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足りなさその41、 そんな、オレの心の中の強い願いがまるで聞こえたかのように、

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「うっああっ♡♡♡ あっ、頼人っ♡♡ 頼人のちんこに俺のちんこが擦れて、うっくああっ♡♡♡」
「…ん、ふ……♡♡♡」





眠る間にやまっちに襲われるようになってある意味で切りの良い、合計すると10回目――…まぁ、オレにとっては実質9回目な感じだけれどもね…――の本日、土曜日。



数字が2桁に乗った今日、やまっちは一体どんな大胆なコトをしてくるのかと思ったら、


「――ん、ちゅっ…♡ はぁ、ふ…頼人♡♡ ちゅく、ちゅっちゅぅ…♡♡♡」
「ん…ぁ…♡♡♡」


いつもの通り、まずは首筋をはじめ身体の至るところにちゅっちゅとキスを送り、次にはオレのおっぱいと敏感乳首をとても童貞とは思えないテクでちゅぱちゅぱちゅるちゅると執拗に責め立て、そして。



「……くあぁっ♡♡ ああっ♡♡♡」
「っ!!?」
「うぐっ、あっイイっ、イイよ頼人っ♡♡ っ、頼人のちんこが俺のちんこと重なって、ああっ♡♡♡」
「……ふ、ぁ♡♡♡」



――ずりゅんっ♡♡♡

やまっちは何故だか2回目――と、おそらく最初の1回目の時にもしたであろう――彼の勃起したおちんぽとオレの勃起したおちんぽを擦り合わせる、所謂兜合わせを行いだしたのであった。



ええっ、ここでまたおちんぽ同士を擦り合わせるヤツに戻るのっ!!? なんでっ…もっとすごい激しくで大胆なえっちな仕掛けしてくるんじゃないの…!!?



素股、尻コキ、それから……と回数を重ねる事にどんどんと遠慮のなくなっていった眠るオレの身体を使った激しいオナニー。

だから10回目の今日こそ『も、もしかしてオレのお尻に…おまんこにとうとうやまっちのおちんぽがっ…♡♡♡』
なんて期待に胸を膨らませていたというのに……まさかの振り出しに戻るとか…っ、そんな。



と、一瞬かなり大きめのショックを受けたオレだったけど。



「うあぁっ、くぅっ♡♡」
「んぁっ…♡♡」
「は、はぁ頼人ぉ…♡♡ 頼人気持ちいっ…気持ちいいよ頼人ぉ…♡♡♡ んっ、く、頼人も…気持ちよくなってくれてるのかっ…? 最初の時よりも、勃つの早くなってきたものなっ…うぐぅっ♡♡♡」
「……っ♡♡♡」



目を瞑って見えないはずのやまっちの表情が想像できるくらいの、気持ちいいっ…という彼の感じ入った声に、オレはすぐにきゅんきゅんとした胸の高鳴りと、自分のおちんぽに伝わるやまっちからの刺激に気持ちよさのボルテージをあげていく。


というか――


そもそもこのおちんぽ同士を擦り合わせるのだって、充分に大胆なコト……っ、なんだよね。



「うっああっ♡♡♡ あっ、頼人っ♡♡ 頼人のちんこに俺のちんこが擦れて、うっくああっ♡♡♡」
「…ん、ふ……♡♡♡」



この数週間、色んなえっちなコトをされ続けてきたせいでなんだか麻痺しちゃってたけれども……そうだよ、思えば最初からいつだってすぐにそのままおちんぽとおまんこを繋げられちゃっても不思議じゃない、前戯的な行為をオレとやまっちはずっとしていたんだ。



っ、ねぇだからさ、やまっち。
ほんとのほんとに、オレはいつだって準備万端なんだよ?
そのまま擦り合わせてるおちんぽをほんのちょっと下にずらすだけ……それだけで、その瞬間にオレはやっとやまっちの姿を見ることができて、オレたちが本当の意味で幸せに結ばれちゃうかもしれないんだよ……?



そんな、オレの心の中の強い願いがまるで聞こえたかのように、



「っ、は、はぁ……もしかしたら、俺はあの日からお前のことっ……」
「……っ…」
「ふっ、ぐっ♡♡ はぁ、頼人…頼人ぉ気持ちいっ、から♡♡ うぁっ、頼人の身体が、頼人の全部がかわいくてっ…えっちでたまんないよっ♡♡♡ あっ、ああっ♡♡♡」
「……ん、はぁ…♡♡」
「っ、頼人っ♡♡ 俺っお前とっ…頼人とひとつになりたいっ、頼人と本物のセックスしたいよぉっ♡♡♡」
「……っ、♡♡♡」



やまっちは、オレと『本物のセックスがしたい』と、オレとまったく同じ気持ちを切なげに叫び。



「くっ、うぁ♡♡ ふ、は……ごめん好きっ、好きなんだ頼人っ…好きだっ、好きだからっ…うっイクっ、イクイクっ…くあああっ♡♡♡」
「…ふぁ、あっ…♡♡♡」
「っ、ふ……♡♡♡」



びゅくびゅく、びゅうっ、


いつもはオレの上半身に向かってかけるはずのいっぱいの精液を、まるでナカに射精するみたいにオレのアナルに――ずっとずっとやまっちに犯してほしいと願っているオレのおまんこに向けて、思いっきり解き放ったのだった。



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