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三章
おいでませ!アルディオスの森へ!!マルゴレッタちゃんとルカちゃん編1
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「えへへ、なんやかんやと色々ありまして、攫ってきたっす~~」
「えへへ、攫われちゃったでち~~」
仲良く抱き合いながら、はにかむマルゴレッタとキキ。
ドグラは、そんな二人の仕草に、目を点にし、大口を開けたまま固まっていた。
まるで、狐につままれるような気分。
震える指先で幼女を指差し、なんとか声を振り絞る。
「ど、どういう事じゃ、キキ。何故、人形狂いがここにおる……。いや……いや、違うな。顔はそっくりじゃが、明らかに雰囲気や纏っととる魔力の質が変わっとる……。この幼子は一体……」
頭を振りながら、まるで理解が追いつかない。そんな表情を浮かべるドグラの元に、とてとてと無遠慮に近付く幼女。
「初めましてでち! わたち、マルゴレッタ六歳でち! マルゴレッタ救援隊隊長やらせて貰ってますでちっ!!」
ビシッと額に手を当て敬礼をとる幼女の愛らしい姿に、思わず目尻を下げ表情を蕩けさせるラムザ。
「ほっほ~。きちんと挨拶が出来て、偉い子じゃの~。わしは、ラムザ。しがないただのじじいじゃよ~。よろしくの~」
「きししし。だらしない顔っすね~。マルゴレッタちゃんにかかれば、"剣鬼ラムザ"も形無しっす」
「や、やかましい!」
ニヤニヤと悪戯っぽい笑みを向ける仲間の姿に、ラムザは顔を真っ赤に染めてがなり付けた。
「年寄りを冷やかすもんじゃないわい。……で、本当のところ、この幼子は一体何者なんじゃ?」
「彼女は、アルディオスのご令嬢っす。そんで、神の御子様、天使様っす」
「…………ふぅ、年は取りたくないもんじゃ。耳が遠くなっていかん。で、この幼子はーー」
「いやいや、聞こえない振りしてもダメっすよ」
洞窟内で、なんともいえない微妙な間が、二人のあいだに漂う。
「……マジか?」
「マジっす。マルゴレッタちゃん、さっき話した通り、この爺さまの腕と、そこに寝ている子を治して貰っていいっすか?」
「あば~。お爺ちゃんと、そこで苦しそうにしている子でちね? 了解でち!」
マルゴレッタは両の手を組み、体内の魔力を練り上げ、祈りを捧げる。
洞窟の入り口から、強烈な虹色の光が漏れ出し、瞬く間にその光が収束した。
「……まさに神の御技じゃぁ」
動くようになった左腕と奇跡の体現者を交互に見やるラムザ。そして、ルカの状態を確認するキキは、安らかな吐息を吐く少年の姿に感謝と感嘆の言葉をこぼした。
「……やっぱ、すげぇっす。ルカっちの体調も良くなってるし、消失したはずの目玉も綺麗に元通りっす。マルゴレッタちゃん、本当にありがとうなんっすよ」
「えへへ、わたちは当然の事をしたまででちよ~」
そう言いながら、マルゴレッタは、ルカの顔をまじまじと覗き込んでいた。
この洞窟に入った瞬間から、彼の事が気になって仕方なかったのだ。
「ん~? マルゴレッタちゃん、ルカっちの顔なんかじっと見てどうしたんすっか?」
「あば~。この子、ルカちゃんって言うんでちか? わたち、なんだかルカちゃんの事が気になって、胸がドキドキというかモヤモヤっとするんでちよね~」
まるで言葉では言い表せない、ルカに対して何か惹きつけられるような感覚をマルゴレッタは感じていた。
「あら~~。マルゴレッタちゃんは、おませさんっすね。ルカっちにホの字っすか? 確かにみてくれだけは一級品っすからね~」
「わたちがルカちゃんに、ホの字でちか? そんな事有り得ないでちよ~」
キキの冷やかしに、マルゴレッタはぺたぺたと無造作にルカの体を触りだし、最後に股間の方へと手を触れた。
感触がない事に、幼女は満足するようにウンウンと頷く。
「あば~。やっぱりルカちゃんは女の子でち。わたち、女の子には興味ないでちよ~?」
マルゴレッタの感じた見立て通り、ルカは男の子ではなく、女の子であった。
「……なんと大胆な確認の仕方っすか。てか、良く気付いたっすね~。ルカっちって男の子みたいな顔立ちをしてるっすから、見た目だけでバレた事なんて殆ど無いんっすけどねぇ」
「ふふ~ん。女の勘でち」
何故か、出来る大人な女の雰囲気を醸し出す幼女。
