言うこときかねえ女が俺の周りには多くて困る。まあ、かわいいからいいんだけどな」
そこで、俺はようやく国王から離れ、そして最後にちょっとした復讐をすることにした。
「くはははは、なあ、国王様。もし俺が世界を征服したら、その暁にはこの国のお姫様でも献上してもらうから、そのつもりでいてくれよ」
「…………ぷっ、ははははははははははは! なるほど、それなら仕方ない。その時は大人しくしたがって、リボンでも付けて献上しよう」
その時、俺たちはようやく、近所の悪がきと幼馴染の親父さんに戻ったように笑っていた。
「ひっぐ、おい、もう、おわ、終わったのか? おわったなら、さっさと下ろせ、このゴミいいい、ひぎゅうう!」
「暫く椅子に座れなくなっても怒るなよな。尻を叩かれる文化はインスパイヤーされてくんだよ」
「やめ、おま、私の、私のお尻を! 殺す! 噛み殺す!」
「前世でミルコに習った、ドラムたたき、エイトビート!」
「ひゃはや、にゃ、らめ、や、うにゃ、らめらって、や、あん!」
「ロックンロール!」
「やじゃ、だ、わ、わかっ、たよ~、もう、いい子にするの、ぶたないで!」
ロックの神様が怒るような音楽への冒涜だが、ロックの魔王様が大爆笑してんだから問題ないだろう。
俺はリズムに合わせた尻ペンペンを旅立ちの鐘の音のように鳴らし続けた。
「もう、朝倉くん、いい加減にしなさい! 仮にも女の子のお尻を、こんな公衆の面前であらわにするなんて! それに、叩きながらも、お尻を何度も何度も触るなんて、そんなうらやま……って、そうじゃなくて、エッチにもほどがあるでしょ!」
「なはははは、いや~、笑わかせてもろた~、あのユズリハが猫みたいにまるまっとるやないか。こら、親父に教えてやったら、爆笑するにきまっとるわ」
「ぷっくく、ぬ、ふふ、あのユズリハ姫が……ヴェルト君、ある意味すごいゾウ」
「リューマ、ユーの奏でたビートは確かに届いた!」
「く~、こんなときにスマホがないのがパナイ悔しいね~。これでユズリハちゃんの弱点ゲットだったのに」
顔を真っ赤にして憤慨する綾瀬をよそに、爆笑する仲間たち、呆れて天を仰ぐ先生、なぜか正座でガタブルなムサシ。ん? ムサシどうしたんだ?
そして………
「はははははは、ずいぶんと素質のある若造じゃないか」
やけに機嫌よさそうな、ママ。
「なんで、あんたみたいのが、アルーシャ姫や、カイザーが従ってんのか分からないが、まあ、昔から人の尻を叩けるやつに悪い奴はいないって諺があるからね~」
ねえよ。と誰もが思ったが、ここはツッコまんでおこう。
だがその時、ママが一瞬で俺の懐に入り込み、両頬を掴んでグッと間近で俺の顔をのぞいて来た。
「ふふ、なるほどね~……なんだろうね……あんた、生意気そうな目をしてるわりには……性格も全然違うのに、どこか……私の初恋の男に似てる気がするよ」
その時、俺はとある昔話を思い出した。
このエルファーシア王国では、優秀な戦士や英雄が次々と輩出され、国中の若者たちがその英雄の座を目指した中で、一人だけ黙々と土まみれになって農家で働く青年が居た。
当時の若手英雄候補ナンバーワンであった女戦士がその青年が育てている麦畑を通りかかった時、さわやかな笑みで挨拶してきた青年にゾッコンになったと。
女は上流階級であり、常に社交界や外交の場で帝国貴族たちとの交流がある中、自分とは別世界に住む青年に魅了されたと。
しかし当時、既に青年には幼馴染で、一緒に育ち、既に深い関係で結ばれた恋人が居た。
そして、その恋人もまた素朴な田舎娘でありながら、可愛らしい微笑と、そして純粋な優しさがあり、魅了された多くの男たちに慕われていた。
その中には、女戦士と肩を並べるほどのエリート英雄、そして家柄も申し分のない、後の将軍とまで言われた男も居れば、なんとエルファーシア王国の王子も彼女に求婚したという話があった。
しかし、男と女の間には誰も入ることは出来ず、ほどなく二人は結婚。
だが、失恋のショックを受けた当事の王子は、しばらく引きこもった。そんな時、初恋の失恋に傷ついた女戦士は、ウジウジしていた王子に襲い掛かり、そのまま寝室に連れ込み、全てのモヤモヤを発散するかのように王子から色々なものを搾り取り、そして三日間二人は行方不明扱いされ、次に王子が人前に現れたときには、王子は枯れ枝のようにガリガリになり、対する女戦士はツヤツヤの肌で現れたそうだ。
そして、ファルガが誕生した。これがファルガの誕生秘話であり、つか、こんな話を聞かされたらファルガじゃなくてもグレて家出しそうな気がするわけだが。
しかし、かつて親父のことを少なからず想っていたママだ。たとえ俺のことを忘れても、面影や雰囲気から、何かを感じ取ったんだろうな。
俺に見せる笑顔が、何だか温かい気がした。
「思わずイジメたくなる」
やっ、それってどうなのか? って思うが、まあいいか。
「カイザー。そして、アルーシャ姫」
「なんだ? ファンレッドよ」
「あんたたち、こんなクソガキに感化されて、一体いまさら世界に出て何をしようってんだい?」
ママがカー君と綾瀬に振り返る。
かつての仇敵。そして現在の同胞。
あまりにも対極に位置するはずの二人が一緒に居ることだけはどうしても確認せざるを得ないママの問いかけに、二人は素直に答えることにした。
「もっとも難しい方法で世界を救うためだゾウ」
「私もまた、自分で考え、そして心に素直に従ったためにここに居ます」
聖王と聖騎士については語れない。しかしそれでも、今ここに自分が居るのは自分の意思だと告げた、
「ヴェルト……あんた、そう言ったね?」
「ああ」
その時、目つきが変わったママの手刀が俺の首筋に置かれていた。
「あんたが目指すものはなんだい? 拷問が得意の私には、虚偽は一切できないから、そのつもりで言葉を選ぶんだね」
そこだけは容赦ないという目つきだ。
虚偽でもしようもんなら、一生耐え切れねえ恥辱を味合わせるって言ってるような目だ。
まあ、そこは俺もぼかす気はねえ。
「この世を征服する男だ」
いい加減、この中二病的な野望にも、もう慣れた。
だから堂々と言ってやったが、ママは少しポカンとしながらも、何かを考えるように黙った。
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