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実況その??、もうちょっと、あと少しだけ先の話。(終)
しおりを挟むそうして、「いつか絶対本物の未里さんとセックスしてよぉぉっ!!」なんて叫びながらも、間違って冷水が勢いよく出ているシャワーを浴びてしまい、あわや風邪をひきそうになっているなんともおマヌケな俺
――の、まったくあずかり知らぬところ、で。
トタトタトタトタ……ガチャガチャンっ、パタン……、
「―――…よし、十一時四十八分。よるくんはいつも通り無事にお風呂に向かった…っと。それにしても……はあぁんっ、今日もよるくんに未里って名前呼び捨てにしてもらっちゃったぁ♡♡♡ あと未里ママとも言ってたなぁか~わいいっ、も~オレのあるはずのない母性が今きゅんきゅん状態だよよるくぅん♡♡ ……っ、しかもいっぱいいっぱいオレを想って射精してくれて、中出しだって……んぅオレもぉ、オレもよるくんのこと大好きで愛してるよぉ…♡♡♡ はふぅ、オレもよるくんの立派なガチガチ勃起おちんぽで本気孕ませ種付けたっぷりしてほしいっ、ズコズコパンパン高速腰振りピストンでぐちゅぐちゅおまんこ犯してほしいのぉ♡♡ んぁっ…はぁ考えてたら、さっきまでのよるくんのスケベすぎるオナニー実況思い出して、またオレおまんこ疼いてきちゃったぁ♡♡ ふふっ、お風呂に入りながらもう一回おまんこイジイジしちゃおっと♡♡♡ よるくんのお風呂タイムは大体いつも三十分くらいだから、よぉしオレも早く急がないとだぁ~レッツゴ~~♡♡♡」
えろえろすぎる大声オナニー実況を終え、約一時間も前に自室のお風呂場へ向かったと思われていた未里さんが、実際はお風呂になどこれっぽっち一ミリも入ってなんかおらず。
出て行くフリをしてまるで忍者かのように部屋のベッドの上に再び舞い戻って、俺の未里さんを想ってのバカデカ声の童貞力マックスオナニーを、薄壁に耳をあててしっかりちゃっかり聞いてたこと。
『…――んあぁぁイクイクイクぅぅおまんこイっちゃうぅぅぅ♡♡♡ おちんぽズコズコパンパンででまたイクぅぅっ、本気孕ませ種付け中出しでオレ妊娠しちゃうのぉぉぉあ゛っん゛んんんんっおまんこイっクぅぅぅぅっ♡♡♡♡』
そもそもが、今から二ヶ月前に俺が未里さんに出逢い初めての恋に落ちたあの瞬間とほぼほぼ同時に、未里さんも俺に恋に落ちていたことを、
当日の午後十一時すぎに俺が聞いてしまったあのえろえろすぎる大声オナニー実況自体が、
『誰か』とじゃなくて『俺』とセックスしているていで行っていたのだということ、を。
そんな濃厚えろラブストーリーが同軸別視点で展開されていた、その事実に。
「――はっはっ、はあぁぁっくしょいっっっ!!!! …っうぅ本格的にヤバくなってきたかな俺、ずびびぃ……」
俺自身がどうにか気づくことになるのは、もうちょっと、あと少しだけ先の話。
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