そんな背伸びをしたマルゴレッタの姿に、キキは苦笑いを浮かべた。
「……うぅ……こ、ここは、どこ?」
「お! ルカっち、お目覚めっすか?」
むくりと上体を起こし、寝起きの様な表情を見せるルカの目の前に差し伸べられる手。
寝ぼけ眼で、キキの手だと視認すると、その手を掴んだ。そのまま、体を引っ張り上げられキキの体に、その身を預けるルカ。
「キキ……。僕、凄く酷い夢をみたよ。バケモノじみた女が、バーゼル兵の人達を皆殺しにして、ドグラも殺してしまうんだ……。それで、僕の両目も…………あれ?」
「ルカっち、気付いたっすか? それは夢じゃないっす。現実に起きた事っすよ」
「そ、そうだよ! あれは夢なんかじゃない!! で、でもおかしいよ……。僕は、あの時、両目を奪われた筈なのに、目が見える……。キキが見えるよ! 一体、どういう事なの?」
「感謝せいよルカ。お前さんの目を癒してくれたのは、ここにおる神の御子様のおかげじゃ」
キキに抱きついたまま、少し視界をずらすと、すぐ側で笑顔を湛えたマルゴレッタの姿があった。
瞬間、 ルカは全身の血が沸騰する様な怒りと、心の奥底から湧き出る殺意の衝動のまま、マルゴレッタに襲いかかろうとした。
だが、その寸前でキキとラムザに取り押さえられ、その行動は阻止される。
「キキ、離してっ! ドグラを殺したそいつを殺せない!!」
「だっーーーーっ!! 落ち着くっす! 信じられないかもしれないっすけど、あの子は、人形狂いなんかじゃないっすよ!! ルカっちの目を治してくれた正真正銘、神の御子様なんっすよ!!」
「キキ、お前のさんの悪い癖じゃ! 少し冷静に物事を判断せい!!」
「五月蝿いっっ!!!」
怒りのまま暴れ、押さえ込む仲間達を振り払おうとするルカ。
憎しみに塗れた表情を見せる、その幼い少女の姿は、マルゴレッタの心に深いキズを負わせた。
ふるふると体を震わせ、絞るように言葉を紡ぐ幼女。
「ルカちゃん、わたちの家族のせいで、酷い目に合わせてごめんなさいでち……。わたちが出来る償いなら、なんでもーー」
「「……あ」」
力任せに振り解かれる右腕。
ルカの拳が、マルゴレッタの顔面に直撃した。
「返せ……。僕の仲間を……ドグラの命を返せっっ!!!」
少女の悲痛な叫びと震える右腕。
拳からつたう赤い血が、ぽたり、ぽたりと地面に溢れ落ちたーー
「えへへ、攫われちゃったでち~~」
仲良く抱き合いながら、はにかむマルゴレッタとキキ。
ドグラは、そんな二人の仕草に、目を点にし、大口を開けたまま固まっていた。
まるで、狐につままれるような気分。
震える指先で幼女を指差し、なんとか声を振り絞る。
「ど、どういう事じゃ、キキ。何故、人形狂いがここにおる……。いや……いや、違うな。顔はそっくりじゃが、明らかに雰囲気や纏っととる魔力の質が変わっとる……。この幼子は一体……」
頭を振りながら、まるで理解が追いつかない。そんな表情を浮かべるドグラの元に、とてとてと無遠慮に近付く幼女。
「初めましてでち! わたち、マルゴレッタ六歳でち! マルゴレッタ救援隊隊長やらせて貰ってますでちっ!!」
ビシッと額に手を当て敬礼をとる幼女の愛らしい姿に、思わず目尻を下げ表情を蕩けさせるラムザ。
「ほっほ~。きちんと挨拶が出来て、偉い子じゃの~。わしは、ラムザ。しがないただのじじいじゃよ~。よろしくの~」
「きししし。だらしない顔っすね~。マルゴレッタちゃんにかかれば、"剣鬼ラムザ"も形無しっす」
「や、やかましい!」
ニヤニヤと悪戯っぽい笑みを向ける仲間の姿に、ラムザは顔を真っ赤に染めてがなり付けた。
「年寄りを冷やかすもんじゃないわい。……で、本当のところ、この幼子は一体何者なんじゃ?」
「彼女は、アルディオスのご令嬢っす。そんで、神の御子様、天使様っす」
「…………ふぅ、年は取りたくないもんじゃ。耳が遠くなっていかん。で、この幼子はーー」
「いやいや、聞こえない振りしてもダメっすよ」
洞窟内で、なんともいえない微妙な間が、二人のあいだに漂う。
「……マジか?」
「マジっす。マルゴレッタちゃん、さっき話した通り、この爺さまの腕と、そこに寝ている子を治して貰っていいっすか?」
「あば~。お爺ちゃんと、そこで苦しそうにしている子でちね? 了解でち!」
マルゴレッタは両の手を組み、体内の魔力を練り上げ、祈りを捧げる。
