異世界!王道!!

まぁ

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おわり

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 このままではいつも通りだ。
 想いが通じ合って以降、ほぼ毎晩のように抱かれる。ここ最近は最後まで記憶があるかどうかわからないくらいだ。それだけでなく、体力がもたない。運動しなくてはいけないなと実感する。
 どうにか流れを変えたかったが、星永さんのスイッチが入ったみたいで無理だった。
「私は今主が欲しい」
「えっと……」
「嫌か?」
「嫌ではないです。でもお手柔らかに……」
「善処しよう」
 長い夜はまだまだ明けない。けれどこんな日々がいつまでも続けばいいと思った。


 変わらぬ日々、変わらぬ日常、いつの日かまた御使いが現れたとしても、そこには何かしらの幸せがあればいいなと思い、そして願った。

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