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g, (#1、終)

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敦矢は自分の大好きな春風堂(はるかぜどう)の春風生シュークリームよりももっと甘くておいしいレンのおっぱいを、味わうように口の中でしっかりじっくりと堪能し、そんな敦矢の頭を強く掻き抱きながら、レンは絶え間なく喜びの喘ぎ声を漏らし身体を熱くさせていく。


やわやわと内から外、外から内に向けて胸をまわすように揉みしだき、空いた指先で赤く色づきピンっと張った乳首をぐりぐり、イジイジ、くにゅくにゅと摘んで、それから口の中の舌を使い、じゅぷじゅぷにゅぷにゅぷとたっぷり丹念に舐るのも忘れずに。


「ひぁぁん♡♡ あっあああっ、そこいいのぉ♡♡ レロレロ舌すごいのぉ…ああっ、あっくん♡♡ あっくぅん…♡♡」
「ちゅぶっ、ちゅぱっ♡♡ はっ、はぁうめぇ…♡♡ 敏感乳首最高っ、おっぱいもぷにゅぷにゅでたまんねぇ♡♡♡ レンの肌自体ももちもちで、レロぉ♡ マジずっと舐めてたい…♡♡♡」
「はぅぅああっ♡♡ んんっ、あっ、あっくんの舌でおっぱい全部舐められてるのぉ♡♡ ひあぁ気持ちっ、それ気持ちいいよぅ♡ ああんっ♡♡」

ちゅっちゅちゅぱちゅぱ、じゅぽんっ、レロレロじゅるるるるる♡♡♡


いっそしつこいくらいにどこもかしこも舐め、しゃぶり、摘まみ、転がし、
揉む手を休めない敦矢はまさに『おっぱい大好き星人』の名に相応しい夢中ぶりであり。
自身のずっとコンプレックスであった胸に対し、こんなに雄の本能を全開にし責めたてててくれている敦矢の存在に、

「っ……♡♡♡」

レンはとろんと瞳をとろけさせ、彼をそっとジッと見つめるのだった。

そんな熱い視線にふと気づいた敦矢が「…?」むしゃぶりついていた胸から口を離し、顔をあげると。


「レ……っ!! おま、お前さぁ……」
「えっ、あっ、なにっどうしたのあっくん…?」
「いやそれ………っだああぁ~!! レンっ!!」
「へっ…」

――ちゅっ、

「――…え…?」


あまりにも自分を好きだと、大好きなんだと言わんばかりの愛おしげな潤んだ表情をこちらに向けていたレンに、何だかどうしようもないくらいたまらなくなってしまい。
気づけば敦矢は、目の前のレンの唇にキスをおくっていたのである。


「……え、あっくん、いま…」
「…ちゅう、させていただきましたけど…?」
「ちゅう…ちゅう、って………えっ!!?」
「! …ふはっ、ちょっ、レン反応遅すぎだろっ!」
「だだだだだって、あああああっくんからきききっキス…されるなんて、思ってもみなくて…」
「っ、だってよぅ……レンがあまりにもかわいすぎるから、なんかもう好きだっ! って思って、気づいたらつい…」
「かわっ…好きって……っ」
「っそ、そんなうろたえるなよっ、いいだろっ俺ら恋人同士なんだしっ!!」
「!? こ、恋びっ…」
「……あっ、いやでも待てよ。恋人同士だからって、勝手にちゅうとかすんのはやっぱよくないんか…? えっ!? そうだとしたらっ俺すげぇヤベぇ奴じゃんかよっどーしよっ!!?」
「!! ――…ふ、ふふっ」


敦矢からの突然のキスに何が起こったのかわからず、動揺してしまうレンであったが、勝手にキスしてしまったことについて今度は敦矢が焦りだし動揺するその姿に、何だか、また愛しさがこみあげてきて。
だから、


「…あ~っくん♡ こっち向いて?」
「どうしよ…って、えっ…」

――ちゅっ♡

「……れ、レン、今…」
「えへへっ、今度はおれからキス、しちゃいました…♡ 恋人同士だもん…いいよね、あっくん♡♡」
「!! ……っ、あーもう…何ソレ…マジ最高すぎんだろ…くそっ♡♡」
「ふふっ♡ …ちなみなんだけどね、あっくん」
「んぁ?」
「さっきのちゅうが、おれの初めてのキス…なんだぁ」
「っ、……それ言うなら、俺もさっきのが初めてのキス…だぞ…」
「…ほんと? えへへ、あっくんの初めてのちゅうの相手になれて、おれすっごく嬉しいよ♡」
「そっそんなん、俺だってめちゃくちゃ嬉しいしっ!!」
「そっか、やったぁ…♡♡ ね、じゃあ…」
「えっ…」


今度はレンのほうから、敦矢の唇に優しいキスをおくり。


「――おっぱいとちゅうの初めてだけじゃなく…おれのココのハジメテも、よかったら一緒にもらってくれませんか? おれの大好きな恋人さん♡」
「――…ほんとさぁ…俺の恋人、色んな意味で最強すぎっしょ♡♡ っ、もちろんレンのハジメテは全部俺のものだかんなっ、覚悟しろよっレン♡♡♡」
「うんっ♡ おれのぜ~んぶおいしく召し上がれ、あっくん♡♡♡」


頬を赤らめつつ自身の後ろの秘部へと指をそっと這わせ、今までで最上級のお誘いの言葉を敦矢へと投げかけ。
敦矢もまた、そんなレンの姿に全身を逆立てながら喉を強く鳴らし、舌なめずりと共に甘く極上な柔らかいデザートに思い切り齧りつくようにして、ベッドに深く沈んでいったのだった。



こうして、おっぱい大好き星人の九重敦矢とおっぱいにずっとコンプレックスをもっていた小笠原レン、親友同士であった二人は、何のお導きか互いの共通点の『おっぱい』によって、紆余曲折の末。


お互いのハジメテを捧げ合う素敵な『恋人同士』の関係へと、
本日めでたく、その変貌を遂げることとなったようである。



「……ね、あっくん…もう、おれ以外の人のおっぱいに目移りしちゃったり、しない…?」
「! …んなのっするわけねぇっつの! ――だって、こんなに俺にピッタリすぎる世界で一番の最高なおっぱいに出逢っちゃたんだからよ、もう他のおっぱいなんてぜ~ったい無理だわっ♡♡」


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