洞窟の入り口から、強烈な虹色の光が漏れ出し、瞬く間にその光が収束した。
「……まさに神の御技じゃぁ」
動くようになった左腕と奇跡の体現者を交互に見やるラムザ。そして、ルカの状態を確認するキキは、安らかな吐息を吐く少年の姿に感謝と感嘆の言葉をこぼした。
「……やっぱ、すげぇっす。ルカっちの体調も良くなってるし、消失したはずの目玉も綺麗に元通りっす。マルゴレッタちゃん、本当にありがとうなんっすよ」
「えへへ、わたちは当然の事をしたまででちよ~」
そう言いながら、マルゴレッタは、ルカの顔をまじまじと覗き込んでいた。
この洞窟に入った瞬間から、彼の事が気になって仕方なかったのだ。
「ん~? マルゴレッタちゃん、ルカっちの顔なんかじっと見てどうしたんすっか?」
「あば~。この子、ルカちゃんって言うんでちか? わたち、なんだかルカちゃんの事が気になって、胸がドキドキというかモヤモヤっとするんでちよね~」
まるで言葉では言い表せない、ルカに対して何か惹きつけられるような感覚をマルゴレッタは感じていた。
「あら~~。マルゴレッタちゃんは、おませさんっすね。ルカっちにホの字っすか? 確かにみてくれだけは一級品っすからね~」
「わたちがルカちゃんに、ホの字でちか? そんな事有り得ないでちよ~」
キキの冷やかしに、マルゴレッタはぺたぺたと無造作にルカの体を触りだし、最後に股間の方へと手を触れた。
感触がない事に、幼女は満足するようにウンウンと頷く。
「あば~。やっぱりルカちゃんは女の子でち。わたち、女の子には興味ないでちよ~?」
マルゴレッタの感じた見立て通り、ルカは男の子ではなく、女の子であった。
「……なんと大胆な確認の仕方っすか。てか、良く気付いたっすね~。ルカっちって男の子みたいな顔立ちをしてるっすから、見た目だけでバレた事なんて殆ど無いんっすけどねぇ」
「ふふ~ん。女の勘でち」
何故か、出来る大人な女の雰囲気を醸し出す幼女。
そんな背伸びをしたマルゴレッタの姿に、キキは苦笑いを浮かべた。
「……うぅ……こ、ここは、どこ?」
「お! ルカっち、お目覚めっすか?」
むくりと上体を起こし、寝起きの様な表情を見せるルカの目の前に差し伸べられる手。
寝ぼけ眼で、キキの手だと視認すると、その手を掴んだ。そのまま、体を引っ張り上げられキキの体に、その身を預けるルカ。
「キキ……。僕、凄く酷い夢をみたよ。バケモノじみた女が、バーゼル兵の人達を皆殺しにして、ドグラも殺してしまうんだ……。それで、僕の両目も…………あれ?」
「ルカっち、気付いたっすか? それは夢じゃないっす。現実に起きた事っすよ」
「そ、そうだよ! あれは夢なんかじゃない!! で、でもおかしいよ……。僕は、あの時、両目を奪われた筈なのに、目が見える……。キキが見えるよ! 一体、どういう事なの?」
「感謝せいよルカ。お前さんの目を癒してくれたのは、ここにおる神の御子様のおかげじゃ」
キキに抱きついたまま、少し視界をずらすと、すぐ側で笑顔を湛えたマルゴレッタの姿があった。
瞬間、 ルカは全身の血が沸騰する様な怒りと、心の奥底から湧き出る殺意の衝動のまま、マルゴレッタに襲いかかろうとした。
だが、その寸前でキキとラムザに取り押さえられ、その行動は阻止される。
「キキ、離してっ! ドグラを殺したそいつを殺せない!!」
「だっーーーーっ!! 落ち着くっす! 信じられないかもしれないっすけど、あの子は、人形狂いなんかじゃないっすよ!! ルカっちの目を治してくれた正真正銘、神の御子様なんっすよ!!」
「キキ、お前のさんの悪い癖じゃ! 少し冷静に物事を判断せい!!」
「五月蝿いっっ!!!」
怒りのまま暴れ、押さえ込む仲間達を振り払おうとするルカ。
憎しみに塗れた表情を見せる、その幼い少女の姿は、マルゴレッタの心に深いキズを負わせた。
ふるふると体を震わせ、絞るように言葉を紡ぐ幼女。
「ルカちゃん、わたちの家族のせいで、酷い目に合わせてごめんなさいでち……。わたちが出来る償いなら、なんでもーー」
「「……あ」」
力任せに振り解かれる右腕。
ルカの拳が、マルゴレッタの顔面に直撃した。
「返せ……。僕の仲間を……ドグラの命を返せっっ!!!」
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